JP3061373U - 衣服用ハンガ― - Google Patents

衣服用ハンガ―

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JP3061373U
JP3061373U JP1999000584U JP58499U JP3061373U JP 3061373 U JP3061373 U JP 3061373U JP 1999000584 U JP1999000584 U JP 1999000584U JP 58499 U JP58499 U JP 58499U JP 3061373 U JP3061373 U JP 3061373U
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JP
Japan
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hanger
clothes hanger
chevron
polypropylene resin
clothes
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Application number
JP1999000584U
Other languages
English (en)
Inventor
八郎 野崎
Original Assignee
八郎 野崎
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 山形部を有するハンガーをポリプロピレン樹
脂にて成形しても、堅牢で且つ軽量で、しかも、安価な
衣服用ハンガーを開発する。 【解決手段】 合成樹脂製の衣服用ハンガー本体1に山
形部4が突設された衣服用ハンガーにおいて、山形部4
が突設されてなる根元部5間に架橋体6を本体1に一体
成形し、且つ、本体1と架橋体6をポリプロピレン樹脂
にて一体成形する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、衣服を掛けるクリーニング用の衣服用ハンガーに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来の衣服用ハンガーは、図2に示すように構成され、同図において、20は 合成樹脂、例えば、ABS樹脂あるいはスチロール等硬質樹脂で肉厚に成形され てなる衣服用ハンガー本体で、左下がり,右下がりに傾斜した左,右対称な肩掛 け部21と、該両肩掛け部21の端部間に一体成形された支持体22とからなり 、前記肩掛け部21に上向きに山形部23が突設され、該山形部23の中央にフ ック部24が立設されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、前記ハンガーは、ABS樹脂等硬い樹脂で且つ肉厚に形成されてい るため、全体が堅牢ではあるが、材質上極めてコスト高で且つ重量化になるとい う致命的な問題点があった。しかるに、この種ハンガーは、簡易ハンガーなるた め、安価で軽量化されることが要望されていたのである。
【0004】 よって、従来より材質上、安価であるポリプロピレン樹脂を使用して薄肉成形 することが望まれていたものであるが、該樹脂にて図2のようなハンガーを成形 すると、全体の強度が弱く、簡単に折れる恐れがあった。特に、山形部を形成す る根元部25が亀裂する恐れが大であった。 さらに、ポリプロピレン樹脂で成形した場合に、該ハンガーを使用してクリー ニングをすると、その工程中に噴霧される蒸気によってハンガーが折れ曲がる等 の恐れがあった。 よって、いずれにしても従来この種山形部を有するハンガーについては、ポリ プロピレン樹脂で成形したものは存在しなかったのである。
【0005】 よって、本考案は、この種山形部を有するハンガーをポリプロピレン樹脂にて 成形しても、堅牢で且つ軽量で、しかも、安価に提供できるハンガーを開発した ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の衣服用ハンガーは、合成樹脂製の 衣服用ハンガー本体に山形部が突設された衣服用ハンガーにおいて、前記山形部 が突設されてなる根元部間に架橋体を前記本体に一体成形し、且つ、該本体と架 橋体がポリプロピレン樹脂にて一体成形されてなるものである。
【0007】 したがって、山形部が突設されてなる根元部間に架橋体を衣服用ハンガー本体 に一体成形したため、ハンガー全体が堅牢になり、簡単には折れない等強度が大 となった。特に、架橋体によって根元部間が補強され、山形部を形成する根元部 の亀裂を防止することができる。また、本体と架橋体をポリプロピレン樹脂にて 一体成形することによりハンガー全体を薄肉且つ軽量に成形することができると ともに、コストを低下することができる。しかも、該ハンガーを使用してクリー ニングしても、噴霧蒸気によるハンガーの折れ曲がり等を防止することができる のである。
【0008】 また、請求項2記載の衣服用ハンガーにあっては、ハンガー全体を薄肉に形成 することにより軽量化を図ることができる。
【0009】 さらに、請求項3記載の衣服用ハンガーにあっては、前記架橋体を山形状に湾 曲させたため、ハンガー本体が弧状体になるため、ハンガー全体が補強され、よ り一層堅牢になるのである。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図1を参照して説明する。同図において、 1はポリプロピレン樹脂にて成形された薄肉で、且つ、軽量、例えば、全体の重 量が50g以下の衣服用ハンガー本体で、左,右対称な肩掛け部2と、該両肩掛 け部2の端部間に一体成形された支持体3とからなり、前記肩掛け部2に上向き に山形部4が突設されてなる。 6は前記山形部4が突設されてなる根元部5間で、肩掛け部2の延長線上に山 形状に湾曲して一体成形された架橋体、7は前記山形部4の中央に立設されたフ ック部を示す。
【0011】 以上のように、該実施形態においては、ハンガー本体1の山形部4の根元部5 間に架橋体6を弧状に形成してなるため、ハンガー全体が堅牢になり、よって使 用中にハンガーが折曲したり、折れる等のおそれがなく、全体がポリプロピレン 樹脂で薄肉に一体成形されているにもかかわらず、強度保持が可能となった。特 に亀裂が生じやすい山形部4の根元部5間の強度が補強されるのである。 さらに、本考案のハンガーを使用し洋服等のクリーニングをした場合、その工 程中に蒸気が噴霧されても、架橋体6によってハンガー全体が補強されているた め、ハンガーが折れ曲がる等のおそれがないのである。
【0012】 尚、前記実施例においては、架橋体6の形状を山形状に湾曲させたが、直線状 等他の形状であってもよい。但し、直線形状よりも山形状に湾曲させた方が、ハ ンガー本体が弧状体になるため、より一層強度を大とする効果あるために、架橋 体6の形状としては、山形状に湾曲させた方が好ましい。
【0013】
【考案の効果】
以上の如く、本考案に係る衣服用ハンガーは、ハンガー全体をポリプロピレン 樹脂にて薄肉成形することにより、ハンガーの軽量化および低コスト化を図るこ とができ、しかも、薄肉でポリプロピレン樹脂で成形しているにもかかわらず、 山形部が突設されてなる根元部間に架橋体を衣服用ハンガー本体に一体成形した ため、ハンガー全体が堅牢で、折れ曲がりが少ない強度なハンガーを得る効果を 得た。 さらに、架橋体を山形状に湾曲させることにより、ハンガー本体が弧状体にな るため、より一層ハンガー全体の強度を強化する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の一形態を示す衣服用ハンガーの
正面図である。
【図2】従来例としての衣服用ハンガーの正面図であ
る。
【符号の説明】
1…衣服用ハンガー本体、4…山形部、5…根元部、6
…架橋体。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の衣服用ハンガー本体に山形
    部が突設された衣服用ハンガーにおいて、前記山形部が
    突設されてなる根元部間に架橋体を前記本体に一体成形
    し、且つ、該本体と前記架橋体がポリプロピレン樹脂に
    て一体成形されてなることを特徴とする衣服用ハンガ
    ー。
  2. 【請求項2】 薄肉に形成されてなることを特徴とする
    請求項1記載の衣服用ハンガー。
  3. 【請求項3】 前記架橋体が山形状に湾曲してなること
    を特徴とする請求項1または2記載の衣服用ハンガー。
JP1999000584U 1999-02-10 1999-02-10 衣服用ハンガ― Expired - Lifetime JP3061373U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7202594B2 (ja) 2018-03-26 2023-01-12 株式会社チャナカンパニー 衣服用ハンガー

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