JP3061137U

JP3061137U - コンパクトディスクケ―ス

Info

Publication number: JP3061137U
Application number: JP1999000382U
Authority: JP
Inventors: 永村陳
Original assignee: 永村陳
Priority date: 1999-01-29
Filing date: 1999-01-29
Publication date: 1999-09-17
Anticipated expiration: 2005-01-29

Abstract

(57)【要約】【課題】特定のコンパクトディスクを短時間で識別で
きるコンパクトディスクケースを提供する。【解決手段】凹部１１が形成された第1の部材１と、
凹部１１に折り曲げられるように設けられたカバー３４
を有する第２の部材３を備える。第1の部材１の周縁部
が第2の部材２に接合され、カバー３４が第1の部材１の
凹部１１にかみ合わせられるようになっている。第1の
部材１は、一方の端部に収納仕切り１３を有し、少なく
とも1つの表示部分４が収納仕切り１３に移動可能に収
納される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はコンパクトディスクケースに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のコンパクトディスクケースは、プラスチック材料または織物で作られており、その２つの材料から作られたケースのどちらとも高価で、使用者がケースの積み重なりの中から特定のディスクを取り出すためのいかなる表示もついていない。そのために、多くのディスクを所有している使用者は、特定のディスクを探し出すのにいつも多くの時間を費やすことになる。ケースの外側にシールをつけた場合でも、ケースの下の方の１つを調べるために、上の方のケースを移動させることによって１つ１つシールを調べることになる。さらに、ケースの外側の表示が消えないように使用者は油性ペンを使いがちであるため、表示は消えることがない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、ディスクに新しいデータを上書きした場合、あるいはディスクの中のデータが更新された場合に表示をどのように訂正するかが問題になる。本考案の目的は、使用者が特定のコンパクトディスクケースを短時間で区別できるコンパクトディスクケースを提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の請求項１記載のコンパクトディスクケースによると、第１の部材と、第１の部材と周縁部が接続されている第２の部材と、第１の部材と第２の部材との間に設けられた開口部と、第１の部材のいずれかの端部に設けられる収納仕切りと、収納仕切りに移動可能に収納される表示部分とを備えるため、使用者は表示仕切りを調べることによってすばやく目的のケースを取り出すことができる。本考案の請求項３記載のコンパクトディスクケースによると、第１の部材と第２の部材との間に中間層が備えられる。本考案の請求項３記載のコンパクトディスクケースによると、第１の部材は一端に凹部を有する。第２の部材は、凹部内に折り曲げ可能なカバーを有する。

【０００５】本考案の請求項４記載のコンパクトディスクケースによると、第２の部材はいずれかの端部に基底部分を有し、第１の部材の収納仕切りが基底部分に重なっている。本考案の請求項５記載のコンパクトディスクケースによると、第１の部材と、第１の部材と周縁部が接続されている第２の部材と、第１の部材と第２の部材との間に設けられた開口部と、第１の部材のいずれかの端部に設けられる複数の収納仕切りと、収納仕切りの１つに移動可能に収納される表示部分とを備える。本考案の請求項６記載のコンパクトディスクケースによると、第１の部材と第２の部材との間に中間層が備えられる。本考案の請求項７記載のコンパクトディスクケースによると、第１の部材は一端に凹部を有し、第２の部材は、凹部内に折り曲げ可能なカバーを有する。本考案の請求項８記載のコンパクトディスクケースによると、第２の部材は、いずれかの端部に基底部分を有し、第１の部材の収納仕切りが基底部分に重なっている。本考案の請求項９記載のコンパクトディスクケースによると、２つの隣接する収納仕切りの間に切り取り線が設けられる。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。（第１実施例）図１〜図４について述べると、本考案の第１実施例によるコンパクトディスクケースは、第１の部材１と、第１の部材１にその周縁部が取り付けられた第２の部材３、そして第１の部材１と第２の部材３の間に定められた開口部から成る。不織布で作られた中間の層２は、第１の部材１と第２の層３の間に位置する。

【０００７】第１の部材１は、ケースの開口部側に凹部１１を形成する。第２の部材３は、第１の部材１の凹部１１側の端部と一直線上に折りたためるように設けられたカバー３４を有する。カバー３４は、開口部を閉じるために折りたたんで凹部１１に入れられるようになっている。１枚のコンパクトディスク５０が、開口部を通ってケースの中へ収納される。第１の部材１は、第１の部材1のいずれか一方の端部に取り付けられた複数の収納仕切り１３を有する。第２の部材３は、いずれか一方の端部に基底部分３３を有し、第１の部材１の収納仕切り１３が基底部分３３の上に重なるようになっている。それぞれの収納仕切り１３は、その中に表示部品４を入れるための開口部をもつ。収納仕切り１３は、特定の収納仕切り１３をケースに残して切りとれるようになっていて、ケースを積み重ねた時に、それぞれの収納仕切り１３の表示部分４が容易に識別される。

【０００８】第１の部材１、第２の部材３および中間層２を安全に取り付けるために、第１の部材１は、収納仕切り１３の反対の側面に設けられた孔１２をもち、第２の部材３は、孔１２と連通する孔３２をもち、そして、中間層２もまた、孔１２および３２と連通する孔２１をもつ。そして、第１の部材１、中間層２および第２の部材３は、互いに超音波溶接法により接続される。

【０００９】（第２実施例）図５から図８に基づいて第２実施例によるコンパクトディスクケースについて説明する。第２実施例によるコンパクトディスクケースは、２つのユニット１００、３００が中間層２の両面に張りつけられ、ケースの２つのユニットに２つのコンパクトディスクを収納することができる。ケースの２つのユニット１００、３００のそれぞれは、それぞれの収納仕切り１３、３３０とカバー１５、３５をもつ。それぞれの収納仕切り１３、３３０は、その中に表示部分４を収納する。切り取り線１６、３６が、２つの隣接する収納仕切り１３、３３０の全ての間に設けられていることにより、使用者は、いくつかの収納仕切り１３、３３０を簡単に移動させることができる。図７は、収納仕切り１３、３３０が、長方形の形をしていることを示している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１実施例によるコンパクトディスク
ケースの分解斜視図。

【図２】本考案の第１実施例によるコンパクトディスク
ケースの斜視図。

【図３】本考案の第１実施例によるコンパクトディスク
ケースの平面図。

【図４】第１実施例によるコンパクトディスクケースを
重ねた状態を示す断面図。

【図５】本考案の第２実施例によるコンパクトディスク
ケースの分解斜視図。

【図６】本考案の第２実施例によるコンパクトディスク
ケースの斜視図。

【図７】本考案の第２実施例によるコンパクトディスク
ケースの斜視図。

【図８】第２実施例によるコンパクトディスクケースを
重ねた状態を示す断面図。

【符号の説明】

１第１の部材２中間層３第２の部材４表示部分１１凹部１３収納仕切り３４カバー

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】第１の部材と、前記第１の部材と周縁部が接続されている第２の部材
と、前記第１の部材と前記第２の部材との間に設けられた開
口部と、前記第１の部材のいずれかの端部に設けられる収納仕切
りと、前記収納仕切りに移動可能に収納される表示部分と、を備えることを特徴とするコンパクトディスクケース。
【請求項２】前記第１の部材と前記第２の部材との間
に中間層が備えられることを特徴とする請求項１記載の
コンパクトディスクケース。
【請求項３】前記第１の部材は一端に凹部を有し、前記第２の部材は、前記凹部内に折り曲げ可能なカバー
を有することを特徴とする請求項１記載のコンパクトデ
ィスクケース。
【請求項４】前記第２の部材は、いずれかの端部に基
底部分を有し、前記第１の部材の収納仕切りが前記基底
部分に重なっていることを特徴とする請求項１記載のコ
ンパクトディスクケース。
【請求項５】第１の部材と、前記第１の部材と周縁部が接続されている第２の部材
と、前記第１の部材と前記第２の部材との間に設けられた開
口部と、前記第１の部材のいずれかの端部に設けられる複数の収
納仕切りと、前記収納仕切りの１つに移動可能に収納される表示部分
と、を備えることを特徴とするコンパクトディスクケース。
【請求項６】前記第１の部材と前記第２の部材との間
に中間層が備えられることを特徴とする請求項５記載の
コンパクトディスクケース。
【請求項７】前記第１の部材は一端に凹部を有し、前記第２の部材は、前記凹部内に折り曲げ可能なカバー
を有することを特徴とする請求項５記載のコンパクトデ
ィスクケース。
【請求項８】前記第２の部材は、いずれかの端部に基
底部分を有し、前記第１の部材の収納仕切りが前記基底
部分に重なっていることを特徴とする請求項５記載のコ
ンパクトディスクケース。
【請求項９】２つの隣接する前記収納仕切りの間に切
り取り線が設けられることを特徴とする請求項５記載の
コンパクトディスクケース。