JP3060812U - 耳温計のキャップ - Google Patents

耳温計のキャップ

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JP3060812U
JP3060812U JP1999000109U JP10999U JP3060812U JP 3060812 U JP3060812 U JP 3060812U JP 1999000109 U JP1999000109 U JP 1999000109U JP 10999 U JP10999 U JP 10999U JP 3060812 U JP3060812 U JP 3060812U
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JP
Japan
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cap
ear thermometer
ear
tip
measuring
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JP1999000109U
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English (en)
Inventor
中平 呉
Original Assignee
新典自動化股▲分▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型軽量化、コストダウン並びにゴミ減量化
に効果的な耳温計のキャップを提供する。 【解決手段】 耳温計のキャップ1は、耳温計の測定部
9先端に組み合わせて使用する。キャップ1は赤外線を
透過するプラスチック素材で成型され、一端を密封、も
う一端を開口したカップ形状である。密封端には、厚み
を比較的薄くした上端部10を設け、上端部10と開口
端11は側面12にて繋いでいる。側面12の上端部1
0に近い箇所にはくびれ部13が形成され、くびれ部1
3の内径は耳温計8の測定部9先端の外径より若干小さ
く、キャップ1により耳温計8の測定部9先端を締め付
けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、耳温計のキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、赤外線測定技術を利用して作成した温度計、特に熟知されている耳温計 は非常に反応が速く、従来の水銀体温計に取って代わろうとしている。耳温計は 、外耳内の鼓膜に放射した赤外線の強度を測定することにより耳温を表示するも のであり、使用する際は耳温計の頭を外耳口に挿入する為、衛生的なキャップを 被せて汚染もしくは細菌感染を避ける必要がある。これには一般に使い捨てキャ ップが使用されており、現市場においては以下の二種類のキャップがある。
【0003】 一つ目のキャップは三つの部品から成る。ポリエチレンの薄膜で周囲を囲み折 り込んでカップ状にし、底部に二つのリング状部品を組み合わせ、内側のクリッ プにより折り込んだ薄膜周囲を挟み込み、密封された薄膜端と底部開口端を作る 。底部の周囲溝は、耳温計測定部の底部突起に嵌合、固定させる。
【0004】 二つ目のキャップは、一部品式であり、穴端はとても薄く、側面部分はまた十 分な硬さで一定した形状を為す。底部が最も厚みのある箇所であり、底部に近い 側面にある溝は耳温計の測定部の下端に設けたクリップに固定される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これらのキャップには、いくつかの欠点がある。特に三部品式 のものは、加工工程が多く、材料費も無駄でコスト高となる。また、底部の他、 その材料はすべて薄膜である為、周囲には皺が生じやすく、形状が不安定で、美 観に優れたものとは言えない。
【0006】 また、一部品式のキャップについて、その耳温計の測定部は、外耳口に接触す る長さとしなければならないが、キャップが測定部と共に耳内に挿入される場合 、耳と実際に接触する部分は測定部先端の一部分のみであるため、キャップを嵌 合する測定部底部までの長さとしなければならない。そのため、長さは明らかに 長すぎであり、材料の浪費、コスト高を招き、使い捨て後の環境問題も残る。
【0007】 本考案の目的は、簡単な構造の耳温計のキャップを提供することにある。 また、本考案の別の目的は、小型軽量化、コストダウン並びにゴミ減量化に効 果的な耳温計のキャップを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案の請求項1記載の耳温計のキャップは、耳 温計の測定部先端に組み合わせて使用する。耳温計のキャップは赤外線を透過す るプラスチック素材で成型され、密封端と開口端を有するカップ形状である。ま た、密封端には厚みが周囲よりも薄くした上端部が設けられ、上端部と開口端は 側面にて繋がっている。側面の上端部に近い箇所にくびれ部が設けられ、くびれ 部の内径は耳温計測定部先端の外径より小さくなっているので、キャップにより 耳温計測定部先端を締め付けることができる。
【0009】 本考案の請求項2記載の耳温計のキャップは、側面上に突出部が形成されてい る。 本考案の請求項3記載の耳温計のキャップは、長さが耳温計の測定部より短か くなっている。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例) 図1に示すように本考案の第1実施例のキャップ1は、耳温計8の測定部9上 (耳温計の形状は図示するものに限らず)に置く。測定部9は、長さLP17の テーパー型を成し、そのサイズおよび形状は、快適に耳内に挿入でき、図示しな い外耳口に接触するものであり、外耳内部の鼓膜に放射した赤外線を受けて検温 する。キャップ1は基本的に測定部9に対応する形状とし、並びに測定部9上に きつくはめ込んで使用する。キャップ1の長さLC18は測定部9の長さLP1 7より短いものとする。
【0011】 本考案の第1実施例のキャップ1は、図2及び図3に示すとおりであるが、そ の測定部9内の導光管等部品は図示していない。キャップ1は薄膜状の上端部1 0、比較的厚みがあり硬さのある開口端11及び側面12を含んでおり、この三 つは一体成型である。これらすべての材料はポリエチレンまたはポリプロピレン であり、これらのポリマー材は約4〜20μmの遠赤外線の透過率に優れている という特徴を有する。また、本考案キャップ1の側面12は、上端部10に近い 箇所にくびれ部13を設け、そのサイズは測定部9先端に相対するものとし、適 当な締め具合を以てキャップ1を測定部9上に被せて使用、使用後キャップ1は 適当な力を加えると外れ廃棄できる。くびれ部13は測定部9先端にしっかりと 結合する為、測定部9には如何なる溝もしくは突起等の嵌合設計を必要としない ため、キャップ1開口端11サイズは耳温計8測定部9のサイズの制限を受ける ことなく、また多少広く緩くても構わない。更に、キャップ1の長さは実際の需 要に応じて設計可能である為、小型軽量化でき、一般的に言えば従来品キャップ の四分の一の長さのものも可能であり、材料費がかなり節約でき、並びに廃棄後 のゴミ減量化にも役立つ。
【0012】 キャップ1の上端部10箇所は、赤外線放射能を有効的に通過させる為、厚さ 16を約0.01mm〜0.015mmと非常に薄くしなければならない。くび れ部13は多少厚く約0.02〜0.1mmとする。開口端11近くには更に厚 みのある硬質部14を設け、ユーザーがこれを押してキャップ1を定位させたり 取り除いたりすることができる。くびれ部13の内径は測定部9との相対箇所外 径より若干小さいものとし、これにより、有効的に締め付け、キャップ1を測定 部9上に固定して上端部10がぴんと張る為、赤外線の透過に役立つ。
【0013】 (第2実施例) 本考案の第2実施例のキャップ2を図4及び図5に示している。第1実施例と 同様に上端部10、開口端11、側面12及びくびれ部13等部分を含んでおり 、上端部10の厚さ16及びくびれ部13と測定部9のサイズとの関係は、第1 実施例と同様である。第1実施例と異なる点は、側面12の形状のみである。側 面12中間もしくは開口端11近くに突出部15を作り、キャップ2構造を強化 して容易に変形しないようにする。また、ユーザーにとっても、キャップ2を耳 温計8の測定部9に取り付けたり取り外したりするのが簡単になる。
【0014】 上記の複数の実施例において、硬質部14及び突出部15のもう一つの作用と して、重ねる際の分離効果が挙げられる。図4に示すとおり、本考案のキャップ 2を収納保存する際、数個のキャップ2を重ね合わせても、突出部15(もしく はキャップ1の硬質部14)がある為、一定間隔を保持して、キャップ2(キャ ップ1)間を容易に分けられくっついてしまうこともなく、使用時はとても取り やすい。重ねて保存をすればスペース節約にもなる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の耳温計のキャップは、測定部9には如何なる溝 もしくは突起等の嵌合設計を必要としない為、キャップ1開口端11サイズは耳 温計8測定部9のサイズの制限を受けない。また、キャップ1の長さは実際の需 要に応じて設計可能であるという特徴を持つ。それにより、小型軽量化でき、材 料費がかなり節約でき、並びに廃棄後のゴミ減量化に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例による耳温計のキャップを
被せた耳温計の概略斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例による耳温計のキャップの
使用状態を示す断面図である。
【図3】本考案の第1実施例による耳温計のキャップの
使用状態を示す概略斜視図である。
【図4】本考案の第2実施例による耳温計のキャップの
使用状態を示す断面図である。
【図5】本考案の第2実施例による耳温計のキャップの
使用状態を示す概略斜視図である。
【図6】本考案の第2実施例による耳温計のキャップを
積載した状態を示す図である。
【符号の説明】
1、2 キャップ 8 耳温計 9 測定部 10 上端部 11 開口端 12 側面 13 くびれ部 14 硬質部 15 突出部 16 厚み 17 長さLP 18 長さLC

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線を透過するプラスチック素材で成
    型され、密封された密封端および開口した開口端を有
    し、耳温計の測定部先端に組み合わせて使用するカップ
    形状の耳温計のキャップであって、 前記密封端に厚みが周囲より薄くなるように形成された
    上端部と、 前記上端部と前記開口端とを連結する側面と、 前記側面の前記上端部近傍に設けられるくびれ部とを備
    え、 前記くびれ部の内径は、前記測定部を締めつけるように
    前記測定部先端の外径よりも小さくなるように形成され
    ていることを特徴とする耳温計のキャップ。
  2. 【請求項2】 前記側面は、突出部が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の耳温計のキャップ。
  3. 【請求項3】 前記キャップの長さは、前記耳温計の測
    定部の長さより短いことを特徴とする請求項1記載の耳
    温計のキャップ。
JP1999000109U 1999-01-13 1999-01-13 耳温計のキャップ Expired - Lifetime JP3060812U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08205351A (ja) * 1995-01-30 1996-08-09 Sumitomo Electric Ind Ltd ケーブルの布設方法及び装置

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