JP3060170B2 - 通気性包装袋 - Google Patents

通気性包装袋

Info

Publication number
JP3060170B2
JP3060170B2 JP9315960A JP31596097A JP3060170B2 JP 3060170 B2 JP3060170 B2 JP 3060170B2 JP 9315960 A JP9315960 A JP 9315960A JP 31596097 A JP31596097 A JP 31596097A JP 3060170 B2 JP3060170 B2 JP 3060170B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net sheet
bag
welding
bag film
opening edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9315960A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11130089A (ja
Inventor
一紀 山形
Original Assignee
株式会社ヤマガタグラビヤ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ヤマガタグラビヤ filed Critical 株式会社ヤマガタグラビヤ
Priority to JP9315960A priority Critical patent/JP3060170B2/ja
Publication of JPH11130089A publication Critical patent/JPH11130089A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3060170B2 publication Critical patent/JP3060170B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生鮮果菜類等の特
に通気性を要する商品を収納した状態で店頭販売できる
ようにした通気性包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、枝豆やオクラ等の小さい野菜や、
金柑等の小さい果実(このような野菜と果実を含んで生
鮮果菜類を総称する)は、一定量を包装袋に収納して店
頭販売することが望ましく、従来、多数のモノフィラメ
ント状の線条を交差して一体化せしめた伸縮自在な網目
を有するネットチューブから成る包装袋に収納されてい
る。即ち、ネットチューブを所定長さに寸断すると共
に、一端を集束して溶着することにより底部を備えた袋
体を形成し、該袋体に果菜類を収納した後、紙ヘッダー
をホッチキス止めすることにより袋体の開口部を閉鎖せ
しめている。然しながら、このような包装袋は、全体が
ネットから成るため商品に関する記述その他の情報を印
刷表示することができない。このため、紙ヘッダーに情
報を印刷表示しているが、スペースが小さく、必要充分
な情報を表示できない。
【0003】ところで、各種の小物商品を収納した状態
で店頭販売できるようにした包装袋は、本出願人におい
て種々提案してきたところであり、このような包装袋
は、合成樹脂フィルムから成る表フィルム及び裏フィル
ムを溶断溶着することによりほぼ矩形の袋体を構成し、
必要に応じ、袋上部に吊下用のヘッダーを設けている。
従って、表裏フィルム面に任意に印刷表示を施すことが
可能であり、商品の情報表示のためのスペースが不足す
ることはない。然しながら、このような包装袋を前述の
ような生鮮果菜類の包装袋として用いると、収納した生
鮮果菜類が密封され、通気性が乏しく早期に鮮度を低下
してしまう。即ち、生鮮果菜類は呼吸により鮮度を維持
しているため、通気性を妨げると早期に劣化する。
【0004】この点について、合成樹脂フィルムの中に
は、通気性を可能ならしめたフィルムも存在するが、そ
の通気量は僅かであり、仮に、このような通気性フィル
ムを用いて袋体を構成しても、生鮮果菜類の鮮度維持の
ためには役立たない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は、
生鮮果菜類の包装袋を形成するに際し、袋体の一面を合
成樹脂製の袋フィルムにより構成し、他面を合成樹脂製
のネットシートにより構成すれば、必要充分な通気性が
保証されると共に、商品の情報表示スペースが確保さ
れ、生鮮果菜類のための理想的な包装袋を提供できるこ
とを知得した。
【0006】そして、このような包装袋を構成する合成
樹脂製ネットシートのために使用可能な素材を探索した
ところ、更に、次のような問題点を知見した。 (1)前述のような生鮮果菜類は、比較的嵩の低い小物
商品ではあるが、定量を包装する関係上、包装袋が偏平
な状態から商品を収納すると容易に膨隆し、理想的には
ネット部分が伸縮することが望ましい。そして、製袋機
による自動化を考慮すると、袋フィルムにネットシート
を重合した状態で、溶断溶着により包装袋を製袋するこ
とが好ましい。この点について、多数のモノフィラメン
ト状の線条を交差して一体化せしめた伸縮自在な網目を
構成した合成樹脂製ネットシートを用いれば、前記要求
にかなうことが知見された。然しながら、実際に、この
ようなネットシートを用いて製袋された包装袋に商品を
収納すると、ネットシートが袋フィルムから容易に剥離
してしまい、到底、使用に耐えないことが判明した。 (2)そこで、細幅テープ状の合成樹脂製リボンの多数
を平織状に織成した編織ネットシートを用いて包装袋を
製袋すると、該ネットシートと袋フィルムが充分な強度
で溶着され、使用に耐え得ることが知見された。然しな
がら、このような編織ネットシートは、平織された多数
のリボンにより網目を構成しているため、ほとんど伸縮
性がなく、商品を収納したとき袋フィルムを押し広げ、
著しい皺を生じて外観上見苦しく、商品価値を低下す
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決し、生鮮果菜類のような特に通気性を要する商品を店
頭販売できるようにした通気性包装袋を提供するに際
し、袋体の一面を合成樹脂製の袋フィルムにより形成
し、他面を合成樹脂製のネットシートにより形成した構
成において、ネットシートが伸縮性を有し、しかも、ネ
ットシートが袋フィルムに対して強固に溶着されるよう
にした包装袋を提供するものである。
【0008】このため、本発明が第一の手段として構成
したところは、物品収納室を挟んで一面に合成樹脂製の
袋フィルムを配置すると共に他面に合成樹脂製のネット
シートを配置し、物品収納室の周辺に位置して袋フィル
ムとネットシートを相互に溶着する溶着線を設けて成る
通気性包装袋において、前記ネットシートが、物品収納
室に臨む部位では、多数のモノフィラメント状の線条を
交差して一体化せしめた伸縮自在な網目を構成する一
方、前記溶着線に位置する部位では、線条を偏平とした
リボン部を形成し、該リボン部を袋フィルムに溶着して
成る点にある。
【0009】また、本発明が第二の手段として構成した
ところは、物品収納室を挟んで一面に合成樹脂製の袋フ
ィルムを配置すると共に他面に合成樹脂製のネットシー
トを配置し、物品収納室の開口部を除く周辺に位置して
袋フィルムとネットシートを相互に溶着する溶着線を設
けると共に、前記開口部の開口縁を越えて袋フィルムを
延長することにより封口片を備えて成る通気性包装袋に
おいて、前記ネットシートが、物品収納室に臨む部位で
は、多数のモノフィラメント状の線条を交差して一体化
せしめた伸縮自在な網目を構成する一方、前記溶着線に
位置する部位では、線条を偏平としたリボン部を形成
し、該リボン部を袋フィルムに溶着して成り、更に、ネ
ットシートが、物品収納室の開口部に臨むネット状開口
縁の外面に合成樹脂製のテープを重合し、該テープとネ
ット状開口縁を相互に溶着する開口縁溶着線を設けると
共に、該開口縁溶着線に位置する部位では、ネット状開
口縁を構成する線条を偏平としたリボン部を形成し、該
リボン部をテープに溶着して成る点にある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の好ま
しい実施形態を詳述する。
【0011】(第1実施形態)図1に示す第1実施形態
において、袋体1は、一面に配置された合成樹脂製の袋
フィルム2と、他面に配置された合成樹脂製のネットシ
ート3を重合し、袋フィルム2とネットシート3の間に
物品収納室4を構成し、該物品収納室4の周辺に位置し
て袋フィルム2とネットシート3を相互に溶着する溶着
線5a、5a、5bを設けている。尚、袋フィルム2を
構成する樹脂素材と、ネットシート3を構成する樹脂素
材は、相互に溶着可能な同質系樹脂とされている。
【0012】前記袋フィルム2は、物品収納室4の開口
部6を構成するネットシート3の開口縁7を越えて延長
された封口片8を備え、該封口片8に封緘手段9を設け
ている。また、袋体1の底部において、袋フィルム2の
延長部を折返した折返片10を備え、袋フィルム2と折
返片10の間にネットシート3の底縁を挟み、前記溶着
線5bによりサンドイッチ状に溶着している。従って、
溶着線5a、5a、5bは、物品収納室4の開口部6を
除く周辺に位置して設けられ、溶着線5a、5aが両サ
イドの溶着線を構成し、溶着線5bが底部の溶着線を構
成する。
【0013】前記ネットシート3の開口縁7には、外面
に合成樹脂製のテープ11が重合され、該テープ11と
開口縁7を相互に溶着する開口縁溶着線12a、12a
が該テープ11の両側縁に沿って平行に設けられてい
る。尚、テープ11を構成する樹脂素材と、ネットシー
ト3を構成する樹脂素材は、相互に溶着可能な同質系樹
脂とされている。
【0014】図1(B)に部分拡大図を示すように、ネ
ットシート3は、断面をほぼ円形又は楕円形とした多数
のモノフィラメント状の線条13を交差して一体化せし
めた伸縮自在な網目を備えたシートを構成する。
【0015】そこで、ネットシート3は、物品収納室4
に臨む部位では、前記線条13により断面をほぼ円形又
は楕円形とされた糸条部14を構成するが、前記溶着線
5a、5a、5b、12a、12aに位置する部位で
は、線条13を偏平としたリボン部15を構成する。こ
のようなリボン部15は、前記溶着線に位置して、熱板
等の加熱体により、ネットシート3を構成する線条13
を偏平なシート状のリボン形態とされるまで押圧し続け
ることにより形成される。
【0016】図1(B)は、両サイドの溶着線5a、5
a及び開口縁溶着線12a、12aに位置して形成され
たリボン部15だけを示しているが、底部の溶着線5b
に位置する部分にも同様のリボン部15が形成されてい
る。
【0017】従って、このように偏平なシート状に形成
されたリボン部15を介して、両サイドの溶着線5a、
5aと底部の溶着線5bの部分では、ネットシート3と
袋フィルム2が相互に強固に溶着され、また、開口縁溶
着線12a、12aの部分では、ネットシート3とテー
プ11が相互に強固に溶着される。
【0018】尚、図示実施例では、ネットシート3の開
口縁7のエッジ部分にも偏平シート状のリボン部15a
が形成されている。
【0019】図例において、封口手段9は、接着剤層1
6と、該接着剤層16を被覆する剥離テープ17とから
成る。従って、開口部6から生鮮果菜類等の商品を物品
収納室4に収納した後、剥離テープ17を剥離せしめ、
封口片8を開口縁7の上に折返すと、接着剤層16がテ
ープ11に接着され、封口片8により開口部6を閉塞す
る。
【0020】(第1実施形態の製袋方法)図2は、前記
第1実施形態に係る袋体の製袋方法を示しており、袋フ
ィルム2は、帯状フィルムを巻回したロール2aから繰
出され、段差ロール群18を経て間欠的に移送される。
この際、袋フィルム2には予め封緘手段9が備えられて
いるか、或いは、繰出後に袋フィルム2に封緘手段9が
設けられる。
【0021】ネットシート3は、帯状のネットシートを
巻回したロール3aから繰出され、引き続き、巻回され
たロール11aから繰出されたテープ11と重合され、
シール手段19により上述した開口縁溶着線12a、1
2aを形成され、テープ11をネットシート3の所定個
所に溶着される。この開口縁溶着線12a、12aの部
分において、ネットシート3を構成する断面ほぼ円形又
は楕円形の線条13は、偏平なシート状のリボン部15
を形成するまで加熱押圧し続けられ、リボン部15の形
成と同時又は形成の後、該リボン部15をテープ11に
溶着せしめられる。尚、このとき上記リボン部15aも
同時に形成できる。
【0022】次いで、テープ11を備えたネットシート
3は、袋フィルム2に重合され、そこで折返手段20に
より袋フィルム2の側縁を折返され上述した折返片10
を形成せしめられ、袋フィルム2と折返片10の間にネ
ットシート3の側縁を挟み込む。そして、シール手段2
1により上述した底部の溶着線12bを形成され、袋フ
ィルム2とネットシート3と折返片10がサンドイッチ
状に溶着される。この底部の溶着線12bの部分におい
て、ネットシート3を構成する断面ほぼ円形又は楕円形
の線条13は、偏平なシート状のリボン部15を形成す
るまで加熱押圧し続けられ、リボン部15の形成と同時
又は形成の後、該リボン部15を上下の折返片10及び
袋フィルム2に溶着される。尚、理解を容易ならしめる
ため、テープ11を備えたネットシート3の連続体と、
一側縁に封緘手段9を備え他側縁に折返片10を備えた
袋フィルム2の連続体を、分解した状態を図3に示して
いる。
【0023】底部の溶着線12bにより相互に溶着され
た袋フィルム2とネットシート3の連続帯状体は、引き
続き、シール手段22により、上述したサイドの溶着線
5aを形成される。製袋すべき袋体1の所定幅寸法に応
じて連続帯状体を間欠移送することにより、シール手段
22により間欠的に形成された溶着線が袋体1の両サイ
ドの溶着線5a、5aを構成する。このサイドの溶着線
5aの部分において、ネットシート3を構成する断面ほ
ぼ円形又は楕円形の線条13は、偏平なシート状のリボ
ン部15を形成するまで加熱押圧し続けられ、リボン部
15の形成と同時又は形成の後、該リボン部15を袋フ
ィルム2に溶着される。
【0024】その後、分断手段23により、間欠移送さ
れる袋フィルム2とネットシート3の連続帯状体をサイ
ドの溶着線5aに沿って分断すれば、袋体1が得られ、
引取コンベヤ24により所定位置へ配送される。尚、分
断手段23は、切断カッターを用いても良いが、溶断刃
を用いることが好ましい。
【0025】(第2実施形態)図4に示す第2実施形態
において、袋フィルム2は、第1実施形態のような折返
片10を設けていない。即ち、袋体1の底部に位置し
て、袋フィルム2に重合されたネットシート3に、底部
の溶着線5bを設けている。この際、溶着線5bの部分
において、ネットシート3を構成する断面ほぼ円形又は
楕円形の線条が偏平なシート状のリボン部を形成するま
で加熱押圧し続けられ、リボン部の形成と同時又は形成
の後、該リボン部を袋フィルム2に溶着される。
【0026】封緘手段9は、チャック手段を構成してい
る。即ち、第1実施形態における接着剤層16及び剥離
テープ17に代えて、封口片8には溝片25を設けたテ
ープ26を溶着し、第1実施形態におけるテープ11に
代えて、ネットシート3の開口縁7には突片27を備え
たテープ28を溶着し、溝片25と突片27による係脱
自在な線状のチャック手段を構成している。前記テープ
28を開口縁7に溶着するに際しては、第1実施形態と
同様の開口縁溶着線12a、12aが設けられ、該溶着
線の部分において、ネットシート3を構成する断面ほぼ
円形又は楕円形の線条が偏平なシート状のリボン部を形
成するまで加熱押圧し続けられ、リボン部の形成と同時
又は形成の後、該リボン部をテープ28に溶着される。
【0027】その他の構成は上記第1実施形態について
説明したところと同様である。
【0028】(第3実施形態)図5に示す第3実施形態
において、袋体1の全体の形態は、第1実施形態と類似
しているが、上下を逆向きとしている。即ち、開口部6
及び封口片8が下向きとされ、折返片10を上向きとし
て使用される。
【0029】折返片10は、フィルムの折返により袋フ
ィルム2自体が相互に重合部10a、10aを形成する
ように構成され、これによりヘッダー部29を構成す
る。折返片10の折返端部10bと袋フィルム2の間に
は、ネットシート3の端縁が挟み込まれ、一対の封入溶
着線5c、5cにより三者がサンドイッチ状に溶着され
ている。この際、封入溶着線5cの部分において、ネッ
トシート3を構成する断面ほぼ円形又は楕円形の線条が
偏平なシート状のリボン部を形成するまで加熱押圧し続
けられ、リボン部の形成と同時又は形成の後、該リボン
部が表裏の袋フィルム2及び折返端部10bに溶着され
る。
【0030】図例の場合、重合部10a、10aの間に
は合成紙等による厚手の合成樹脂シートから成るヘッダ
ー芯材30が封入されているが、このような芯材30を
設けなくても良い。尚、ヘッダー部29には、適宜、吊
下孔31を設けることが任意である。
【0031】その他の構成は上記第1実施形態について
説明したところと同様である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、袋体1の一面を合成樹
脂製の袋フィルム2により形成し、他面を合成樹脂製の
ネットシート3により形成した構成であるから、袋フィ
ルム2により商品情報表示のスペースを確保すると共
に、ネットシート3により生鮮果菜類のような特に通気
性を要する商品の鮮度を維持できる。
【0033】そして、ネットシート3は、物品収納室4
に臨む部位において、多数のモノフィラメント状の線条
13を交差して一体化せしめた伸縮自在な網目を構成す
るものであるから、通気性を阻害することなく所期目的
を果たしながら、収納した商品の形状に容易に対応して
伸縮変形しつつ、袋フィルム2と協働して商品を好適に
収納可能とする。
【0034】そこで、このようなモノフィラメント状の
線条13から成るネットシート3を袋フィルム2に溶着
する際、従来では強固な溶着が不可能であると考えられ
ていたのに対して、本発明によれば、溶着線5a、5
a、5bに位置する部位において、線条13をモノフィ
ラメント状から偏平となるまで加熱押圧することにより
リボン部15を形成し、該リボン部15を袋フィルム2
に溶着した構成であるから、充分な機械的強度を満足
し、これにより初めて袋フィルム2とネットシート3か
ら成る実用的な通気性包装袋の提供を可能にしたという
実益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示しており、(A)は
全体を示す斜視図、(B)は一部を拡大して示す斜視図
である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る包装袋の製造方法
を示しており、(A)は側面図、(B)は平面図であ
る。
【図3】製造方法の過程における袋フィルムとネットシ
ートの連続体を相互に分解して示す参考斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示しており、(A)は
全体を示す斜視図、(B)はヘッダー部分の縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 袋体 2 袋フィルム 3 ネットシート 4 物品収納室 5a サイドの溶着線 5b 底部の溶着線 5c 封入溶着線 6 開口部 7 開口縁 8 封口片 9 封緘手段 10 折返片 11 テープ 12a 開口縁溶着線 13 線条 15 リボン部 29 ヘッダー部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品収納室を挟んで一面に合成樹脂製の
    袋フィルムを配置すると共に他面に合成樹脂製のネット
    シートを配置し、物品収納室の周辺に位置して袋フィル
    ムとネットシートを相互に溶着する溶着線を設けて成る
    通気性包装袋において、 前記ネットシートが、物品収納室に臨む部位では、多数
    のモノフィラメント状の線条を交差して一体化せしめた
    伸縮自在な網目を構成する一方、前記溶着線に位置する
    部位では、線条を偏平としたリボン部を形成し、該リボ
    ン部を袋フィルムに溶着して成ることを特徴とする通気
    性包装袋。
  2. 【請求項2】 物品収納室を挟んで一面に合成樹脂製の
    袋フィルムを配置すると共に他面に合成樹脂製のネット
    シートを配置し、物品収納室の開口部を除く周辺に位置
    して袋フィルムとネットシートを相互に溶着する溶着線
    を設けると共に、前記開口部の開口縁を越えて袋フィル
    ムを延長することにより封口片を備えて成る通気性包装
    袋において、 前記ネットシートが、物品収納室に臨む部位では、多数
    のモノフィラメント状の線条を交差して一体化せしめた
    伸縮自在な網目を構成する一方、前記溶着線に位置する
    部位では、線条を偏平としたリボン部を形成し、該リボ
    ン部を袋フィルムに溶着して成り、 更に、ネットシートが、物品収納室の開口部に臨むネッ
    ト状開口縁の外面に合成樹脂製のテープを重合し、該テ
    ープとネット状開口縁を相互に溶着する開口縁溶着線を
    設けると共に、該開口縁溶着線に位置する部位では、ネ
    ット状開口縁を構成する線条を偏平としたリボン部を形
    成し、該リボン部をテープに溶着して成ることを特徴と
    する通気性包装袋。
JP9315960A 1997-10-31 1997-10-31 通気性包装袋 Expired - Fee Related JP3060170B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9315960A JP3060170B2 (ja) 1997-10-31 1997-10-31 通気性包装袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9315960A JP3060170B2 (ja) 1997-10-31 1997-10-31 通気性包装袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11130089A JPH11130089A (ja) 1999-05-18
JP3060170B2 true JP3060170B2 (ja) 2000-07-10

Family

ID=18071668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9315960A Expired - Fee Related JP3060170B2 (ja) 1997-10-31 1997-10-31 通気性包装袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3060170B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2334648C (en) 2001-02-08 2009-07-21 Michael J. Recchia, Jr. Bag with mesh wall and heat seal die
US6799622B2 (en) 2000-01-11 2004-10-05 Michael J. Recchia, Jr. Heat seal die for heat sealing plastic sheets
US6506429B1 (en) 2000-01-11 2003-01-14 Michael J. Recchia, Jr. Bag with mesh wall
US7163339B1 (en) 2001-04-16 2007-01-16 Plaspack U.S.A., Inc. Composite breathable produce bag with a reinforced mesh sidewall
JP2008265821A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Ibaraki Prefecture 根付き水耕栽培作物の包装体
US8784967B2 (en) 2009-10-09 2014-07-22 Volm Companies, Inc. Open mesh material and bags made therefrom

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11130089A (ja) 1999-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0278130B2 (en) Package of smooth appearance, method of making thereof and roll of web product for forming it
US20170320632A1 (en) Methods of making gusseted flexible package with shaped sides
JP3060170B2 (ja) 通気性包装袋
US6944988B2 (en) Bouquet container
WO2008056694A1 (fr) Matériau de sac destiné à l'emballage, et corps d'emballage ayant une poignée de transport et utilisant le matériau de sac
US3680445A (en) Method and apparatus for manufacturing shopping bag
JP3060177B1 (ja) ネット袋及びその製造方法
JP3212289B2 (ja) 通気性包装袋及びその製造方法
JP2913170B1 (ja) 通気性包装袋及びその製造方法
JPS59187505A (ja) 吊り下げ部成形包装方法及びその装置
JP3464179B2 (ja) 生鮮果菜類収納用の通気性包装袋
JP7343297B2 (ja) 食品用包装材及び包装材原反の製造方法
JP2964329B2 (ja) 通気性包装袋及びその製造方法
JP2913176B1 (ja) 通気性袋
JPH0343358A (ja) 密封充填袋及びこれに用いるフィルム
JP7319855B2 (ja) 包装材原反の製造方法
JP3340671B2 (ja) ヘッダー付き商品包装体の製造方法
JP2964339B1 (ja) ネット袋の製造方法
JPH0958704A (ja) 電子レンジ用包装袋
JP3870172B2 (ja) 食品用包装袋の製造方法
JPH0740471A (ja) 袋の製造方法および袋帯
JPH11301692A (ja) ネット袋及びその製造方法
JPH05237964A (ja) 製袋用の原反
JPH08115052A (ja) 巻き付けタイプの表示帯及びその製造方法
JP2003252345A (ja) 網 袋

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080428

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees