JP3061383U - 瓜類の種取装置 - Google Patents

瓜類の種取装置

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JP3061383U
JP3061383U JP1999001607U JP160799U JP3061383U JP 3061383 U JP3061383 U JP 3061383U JP 1999001607 U JP1999001607 U JP 1999001607U JP 160799 U JP160799 U JP 160799U JP 3061383 U JP3061383 U JP 3061383U
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Japan
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seeding
fruit
rotary blade
motor
pressure
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JP1999001607U
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Inventor
優 佐々木
Original Assignee
有限会社帯広機械製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 瓜類の種取装置に於いて種取作業に必要な構
成要素(1〜16)を一体にして、作業者が回転刃に接
近する事を避ける。種取の程度を果実の内側に接する回
転刃の圧力に依存させ、作業者の熟練に依らない様にす
る。 【構成】 種取装置は半切の果実を載せる回転可能な中
空台座(1)、果実を蓋う容器(2)、容器を回転させ
るモーター1(3)、種を刳る回転刃(5)、回転刃と
モーターを連結する剛性のある可撓継手(7)、回転刃
を回転させるモーター(6)、果実に対して容器と回転
刃を押し付ける圧力調整装置(4,8)、これ等の制御
装置(9)とセンサー類(10〜15)。 【効果】 種取装置は種取作業に必要な要素を総て備え
ており、しかも可動部分が停止している時にのみ作業者
が果実を扱うので安全が確保される。又種取の程度が物
理的に設定出来るので、種取処理が作業者の熟練に依ら
ない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は瓜類の果実に於いて種を含む部分が表皮に近い部分より軟らかい事を 利用して、南瓜や西瓜等の略球形をした瓜類の半切した果実から種を含む部分を 取り除く装置に係り、詳しくは種取装置に必要な要素、例えば円錐容器、中空の 回転台座、回転刃、モーターや、これ等の順序制御装置と、種を含む部分を刳る 回転刃の果肉への押し付け圧力を調節する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の種取装置はモーター軸に回転刃を固定しただけの物であって、作業者は 半切した瓜類の果実を手で保持し乍ら回転刃に種を含む果肉部分を押し付け、刳 る最中に生ずる衝撃量に応じて刳る量を調節していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の種取装置では作業者の手が回転刃に接近する為、作業者の安全を損う。
【0004】 従来の種取装置では種取量が作業者の熟練に依存し、安定した処理が望めない 。
【0005】 本考案は従来の種取装置の持つこの様な問題点を解決すべくなされたものであ り、危険な回転刃に身体を近づける必要を無くし、かつ安定した種取作業に必要 な装置並びに、刳る量を調節する装置を総て種取装置に組み込む事に依り、その 機能を高めたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、本考案に於ける種取装置は半切の果実を載せる回転 可能な中空台座、果実が台座から脱落しない様に蓋う円錐容器、円錐容器を回転 させるモーター、一定の圧力で円錐容器を果実に押し付ける圧力調節装置、種を 含む果肉の軟らかい部分を刳る回転刃、回転刃を回転させるモーター、回転刃と モーターを連結する可撓継手であって、刃の軸が容易に歳差しない様に適度の剛 性を付与すべく、この継手の外側に螺旋発条が配置されたもの、一定の圧力で回 転刃を果肉の硬い部分に倣って押し付ける圧力調整装置、及びこれ等の要素を順 次制御する順序制御装置。
【0007】
【作用】
回転刃は台座の中空部分を通過し、果肉の硬い部分に倣って、先ず台座に近い 半切部分から、次第に果実の天頂部分へと歳差し乍ら移動して、種を含む果肉の 軟らかい部分を刳り取る。
【0008】 可撓継手に付与された剛性及び、円錐容器と回転刃の押し付ける圧力を適宜調 節する事に依り、果実の大きさや果肉の厚さが一様でなくても種を含む部分を取 り除ける。
【0009】
【実施例】
実施例に就いて図1、2を参照して説明する。図1に於いて種取装置は台座( 1)、円錐容器(2)、駆動モーター1(3)、圧力調節装置1(4)、回転刃 (5)、駆動モーター2(6)、可撓継手(7)、圧力調節装置2(8)、順序 制御装置(9)、円錐容器の移動位置検知センサー1(10)、果実位置検知セ ンサー(11)、圧力検知センサー1(12)、圧力検知センサー2(13)、 回転刃の移動位置検知センサー2(14)、操作スイッチ(15)及びこれ等を 支えるフレーム(16)からなる。
【0010】 半切の果実を載せる為の台座(1)は中空の形状を持ち、フレーム(16)の 卓上で自由に回転し、かつフレーム(16)から分離しない様に支持されている 。台座(1)の回転軸上には半切の果実が台座(1)から脱落しない様に蓋う、 同一軸上で回転可能な円錐容器(2)が配置されている。
【0011】 円錐容器(2)には回転力を与える駆動モーター1(3)が連結している。又 円錐容器(2)は回転軸の方向に移動可能で、圧力調節装置1(4)に依り、台 座上の果実を押し付ける正の圧力、或いは果実より離れる負の圧力が与えられる 。圧力調節装置1(4)の一部はフレーム(16)に固定されている。
【0012】 回転刃(5)は半円形の金属製羽根を組み合わせたもので、その直径が種の刳 る部分の直径の約60パーセントから約70パーセントに選ばれたもの。
【0013】 可撓継手(7)は回転刃(5)と駆動モーター2(6)を連結して、回転刃( 5)にモーター2(6)の回転力を伝える。可撓継手(7)の外側には螺旋発条 が配置されていて、刃が果肉に接しない状態にあっては刃の軸が容易に歳差しな い様に継手に適度の剛性を付与する。
【0014】 回転刃(5)は台座(1)の中空部分を通過して果実の方向に移動可能で、圧 力調節装置2(8)に依り果肉に刃を押し付ける正の圧力、或いは果肉より離れ る負の圧力が与えられる。圧力調節装置2(8)の一部はフレーム(16)に固 定されている。
【0015】 順序制御装置(9)は外部に円錐容器の移動位置検知センサー1(10)、果 実位置検知センサー(11)、圧力検知センサー1(12)、圧力検知センサー 2(13)、回転刃の移動位置検知センサー2(14)、操作スイッチ(15) を備える。
【0016】 作業者が半切の果実(17)を台座(1)に載せた後、操作スイッチ(15) を操作すると、或いは位置検知センサー(11)が台座上の果実を検知して動作 すると制御装置(9)が起動し、先ず圧力調節装置1(4)の働きで円錐容器( 2)を下降させ果実を蓋い押し付ける。更に移動位置検知センサー1(10)や 果実位置検知センサー(11)の動作を基に駆動モーター1(3)、駆動モータ ー2(6)、圧力調節装置2(8)が働いて種取工程を実行する。
【0017】 最後に圧力検知センサー1(12)、圧力検知センサー2(13)、移動位置 検知センサー2(14)及び制御装置(9)に内蔵のタイマーリレーの動作に依 り種取工程を終わらせ、各可動部分を起動前の状態に戻す。
【0018】
【考案の効果】
本考案は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0019】 本装置では可動部分が停止している状態でのみ作業者が果実を扱うので、回転 刃に手を近づける必要が無く、又果実が円錐容器で蓋われているので、もし果実 が回転中に破断してもその破片が飛散する虞れが無い。
【0020】 本装置の可動部分の物理定数を調整する事で、種を含む果実の軟らかい部分を 刳る程度が変えられるので、種取処理が作業者の熟練に依存せずに安定して行え る。
【図面の簡単な説明】
【図1】種取装置を構成する要素の相対的な位置関係を
示す構造図及び果実
【図2】回転刃、可撓継手及びモーターの斜視図
【符号の説明】
1.台座 2.円錐容器 3.駆動モーター1 4.圧力調節装置1 5.回転刃 6.駆動モーター 7.可撓継手 8.圧力調節装置2 9.順序制御装置 10.円錐容器の移動位置検知センサー1 11.果実位置検知センサー 12.圧力検知センサー1 13.圧力検知センサー2 14.回転刃の移動位置検知センサー2 15.操作スイッチ 16.フレーム 17.半切された果実

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項】 略半球に切断された瓜類の果実を回転可能
    な中空の台座(1)へ回転し乍ら押し付ける円錐容器
    (2)と、種を含む果肉の軟らかい部分を果肉の硬い部
    分に倣って刳る回転刃(5)を備えた種取装置。
JP1999001607U 1999-02-10 1999-02-10 瓜類の種取装置 Expired - Lifetime JP3061383U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011024570A (ja) * 2009-06-26 2011-02-10 Oshio Sangyo Kk 果実の処理装置
CN106387929A (zh) * 2016-11-23 2017-02-15 重庆市万盛区军均林业开发有限公司 一种柠檬片去籽系统
JP2020137445A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 エア・ウォーター株式会社 カボチャの種ワタ除去方法および装置

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