JP3214343U - ブックカバー - Google Patents

ブックカバー Download PDF

Info

Publication number
JP3214343U
JP3214343U JP2017004836U JP2017004836U JP3214343U JP 3214343 U JP3214343 U JP 3214343U JP 2017004836 U JP2017004836 U JP 2017004836U JP 2017004836 U JP2017004836 U JP 2017004836U JP 3214343 U JP3214343 U JP 3214343U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
book cover
storage
main body
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017004836U
Other languages
English (en)
Inventor
等 石名坂
等 石名坂
野口 弘道
弘道 野口
Original Assignee
白金化成株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 白金化成株式会社 filed Critical 白金化成株式会社
Priority to JP2017004836U priority Critical patent/JP3214343U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3214343U publication Critical patent/JP3214343U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

【課題】より高い収納能力を有するブックカバーを提供する。【解決手段】一方の面と他方の面とが対向するように折り畳み可能な本体シート100と、本体シートの少なくとも一方の内面102(104)に取り付けられた保持部220と、保持部における他方の内面104(102)側一端部に連結され、該連結部分を軸に揺動可能な揺動部240と、揺動部の表裏両面に設けられ、被収納物を収納可能な収納シート244と、を備えた。【選択図】図2

Description

本考案は、冊子と共に、カードや書類等の被収納物を収納するブックカバーに関する。
近年、単行本や文庫本、ノート、教科書といった冊子の表紙及び裏表紙を保護するブックカバーが広く用いられている。図5は、展開状態にある従来のブックカバーを示す模式図である。図5に示されるように、従来のブックカバー90は本体シート92の内面の両側にそれぞれ冊子の表紙または裏表紙が差し込まれてこれを保持する保持部94が設けられており、その保持部94上にカードやレシート等の被収納物を収納するポケット96が設けられている。
関連する技術に、書籍の表紙に対応する部分に二枚重ね部を設け、その二枚重ね部の一部にヒートシール部と切込線とによりディスク盤の収納部を形成したことにより、ディスク盤を収納部にきちんと収納し、書籍と一緒に保管・搬送等することを実現したブックカバーが知られている(特許文献1)。
実公平7−36780号公報
しかしながら、上述したような従来のブックカバーは、冊子を収納する関係上、冊子の表紙と裏表紙とを保持する保持部にのみポケットが設けられているため、被収納物の収納量が限られる。そのため、ブックカバーの収納能力の向上が求められていた。
そこで、本考案は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、より高い収納能力を有するブックカバーを提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案は、一方の面と他方の面とが対向するように折り畳み可能な本体シートと、前記本体シートの少なくとも一方の面に取り付けられた第1のシートと、前記第1のシートにおける前記他方の面側一端部に連結され、該連結部分を軸に揺動可能な第2のシートと、前記第2のシートに設けられ、被収納物を収納可能な収納部と、を備えることを特徴とする。
本考案によれば、より高い収納能力を有するブックカバーを提供することができる。なお、本考案のその他の効果については、以下の考案を実施するための形態の項でも説明する。
実施形態に係るブックカバーの斜視図である。 ブックカバーの展開状態を示す模式図である。 展開状態にあるブックカバーの折返し部を開いた状態を示す模式図である。 図2に示されるA−A線断面図である。 展開状態にある従来のブックカバーを示す模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本考案の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1及び図2に示されるように、本考案の実施形態に係るブックカバー10は、冊子状に折り畳み可能な本体シート100と、当該本体シート100を折り畳んだ際に対向する2つの内面102,104それぞれに取り付けられた収納体200a,200bと、を備える。なお、収納体200a,200bは左右方向(X方向)において、本体シート100の中心線Pを境に線対称となるように対向して設けられている以外は同一のものであり、これらを区別しない場合は収納体200と称して以後説明を行う。
(本体シート100)
本体シート100はX方向が天地方向(Y方向)より長い矩形のシート状物であり、ブックカバー10が冊子を収納した場合に、その表紙、背、及び裏表紙を覆うカバーの役割を果たす。本体シート100は、一方の内面102と他方の面104とが対向するように折り畳むことができるよう、可撓性を有することが好ましい。このような材料としては、紙製材料やプラスチック材料、不織布、織布、皮、合皮等が挙げられる。なお、開閉可能であれば本体シート100に木材や鋼材を用いるようにしてもよい。
(収納体200)
収納体200aは、本体シート100と同様に矩形のシート状物であり、図2〜図4に示されるように、本体シート100の一方の内面102に取り付けられた保持部220と、保持部220における一端部、具体的には保持部220における本体シート100の他方の内面104側一端部に一体的に連結された揺動部240と、を備える。なお、収納体200bについては、保持部220が本体シート100の他方の内面104に取り付けられている以外は収納体200aと同様であるため、ここでの説明及び図3においては省略する。収納体200aは、少なくとも揺動部240が揺動できるよう、可撓性を有することが好ましい。このような材料としては、紙製材料やプラスチック材料、不織布、織布、皮、合皮等が挙げられが、透過性を有するものが好ましい。収納体200が透過性を有することにより、後述する収納空間内に収納した被収納物を視認することが可能となる。
保持部220は、符号221,222,223で示される3辺の縁部がそれぞれ本体シート100の縁部と熱溶着、超音波溶着等により溶着したシート状物であり、これにより本体シート100との間で保持空間が画成されたポケットが形成される。本体シート100との溶着加工がなされていない保持部220の一端部224から、冊子の表紙または裏表紙が当該保持空間内に挿入されることにより、冊子の表紙または裏表紙を保持することができる。また、本実施形態においては、保持部220の縁部221,222,及び223上に、収納シート225の3辺の縁部がそれぞれ熱溶着、超音波溶着等により溶着されている。この収納シート225と保持部220との間で収納空間が画成されたポケットが形成されており、カード等の被収納物を当該収納空間内に収納することができる。
揺動部240は、本実施形態においては保持部220と一体的に形成されており、折り畳まれた状態において図2に示されるように保持部220上に位置しているが、図3に示されるように揺動して折り返すことができる。揺動部240には、符号241,242,243で示される3辺の縁部に両面からそれぞれ収納シート244,245が熱溶着または超音波溶着等により溶着されており、また縁部241と縁部243との間に2つの仕切246,247が熱溶着または超音波溶着等により設けられている。これにより、揺動部240と収納シート244,245との間に片面3つの収納空間が画成されたポケットが形成されている。したがって、揺動部240はその両面においてカード等の被収納物、例えば名刺であれば少なくとも6枚収納することができ、ブックカバー10の使用者は揺動部240を適宜折り返して、その両面に形成された収納空間に対する被収納物の挿入、取り出しを簡便に行うことができる。
保持部220と揺動部240との間には、揺動部240の揺動時の軸となる周囲より厚みが薄い(図4参照)薄厚部260が設けられており、これにより、揺動部240の揺動、即ち折り返しが容易となる。なお、本体シート100を閉じた状態において揺動部240がそのY方向において位置ズレして冊子状の本体シート100の天または地側から露出することが無いよう、揺動部240のY方向における長さは保持部220のY方向における長さ、換言すれば本体シート100の長さよりも短くされている。
上述したブックカバー10の製造方法を簡単に説明する。先ず、収納体200の元となるシート状物を用意し、一方側両面に収納シート244,245を重ね合わせ、一方側に揺動部240の形状、他方側に保持部220の形状が形成されるよう金型等による型抜きを行う。型抜き後、収納シート244,245における3辺の縁部を熱溶着により貼り合わせと共に、2つの仕切246,247を熱溶着により形成する。これにより、一方側に揺動部240、他方側に保持部220が形成された収納体200が形成される。この収納体200を2つ用意し、それらの保持部220を、本体シート100の一方の内面102と他方の内面104とにそれぞれ位置付け、保持部220上に収納シート225を積層し、これらの縁部を熱溶着により貼り合わせることにより、ブックカバー10は完成となる。
以上に説明した本実施形態に係るブックカバー10によれば、冊子の表紙及び裏表紙を2つの保持部220のそれぞれに挿入することにより冊子を保持することができると共に、冊子を保持した状態において揺動部240が揺動可能となっているため、揺動部240が冊子の1頁のような形態をとり、その両面に画成された収容空間を使用することができて従来より多くの収納空間を持たせることが可能となる。また、揺動部240が冊子の1頁のような形態をとるため、使用に関する煩わしさがなく、意匠性にも優れる。更に、保持部220と揺動部240とが一体的に形成されているため、一度の型抜き及び溶着で揺動部240を形成でき、そのまま保持部を本体シート100に貼り付ければよいため、製造方法が極めて容易であり、低コスト且つ量産性に優れている。このような製造方法によれば、従来より製造工程数を減らすことができるため、短納期を実現できる。また、このような製造方法によれば、従来では別工程、例えばポケットを形成するための複数のシート状物をシート毎に都度溶着する工程を必要としないため、シート状物に対する波の跡(ヨレ)、位置ズレ、曲がり、ポケットの付け忘れ等の不良が生じる可能性を低減できる。
なお、本実施形態においては、収納シート225,244,245を用いて収納空間を画成したが、これに限定されるものではなく、より多くの収納シートを用いてさらなる収納空間を画成するようにしてもよい。さらに、揺動部240を複数形成してもよく、例えば収納シート225の一端部に揺動部240が形成されるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、揺動部240が保持部220に一体的に連結されていると説明したが、これに限定される必要はなく、保持部220と揺動部240とを別体として異なる部材により構成するようにしてもよい。
また、本実施形態においてはX方向に収納空間の開口が形成されるよう収納シート225,244,245を貼り付けたが、Y方向に収納空間の開口が形成されるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、本体シート100と保持部220、保持部220と収容シート225、及び揺動部240と収容シート244,245がそれぞれ熱溶着や超音波溶着等により溶着されていると説明したが、これに限定するものではない。例えば高周波加工、ウエルダー加工、または接着剤による接着等、対象となるシート状物の素材に応じて適宜固着方法を選定すればよい。
本考案は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、実用新案登録請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本考案の範囲内のものである。
10 ブックカバー
100 本体シート
102,104 内面(一方の面、他方の面)
200,200a,200b 収納体
220 保持部(第1のシート)
240 揺動部(第2のシート、収納部)
245,246 収納シート(収納部)
260 薄厚部

Claims (7)

  1. 一方の面と他方の面とが対向するように折り畳み可能な本体シートと、
    前記本体シートの少なくとも一方の面に取り付けられた第1のシートと、
    前記第1のシートにおける前記他方の面側一端部に連結され、該連結部分を軸に揺動可能な第2のシートと、
    前記第2のシートに設けられ、被収納物を収納可能な収納部と、
    を備えることを特徴とするブックカバー。
  2. 前記本体シートにおける一方の面と前記第1のシートとの間に、冊子の表紙を保持可能な保持空間が形成される
    ことを特徴とする請求項1記載のブックカバー。
  3. 前記本体シートおよび前記第1のシートは四角形に形成され、
    前記第1のシートにおける前記他方の面側一端部以外の端部が、前記一方の面の端部に固着することにより、前記一方の面と前記第1のシートとの間に前記保持空間が形成される
    ことを特徴とする請求項2記載のブックカバー。
  4. 前記収納部は、前記第2のシートの両面に設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のブックカバー。
  5. 前記第2のシートは透過性を有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のブックカバー。
  6. 前記第1のシートと前記第2のシートとの連結部分には、前記第2のシートを揺動する際の軸となる薄厚部が設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のブックカバー。
  7. 前記第1のシートと前記第2のシートとは一体的に形成される
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のブックカバー。
JP2017004836U 2017-10-23 2017-10-23 ブックカバー Active JP3214343U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017004836U JP3214343U (ja) 2017-10-23 2017-10-23 ブックカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017004836U JP3214343U (ja) 2017-10-23 2017-10-23 ブックカバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3214343U true JP3214343U (ja) 2018-01-11

Family

ID=60942580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017004836U Active JP3214343U (ja) 2017-10-23 2017-10-23 ブックカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3214343U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3214343U (ja) ブックカバー
JP2010036568A (ja) ブックカバー
JP3177545U (ja) ファイル用ポケット及びそれを用いたファイル
JP3170653U (ja) クリアファイル
JP3184301U (ja) クリアファイルブック
JP2008023901A (ja) 書類・冊子類の取付補助具
KR101417756B1 (ko) 분리된 용지의 면적을 확장시킬 수 있는 노트
JP2009241390A (ja) 収納ホルダ
CN210792567U (zh) 一种适用于多场合的档案夹
JP2013107309A (ja) 新規書類収納フォルダー
JP7480674B2 (ja) ファイル
JP3165736U (ja) ファイリング用具
JP3212274U (ja) ファイル表紙
JP7106064B1 (ja) 手帳
JP3214125U (ja) スペーサを備えた冊子
JP3079837U (ja) 記録媒体収納ホルダー付き絵本
JP3073679U (ja) ディスク収納体
JP3207893U (ja) 書類収納具
JP4663108B2 (ja) 手帳等用カバーおよびその製造方法
JP6758157B2 (ja) 透視可能な大型ポケット付きのクリアファイル
TWM479221U (zh) 環保資料夾
JP2010052312A (ja) 薄型物品用ホルダ、およびその製造方法
JP3088215U (ja) ポケット構造
JP2016120645A (ja) 紙挟み
JP6695621B2 (ja) 並製本または上製本

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3214343

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250