JP3060134B2 - 地下自動車道路の排気ガス処理装置 - Google Patents
地下自動車道路の排気ガス処理装置Info
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- JP3060134B2 JP3060134B2 JP3307892A JP30789291A JP3060134B2 JP 3060134 B2 JP3060134 B2 JP 3060134B2 JP 3307892 A JP3307892 A JP 3307892A JP 30789291 A JP30789291 A JP 30789291A JP 3060134 B2 JP3060134 B2 JP 3060134B2
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- Japan
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- soil layer
- exhaust gas
- underground
- motorway
- gas treatment
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- Expired - Lifetime
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Ventilation (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、地下自動車道路の排気
ガス処理装置に係るものである。
ガス処理装置に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、都心部等の地下には、自動車道路
を設置することが多くなってきており、地下自動車道路
内の空気が自動車排気ガスにより汚染される。汚染空気
の防止対策として、地下自動車道路が比較的短距離の場
合には、汚染空気を未処理のまま大気中に放出し、比較
的長距離の場合には、強制換気するか、白金触媒等やア
ルカリ洗浄法を使用して浄化している。
を設置することが多くなってきており、地下自動車道路
内の空気が自動車排気ガスにより汚染される。汚染空気
の防止対策として、地下自動車道路が比較的短距離の場
合には、汚染空気を未処理のまま大気中に放出し、比較
的長距離の場合には、強制換気するか、白金触媒等やア
ルカリ洗浄法を使用して浄化している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】汚染空気を未処理のま
ま放出する場合には、周辺大気環境を悪化させる。また
強制換気するか、白金触媒やアルカリ洗浄法を使用して
浄化する場合には、大規模な装置が必要になる。特に白
金触媒やアルカリ洗浄法により浄化する場合には、劣化
触媒の交換、アルカリ液の処理等を必要とし、維持管理
が容易でなくて、コストアップになるという問題があっ
た。
ま放出する場合には、周辺大気環境を悪化させる。また
強制換気するか、白金触媒やアルカリ洗浄法を使用して
浄化する場合には、大規模な装置が必要になる。特に白
金触媒やアルカリ洗浄法により浄化する場合には、劣化
触媒の交換、アルカリ液の処理等を必要とし、維持管理
が容易でなくて、コストアップになるという問題があっ
た。
【０００４】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、地下自動車道路の自動車
排気ガスにより汚染された空気を低コストで効果的に浄
化できる地下自動車道路の排気ガス処理装置を提供する
点にある。
であり、その目的とする処は、地下自動車道路の自動車
排気ガスにより汚染された空気を低コストで効果的に浄
化できる地下自動車道路の排気ガス処理装置を提供する
点にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の地下自動車道路の排気ガス処理は、地下
自動車道路の上部外面に、二重床の汚染空気加圧部と多
孔質の土壌層保持部材と礫と土壌層とを下から上へその
順に重層し、地下自動車道路の内部上方に汚染空気供給
ポンプを配設して、同汚染空気供給ポンプの吐出口を前
記汚染空気加圧部に開口したことを特徴としている。
めに、本発明の地下自動車道路の排気ガス処理は、地下
自動車道路の上部外面に、二重床の汚染空気加圧部と多
孔質の土壌層保持部材と礫と土壌層とを下から上へその
順に重層し、地下自動車道路の内部上方に汚染空気供給
ポンプを配設して、同汚染空気供給ポンプの吐出口を前
記汚染空気加圧部に開口したことを特徴としている。
【０００６】
【作用】自動車の走行に伴って発生する地下自動車道路
内の汚染空気（窒素酸化物、炭化水素、粉塵等を多量に
含む汚染空気）を汚染空気供給ポンプにより、二重床の
汚染空気加圧部→多孔質の土壌層保持部材→礫を経て土
壌層へ強制的に送り込み、土壌層中の好気性微生物を増
殖させ、炭化水素等の汚染物質を効率よく分解して、浄
化した空気を装置外に送出する。
内の汚染空気（窒素酸化物、炭化水素、粉塵等を多量に
含む汚染空気）を汚染空気供給ポンプにより、二重床の
汚染空気加圧部→多孔質の土壌層保持部材→礫を経て土
壌層へ強制的に送り込み、土壌層中の好気性微生物を増
殖させ、炭化水素等の汚染物質を効率よく分解して、浄
化した空気を装置外に送出する。
【０００７】
【実施例】次に本発明の地下自動車道路の排気ガス処理
を図１に示す実施例により説明する。１は地下自動車道
路、１ａは地下自動車道路１のコンクリート、１ｂは自
動車Ａの走行路に舗装されたアスファルト、２は二重床
の汚染空気加圧部、３は土壌層、４は汚染空気供給ポン
プ、５は多孔質の土壌層保持部材、６は礫で、地下自動
車道路１の上部外面に、二重床の汚染空気加圧部２と多
孔質の土壌層保持部材５と礫６と土壌層３とを下から上
へその順に重層し、地下自動車道路１の内部上方に汚染
空気供給ポンプ４を配設して、同汚染空気供給ポンプ４
の吐出口を前記汚染空気加圧部２に開口している。
を図１に示す実施例により説明する。１は地下自動車道
路、１ａは地下自動車道路１のコンクリート、１ｂは自
動車Ａの走行路に舗装されたアスファルト、２は二重床
の汚染空気加圧部、３は土壌層、４は汚染空気供給ポン
プ、５は多孔質の土壌層保持部材、６は礫で、地下自動
車道路１の上部外面に、二重床の汚染空気加圧部２と多
孔質の土壌層保持部材５と礫６と土壌層３とを下から上
へその順に重層し、地下自動車道路１の内部上方に汚染
空気供給ポンプ４を配設して、同汚染空気供給ポンプ４
の吐出口を前記汚染空気加圧部２に開口している。
【０００８】このように礫６及び土壌層３が多孔質の土
壌層保持部材５により保持され、土壌層３には適度に散
水される。この土壌層３は畑等で使用される黒土が使用
される。７は土壌層３表面の植栽（芝生や草木）で、こ
の植栽７により微生物代謝が促進され、土壌微生物が増
加して、排ガス中の炭化水素などの分解が促進されると
もに、光合成で二酸化炭素が消費され、酸素が発生し
て、環境の浄化に役立つ。一般に黒土等の土壌層３中に
は、土壌微生物といわれる多種類の微生物が存在して有
機物等を分解する作用がある。また微生物の繁殖を維持
するために適度に散水すると、汚染空気の浄化作用が一
層高められる。
壌層保持部材５により保持され、土壌層３には適度に散
水される。この土壌層３は畑等で使用される黒土が使用
される。７は土壌層３表面の植栽（芝生や草木）で、こ
の植栽７により微生物代謝が促進され、土壌微生物が増
加して、排ガス中の炭化水素などの分解が促進されると
もに、光合成で二酸化炭素が消費され、酸素が発生し
て、環境の浄化に役立つ。一般に黒土等の土壌層３中に
は、土壌微生物といわれる多種類の微生物が存在して有
機物等を分解する作用がある。また微生物の繁殖を維持
するために適度に散水すると、汚染空気の浄化作用が一
層高められる。
【０００９】自動車Ａの走行に伴って発生する地下自動
車道路１内の汚染空気（窒素酸化物、炭化水素、粉塵等
を多量に含む汚染空気）を汚染空気供給ポンプ４によ
り、二重床の汚染空気加圧部２→多孔質の土壌層保持部
材５→礫６を経て土壌層３へ強制的に送り込み、土壌層
３中の好気性微生物を増殖させ、炭化水素等の汚染物質
を効率よく分解して、浄化した空気を矢印Ｂ方向に送出
する。表１は自動車排ガスにより汚染した空気の処理実
験結果を示している。
車道路１内の汚染空気（窒素酸化物、炭化水素、粉塵等
を多量に含む汚染空気）を汚染空気供給ポンプ４によ
り、二重床の汚染空気加圧部２→多孔質の土壌層保持部
材５→礫６を経て土壌層３へ強制的に送り込み、土壌層
３中の好気性微生物を増殖させ、炭化水素等の汚染物質
を効率よく分解して、浄化した空気を矢印Ｂ方向に送出
する。表１は自動車排ガスにより汚染した空気の処理実
験結果を示している。
【００１０】
【表１】 実験条件は次の通りである。 ・土壌通過に要する圧力； １５〜２５ｍｍ・ａｑ ・土壌層の厚さ； ５０ｃｍ ・散水量； １リットル／ｍ２・日（晴天時だけ実施） ・排ガス通気量； ５リットル／ｍ２・秒 ・排ガスの濃度；炭化水素 １５０ｐｐｍ 二酸化窒素 ８０ｐｐｍ 粉塵 ６０ｍｇ／Ｎｍ３
【００１１】
【発明の効果】本発明の地下自動車道路の排気ガス処理
装置は前記のように自動車の走行に伴って発生する地下
自動車道路内の汚染空気（窒素酸化物、炭化水素、粉塵
等を多量に含む汚染空気）を汚染空気供給ポンプによ
り、二重床の汚染空気加圧部→多孔質の土壌層保持部材
→礫を経て土壌層へ強制的に送り込み、土壌層中の好気
性微生物を増殖させ、炭化水素等の汚染物質を効率よく
分解して、浄化した空気を装置外に送出するので、前記
従来のように大規模な装置を必要とせず、それに加え
て、劣化触媒の交換、アルカリ液の処理等を不要にでき
て、地下自動車道路の自動車排気ガスにより汚染された
空気を低コストで効果的に浄化することができる。また
前記土壌層の表面に植栽することが可能で、土壌層をグ
ラウンド、公園の一部として利用することができる。
装置は前記のように自動車の走行に伴って発生する地下
自動車道路内の汚染空気（窒素酸化物、炭化水素、粉塵
等を多量に含む汚染空気）を汚染空気供給ポンプによ
り、二重床の汚染空気加圧部→多孔質の土壌層保持部材
→礫を経て土壌層へ強制的に送り込み、土壌層中の好気
性微生物を増殖させ、炭化水素等の汚染物質を効率よく
分解して、浄化した空気を装置外に送出するので、前記
従来のように大規模な装置を必要とせず、それに加え
て、劣化触媒の交換、アルカリ液の処理等を不要にでき
て、地下自動車道路の自動車排気ガスにより汚染された
空気を低コストで効果的に浄化することができる。また
前記土壌層の表面に植栽することが可能で、土壌層をグ
ラウンド、公園の一部として利用することができる。
【図１】本発明の地下自動車道路の排気ガス処理装置の
一実施例を示す縦断面図である。
一実施例を示す縦断面図である。
１ 地下自動車道路 １ａ コンクリート １ｂ アスファルト ２ 汚染空気加圧部 ３ 土壌層 ４ 汚染空気供給ポンプ ５ 土壌層保持部材 ６ 礫 ７ 植栽 Ａ 自動車 Ｂ 浄化空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｅ０１Ｃ 1/00 Ｂ０１Ｄ 53/34 １２９Ｚ Ｆ２４Ｆ 7/06 (56)参考文献 特開 平１−296000（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−28944（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−11023（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−213116（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−102230（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B01D 53/34 - 53/96 E01C 1/00 E04H 6/42
Claims (1)
- 【請求項１】 地下自動車道路の上部外面に、二重床の
汚染空気加圧部と多孔質の土壌層保持部材と礫と土壌層
とを下から上へその順に重層し、地下自動車道路の内部
上方に汚染空気供給ポンプを配設して、同汚染空気供給
ポンプの吐出口を前記汚染空気加圧部に開口したことを
特徴とする自動車道路の排気ガス処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3307892A JP3060134B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 地下自動車道路の排気ガス処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3307892A JP3060134B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 地下自動車道路の排気ガス処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05137947A JPH05137947A (ja) | 1993-06-01 |
| JP3060134B2 true JP3060134B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=17974425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3307892A Expired - Lifetime JP3060134B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 地下自動車道路の排気ガス処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3060134B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2941641B2 (ja) * | 1994-03-08 | 1999-08-25 | 株式会社フジタ | 空気浄化方法及び装置 |
| US5643795A (en) * | 1995-03-28 | 1997-07-01 | Fujita Corporation | Apparatus for purifying contaminated air |
| GB2299580A (en) * | 1995-04-01 | 1996-10-09 | Fujita Corp | Apparatus for purifying contaminated air |
| JP3428381B2 (ja) * | 1996-08-16 | 2003-07-22 | 三菱マテリアル株式会社 | ＮＯｘ浄化舗装構造物 |
| WO2008077319A1 (fr) * | 2006-12-27 | 2008-07-03 | Xinghua Ma | Tunnel souterrain combiné avec route au niveau du sol |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP3307892A patent/JP3060134B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05137947A (ja) | 1993-06-01 |
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