JPS6012419Y2 - 樹脂製ケ−ス - Google Patents

樹脂製ケ−ス

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Publication number
JPS6012419Y2
JPS6012419Y2 JP3454380U JP3454380U JPS6012419Y2 JP S6012419 Y2 JPS6012419 Y2 JP S6012419Y2 JP 3454380 U JP3454380 U JP 3454380U JP 3454380 U JP3454380 U JP 3454380U JP S6012419 Y2 JPS6012419 Y2 JP S6012419Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
hook
claw
protrusion
lock
Prior art date
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Expired
Application number
JP3454380U
Other languages
English (en)
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JPS56137627U (ja
Inventor
泰徳 滝川
Original Assignee
東海楽器製造株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は樹脂製ケースに関し、特にその施錠構造に関す
るものである。
樹脂製ケースは、従来より種々の用途に、種々の形態の
ものが知られており、その施錠構造も種種知られている
第1図はその1例を示すものである。
図において、1はケース本体、2は蓋体、3はケース本
体1に一体形成された施錠用爪状突起、4は蓋体2に軸
支されたフックであり、材料の可撓性を利用してフック
4と爪状突起3との係合、離脱を行なわせることによっ
て施錠解錠を行なうものである。
このような施錠構造では、(1)部品点数が多くなって
製造組立のコストが高くなる。
(2)爪状突起3のフック4との係合部が徐々に摩耗し
て施錠できなくなり易い。
(3)各部分は一般に硬に材料で形成されるため、乱暴
に扱われると施錠部分が破損し易い、などの欠点がある
前記の欠点を改善するものとして、第2図に示すような
施錠構造が提案されている(実開昭54−16423)
図において、1は例えばブロー成型法によって形成され
た樹脂製ケース本体、2は同じく蓋体、5は施錠部であ
る。
施錠部5は蓋体2に一体形成された爪状突起51と、爪
状突起51と係合するように、可撓性連結部52を介し
て本体1に一体形成されたフック53とよりなる。
このような施錠構造において、解錠するにはフック53
部に指をひっかけて引っばることによって、爪状突起5
1との係合が解除される。
反対に、施錠するにはフック53を爪状突起51に向け
て押圧してやれば、その可撓性の故に両者は容易に噛合
い係止する。
一旦係止したら、両者の材料的弾性によって、係止状態
が確実に保持される。
前述した構造の施錠構造では、フック53がケース本体
1と一体に成型されるので、製造が容易になり、破損す
る度合も減少する。
また、特にブロー成型法による場合は、蓋体2も一体に
形成できる上に、ポリプロピレンやポリエチレン等の比
較的安価な樹脂を材料とすることができるので、コスト
の低減が容易になる。
しかしながら、この場合も、第1図に関して前述したと
同様に、爪状突起51のフック53との係合部が徐々に
摩耗して施錠できなくなるという欠点がある。
列えば、材料としてポリエチレンや、ポリプロピレンを
用いた場合約2〜3万回の使用後には施錠の性能劣化が
みられる。
本考案は前述した従来の欠点を除去し、摩耗による施錠
性能劣化を改善したものである。
以下に図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第3図は本考案による樹脂製ケースの外観斜視図、第4
,5図はそのA−A線、B−B線断面図、第6図はフッ
ク53を下面(第5図の矢印C方向)からみた下面図で
ある。
これらの図において、1は樹脂製のケース本体、2は樹
脂製の蓋体、5は施錠部、6はハンドル、51は施錠用
突起、52は可撓性連結部、53は施錠用フック、54
はフック53の先端部である。
本考案の特徴は、第6図に明瞭に示されており、かつ第
2図の従来例との比較から明らかなように、フック53
の先端部54、すなわち爪状突起51と直接係合する部
分を、高さの高い部扮分54Hと低い部分54Lとに区
分し、2段階構成とした点にある。
以上のような構成であるから、使用の当初においては、
フック先端部54のうち高さの高い部分54Hが爪状突
起51に係合して施錠が行なわれる。
使用に伴って、部分54Hに対向する爪状突起51が摩
耗し、部分54Hによる施錠が不可能なほどまでになる
と、今度は先端部54の中の低い部分54Lが爪状突起
51に係合するようになる。
したがって、本考案によれば、従来例と同じ材料を用い
た場合でも、はぼ2倍の施錠回数が保証されることにな
る。
本考案者の実験によれば5万回以上の施錠操作が可能で
あった。
なお、以上ではフック先端部54の高さを2段階構成と
した例について述べたが、一般には2以上のn段階構成
にでき、この場合はn倍の施錠回数が保証されることは
明らかである。
また、ケース本体1と蓋体2とは一体に形成してもよく
、あるいは別体として作った後に蝶番で結合してもよい
ことは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ従来の樹脂製ケースの施
錠構造を示す側面図および断面図、第3図は本発明の一
実施例の外観斜視図、第4図は第3.6図のA−A線断
面図、第5図は第3,6図のB−B線断面図、第6図は
第5図の矢印C方向からみたフックの下面図である。 1・・・・・・ケース本体、2・・・・・・蓋体、5・
・・・・・施錠部、51・・・・・・施錠用突起、52
・・・・・・可撓性連結部、53・・・・・・施錠用フ
ック、54・・・・・・フック先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに蝶番連結された樹脂製の本体および蓋体のいずれ
    か一方と一体形成された施錠用爪状突起と、本体および
    蓋体の他方と可撓性連結部を介して一体形成され、前記
    施錠用爪状突起と係合する施錠用フックとを具備した樹
    脂製ケースにおいて、施錠用フックの先端部の係合部分
    の高さが複数段階に形成されたことを特徴とする樹脂製
    ケース。
JP3454380U 1980-03-18 1980-03-18 樹脂製ケ−ス Expired JPS6012419Y2 (ja)

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JPS56137627U JPS56137627U (ja) 1981-10-19
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JP6507416B2 (ja) * 2015-10-24 2019-05-08 三井金属アクト株式会社 車両バックドア用ラッチ装置

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JPS56137627U (ja) 1981-10-19

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