JP3060330U - 敷物固定具 - Google Patents

敷物固定具

Info

Publication number
JP3060330U
JP3060330U JP1998009908U JP990898U JP3060330U JP 3060330 U JP3060330 U JP 3060330U JP 1998009908 U JP1998009908 U JP 1998009908U JP 990898 U JP990898 U JP 990898U JP 3060330 U JP3060330 U JP 3060330U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rug
fixing device
base material
car mat
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998009908U
Other languages
English (en)
Inventor
繁雄 落合
Original Assignee
繁雄 落合
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 繁雄 落合 filed Critical 繁雄 落合
Priority to JP1998009908U priority Critical patent/JP3060330U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3060330U publication Critical patent/JP3060330U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 簡単な方法で第1の敷物の任意の位置に取
り付けられ第2の敷物を固定し、しかも充分な固定力を
有し、加えて負傷や破損の恐れの少ない敷物固定具を提
供すること。 【構 成】 U字型の一体構造を成す上顎部と下顎部と
を有する基材と、基材上に設けられ第2の敷物に係合す
る敷物係合部とから構成され、上記の下顎部を第1の敷
物に差し込むことにより、第1の敷物を上記の上顎部と
下顎部とが協働して挟持し、さらに止め具を使うことで
第1の敷物に基材を固定する敷物固定具。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用カーマットのごとく第1の敷物の上に第2の敷 物を置いた場合の、第2の敷物のずれを防止するための敷物固定具に関 する。
【従来の技術】
通常、自動車の座席の足元には、車体の床張りのカーペットの上に カーマットが敷かれている。カーマットは、自動車の使用者の靴に付着 した泥などにより床張りのカーペットが汚れるのを防ぐためのものであ る。カーマットは、車の乗り降りや運転動作によってずれないように床 に固定されていると同時に、汚れた場合には簡単に取り外して洗うこと ができるようになっている。 このカーマットの固定方法は、カーマットに付属して売られている 敷物固定具を用いるものであり、例えば突起部を有した敷物固定具を何 等かの方法で車体床面に固定、この敷物固定具の突起部にカーマットに 開けられた穴を引っかけて固定していた。そして、敷物固定具を床に固 定するためには、従来、以下の4つの方法が取られていた。 (1)予め車体座席下側が敷物固定具をボルトなどで固定するよう に構成されていて、そこを図11に示すような敷物固定具801の穴部 801aに挿入してボルト又はビスで固定する方法。 (2)座席を固定しているシートレールの取付ボルトを緩めて、こ れを図12に示すような敷物固定具901の切欠部901aに差し込ん でからボルトを締め直し固定する方法。 (3)車体の床張りカーペットにナイフで切込みを入れて、この部 分に図13に示すような敷物固定具1001の鈎部1001aを差し込 み引っかけ固定する方法。 (4)床張りカーペットに図14に示すような敷物固定具1101 の針状部1101aを差し込んで敷物固定具を固定する方法。 上記(1)の方法においては、自動車の車種によって敷物固定具を 固定するための位置が異なっており、各車種の純正部品のカーマットに 対してしか使用できなかった。このため、中古車に新しいカーマットを 取り付けようとした場合や、個人の好みで新しいカーマットに取り替え ようとした場合には、(1)の方法は利用できなかった。また、上記( 2)の方法は、座席のシートレールの取付ボルトを1度緩めてから締め 直す必要があり、例えばこの作業を素人が行った場合、ボルトの締め方 が不十分になる恐れがあった。上記(3)及び(4)の方法は、方法( 1)及び(2)の問題点を解決し、誰でも簡単にカーマットの固定具を 装着可能としたものであり、市販のカーマットなどに広く利用されてい るものであった。
【考案が解決しようとする課題点】
しかしながら、上記(3)及び(4)の方法いずれにおいても、敷 物固定具を固定する力が不十分であり、カーマットを掃除のために取り 外そうとした場合に、敷物固定具までもが外れてしまうといった欠点が あった。また、車の乗り降りや運転動作によってカーマットにかかる力 のために敷物固定具が固定位置から外れたりすれたりして、カーマット が前方方向にずれてしまうことが多かった。特に運転席の足元のカーマ ットの場合、カーマットが前方方向にずれると、ずれたカーマットが運 転ペダルに絡み付いて、ペダル操作に支障を来す恐れがあるといった問 題があった。また、上記(3)の方法で用いられる敷物固定具1101 には、鋭利な部分があるため、取り付け者が負傷する恐れがあり危険で ある上、基材と針状部の結合が脆いため、敷物固定具そのものの破損の 恐れもあるといった欠点もあった。 このため、本考案では、簡単な方法で任意の位置に取り付けられ、 しかも充分な固定力を有し、加えて負傷や破損の恐れの少ない敷物固定 具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案の敷物固定具は、第1の敷物に差し込んで第2の敷物を固定 するために使用する敷物固定具であって、 U字型の一体構造を成す上顎部と下顎部とを有する基材と、 基材上に設けられ第2の敷物に係合する敷物係合部と、 から構成され、 上記の下顎部を第1の敷物に差し込むことにより、第1の敷物を上 記の上顎部と下顎部とが協働して挟持し、さらに止め具を使うことで第 1の敷物に基材を固定することを特徴とすることを要旨とする。
【作 用】
前記構成を有する本考案の敷物固定具は、下顎部を第1の敷物に差 し込んで固定する物であるから、第1の敷物の上ならどこにでも自由に 取り付けて第2の敷物を固定することができる。また、スクリュービス で絞めるなどの作業により基材全体が第1の敷物を挟持し、敷物固定具 に充分な固定力を与える。
【実施例】
以上説明した本考案の構成・作用を一層明らかにするために、以下 本考案の好適な実施例について説明する。 図1は、本考案の一実施例の敷物固定具を示す斜視図である。図1 に示すように、敷物固定具1は、U字状の基材2にさらなる安定感を得 るための安定板6を施し、止め具としてスクリュービス11を使用して いる。 スクリュービス11は金属製のものを使用する。 基材2は、金属板を加工して作り、下顎部3と上顎部4と敷物係合 部5と安定板6とスクリュービス11と適合する経口のネジ穴12a・ 12bとを有している。基材2の作り方は、次の3工程である。第1工 程として、材料である金属板から矩形を切り抜く。この際、矩形の短い 方の一辺を少し細めに切り抜いて下顎部3とし、反対側を上顎部4とす る。ネジ穴12aと12b、金属板の中央のコの字型の切り込み入れも この第1工程で同時に行なう。なお、第1工程によって切り抜いた金属 板の斜視図を図3に示す。第2工程として、第1工程で切り抜いた金属 板をU字状に折り曲げる。この際、コの字型に切り込んでおいて部分が 折り曲げられずに残り安定板6となる。また、安定板6を撥ね上げた跡 は、第3工程における敷物係合部5の取り付けを容易とする効果を与え る。第3工程として、敷物係合部5を取り付ける。敷物係合部5は、基 材2に穴を開けて差し込み固定する。敷物係合部5は、丸棒の先端部を 丸く膨らませたつの状突起を、基材2に取り付けて構成される。敷物係 合部5は例えば熱可塑性樹脂等で射出成形して作る。 次に、図4に上記第1実施例の本考案の敷物固定具の使用方法を示 す断面図を示す。まず、床張りカーペット21の任意の個所にカッター などで切り込みを入れ、敷物固定具1の下顎部3を自動車の車体の床張 りカーペット21と車体床鋼板23の間に差し込む。次に、上顎部4の ビス穴12aから下顎部3のビス穴12bに向かってスクリュービス1 1を通す。スクリュービス11を絞めることにより、上顎部4と下顎部 3とで床張りカーペット21を挟持する力が生まれ、敷物固定具1は床 張りカーペット21にしっかりと固定される。なお、スクリュービスは 自ら穴を穿つため、事前に床張りカーペット21に穴を開けておく必要 はない。 なお、上記第1実施例においては、製作第1工程で切り抜いたもの を加工せずにそのまま用いたが、敷物固定具1を床張りカーペット21 に滑り込みやすくするために、下顎部の先端を下方へ曲げたり薄くした りするなどの加工を施してもよい。 また、上記第1実施例においては、基材2として金属板を用いたが 、この他に、熱可塑性の樹脂を射出成形するなどして成形した基材でも よい。さらに、基材2を熱可塑性の樹脂で作成する場合には敷物係合部 5も熱可塑性樹脂で同時に一体加工することも可能である。またプラス ティックなどで型抜き成形した基材の場合も同様である。さらに、事前 に床張りカーペット21に穴を開けておく手間を惜しまないのであれば 、止め具を通常のビスとすることも可能であるし、その素材もプラステ ィックなどでも構わない。 図5に第2実施例を示す。第2実施例においては、敷物係合部10 5を、ホツク凸部123あるいはホック凹部125を取り付けて構成す る。この場合、カーマット121の方に、ホックの相対する部品を取り 付けて、カーマット121を敷物固定具101に固定できるようにする 。 図6に第3実施例を示す。第3実施例においては、敷物係合部20 5を、基材200に面ファスナ223の一方を取り付けて構成する。こ の場合カーマット221の方に、面ファスナ223の他方を取り付けて 、カーマット221を敷物固定具201に固定できるようにする。 図7に第4実施例を示す。第4実施例においては敷物係合部305 を、基材300の端部をコの字型に折り曲げることによって構成する。 この場合、カーマット321の方に、上記コの字型の端部が引っかかる ような環状部分321aあるいは開口部321bを設けて、カーマット 321を敷物固定具301に固定できるようにする。 図8に第5実施例を示す。第5実施例においては、敷物係合部40 5を、基材400に穴を設けたことによって構成する。この場合、カー マット421の方に、上記穴に引っかけるための断面コの字型の部品4 21aを設けて、カーマット421を敷物固定具401に固定できるよ うにする。 図9に第6実施例を示す。第6実施例においては敷物係合部505 を、基材500に鍵穴状の穴503を設けたことによって構成する。こ の場合カーマット521の方に、上記穴50Sに引っかけるための突起 部521aを設けて、カーマット521を敷物固定具501に固定でき るようにする。 図10に第7実施例を示す。第7実施例においては敷物係合部60 5を、基材600に切込みを設けて、基材600の一部を折り曲げたこ とによって構成する。この場合、カーマット621の方に、上記敷物係 合部605に引っかけるための穴621aを設けて、カーマット621 を敷物固定具601に固定できるようにする。 上記第2〜7実施例のように敷物係合部105〜605を様々な形 態に変えることによって、敷物固定具を自動車内のみならずいろいろな 場所で利用することが可能となる。 上述のように、実施例1〜7によれば、止め具と基材2〜600の 組み合せによって、固定力の強い敷物固定具を提供することが出来る。 また、第1の敷物としての床張りカーペット21に差し込むことによっ て固定するため、床張りカーペット21がある場所ならばどこにでも簡 単に取り付けることができ、さらに先端が針状になっている部分がない ので作業中に負傷する危険性も少なく、基材2〜600は基本的に一体 構造を成しているため破損の恐れも少ない。 また、基材の形状は長方形を折り曲げてU字型にしたものの他に、 楕円やひし形を折り曲げてU字型にしたものでもよい。また、本考案の 敷物固定具は、カーマットの固定の他に、飛行機、船、列車、バス、家 屋などの下敷の敷物の上に敷くサブマットの固定具としても広く利用で きる。 以上本考案の実施例について説明したが、本考案はこうした実施例 に何等限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におい て、様々なる態様で実施しうることは勿論である。
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案によれば、簡単な方法で任意の位置に 取り付けられ、しかも充分な固定力を有し、加えて負傷や破損の恐れの 少ない敷物固定具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の敷物固定具の一実施例の斜視図であ
る。
【図2】図1の敷物固定具の別方向からの斜視図であ
る。
【図3】図1の敷物固定具を製作する際の第1工程を示
す斜視図である。
【図4】図1の敷物固定具の固定方法を示す断面図であ
る。
【図5】本考案の第2実施例を示す斜視図である。
【図6】本考案の第3実施例を示す斜視図である。
【図7】本考案の第4実施例を示す斜視図である。
【図8】本考案の第5実施例を示す斜視図である。
【図9】本考案の第6実施例を示す斜視図である。
【図10】本考案の第7実施例を示す斜視図である。
【図11】従来の敷物固定具の一例をを示す斜視図であ
る。
【図12】従来の敷物固定具の一例をを示す斜視図であ
る。
【図13】従来の敷物固定具の一例をを示す斜視図であ
る。
【図14】従来の敷物固定具の一例をを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,101,201,301,401,501,601
―――敷物固定具 2,100,200,300,400,500,600
―――基材 3―――下顎部(差込部) 4―――上顎部 5,105,205,305,405,505,605
―――敷物係合部 6―――安定板 11―――スクリュービス 12―――ネジ穴 21―――床張りカーペット 121,221,321,421,521,621――
―カーマット 23―――車体床鋼板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の敷物に差し込んで第2の敷物を固定
    するために使用する敷物固定具であって、 U字型の一体構造を成す上顎部と下顎部とを有する基材
    と、 基材上に設けられ第2の敷物に係合する敷物係合部と、
    から構成され、 上記の下顎部を第1の敷物に差し込むことにより、第1
    の敷物を上記の上顎部と下顎部とが協働して挟持し、さ
    らに止め具を使うことで第1の敷物に基材を固定するこ
    とを特徴とする敷物固定具。
JP1998009908U 1998-11-05 1998-11-05 敷物固定具 Expired - Lifetime JP3060330U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998009908U JP3060330U (ja) 1998-11-05 1998-11-05 敷物固定具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998009908U JP3060330U (ja) 1998-11-05 1998-11-05 敷物固定具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3060330U true JP3060330U (ja) 1999-08-31

Family

ID=43194153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998009908U Expired - Lifetime JP3060330U (ja) 1998-11-05 1998-11-05 敷物固定具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3060330U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970001103B1 (ko) 자동차의 매트 지지용 고정 소자
US8122567B2 (en) Floor mat clip assembly
US20150210197A1 (en) Vehicle floor cover retention system and device
JPH01103550A (ja) 自動車用床マットに保持機構取付け方法及び床マット構造物
EP0422075A1 (en) Carpet mat retainer clip
JP2544686Y2 (ja) 線状物の留め具
WO2004026610A1 (ja) アクセルペダル
US20070257506A1 (en) Apparatus for fastening an object
JP3060330U (ja) 敷物固定具
JP5282334B2 (ja) 自動車のマットの固定装置
US4875250A (en) Clamp for fastening a carpet on a floor
US5093958A (en) Automobile floor mat anchoring system
JPH0558462U (ja) 敷物固定具
JP4344056B2 (ja) 自動車用部品の取付装置
JP2808903B2 (ja) フロアマット用固定具
US4740027A (en) Spring clip fastener system
JP2001088598A (ja) 合成樹脂製マットずれ防止部材
JP4373864B2 (ja) 自動車のフロアマットの留め具
JP2000095008A (ja) フロアマット用固定具
JP2573127Y2 (ja) フロアカーペットの取付構造
JP4308981B2 (ja) フック
JP2884399B2 (ja) 多連形カーテンレールの取付け構造
JP2013112095A (ja) フロアマット固定具
JPH0418911Y2 (ja)
JPH0920164A (ja) 車両用座席