JP3059334U - 追記型光ディスク記録装置 - Google Patents

追記型光ディスク記録装置

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JP3059334U
JP3059334U JP1998009275U JP927598U JP3059334U JP 3059334 U JP3059334 U JP 3059334U JP 1998009275 U JP1998009275 U JP 1998009275U JP 927598 U JP927598 U JP 927598U JP 3059334 U JP3059334 U JP 3059334U
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英二 宮崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 追記型光ディスクに各種データを追記記録す
る追記型光ディスク記録装置において、1枚の追記型光
ディスクに対して従来よりも多回数のOPC動作を行う
ことができるようにする。 【解決手段】 前回のパワーキャリブレーション動作に
おいて検出された最適パワーレベルを中心とした前後1
段階のパワーレベルのレーザ光によりフレームに対して
テスト信号を記録するようにした。これにより、1回の
パワーキャリブレーション動作において用いられるフレ
ーム数は3個で済み、少数のフレームで1回のパワーキ
ャリブレーション動作を行うことが可能となるので、1
枚の追記型光ディスクにおいて、多回数のパワーキャリ
ブレーション動作を行うことが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、追記型光ディスクに各種データを追記記録する追記型光ディスク記 録装置に係り、特に、記録レーザパワーの最適化を図る技術に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来から、一度のみのデータの書き込みが可能な光ディスクとして、追記型光 ディスク(CD (Compact Disk)−WO(Write Once))が知られている。また、 このような光ディスクにデータを追記記録する追記型光ディスク装置は、一般的 に、記録レーザ光の最適パワーレベルを検出するパワーキャリブレーション機能 を備えており、データを追記記録する際には、OPC(Optimum Power Control )と呼ばれるパワーキャリブレーション動作を行っている。
【0003】 ここで、追記型光ディスクの構成と従来のOPC動作について図4を参照して 説明する。光ディスク2の記録面上には、各種データを記憶するためのデータエ リア46、レーザ光の最適パワーを検出するためのテスト記録領域50(PCA :Power Calibration Area、以下、PCAと称する)等が設けられている。PC A50はテストエリア50aとカウントエリア50bとから成るものであり、テ ストエリア50aは100個のパーティションP001〜P100から構成され ている。また、それぞれのパーティションP001〜P100は15個のフレー ムF1〜F15で構成されている。1回のOPC動作では、パーティションP0 01〜P100の1つが使用されるようになっており、これらパーティションP 001〜P100の各々に含まれる15個のフレームF1〜F15に対して15 段階のレーザパワーでテスト信号を記録すると共に、それぞれのフレームF1〜 F15内のテスト信号を再生し、この再生信号とターゲット値とを比較して、両 者が一致した段階のレーザパワーを最適パワーレベルとして検出する。データエ リア46に対する追記記録動作は、以上のようなOPC動作によって検出された 最適パワーレベルにより行われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来においては、1回のOPC動作にパーティションP001 〜P100の1つを使用するため、一枚の光ディスク45においては、最高で1 00回のOPC動作しか行うことができない。このため、パケットライト方式の ようなファイル単位でデータを記録して、従来よりも多回数の記録を行い得るよ うな記録方式を採用した場合には、数個のファイルを記録する毎にOPC動作を 行う必要が生じるため、テストエリア50aが不足して、OPC動作を行うこと ができなくなる場合があるという問題があった。
【0005】 また、例えば、特開平7−287847号公報には、1つのパーティションを 5フレーム毎の3つの領域に分割し、これら3つの領域に対して3回のテスト記 録動作を行い、これら3回のテスト記録結果から最適パワーレベルを絞り込むこ とで、1回のOPC動作において1個のパーティションを使って確実に最適パワ ーレベルを求めることができるようにした追記型光ディスクのパワーキャリブレ ーションエリアの使用方法が示されている。ところが、この方法においても、最 高100回までしかOPC動作を行うことができないため、テストエリアの不足 と言う問題を解決することはできない。
【0006】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、従来よりも 少ないエリアでOPC動作を行うことができるようにすることにより、1枚の追 記型光ディスクに対して従来よりも多回数のOPC動作を行うことができる追記 型光ディスク記録装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、追記型光ディスクのパワーキャリブレ ーションエリアに互いに異なる2段階以上のパワーレベルのレーザ光でテスト信 号を記録すると共に、これらテスト信号を再生することにより、レーザ光の最適 パワーレベルを検出するパワーキャリブレーション機能を備え、このパワーキャ リブレーション動作により検出された最適パワーレベルのレーザ光を用いて光デ ィスクのデータエリアに各種データの追記記録を行う追記型光ディスク記録装置 において、パワーキャリブレーションエリアは、複数個のフレームからなるパー ティションを複数個備えるものであり、パワーキャリブレーション動作時に、互 いに異なる複数段階のパワーレベルのレーザ光でフレームに対してテスト信号を 記録するテスト記録手段と、テスト記録手段によりテスト記録が行われたフレー ムからテスト信号を再生し、各段階のパワーレベルにおける該再生信号とターゲ ット値とを比較することにより、最適パワーレベルを検出する最適パワーレベル 検出手段と、最適パワーレベル検出手段によって検出された最適パワーレベルを 記憶する記憶手段とを備え、テスト記録手段は、レーザ光の出力の最大値と最小 値との間を複数個に分割した各段階におけるパワーレベルのレーザ光でフレーム に対してテスト信号を記録し得るようになっており、記憶手段内に記憶された最 適パワーレベルを中心とした前後所定範囲の段階のパワーレベルのレーザ光によ りテスト記録を行うものである。
【0008】 この構成においては、前回のパワーキャリブレーション動作において検出され た最適パワーレベルを中心とした前後所定範囲の段階のパワーレベルのレーザ光 によりフレームに対してテスト信号を記録し、これらテスト信号を再生した再生 信号とターゲット値とを比較して、両者が一致したものを最適パワーレベルとし て検出し、この最適パワーレベルのレーザ光を用いてデータエリアに対して追記 記録動作を行う。これにより、例えば、前回のパワーキャリブレーション動作に おいて検出された最適パワーレベルを中心として前後1段階のパワーレベルのレ ーザ光でテスト記録を行うようにすれば、1回のパワーキャリブレーション動作 において用いられるフレーム数は3個で済み、少数のフレームで1回のパワーキ ャリブレーション動作を行うことが可能となる。従って、1枚の追記型光ディス クにおいて、多回数のパワーキャリブレーション動作を行うことが可能となる。
【0009】 また、上記テスト記録手段は、ディスクセット後の1回目のパワーキャリブレ ーション動作においては、レーザ光の出力の最大値から最小値までの全ての段階 におけるパワーレベルのレーザ光でテスト信号を記録し、ディスクセット後の2 回目以降のパワーキャリブレーション動作においては、記憶手段に記憶されてい る前回のパワーキャリブレーション動作において検出された最適パワーレベルを 中心とした前後所定範囲の段階のパワーレベルのレーザ光でテスト記録を行うも のであってもよい。
【0010】 この構成においては、追記型光ディスクが記録装置にセットされた後の1回目 のパワーキャリブレーション動作においては、レーザ光の出力の最大値から最小 値までの全ての段階におけるパワーレベルのレーザ光でテスト信号を記録し、こ れらテスト信号を再生した再生信号と基準信号とを比較して、両者が一致したも のを最適パワーレベルとして検出し、この最適パワーレベルを記憶手段に記憶す ると共に、この最適パワーレベルのレーザ光を用いてデータエリアに対して追記 記録動作を行う。次に、2回目以降のパワーキャリブレーション動作においては 、記憶手段に記憶されている前回の最適パワーレベルを中心とした前後所定範囲 の段階のパワーレベルのレーザ光でテスト記録を行う。
【0011】 また、上記最適パワーレベルを中心とした前後所定範囲の各段階のパワーレベ ルにおける再生信号がターゲット値よりも大きい場合には、よりパワーレベルの 低い所定段階のレーザ光によりテスト記録を行い、また、前記最適パワーレベル を中心とした前後所定範囲の各段階のパワーレベルにおける再生信号がターゲッ ト値よりも小さい場合には、よりパワーレベルの高い所定段階のレーザ光により テスト記録を行うものであってもよい。
【0012】 また、上記テスト記録手段は、レーザ光のパワーレベルの最大値と最小値との 間を15段階に分割した各段階におけるパワーレベルのレーザ光でフレームに対 してテスト信号を記録し得るようになっており、記憶手段内に記憶された最適パ ワーレベルを中心とした前後1段階のパワーレベルのレーザ光によりテスト記録 を行うものであることが望ましい。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施形態による追記型光ディスク記録装置について、図面を 参照して説明する。追記型光ディスク記録装置の電気的構成を図1に示す。追記 型光ディスク記録装置1は、最適な記録レーザ光のパワーレベルを検出するパワ ーキャリブレーション機能を有し、この最適パワーレベルのレーザ光を使って、 パケット方式によりファイル単位で各種データを記録し得るものである。記録装 置1の全体の制御を司る中央処理装置3(以下、CPUと記す)には記録制御回 路4が接続されており、この記録制御回路4は、CPU3からの制御信号とエン コーダ5からのテスト信号を受けて、レーザ駆動回路6及びサーボ回路7に駆動 制御信号を出力する。エンコーダ5は、書き込み対象となる情報をEFM(Eigh t to Fourteen Modulation)信号に変換して出力するものである。また、光ピッ クアップ8は、半導体レーザ(不図示)を内蔵し、この半導体レーザからのレー ザ光を集光して、光ディスク2上の目標の位置にレーザ光を照射すると行うと共 に、反射光を電気信号に変換して情報を再生するユニットである。この光ピック アップ8の半導体レーザは、レーザ駆動回路6からの通電制御により制御されて おり、また、この光ピックアップ8の位置制御はサーボ回路7により行われる。 これら記録制御回路4、エンコーダ5、レーザ駆動回路6、サーボ回路7、光ピ ックアップ8は本考案のテスト記録手段を構成する。
【0014】 RF増幅回路10は、光ピックアップ8からの電気信号を増幅・復調するもの であり、通常の再生動作時においては、このRF増幅回路10からの信号はCP U3に送られ、また、OPC動作時には、β検出回路11に送られるようになっ ている。β検出回路11と比較回路12とは、本考案の最適パワーレベル検出手 段を構成するものであり、β検出回路11はRF増幅回路10からの入力された RF信号のピーク値、即ち、極大値Aと極小値Bを測定し、次式によってβ値( 再生信号)を検出する。 β値=(A+B)/(A−B) また、このβ検出回路11において検出されたβ値は、CPU3(最適パワー レベル検出手段)においてターゲット値とするβ値と比較される。RAM14( 記憶手段)は、OPC動作において検出された最適パワーレベルを記憶するもの である。また、CPU3には、光ディスク2を回転させるモータ15を制御する 回転制御回路16、光ディスク2が載せられるトレイを出し入れするためのCD トレイ開閉スイッチ17が接続されている。
【0015】 次に、光ディスクの構成を図2に、追記型光ディスク記録装置1のOPC動作 を示すフローチャートを図3に示し、これらを参照して上記構成でなる追記型光 ディスク記録装置1のOPC動作について説明する。図2に示すように、PCA 50のテストエリア50aは、100個のパーティションP001〜P100に 分けられ、各パーティションP001〜P100は15個のフレームF1〜F1 5から構成される。このOPC動作は、追記型光ディスク2のデータエリア46 への各種データの追記記録を開始する際、又は数個のファイルが記録される毎に 随時行われるものである。
【0016】 追記型光ディスク2がトレイに載せられ、CDトレイ開閉スイッチ17が操作 されて、追記型光ディスク2がセットされると、CPU3は、まず、レーザパワ ーを初期値に設定してからPCAのテストエリア50aにサーチし(S1)、パ ーティションP001を構成する15個のフレームF1〜F15に対して15段 階のパワーレベルのレーザ光でテスト信号を記録する(S2)。このときのパワ ーレベルは、レーザ光の出力の最大値と最小値との間を15分割した15段階の パワーレベルPW1〜PW15となっている。次に、これらフレームF1〜F1 5に記録したテスト信号を再生し、β検出回路11により各パワーレベルPW1 〜PW15おけるβ値を算出し、このβ値はターゲット値とするβ値とCPU3 において比較され、両者が一致するパワーレベルを最適パワーレベルとして決定 する(S3)。以上で第1回目のOPC動作が終了し、この最適パワーレベルの レーザ光で光ディスク2のデータエリア46に各種データの追記記録を行うと共 に、この最適パワーレベルをRAM14に記憶する(S4)。なお、図2におい ては、PW7を最適パワーレベルとしている。
【0017】 次に、パケット方式によりデータエリア46に数個ファイルが記録されると、 2回目のOPC動作を行う。このOPC動作においては、CPU3は、RAM1 4に記憶された最適パワーレベルPW7を中心として前後1レベルのパワーレベ ルPW6〜PW8を有するレーザ光で第2のパーティションP002の3つのフ レームF1〜F3に対してテスト記録を行い(S5)、これら3つのフレームF 1〜F3に記録したテスト信号を再生し、β値を算出する(S6)。ここで、こ れら3つのβ値のうちの一つがターゲット値と一致した場合には(S7でYES )、一致したβ値におけるパワーレベルを最適パワーレベルとして決定する(S 8)。以上で第2回目のOPC動作が終了し、この最適パワーレベルのレーザ光 でデータエリア46に追記記録を行う(S9)。
【0018】 S7において、3つのβ値のいずれもがターゲット値と一致しなかった場合に は(S7でNO)、S8に進む。ここで、3つのβ値がターゲット値よりも小さ い場合には(S11でNO)、テスト信号のパワーレベルが低すぎたと判断して 、図2に示すように、先程よりもパワーレベルの高い3つのステップのレーザ光 (PW9〜PW11)により3つのフレームF4〜F6に対してテスト記録を行 ってから(S12)、S6に戻り、再度、β値の算出、及びβ値のターゲット値 との比較を行う。一方、S11において、3つのβ値がターゲット値よりも大き い場合には(S11でYES)、テスト信号のパワーレベルが高すぎたと判断し て、先程よりもパワーレベルの低い3つのステップのレーザ光により3つのフレ ームに対してテスト記録を行ってから(S13)、S6に戻る。
【0019】 CDトレイ開閉スイッチ17が操作されず、同一の光ディスク2が装置内にセ ットされている時は(S10でNO)、S5に戻り、上述のS5〜S13に示し たような3段階のパワーレベルのレーザ光により3つのフレームを使って、OP C動作を行う。一方、CDトレイ開閉スイッチ17が操作され、光ディスク2が 取り出されたことが検知された場合には、S1に戻り、再度、15段階のパワー レベルPW1〜PW15のレーザ光により15個のフレームを使って、OPC動 作を行う。
【0020】 このように、前回のOPC動作により得られた最適パワーレベルを記憶してお き、この最適パワーレベルを中心とした前後1段階のパワーレベルによりテスト 記録を行うようにしたので、2回目以降のOPC動作においては、3つのフレー ムのみがテスト記録を用いられることとなる。これにより、従来よりも少ないテ ストエリア50aで1回のOPC動作を行うことができるので、1枚の追記型光 ディスク2で従来よりも多回数のOPC動作を行うことが可能となる。また、パ ケットライト方式のような記録方式を採用した場合においても、テストエリア5 0aが不足するような事態が起きることはない。
【0021】 また、再生信号をβ検出回路を通して算出されたβ値がターゲット値と一致し なかった場合でも、パワーレベルを調整して、再度所定段階のパワーレベルでテ スト記録を行うようにしたので、最適パワーレベルの検出ミスをなくし、誤った パワーによる記録ミスを減らすことができる。
【0022】 なお、本考案は上記の実施形態に限られず種々の変形が可能である。例えば、 上記実施形態においては、2回目以降のOPC動作において、前回のOPC動作 において得られた最適パワーレベルを中心とした前後1段階のパワーレベルのレ ーザ光によりテスト記録動作を行うものとしたが、本考案はこれに限られるもの ではなく、最適パワーレベルを中心として前後2段階以上のパワーレベルのレー ザ光でテスト記録を行うものであってもよい。
【0023】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係る追記型光ディスク記録装置によれば、前回のパワ ーキャリブレーション動作により得られた最適パワーレベルを記憶しておき、こ の最適パワーレベルを中心とした前後所定範囲の段階のパワーレベルによりテス ト記録を行うようにしたので、従来よりも少ないパワーキャリブレーションエリ ア領域で1回のパワーキャリブレーション動作を行うことが可能となり、1枚の 追記型光ディスクに対して従来よりも多回数のパワーキャリブレーション動作を 行うことが可能となる。これにより、パケットライト方式の記録方式を採用した 場合においても、テストエリアが不足して、パワーキャリブレーション動作を行 うことができなくなるというような事態の発生を防ぐことができる。
【0024】 また、1回目のパワーキャリブレーション動作においては、全ての段階におけ るパワーレベルでテスト記録を行い、2回目以降のパワーキャリブレーション動 作においては、前回のパワーキャリブレーション動作において検出された最適パ ワーを中心とした前後所定範囲のパワーレベルでテスト記録を行うものとするこ とにより、2回目以降のパワーキャリブレーション動作においては、従来よりも 少ないテストエリアで1回のパワーキャリブレーション動作を行うことが可能と なり、上述の請求項1と同様の効果を得ることができる。
【0025】 また、再生信号が基準信号と一致しなかった場合でも、パワーレベルを調整し て、再度所定段階のパワーレベルでテスト記録を行うものとすることにより、最 適パワーレベルの検出ミスをなくし、誤ったパワーによる記録ミスを減らすこと ができる。
【0026】 また、テスト記録手段は、15段階のパワーレベルのレーザ光でテスト記録動 作を行い得るものとし、最適パワーレベルを中心とした前後1段階のパワーレベ ルでテスト記録を行うものとすることにより、3つのフレームで1回のパワーキ ャリブレーション動作を行うことが可能となるので、1枚の追記型光ディスクに 対して従来よりも多回数のパワーキャリブレーション動作を行うことが可能とな り、上述の請求項1と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態による追記型光ディスク記
録装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】追記型光ディスクのテストエリアに対するOP
C動作を説明するための図である。
【図3】追記型光ディスク記録装置のOPC動作を示す
フローチャートである。
【図4】従来の追記型光ディスクのテストエリアに対す
るOPC動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 追記型光ディスク記録装置 2 追記型光ディスク 3 CPU(最適パワーレベル検出手段) 4 記録制御回路(テスト記録手段) 5 エンコーダ(テスト記録手段) 6 レーザ駆動回路(テスト記録手段) 7 サーボ回路(テスト記録手段) 8 光ピックアップ(テスト記録手段) 11 β検出回路 14 RAM(記憶手段) 50 パワーキャリブレーションエリア P001〜P100 パーティション F1〜F15 フレーム

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 追記型光ディスクのパワーキャリブレー
    ションエリアに互いに異なる2段階以上のパワーレベル
    のレーザ光でテスト信号を記録すると共に、これらテス
    ト信号を再生することにより、レーザ光の最適パワーレ
    ベルを検出するパワーキャリブレーション機能を備え、
    このパワーキャリブレーション動作により検出された最
    適パワーレベルのレーザ光を用いて前記光ディスクのデ
    ータエリアに各種データの追記記録を行う追記型光ディ
    スク記録装置において、 前記パワーキャリブレーションエリアは、複数個のフレ
    ームからなるパーティションを複数個備えるものであ
    り、 前記パワーキャリブレーション動作時に、互いに異なる
    複数段階のパワーレベルのレーザ光で前記フレームに対
    してテスト信号を記録するテスト記録手段と、 前記テスト記録手段によりテスト記録が行われたフレー
    ムからテスト信号を再生し、各段階のパワーレベルにお
    ける該再生信号とターゲット値とを比較することによ
    り、最適パワーレベルを検出する最適パワーレベル検出
    手段と、 前記最適パワーレベル検出手段によって検出された最適
    パワーレベルを記憶する記憶手段とを備え、 前記テスト記録手段は、前記レーザ光の出力の最大値と
    最小値との間を複数個に分割した各段階におけるパワー
    レベルのレーザ光で前記フレームに対してテスト信号を
    記録し得るようになっており、前記記憶手段内に記憶さ
    れた最適パワーレベルを中心とした前後所定範囲の段階
    のパワーレベルのレーザ光によりテスト記録を行うもの
    としたことを特徴とする追記型光ディスク記録装置。
  2. 【請求項2】 前記テスト記録手段は、ディスクセット
    後の1回目のパワーキャリブレーション動作において
    は、前記レーザ光の出力の最大値から最小値までの全て
    の段階におけるパワーレベルのレーザ光でテスト信号を
    記録し、ディスクセット後の2回目以降のパワーキャリ
    ブレーション動作においては、前記記憶手段に記憶され
    ている前回のパワーキャリブレーション動作において検
    出された最適パワーレベルを中心とした前後所定範囲の
    段階のパワーレベルのレーザ光でテスト記録を行うもの
    としたことを特徴とする請求項1に記載の追記型光ディ
    スク記録装置。
  3. 【請求項3】 前記最適パワーレベルを中心とした前後
    所定範囲の各段階のパワーレベルにおける再生信号がタ
    ーゲット値よりも大きい場合には、よりパワーレベルの
    低い所定段階のレーザ光によりテスト記録を行い、ま
    た、前記最適パワーレベルを中心とした前後所定範囲の
    各段階のパワーレベルにおける再生信号がターゲット値
    よりも小さい場合には、よりパワーレベルの高い所定段
    階のレーザ光によりテスト記録を行うようにしたことを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の追記型光ディ
    スク記録装置。
  4. 【請求項4】 前記テスト記録手段は、前記レーザ光の
    パワーレベルの最大値と最小値との間を15段階に分割
    した各段階におけるパワーレベルのレーザ光で前記フレ
    ームに対してテスト信号を記録し得るようになってお
    り、前記記憶手段内に記憶された最適パワーレベルを中
    心とした前後1段階のパワーレベルのレーザ光によりテ
    スト記録を行うものとしたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載の追記型光ディスク記録装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011138575A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 記録再生装置及び記録再生方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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