JP3099790U - 携帯カードホルダ用ポケット連設体 - Google Patents
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Abstract
【課題】会員証、キャッシュカードなどの種々なカードを縦長又は横長で一覧形式で多数枚収容できるカードホルダ15を製作するためのポケット連設体3を提供する。
合成樹脂製台板4の片面又は両面にカードポケットを溶着形成しても側縁が厚くならずに製作できる。
【解決手段】熱融性合成樹脂製台板4上にカードポケットを構成する所定枚数の袖付T字型単板5を上部から所定の間隔で且つ各T字型単板の各袖部6が重ならないように上下方向にずらして定置して各単板の下辺8を順次容着9し、その後、最下段の方形単板10を定置し、前記各単板の袖部及び最下段方形単板の三辺11を同時に台板4に溶着すると共に台板外周を溶断して形成する。
【選択図】図2
合成樹脂製台板4の片面又は両面にカードポケットを溶着形成しても側縁が厚くならずに製作できる。
【解決手段】熱融性合成樹脂製台板4上にカードポケットを構成する所定枚数の袖付T字型単板5を上部から所定の間隔で且つ各T字型単板の各袖部6が重ならないように上下方向にずらして定置して各単板の下辺8を順次容着9し、その後、最下段の方形単板10を定置し、前記各単板の袖部及び最下段方形単板の三辺11を同時に台板4に溶着すると共に台板外周を溶断して形成する。
【選択図】図2
Description
【0001】
【考案が属する技術分野】
この考案は、カードホルダを構成するポケット連設体に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近は、会員証、キャッシュカードなど携帯するカードの種類が多くなり、札入れや名刺入れの内部ポケットに収容しきれなくなっている。
【0003】
合成樹脂フィルムによって多数のカード収容ポケットを単純に重ねて形成するとホルダ側縁の厚さが部分的に異なってしまい使用に耐えない。このためポケットを布製としこれを皮革製カバーに装着させているが、このようにしても5〜6個が限度である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本案は、合成樹脂製台板の片面又は両面に多数のカードポケットを溶着形成しても厚くならない他、カードを一覧形式で収容できるカードホルダ用連設体を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本案カードホルダ用ポケット連接体は、熱融性合成樹脂製台板上にカードポケットを構成する所定枚数の袖付T字型単板を上部から所定の間隔で且つ各T字型単板の各袖部が重ならないように上下方向にずらして定置して各単板の下辺を順次容着し、その後、最下段の方形単板を定置し、各単板の袖部と最下段方形単板の三辺を同時に台板に溶着すると共に台板外周を溶断して形成する。
ポケットは、縦長でも横長でも可能であり、また台板の片面のみでなく、両面にも形成できる。台板と各単板は例えば、軟質塩化ビニル又はポリプロピレン製フィルムなど同一素材を使用する。更に、単板はカードの取出し挿入を容易にするため上辺の一部を斜めにカットしたり半円の切欠を設けることができる。
【0006】
【考案の効果】
本案によれば、台板周縁の溶着部においては、台板と各袖部が融着一体化してほぼ同一の厚さに形成され、単純な重ね合せに比して極めて薄く形成できるので図2の如く他の合成樹脂板への更なる溶着は勿論、この周縁部を天然皮革などにミシン逢着することも容易になる。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1は、見開き形式のカードホルダであって、1は発泡塩ビなどの柔軟合成樹脂製カバー表紙、2はその裏面、3は周縁部を溶着されたポケット連設体であって左右対称に設けられている。
4は台板、5は全体としてT型のポケット単板、6は袖部、7は側部であり重なりを考慮して僅かに斜辺としてある。8は下縁、9は溶着部である。10は最下段の袖なしポケット単板であり、全体として方形である。各ポケット単板の上辺は、カードの取り出しを容易にするための指掛け切欠14が設けられる。
T型ポケット単板5は、台板に対してポケット段数N−1枚が用意され、各単板は、最初に上段単板5Aの下辺が溶着9Aされ、この上に次段の単板5Bが所定間隔(袖高さ)だけずらされて定置され、その下辺が溶着9Bされる。この作業を単板数だけ繰返し、最後に最下段の袖なしポケット単板10を定置してから台板の周囲全体を加圧溶着すると、各単板の袖部と最下段袖なし単板の3辺が台板の周囲に溶着11されて一体化し、ポケット連設体3が構成される。台板周辺の裁断は加圧溶着と同時に行われる。
【0008】
上記のポケット連設体は、図2のように片側に厚板12を連接13して既存の手帳に装着したり、図1のように発泡塩ビ製シートその他の表装材内面に溶着又は縫着して見開き型のカードホルダ15とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案カードホルダの内面展開平面図
【図2】手帳装着型カードホルダの平面図
【図3】台板とポケット単板の溶着個所を示す平面図
【図4】同上他の平面図
【図5】ポケット連設体の模型的縦断側面図
【符号の説明】
1 カバー表紙
2 裏面
3 ポケット連設体
4 台板
5 T型ポケット単板
6 袖部
7 側部
8 下縁
9 溶着部
10 袖なし単板
11 周辺溶着部
12 厚板
13 連接部
14 指掛け切欠
【考案が属する技術分野】
この考案は、カードホルダを構成するポケット連設体に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近は、会員証、キャッシュカードなど携帯するカードの種類が多くなり、札入れや名刺入れの内部ポケットに収容しきれなくなっている。
【0003】
合成樹脂フィルムによって多数のカード収容ポケットを単純に重ねて形成するとホルダ側縁の厚さが部分的に異なってしまい使用に耐えない。このためポケットを布製としこれを皮革製カバーに装着させているが、このようにしても5〜6個が限度である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本案は、合成樹脂製台板の片面又は両面に多数のカードポケットを溶着形成しても厚くならない他、カードを一覧形式で収容できるカードホルダ用連設体を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本案カードホルダ用ポケット連接体は、熱融性合成樹脂製台板上にカードポケットを構成する所定枚数の袖付T字型単板を上部から所定の間隔で且つ各T字型単板の各袖部が重ならないように上下方向にずらして定置して各単板の下辺を順次容着し、その後、最下段の方形単板を定置し、各単板の袖部と最下段方形単板の三辺を同時に台板に溶着すると共に台板外周を溶断して形成する。
ポケットは、縦長でも横長でも可能であり、また台板の片面のみでなく、両面にも形成できる。台板と各単板は例えば、軟質塩化ビニル又はポリプロピレン製フィルムなど同一素材を使用する。更に、単板はカードの取出し挿入を容易にするため上辺の一部を斜めにカットしたり半円の切欠を設けることができる。
【0006】
【考案の効果】
本案によれば、台板周縁の溶着部においては、台板と各袖部が融着一体化してほぼ同一の厚さに形成され、単純な重ね合せに比して極めて薄く形成できるので図2の如く他の合成樹脂板への更なる溶着は勿論、この周縁部を天然皮革などにミシン逢着することも容易になる。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1は、見開き形式のカードホルダであって、1は発泡塩ビなどの柔軟合成樹脂製カバー表紙、2はその裏面、3は周縁部を溶着されたポケット連設体であって左右対称に設けられている。
4は台板、5は全体としてT型のポケット単板、6は袖部、7は側部であり重なりを考慮して僅かに斜辺としてある。8は下縁、9は溶着部である。10は最下段の袖なしポケット単板であり、全体として方形である。各ポケット単板の上辺は、カードの取り出しを容易にするための指掛け切欠14が設けられる。
T型ポケット単板5は、台板に対してポケット段数N−1枚が用意され、各単板は、最初に上段単板5Aの下辺が溶着9Aされ、この上に次段の単板5Bが所定間隔(袖高さ)だけずらされて定置され、その下辺が溶着9Bされる。この作業を単板数だけ繰返し、最後に最下段の袖なしポケット単板10を定置してから台板の周囲全体を加圧溶着すると、各単板の袖部と最下段袖なし単板の3辺が台板の周囲に溶着11されて一体化し、ポケット連設体3が構成される。台板周辺の裁断は加圧溶着と同時に行われる。
【0008】
上記のポケット連設体は、図2のように片側に厚板12を連接13して既存の手帳に装着したり、図1のように発泡塩ビ製シートその他の表装材内面に溶着又は縫着して見開き型のカードホルダ15とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案カードホルダの内面展開平面図
【図2】手帳装着型カードホルダの平面図
【図3】台板とポケット単板の溶着個所を示す平面図
【図4】同上他の平面図
【図5】ポケット連設体の模型的縦断側面図
【符号の説明】
1 カバー表紙
2 裏面
3 ポケット連設体
4 台板
5 T型ポケット単板
6 袖部
7 側部
8 下縁
9 溶着部
10 袖なし単板
11 周辺溶着部
12 厚板
13 連接部
14 指掛け切欠
Claims (2)
- 熱融性合成樹脂製台板上に、カードポケットを構成する所定枚数の袖付T字型単板が上部から所定の間隔で且つ前記各T字型単板の各袖部が重ならないように上下方向にずらして定置されて各単板の下辺が順次容着されると共に最下段に定置された方形単板の上辺を除く三辺と前記各単板の袖部が同時に台板外周に溶着されると共に溶断されてなる携帯カードホルダ用ポケット連設体。
- 台板の表裏両面に、所定枚数の袖付T字型単板と最下段方形単板が溶着されてなる請求項1記載のポケット連設体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003004371U JP3099790U (ja) | 2003-08-11 | 2003-08-11 | 携帯カードホルダ用ポケット連設体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003004371U JP3099790U (ja) | 2003-08-11 | 2003-08-11 | 携帯カードホルダ用ポケット連設体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3099790U true JP3099790U (ja) | 2004-04-15 |
Family
ID=43253472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003004371U Expired - Fee Related JP3099790U (ja) | 2003-08-11 | 2003-08-11 | 携帯カードホルダ用ポケット連設体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3099790U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0537221U (ja) * | 1991-10-29 | 1993-05-21 | 耕三 合田 | ばんそうこう |
JP2011104984A (ja) * | 2009-10-20 | 2011-06-02 | Kokuyo Co Ltd | ファイル |
CN107692449A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-02-16 | 深圳市优选师科技有限公司 | 卡盒和保护套组件 |
-
2003
- 2003-08-11 JP JP2003004371U patent/JP3099790U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0537221U (ja) * | 1991-10-29 | 1993-05-21 | 耕三 合田 | ばんそうこう |
JP2011104984A (ja) * | 2009-10-20 | 2011-06-02 | Kokuyo Co Ltd | ファイル |
JP2018034519A (ja) * | 2009-10-20 | 2018-03-08 | コクヨ株式会社 | ファイル |
CN107692449A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-02-16 | 深圳市优选师科技有限公司 | 卡盒和保护套组件 |
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Legal Events
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