JP3059997U - 電気機器摺動部の軸受装置 - Google Patents

電気機器摺動部の軸受装置

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JP3059997U JP1998010131U JP1013198U JP3059997U JP 3059997 U JP3059997 U JP 3059997U JP 1998010131 U JP1998010131 U JP 1998010131U JP 1013198 U JP1013198 U JP 1013198U JP 3059997 U JP3059997 U JP 3059997U
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康 佐伯
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字装置のキャリッジとそのガイドロッドと
を連結する軸受装置などにおいて、キャリッジが反り変
形などを起こしても、軸受としての左右の円筒体の同心
度が損なわれないようにする。 【解決手段】 ガイドロッド3の2箇所に軸受としての
円筒体15を嵌合してある。キャリッジ1に傾斜方向の
異なる2つの相対向する平坦な傾斜面81,82と、板
ばね9とを設け、これらによって円筒体15を弾性的に
挾圧保持させる。板ばね9に設けた円弧部を円筒体15
に嵌合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電気機器摺動部の軸受装置、詳しくは、印字装置のインクカセット や音響機器のピックアップなどが装着されたキャリッジをガイドロッドに沿って 往復移動させるのに必要な軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7に印字装置のキャリッジ1を往復移動させるための機構を概略で示してあ る。この印字装置において、キャリッジ1は、フレーム2に横架された横に長い 水平な上下一対のガイドロッド3,4によって矢印Aで示した往復移動が案内さ れるようになっていると共に、図示していないパルスモータによって矢印Bのよ うに往復走行されるタイミングベルト5に連結されている。なお、6はプラテン で、このプラテン6の上を用紙100が送られる。また、7はインクカセットで 、キャリッジ1に装着されている。
【0003】 このような印字装置において、可動部材としてのキャリッジ1と下側のガイド ロッド3とを連結している従来の軸受装置を図8及び図9に示してある。これら の図のように、この軸受装置では、板状のキャリッジ1の裏面側の左右2箇所に 一体に設けられた輪部12,12にオイル含浸メタルでなる軸受としての円筒体 13,13が圧入状に嵌着されており、その円筒体13,13の孔部が、図示し ていないガイドロッドが相対摺動自在に挿通される軸孔14として形成されてい る。
【0004】 この軸受装置において、図8のように左右の円筒体13,13のそれぞれの軸 線L,Rが一致しており、しかも、左右の円筒体13,13の軸孔14,14が 正円形であるときには、それらに挿通されたガイドロッド(不図示)と左右の円 筒体13,13との摺動が円滑に行われる。
【0005】 一方、特開平6−79944号公報に、記録装置摺動部の軸受装置に関し、ガ イドロッドとしてのキャリッジ軸に、可動部材としてのキャリッジの軸受を組み 付けるときの組立性を改善する技術が記載されている。この技術によると、キャ リッジの軸受が、外拡がりU字形の摺動面と、この凹入面に対向して片持ち状に 配備された板ばねの自由端に固定された摺動体とによって形成されており、それ らの摺動面と摺動体とによってキャリッジ軸を弾性的に挾圧保持されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図8及び図9で説明した従来の軸受装置では、円筒体13をキ ャリッジ1側の輪部12に圧入状に嵌着する必要があるので、図8に示した輪部 12の自然状態での直径D1よりも円筒体13の自然状態での外周直径D2がや ゝ大きくなっている。そのため、円筒体13を輪部12に圧入して嵌着させた後 では、円筒体13が歪に変形していることがある。また、図10に示したように 、キャリッジ1に反り変形が起こって左右の輪部12,12のそれぞれに嵌着さ れている円筒体13,13の軸線L,Rが傾斜して一致しなくなったり、あるい は、図11に示したように、不測の原因によって、左右の輪部12,12のそれ ぞれに嵌着されている円筒体13,13の軸線L,Rが平行に位置ずれして心ず れαが生じたりすることがある。そして、図10のように、左右の円筒体13, 13の軸線L,Rが傾斜して一致しなくなった場合には、ガイドロッドの通り寸 法d1がそのガイドロッドの直径寸法よりも短くなり、また、図11のように、 左右の円筒体13,13の軸線L,Rが平行に位置ずれして心ずれαが生じた場 合にも、ガイドロッドの通り寸法d2がそのガイドロッドの直径寸法よりも短く なる。
【0007】 このように、従来の軸受装置では、円筒体13をキャリッジ1側の輪部13に 組み込むときや組み込んだ後の条件や環境によって、左右の円筒体13,13の 同心度に狂いが生じることがあり、そのような事態が起こると、キャリッジ1が 移動して左右の円筒体13,13がガイドロッドと摺動するときに、共振音やび びりを生じ、画像品質や印字品質の劣化につながるおそれがある。また、ひどい 場合には、輪部12に圧入された円筒体13の歪みによってガイドロッドをその 円筒体13に挿通できないことも起こり得る。
【0008】 一方、上記した特開平6−79944号公報に記載されている技術は、組立性 を向上し得るものではあるけれども、ガイドロッドとしてのキャリッジ軸にU字 形の摺動面と板ばねの自由端に固定された摺動体とが摺動するときの摺動抵抗に よって板ばねが捩れ変形することも考えられ、そのような事態が起こると、上記 した共振音やびびりを生じることになるので、画像品質や印字品質の劣化につな がるおそれがある。
【0009】 本考案は以上の状況の下でなされたものであり、軸受としての左右の円筒体の 同心度を、それらの円筒体に挿通されたガイドロッドにより維持することができ るようにすることによって、上記した画像品質や印字品質の劣化につながるよう な共振音やびびりを生じることのない電気機器摺動部の軸受装置を提供すること を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る電気機器摺動部の軸受装置は、可動部材の複数箇所に設けられた それぞれの軸受の軸孔に、それらの軸受に共通のガイドロッドが相対摺動自在に 挿通された電気機器摺動部の軸受装置において、上記ガイドロッドの挿通された 複数の上記軸受のそれぞれが上記軸孔を有する各別の円筒体でなり、上記可動部 材に相対向して設けられた傾斜方向の異なる2つの平坦な傾斜面と、上記可動部 材に取り付けられて2つの上記傾斜面を覆うように延び出た板ばねとによって、 上記円筒体が弾性的に挾圧保持されている、というものである。
【0011】 この軸受装置では、軸受としての円筒体が、傾斜方向の異なる2つの傾斜面と 板ばねとによって弾性的に挾圧保持されているので、板ばねの撓み変形を伴って 円筒体の変位が一定の範囲内で可能である。しかも、複数の円筒体には共通のガ イドロッドが挿通されているので、それらの円筒体の左右方向での位置や向きは 、それぞれの円筒体の軸線がガイドロッドの軸線に一致する状態に規制される。 この結果、従来のように複数の円筒体の同心度に狂いが生じるといった事態が起 こり得ない。
【0012】 上記板ばねは、上記円筒体の外周面の一部に重なり合う円弧部を有しているこ とが望ましい。このようになっていると、円筒体に嵌合した板ばねの円弧部が、 その円筒体を、板ばねの円弧部の長手方向で位置決めする作用を発揮する。
【0013】 また、上記板ばねは、上記円弧部の一端側に連設された取付片部を備え、その 取付片部が、上記可動部材に設けられた取付座部に固定されているものであって もよい。さらに、上記板ばねは、上記円弧部の他端側に連設された係止片部を備 え、その係止片部が、上記可動部材に設けられた係合部に係止されて上記円筒体 から離れる方向での上記円弧部の撓み変形を規制しているものであることが望ま しい。このようになっていると、ガイドロッドに対する可動部材の接離方向での 変位が板ばねによって一定の範囲内に規制されるので、そのような可動部材の変 位に伴う異音が生じない。
【0014】 上記板ばねの円弧部の一端及び他端と上記円筒体との間に隙間が形成されてい ることが望ましい。このようになっていると、板ばねの円弧部が円筒体に嵌合し ていても、その円弧部の一端又は他端に対する円筒体の離接方向での変位がある 程度自由に行われる構造になるので、円弧部の一端又は他端が円筒体に当たって その円筒体に余分な負荷が加わるという現象が生じない。
【0015】 上記円筒体は、2つの上記傾斜面を挟む両側に設けられた一対の突出部によっ て、上記ガイドロッドの軸線方向で位置決めされていることが望ましい。このよ うになっていると、円筒体が可動部材の所定箇所に確実に位置決めされる。
【0016】 上記可動部材は、印字装置のインクカセットが装着されるキャリッジであって も、音響機器のピックアップが装着されるキャリッジであってもよい。前者の場 合には、印字性能すなわち画像品質や印字品質の劣化がなくなり、また、後者の 場合には、音響特性の劣化がなくなる。
【0017】
【考案の実施の形態】
図1は本考案に係る電気機器摺動部の軸受装置の実施形態を示す一部破断正面 図、図2は図1のII−II線に沿う断面図、図3は図1の要部を拡大した正面 図、図4は図3のIV−IV線に沿う断面図、図5は図3のV−V線に沿う断面 図である。
【0018】 この実施形態は、電気機器としての印字装置のインクカセットが装着されるキ ャリッジ1を可動部材として備えた印字装置摺動部の軸受装置に関するものであ り、そのキャリッジ1は、図8などで説明したキャリッジ1に相当している。し たがって、図7で説明したように、図1や図2などに示されているキャリッジ1 は、水平なガイドロッド3によって往復移動が案内され、また、図示していない パルスモータによって往復走行されるタイミングベルト5(図7参照)に連結さ れている。
【0019】 図1や図2のように、1本のガイドロッド3の2箇所に、軸受としてのオイル 含浸メタルでなる円筒体15,15が相対摺動自在に嵌合されており、これらの 円筒体15,15がガイドロッド3に対してその軸線方向にがたつきなく摺動す ることができるようになっている。したがって、円筒体15,15の孔部によっ で軸孔16,16が形成されている。
【0020】 これに対し、キャリッジ1の左右2箇所に円筒体保持部8,8が設けられてい る。図3〜図5には、図1の左側の円筒体保持部8の構成が具体的に示されてい る。この円筒体保持部8は、略90度の開き角度を有して相対向状態に形成され た傾斜方向の異なる2つの平坦な傾斜面81,82と、これらの傾斜面81,8 2を挟む両側に設けられた左右一対の突出部83,84と、2つの傾斜面81, 82の上側でキャリッジ1に設けられた取付座部85と、上側の傾斜面81と取 付座部85との間でキャリッジ1から突出された左右一対の突起86,86と、 下側の傾斜面82の下側でキャリッジ1から突出された門形の突片部87と、板 ばね9と、を有している。図1の右側の円筒体保持部8の構成は、左側の円筒体 保持部8の構成と対称になっているので、その詳細説明は省略する。
【0021】 上記板ばね9は、円筒体15の外周面の曲率と略同様の曲率を有する円弧部9 1を有し、その円弧部91の一端92に取付片部93が連設されていると共に、 その円弧部91の他端94に係止片部95が連設されている。さらに、上記取付 片部93には、長孔でなる取付けねじ挿通孔97が開設されていると共に、上記 円弧部91の一端92に近い左右2箇所に肩部96,96が備わっている。
【0022】 軸受としての左右一対の円筒体15,15は、上記したようにそれらに共通の ガイドロッド3の2箇所に嵌合された状態のまま、上記した左右の円筒体保持部 8,8の2つの傾斜面81,82の間に各別に嵌め込まれる。また、それぞれの 円筒体15,15は、2つの傾斜面81,82を挟む両側の左右一対の突出部8 3,84の間にも各別に嵌め込まれてガイドロッド3の軸線方向で位置決めされ る。この状態から、左右の円筒体保持部8,8の取付座部85,85に板ばね9 ,9が各別に取り付けられる。以下では、左側の円筒体保持部8の取付座部85 に板ばね9を取り付ける場合を説明する。
【0023】 すなわち、板ばね9の取付片部93がキャリッジ1側の取付座部85に重ね合 わされ、その取付片部93の取付けねじ挿通孔97に挿通した取付けねじ98を 図4のように取付座部85にねじ込むことにより、その板ばね9がキャリッジ1 に取り付けられる。こうして取り付けられた板ばね9は、その円弧部91が、上 記した2つの傾斜面81,82を覆うように延び出た状態になり、しかも、その 円弧部91が図4のように円筒体15に略半周部分に重なり合った状態に嵌合さ れる。また、取付片部93の左右の肩部96,96がキャリッジ1側の左右の突 起86,86に臨まされる。さらに、係止片部95が、門形の突片部87に備わ っている係合部88に臨まされるが、この場合には、円弧部91が円筒体15に 重なり合って嵌合しているために、その係止片部95が突片部87の係合部88 に弾接状態で係合する。この状態では、係止片部95と係合部88との係合によ って、円筒体15から離れる方向での円弧部91の撓み変形が一定範囲内に規制 されている。また、円筒体15は、2つの傾斜面81,82と板ばね9とによっ て弾性的に挾圧保持されており、しかも、円弧部91の一端92及び他端94と 円筒体15との間に隙間a,bが形成される。ここで、板ばね9の肩部96,9 6が左右の突起86,86に臨んでいるため、上記隙間a,bは必ず形成される 。
【0024】 以上説明した軸受装置によると、軸受としての円筒体15が、傾斜方向の異な る2つの傾斜面81,82と板ばね9とによって弾性的に挾圧保持されているの で、板ばね9の撓み変形を伴って円筒体の変位が一定の範囲内で可能である。し かも、左右の円筒体15,15には共通のガイドロッド3が挿通されているので 、それらの円筒体15,15の左右方向(ガイドロッド3の軸線方向)での位置 や向きは、それぞれの円筒体15,15の軸線L,Rがガイドロッド3の軸線に 一致する状態に規制される(図2参照)。このため、たとえば図6に示したよう に、キャリッジ1が反り変形を起こしても、左右の円筒体15,15は、板ばね 9の変形を伴ってガイドロッド3に保持されたままになってその同心度が維持さ る。また、円筒体15に嵌合している板ばね9の円弧部91が、その円筒体15 を、円弧部91の長手方向で位置決めする作用を発揮するので、円筒体15が円 弧部91から外れるといった事態を生じない。
【0025】 特に、板ばね9の円弧部91の一端92及び他端94と円筒体15との間に隙 間a,bが形成されていることにより、円弧部91の一端92又は他端94が円 筒体15に当たってその円筒体15に余分な負荷の加わることが防止されるとい う利点がある。
【0026】 なお、板ばね9の撓み変形を伴う円筒体の変位を一定の範囲内で可能にするた めには、図5に示したように、円筒体15の幅寸法H1よりも左右の突出部83 ,84の間隔寸法H2をやゝ長くしておくことが望ましい。
【0027】 この実施形態では、1本のガイドロッド3の2箇所に軸受としての円筒体15 ,15が嵌合されている事例を説明したけれども、この点は、1本のガイドロッ ド3の3箇所以上の箇所に軸受としての円筒体15…が嵌合されていてもよい。 また、板ばね9には円弧部91が設けられ、その円弧部91が円筒体15に嵌合 しているけれども、この点は、ただ単に平坦な板ばねで円筒体を弾性的に押し付 ける構成としてもよい。
【0028】 さらに、上記実施形態では、可動部材の一例として、印字装置のインクカセッ トが装着されるキャリッジ1を掲げたけれども、この可動部材は、たとえば、音 響機器のピックアップが装着されるキャリッジであってもよい。
【0029】
【考案の効果】
本考案によれば、軸受としての複数の円筒体の同心度が、それらの円筒体に挿 通されたガイドロッドにより維持されるようになるので、冒頭で説明した画像品 質や印字品質の劣化につながるような共振音やびびりを生じることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気機器摺動部の軸受装置の実施
形態を示す一部破断正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1の要部を拡大した正面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図3のV−V線に沿う断面図である。
【図6】作用説明図である。
【図7】印字装置のキャリッジを往復移動させるための
機構を概略で示した説明図である。
【図8】従来の軸受装置の一部破断正面図である。
【図9】従来の軸受装置の側面図である。
【図10】従来の軸受装置の問題点を示した説明図であ
る。
【図11】従来の軸受装置の問題点を示した説明図であ
る。
【符号の説明】
1 キャリッジ(可動部材) 3 ガイドロッド 7 インクカセット 9 板ばね 15 円筒体(軸受) 16 軸孔 81,82 傾斜面 83,84 突出部 85 取付座部 88 係合部 91 円弧部 92 円弧部の一端 93 取付片部 94 円弧部の他端 95 係止片部 a,b 隙間

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動部材の複数箇所に設けられたそれぞ
    れの軸受の軸孔に、それらの軸受に共通のガイドロッド
    が相対摺動自在に挿通された電気機器摺動部の軸受装置
    において、 上記ガイドロッドの挿通された複数の上記軸受のそれぞ
    れが上記軸孔を有する各別の円筒体でなり、上記可動部
    材に設けられた傾斜方向の異なる2つの相対向する平坦
    な傾斜面と、上記可動部材に取り付けられて2つの上記
    傾斜面を覆うように延び出た板ばねとによって、上記円
    筒体が弾性的に挾圧保持されていることを特徴とする電
    気機器摺動部の軸受装置。
  2. 【請求項2】 上記板ばねが、上記円筒体の外周面の一
    部に重なり合う円弧部を有している請求項1に記載した
    電気機器摺動部の軸受装置。
  3. 【請求項3】 上記板ばねが、上記円弧部の一端側に連
    設された取付片部を備え、その取付片部が、上記可動部
    材に設けられた取付座部に固定されている請求項2に記
    載した電気機器摺動部の軸受装置。
  4. 【請求項4】 上記板ばねが、上記円弧部の他端側に連
    設された係止片部を備え、その係止片部が、上記可動部
    材に設けられた係合部に係止されて上記円筒体から離れ
    る方向での上記円弧部の撓み変形を規制している請求項
    3に記載した電気機器摺動部の軸受装置。
  5. 【請求項5】 上記円弧部の一端及び他端と上記円筒体
    との間に隙間が形成されている請求項2、請求項3、請
    求項4のいずれかに記載した電気機器摺動部の軸受装
    置。
  6. 【請求項6】 上記円筒体が、2つの上記傾斜面を挟む
    両側に設けられた一対の突出部によって、上記ガイドロ
    ッドの軸線方向で位置決めされている請求項2、請求項
    3、請求項4、請求項5のいずれかに記載した電気機器
    摺動部の軸受装置。
  7. 【請求項7】 上記可動部材が、印字装置のインクカセ
    ットが装着されるキャリッジである請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6のいずれ
    かに記載した電気機器摺動部の軸受装置。
  8. 【請求項8】 上記可動部材が、音響機器のピックアッ
    プが装着されるキャリッジである請求項1、請求項2、
    請求項3、請求項4、請求項5、請求項6のいずれかに
    記載した電気機器摺動部の軸受装置。
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