JP3059326B2 - オートチェンジャー装置 - Google Patents

オートチェンジャー装置

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JP3059326B2
JP3059326B2 JP5245320A JP24532093A JP3059326B2 JP 3059326 B2 JP3059326 B2 JP 3059326B2 JP 5245320 A JP5245320 A JP 5245320A JP 24532093 A JP24532093 A JP 24532093A JP 3059326 B2 JP3059326 B2 JP 3059326B2
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arm
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一博 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】近年、光磁気ディスク等の大容量
の記憶媒体が実用化され、これに伴い、光磁気ディスク
等の複数の記憶媒体(以下媒体という)をマガジン等に
収納しておき、所望の媒体を自動的に取り出してデッキ
にセットしリード/ライトするオートチェンジャー装置
が開発されるようになってきている。本発明は上記した
オートチェンジャー装置に関し、特に本発明は、装置の
小型化を図るとともに、簡単な機構により搬送ユニッ
位置決めを行うことができるオートチェンジャー装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は本発明の前提となるオートチェン
ジャー装置の構成の一例を示す図であり、同図(a)は
オートチェンジャー装置を上から見た図、(b)は横か
ら見た図である。同図において、100はオートチェン
ジャー装置、101は媒体をリード/ライトするドライ
ブ、102は複数の媒体を収納したマガジンであり、マ
ガジン102には複数のスロットが形成され、複数のス
ロット内に媒体110が収納されている。そして、オー
トチェンジャー装置を使用する際、ユーザはマガジンに
必要な媒体を収納し、オートチェンジャー装置のマガジ
ン格納部を引き出したり、上部蓋を開けて、マガジンを
セットする。
【0003】103はマガジン102から媒体110を
取り出してドライブ101にセットし、リード/ライト
終了後ドライブ101より媒体を取り出してマガジンに
戻す搬送ユニット、104は搬送ユニット103を移動
させるためのウオーム軸であり、搬送ユニット103の
下部には上記ウオーム軸104に噛み合うギヤが設けら
れ、ウオーム軸104が回転すると搬送ユニット103
は同図矢印方向に移動する。また、204は上記ウォー
ム軸を駆動する搬送モータである。搬送ユニット103
にはマガジン102より媒体を取り出す取り込みアーム
141と、取り出した媒体を搬送ユニット103の反対
側に送るローラが設けられ、搬送ユニット103は前後
に移動する取り込みアーム141によりマガジン102
から媒体110を取り出したのち、同図の矢印方向に移
動して、取り出した媒体をドライブ101にセットす
る。また、ドライブ101より取り出した媒体を、上記
と同様に移動して、マガジン102に戻す。
【0004】図8は上記したオートチェンジャー装置の
システム構成を示す図であり、同図において、103は
搬送ユニット、204はパルスモータ等から構成される
搬送ユニット103を移動させる搬送モータ、134は
搬送ユニット103に設けられた媒体移動用のローラを
駆動するローラ駆動用モータ、144は搬送ユニット内
の後述するロード部に設けられロード部を移動させるた
めのモータ、145は搬送ユニット103に設けられた
媒体把持用の取り込みアームや後述するクラッチ板を駆
動するモータ、また、S1ないしS3は媒体の存在を検
出するセンサであり、モータ134、144は例えばD
Cモータ等で構成され、モータ145はパルスモータか
ら構成されている。
【0005】また、101は媒体をリード/ライトする
デッキ、31はモータ204、145等を駆動したり、
センサS1〜S3の出力を取り込むドライバ・ボード、
32はオートチェンジャー装置の制御を行うコントロー
ル・ボード、33は電源部、34はホスト計算機であ
り、上記ドライバ・ボード31、コントロール・ボート
32、電源部33は図7のオートチェンジャー装置にお
いては、例えば、ドライブ101の横の空間に設置さ
れ、図示しないインタフェースを介してオートチェンジ
ャー装置の外部に設けられたホスト計算機34と接続さ
れている。そして、ホスト計算機34から媒体交換のコ
マンド等が送られてくると、上記したコントロール・ボ
ード32、トライバ・ボード31により搬送モータ20
4、搬送ユニットに設けられたモータ134、144等
を駆動し、媒体交換を行う。すなわち、ドライブ101
にセットされた媒体を取り込みアーム141により取り
出してマガジン102に戻し、ついで、搬送ユニット1
03によりマガジン102に収納されている次の媒体を
取り出して、ドライブ101にセットする。
【0006】次に、上記した搬送ユニット103の構成
の一例を図9ないし図11により説明する。図9は搬送
ユニット103の構成を示す図であり、同図(a)は正
面図、(b)は側面図を示している。同図において、1
31はコ字状の形状をしたフレーム板であり、フレーム
板131の下部には搬送ユニット駆動部133が取り付
けられている。そして、搬送ユニット駆動部133のギ
ャが図7に示したウオーム軸104と係合し、図7に示
した搬送モータ204が回転すると、搬送ユニット10
3は同図(a)の左右方向〔同図(b)においては紙面
に対して前後方向〕に移動する。132a,132
a’,132cは媒体110を送るローラであり、ロー
ラは同図(b)において媒体110の左右両側から媒体
を挟むように8個設けられており、同図(a)に見える
ローラ132a,132a’は後述するモータ134に
より駆動される駆動側ローラ、また、ローラ132a,
132a’と対向するローラ〔同図(b)においてはロ
ーラ132c、同図(a)では見えない〕は従動側ロー
ラである。
【0007】ローラ132a’は軸132b’により結
合され、軸132b’の一方端は歯車列135aを介し
てローラ駆動用モータ134に結合されている。また、
軸132b’の他方端は歯車列135bを介してローラ
132aの軸132bに結合されている。従って、ロー
ラ駆動用モータ134が回転すると、ローラ132
a’、132aは回転し、その回転方向に応じて媒体1
10を同図(a)の左右方向に移動させる。また、従動
側ローラ〔同図(b)においてはローラ132c〕は軸
132dにより結合され、軸受け132eでフレーム板
131に取り付けられており、図示しないバネにより媒
体110側に付勢されている。また、S1,S2,S3
は媒体の存在を検出するセンサであり、ローラ132
a,132a’により取り込まれた媒体の位置はセンサ
S1、S2により検出され、その出力によりローラ駆動
用モータ134が制御されて媒体110が搬送ユニット
内で位置決めされる。
【0008】センサS3は、後述するように、媒体を押
し込みアームによりドライブに押し込む際に、媒体位置
を検出するセンサであり、ドライブに媒体をセットする
際には、ローラ132a’によりセンサS3により検出
されない位置まで媒体を送り、ついで、押し込みアーム
により媒体をデッキ内に押し込む。136は媒体110
をデッキに押し込むための押し込みアームであり、押し
込みアーム136は後述するようにガイド板137に移
動可能に取り付けられており、ガイド板137の取り付
け板137aはフレーム板131の上部と下部に取り付
けられている(取り付け部は図示せず)。138は後述
するロード部140を同図(a)の左右方向に移動させ
るためのラックであり、ロード部140に設けられたピ
ニオン142と係合し、ピニオン142が回転すること
により、ロード部140は左右方向に移動する(なお、
ロード部140の下部にも同様にピニオン142が設け
られ、これに対応してフレーム板131の下部にラック
138が設けられているが同図では図示していない。
【0009】図10は図9に示したロード部140の構
成を示す図であり、同図において、143はロード部の
板金であり、板金143の上下端部は同図の手前側に折
り曲げられており、折り曲げ部から上下方向にピン14
3aとロード部駆動用のピニオン142に連結した軸の
端部142b、142cが突出している。そしてピン1
43aと軸の端部142b、142cは図9のフレーム
板131の上部と下部に設けられた長溝と係合し、ロー
ド部140は長溝に沿って図10の左右方向に移動す
る。ロード部の板金143にはモータ144、ピニオン
142、歯車列145a、モータ145、クラッチ部1
46、取り込みアーム141等が取り付けられている。
モータ144は歯車列144aを介してピニオン142
に連結された軸142aに結合され、モータ144が回
転すると、搬送ユニットのフレーム板131に取り付け
られたラック138と係合するピニオン142が回転
し、ロード部140は同図に左右方向に移動する。ま
た、モータ145は媒体を掴む取り込みアーム141を
駆動するとともに、後述するクラッチ板を作動させるモ
ータであり、モータ145の回転軸は歯車列145aを
介してクラッチ板等を内蔵したクラッチ部146に結合
されている。
【0010】図11はクラッチ部146、取り込みアー
ム141および押し込みアーム136(図9参照)の関
係を示す図であり、同図(a)は全体構成、(b),
(c)は押し込みアーム136の動作、(d)は押し込
みアーム136とガイド板137の結合関係を示す図で
ある。同図(a)において、取り込みアーム141は軸
141dによりロード部140の板金143に軸支さ
れ、ピン141cにより連結板141bと回動可能に結
合されている。さらに、連結板141bはアーム駆動板
141aとピンにより回動可能に結合されており、アー
ム駆動板141aはロード部140に設けられたモータ
145が回転すると、同図の矢印方向に回転する(な
お、同図ではモータ145とアーム駆動板141aは同
軸に結合されているが、実際には図5に示したように、
モータ145とアーム駆動板141aは歯車列を介して
連結されている)。したがって、アーム駆動板141a
が反時計方向に回転すると、取り込みアーム141の先
端の間隔は狭くなり、媒体を掴む状態となり、また、時
計方向に回転すると、取り込みアーム141の先端の間
隔は広くなり、媒体が開放される。
【0011】また、モータ145とアーム駆動板141
aと同軸にクラッチ板駆動板146eが連結されてお
り、クラッチ板駆動板146eにはクラッチ板146a
を駆動するピン146bが取り付けられている。そし
て、取り込みアーム141が開いた状態からさらにモー
タ145が時計方向に回転すると、ピン146aがクラ
ッチ板146aに接触して、軸146dを中心としてク
ラッチ板146aを時計方向に回転させ、クラッチ板1
46aに連結された押し込みアーム駆動部146cを上
に押し上げる。なお、クラッチ板146a、押し込みア
ーム駆動部146cはロード部140のクラッチ部14
6に設けられ、ロード部140が図5の左右方向に移動
すると、それに応じて、クラッチ板146a、押し込み
アーム駆動部146cも左右方向に移動する。
【0012】一方、押し込みアーム136は同図(d)
に示すように、搬送ユニット13のフレーム板131に
取り付けられたガイド板137の凹部に挿入されてお
り、押し込みアーム136に固定されたピン136a,
136bがフレーム板131に設けられた第1の長溝1
37aと第2の長溝137bに係合している。すなわ
ち、長溝137aと137bを貫通して、ピン136
a,136bが押し込みアーム136の穴136c,1
36dに固定されており、押し込みアーム136はガイ
ド板137に設けられた長溝137aと137bに沿っ
て、少し回動できるとともに、左右方向に移動可能とな
っている。
【0013】したがって、クラッチ板146aに連結さ
れた押し込みアーム駆動部146cが押し込みアームの
下側にあるときには、同図(b)に示すように、押し込
みアーム136は圧縮バネ136cにより付勢されて回
動しており、押し込みアームの先端部は押し込むべき媒
体110と接触しない。ここで、押し込みアーム駆動部
146cが押し込みアーム136と接触する位置に移動
した状態で、ロード部140が図9において右側から左
側に移動すると、押し込みアーム136の後端が押し込
みアーム駆動部146cにより押され、同図(c)に示
すように押し込みアーム136は少し回動し、その先端
が媒体110の後端と接触する状態となるとともに、ロ
ード部140の移動とともに、押し込みアームは同図
(c)の左方向に移動し、媒体110を押し込む。
【0014】図12は搬送ユニットがマガジンの媒体を
出し入れするときの様子を示す図であり、同図はマガジ
ンと搬送ユニットを上から見た図を示しており、同図に
おいて、102はマガジン、110は媒体、102aは
マガジンの媒体間の仕切り板、103は搬送ユニット、
141は搬送ユニットの取り込みアームである。同図に
示すように、マガジン102に収納された媒体110を
出し入れするとき、搬送ユニットの取り込みアーム14
1が媒体110を把持するが、その際、搬送ユニット1
03が媒体110の前に精度良く位置決めされている必
要があり、このため、従来においては、搬送ユニット1
03が停止する位置にマガジン102内の各媒体が位置
するように、搬送ユニット103の停止位置とマガジン
102の位置を正確に調整していた。また、マガジン1
02の製造上のバラツキを吸収するため、仕切り板10
2aの幅は2mm以上必要であった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のオートチェンジャー装置においては、ディスクの出し
入れの精度を保証するため、搬送ユニットとマガジン内
の媒体の位置調整が必要であり、調整作業に人手を要す
るなどの問題があった。また、マガジンの仕切り板の幅
も2mm以上必要であり、マガジンに収納する媒体の枚
数が多数の場合には、装置の大きさが大きくなるという
欠点があった。本発明は上記した従来技術の問題点を解
決するためになされたものであって、本発明の第1の目
的は、装置を小型化することができるオートチェンジャ
ー装置を提供することである。本発明の第2の目的は、
搬送ユニットとマガジンの位置調整を行うことなく、媒
体の出し入れを確実に行うことができるオートチェンジ
ャー装置を提供することである。本発明の第3の目的
は、簡単な機構により搬送ユニットを位置決めすること
ができるオートチェンジャー装置を提供することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。同図において、1はオートチェンジャー装置、2
は媒体5を格納したマガジン、2aは媒体5間の仕切り
板、3は媒体5をリード/ライトするドライブ、4はマ
ガジン2から媒体5を取り込みドライブ3にセットする
とともに、ドライブより媒体5を取り込みマガジン2に
戻す搬送ユニット、4aは媒体を把持する取り込みアー
、4cは取り込みアームの傾きを検出する傾き検出手
である。6は搬送ユニット駆動部、7はウォーム軸、
8は搬送ユニット4を移動させる搬送モータであり、搬
送ユニット駆動部6、ウォーム軸7、搬送モータ8で搬
送ユニット移送手段を構成し、搬送ユニット移送手段に
は、取り込みアーム4aに搬送ユニット4の移動方向へ
の力が加わったとき、その方向に取り込みアーム4aが
移動できるように、搬送ユニット4が取り付けられてい
る。また、9はオートチェンジャー装置1を制御する制
御手段である。
【0017】前記課題を解決するため、本発明の請求項
1の発明は、図1に示すように、複数の媒体5を格納し
たマガジン2と、媒体をリード/ライトするドライブ3
と、先端部分が細く形成された取り込みアーム4aによ
り媒体5を把持して、上記マガジン2への媒体5の出し
入れを行うとともに、ドライブ3への媒体5のセットお
よびドライブ3から媒体5の取り込みを行う搬送ユニッ
ト4と、取り込みアーム4aに搬送ユニット4の移動方
向への力が加わったとき、その方向に取り込みアーム4
aが移動可能に搬送ユニット4が取り付けられ、搬送ユ
ニット4をマガジン2の各媒体位置に移送する搬送ユニ
ット移送手段6,7,8と、搬送ユニット移送手段6,
7,8を制御して搬送ユニット4をマガジン2の各媒体
格納位置に位置決めするとともに、搬送ユニット4によ
る媒体5の出し入れを制御する制御手段9とを備えたオ
ートチェンジャー装置において、搬送ユニット4がマガ
ジン2の媒体5を出し入れする先端部分が細く形成
された取り込みアーム4aをまずマガジン(2) 内に挿入
することにより、取り込みアームを媒体5の方向に傾け
て、搬送ユニット(4) の位置とマガジン(2) の媒体格納
位置との位置ずれ吸収させたのち、媒体5の出し入れを
行うようにしたものである。
【0018】本発明の請求項2の発明は、請求項1の発
明において、搬送ユニット4の取り込みアーム4aの傾
きを検出するアーム傾き検出手段4cを設け、制御手段
9はアーム傾き検出手段4cが取り込みアーム4aの傾
きを検出したとき、搬送ユニット移送手段6,7,8を
駆動して搬送ユニット4の位置を補正するように構成し
たものである。本発明の請求項3の発明は、請求項1ま
たは請求項2の発明において、搬送ユニット4と搬送ユ
ニット移送手段6,7,8との間にバネを設けたもので
ある。
【0019】
【作用】図1(a)において、搬送モータ8により駆動
されるウォーム軸7が回転すると、搬送ユニット4は同
図矢印方向に移動する。ドライブ3の媒体交換を行う
際、搬送ユニット4はドライブ3から媒体5を取り出し
てマガジン2に戻し、マガジン2から新媒体5を取り出
してドライブ3にセットする。搬送ユニット4は搬送ユ
ニット駆動部6にバネ等を介して移動可能に取り付けら
れており、搬送ユニット4の取り込みアーム4aに力が
加わると取り込みアーム4aはその方向に傾く。また、
搬送ユニット4がマガジン2の媒体5を出し入れする際
には、まず取り込みアーム4aをマガジン内に挿入し、
ついで、媒体の出し入れを行う。したがって、搬送ユニ
ット4の位置がマガジン2の媒体格納位置とずれている
場合、取り込みアーム4aをマガジン2内に挿入したと
き、取り込みアーム4aは媒体5の方向に傾き、搬送ユ
ニット4の位置と媒体格納位置とのずれを吸収すること
ができる。また、搬送ユニット4に取り込みアームの傾
きを検出する傾き手段4cを設け、傾き手段4cが傾き
を検出したとき、搬送ユニット4の位置を補正すること
により、搬送ユニット4の位置と媒体格納位置とのずれ
を補正することができる。
【0020】本発明の請求項1の発明においては、上記
のように、搬送ユニット4が搬送ユニット駆動部6に移
動可能に取り付けられており、また、取り込みアーム4
aをマガジン2内に挿入したのち、媒体5の出し入れを
行うようにしたので、搬送ユニット4の位置がマガジン
2の媒体格納位置とずれていても、搬送ユニット4の位
置と媒体格納位置とのずれを吸収することができる。こ
のため、搬送ユニット4の停止位置とマガジン2の各媒
体の収納位置を厳密に調整しておくことなく、マガジン
への媒体の出し入れが可能となる。また、マガジン2の
仕切り板2aの幅を狭くすることができ、媒体の枚数が
多い場合であつてもマガジン小さくすることができる。
したがって、オートチェンジャー装置の小型化が可能と
なる。
【0021】本発明の請求項2の発明においては、請求
項1の発明において、取り込みアームの傾きを検出する
傾き手段4cを設け、傾き手段4cが傾きを検出したと
き、搬送ユニット4の位置を補正するようにしたので、
請求項1の発明の効果に加え、搬送ユニット4の位置と
マガジン2の媒体格納位置のずれが大きくても、搬送ユ
ニット4の位置ずれを補正することが可能となる。本発
明の請求項3の発明においては、請求項1または請求項
2の発明において、搬送ユニット4と搬送ユニット駆動
部6とをバネを介して移動可能に取り付けたので、搬送
ユニット4の位置と媒体格納位置とのずれを容易に吸収
することができる。
【0022】
【実施例】図2は本発明の第1の実施例を示す図であ
り、同図は本実施例の搬送ユニットがマガジンの媒体を
出し入れするときの様子を示す図であり、同図(a)は
マガジンと搬送ユニットを上から見た図を示し、同図
(b)は横から見た図を示している。同図において、1
2は媒体を収納するマガジン、12aは媒体間に設けら
れた仕切り板であり、仕切り板12aの前縁には同図に
示すように傾斜部121が設けられており、取り込みア
ーム141の位置が少し横にずれても、上記傾斜部12
1に沿って取り込みアーム141がマガジン内に挿入さ
れるように構成されている。また、仕切り板12aの幅
は前記図12に示した仕切り板の幅より狭い。
【0023】110は媒体、13は搬送ユニットであ
り、同図には搬送ユニットの概略構成のみが示されてお
り、詳細な構成は省略されている。搬送ユニット13に
おいて、132は媒体を送るローラ、141は取り込み
アームであり、取り込みアーム141の先端部分は同図
に示すように細く形成されており、取り込みアーム14
1が上記傾斜部121に沿ってマガジン内に挿入できる
ように構成されている。なお、同図においては、一対の
ローラ132しか示されていないが、前記したように媒
体を搬送ユニットの両方向に送る場合には、図9に示し
たようにローラが2対設けられる。また、搬送ユニット
13としては、例えば前記図9〜図11に示した構成を
持つ搬送ユニットを用いてもよいが、その他の構成の搬
送ユニットを用いることもでき、マガジンとドライブが
搬送ユニットに対して同一方向に設けられている場合に
は、媒体を一方向のみに送ればよく、一対のローラのみ
でもよい。
【0024】104は搬送ユニットを移動させるウォー
ム軸、133はウオーム軸104に係合するギヤが設け
られた搬送ユニット駆動部であり、本実施例において、
搬送ユニット駆動部133と搬送ユニット13の本体は
バネ133aにより結合され、搬送ユニット13本体は
搬送ユニット駆動部133に対して少し移動できるよう
に構成されている。なお、バネ133aを設けず、搬送
ユニット駆動部133と搬送ユニット13本体間にガタ
を設けておき、搬送ユニット13本体が搬送ユニット駆
動部133に対して少し移動できるように構成してもよ
い。また、搬送ユニット駆動部133と搬送ユニット1
3間は固定しておき、搬送ユニット駆動部133とウォ
ーム軸104間にガタを設けてもよい。
【0025】図3は上記した本実施例におけるマガジン
への媒体の出し入れの手順を示すフローチャート、図4
は媒体をマガジンに戻す際のアームの動きを示す図であ
り、図3、図4により本実施例を説明する。マガジンか
ら媒体を取り出す場合には、図3(a)に示すように、
ステップS1において、搬送ユニット13をマガジン1
2における目的の媒体位置まで移動させ、ステップS2
において、取り込みアーム141を出して媒体をつか
む。ステップS3において、媒体を搬送ユニット13の
ローラ132で搬送ユニット内に取り込み、媒体の取り
込みを完了する。また、マガジンに媒体を戻す場合に
は、図3(b)および図4に示すように、搬送ユニット
13をマガジンにおける媒体収納位置まで移動させたの
ち、ステップS1において搬送ユニット13の取り込み
アーム141をマガジン内に出す〔図4(a)参照〕。
ステップS2において、媒体110をローラ132によ
りマガジンに戻す〔図4(b)参照〕。ステップS3に
おいて取り込みアーム141をいったん戻し〔図4
(c)参照〕、取り込みアーム141を媒体の凹部に係
合させ、媒体110を再度押し込み〔図4(d)参
照〕、媒体の戻しを完了する。
【0026】本実施例においては、上記したように、搬
送ユニット13本体と搬送ユニット駆動部133間にバ
ネやガタを設けて搬送ユニット13本体が搬送ユニット
駆動部133に対して少し移動できるように構成してお
き、マガジン12から媒体110を取り出したり、マガ
ジン12に媒体110を戻す際、まず、取り込みアーム
141を出してマガジン内に挿入するようにしたので、
搬送ユニット13の位置がマガジン12の媒体収納位置
に対して少しずれていても、前記した仕切り板12aの
傾斜部121に沿って取り込みアーム141をマガジン
内に挿入することができる。このため、搬送ユニット1
3の停止位置とマガジンの各媒体の収納位置を厳密に調
整しておくことなく、マガジンへの媒体の出し入れが可
能となる。また、マガジン12の仕切り板の幅を狭くす
ることが可能となり、媒体の枚数が多い場合であつても
マガジンの大きさを小型化することが可能となる。
【0027】図5は本発明の第2の実施例を示す図であ
り、同図において、13は搬送ユニット、141は取り
込みアーム、104はウォーム軸、133は搬送ユニッ
ト駆動部であり、図2に示した第1の実施例と同一のも
のには同一の符号が付されている。また、同図において
はマガジン12は省略されているが、本実施例において
も、図2に示したマガジン12と同様のマガジンが使用
される。なお、同図においても、搬送ユニット13の詳
細な構成は省略されている。133aは搬送ユニット駆
動部133と搬送ユニット13間に設けられたバネであ
り、搬送ユニット13と搬送ユニット駆動部133は紙
面に対して垂直方向に設けられた軸13aにより結合さ
れており、搬送ユニット13の取り込みアーム141は
軸13aを回転支点として同図の矢印方向に回動可能で
ある。13bはアームの傾きを検出する傾き検出センサ
であり、傾き検出センサ13bの出力は、オートチェン
ジャー装置の制御装置に入力される。
【0028】図6は本実施例における搬送ユニットへの
媒体取り込み手順を示すフローチャートであり、ステッ
プS1において、搬送ユニット13をマガジン12にお
ける目的とする媒体位置まで移動させ、ステップS2に
おいて、取り込みアーム141をマガジン内に出す。ス
テップS3において、傾き検出センサ13bの出力によ
り、取り込みアーム141の傾きを判別し、取り込みア
ーム141が傾いているときには、ステップS6におい
て、搬送ユニット13を移動させる搬送モータ204
(前記した図7参照)を回転させ、取り込みアーム14
1の傾きを補正し、ステップS3に戻る。取り込みアー
ム141の傾きが補正されると、ステップS4において
取り込みアーム141のアーム出しを完了し、ステップ
S5において、取り込みアーム141により媒体を掴
み、搬送ユニット13に取り込み、媒体の取り込みを完
了する。
【0029】本実施例においては、取り込みアーム14
1を軸13aを支点として回動可能に構成するととも
に、取り込みアームの傾きを検出する傾き検出センサ1
3bを設け、マガジン内にアームを出したときの取り込
みアーム141の傾きにより、搬送ユニット13の位置
を調整しているので、搬送ユニット13に簡単な機構を
付加するだけで、第1の実施例と同様、搬送ユニット1
3の停止位置とマガジンの各媒体の収納位置を厳密に調
整しておくことなく、マガジンへの媒体の出し入れが可
能となる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
〜3の発明においては、搬送ユニット4を搬送ユニット
駆動部6に移動可能に取り付けるとともに、取り込みア
ームをマガジン内に挿入したのち、媒体の出し入れを行
うようにしたので、搬送ユニットの位置がマガジンの媒
体格納位置とずれていても、搬送ユニットの位置と媒体
格納位置とのずれを吸収することができる。このため、
搬送ユニットの停止位置とマガジンの各媒体の収納位置
を厳密に調整しておくことなく、マガジンへの媒体の出
し入れが可能となる。さらに、マガジンの仕切り板の幅
を狭くすることができ、媒体の枚数が多い場合であつて
もマガジン小さくすることができる。したがって、オー
トチェンジャー装置の小型化を図ることが可能となる。
また、取り込みアームの傾きを検出する傾き手段を設
け、傾き手段が傾きを検出したとき、搬送ユニットの位
置を補正することにより、搬送ユニットの位置とマガジ
ンの媒体格納位置のずれが大きくても、搬送ユニットの
位置ずれを補正することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図3】第1の実施例における媒体出し入れの手順を示
すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例における媒体戻し動作を
示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図6】第2の実施例における媒体の取り込み手順を示
すフローチャートである。
【図7】本発明の前提となるオートチェンジャー装置の
構成を示す図である。
【図8】本発明の前提となるオートチェンジャー装置の
システム構成を示す図である。
【図9】搬送ユニットの構成を示す図である。
【図10】搬送ユニットのロード部の構成を示す図であ
る。
【図11】クラッチ部、アーム、押し込みアームの関係
を示す図である。
【図12】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1,100 オートチェンジャー装置 2,12 マガジン 2a 12a 仕切り板 3,101 ドライブ 5 110 媒体 4,13 搬送ユニット 4a,141 取り込みアーム 132 ローラ 4c 傾き検出手段 S1,S2 センサ 6,133 搬送ユニット駆動部 7,104 ウォーム軸 8,204 搬送モータ 9 制御手段 13a 軸 13b 傾き検出センサ 133a バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−42460(JP,A) 特開 平1−182957(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/22 - 17/30 G11B 15/68

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の媒体(5) を格納したマガジン(2)
    と、 媒体をリード/ライトするドライブ(3) と、先端部分が細く形成された 取り込みアーム(4a)により媒
    体(5) を把持して、上記マガジン(2) への媒体(5) の出
    し入れを行うとともに、ドライブ(3) への媒体(5) のセ
    ットおよびドライブ(3) から媒体(5) の取り込みを行う
    搬送ユニット(4) と、 取り込みアーム(4a)に搬送ユニット(4) の移動方向への
    力が加わったとき、その方向に取り込みアーム(4a)が移
    動可能に搬送ユニット(4) が取り付けられ、搬送ユニッ
    ト(4) をマガジン(2) の各媒体位置に移送する搬送ユニ
    ット移送手段(6,7,8) と、 搬送ユニット移送手段(6,7,8) を制御して搬送ユニット
    (4) をマガジン(2) の各媒体格納位置に位置決めすると
    ともに、搬送ユニット(4) による媒体(5) の出し入れを
    制御する制御手段(9) とを備え、 上記制御手段(9) は、搬送ユニット(4) がマガジン(2)
    の媒体(5) を出し入れする先端部分が細く形成され
    取り込みアーム(4a)をまずマガジン(2) 内に挿入する
    ことにより、取り込みアームを媒体(5) の方向に傾け
    て、搬送ユニット(4) の位置とマガジン(2) の媒体格納
    位置との位置ずれ吸収させたのち、媒体(5) の出し入れ
    を行うように搬送ユニット(4) を制御することを特徴と
    するオートチェンジャー装置。
  2. 【請求項2】 搬送ユニット(4) の取り込みアーム(4a)
    の傾きを検出するアーム傾き検出手段(4c)を設け、制御
    手段(9) はアーム傾き検出手段(4c)が取り込みアーム(4
    a)の傾きを検出したとき、搬送ユニット移送手段(6,7,
    8) を駆動して搬送ユニット(4) の位置を補正すること
    を特徴とする請求項1のオートチェンジャー装置。
  3. 【請求項3】 搬送ユニット(4) と搬送ユニット移送手
    段(6,7,8) との間にバネを設けたことを特徴とする請求
    項1または請求項2のオートチェンジャー装置。
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