JP3059085U - 振込用紙付はがき - Google Patents

振込用紙付はがき

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JP3059085U JP1998009002U JP900298U JP3059085U JP 3059085 U JP3059085 U JP 3059085U JP 1998009002 U JP1998009002 U JP 1998009002U JP 900298 U JP900298 U JP 900298U JP 3059085 U JP3059085 U JP 3059085U
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猛 江畑
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富士ゼロックスシステムサービス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特に両面に糊付けが施されたカット紙から作成
される振込用紙付はがき(特に6面はがき)において、
隠蔽面に表示した郵便はがきの印字が、はがきを折りた
たんだ際に見えるようにする振込用紙付はがきを提供す
る。 【解決手段】宛名記載面1と、顧客の支払い明細とその
振込用紙を含む複数の支払い明細記載面2,2’とを備
えた振込用紙付はがきであって、このはがき20は、両
面糊付け用紙から作成され、前記支払い明細記載面が内
側に隠れるように、はがき大に折りたためられかつ剥離
可能なように圧着され、圧着された際に、前記宛名記載
面1に前記支払い明細記載面2’に表示された郵便はが
きの印字が見えるように開口部6が設けられていること
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば通信業の通話請求書やクレジット業界のカード請求書並びに 督促状などにおいて、顧客に発送される振込用紙付きはがきに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、通信業の通話請求書やクレジット業界のカード請求書並びに督促状など において、企業の郵便料金コスト削減の要求から、顧客の支払い明細等の印字項 目を複数面に掲載し、また振込用紙を添付したはがき(例えば6面はがき)が活 用されている。
【0003】 この6面はがきは連続用紙を使用して作成されているが、製造コスト削減、処 理能力向上の観点からは、カット紙を使用して作成することが望ましい。
【0004】 しかしながら、まだカット紙を使用した6面はがきは作成されていない。
【0005】 この理由は、6面はがき作成用紙として特殊な両面糊付け用紙を使用するため 、カット紙プリンターでの用紙走行がスムーズにできないことが原因であった。 従って、カット紙プリンターでの走行が可能にならないことには、紙折り、裁断 、圧着等の後加工マシンも開発できない状況であった。
【0006】 そこで、実願平10−3960号において、上記の課題を解決すべく、特殊な 両面糊付けが施されたカット紙から、顧客の支払い明細とその振込用紙を含む複 数の支払い明細記載面を備えた振込用紙付はがき(例えば6面はがき)を作成す るため、度重なるテストを行い、プリンターの改良や用紙の変更などにより、カ ット紙プリンターでの走行を可能にした(即ち、特殊な両面糊付けカット紙への 印字が可能になった。)。
【0007】 さらに、従来できなかった上述の両面糊付けカット紙での6面はがき加工用マ シンを開発することにより、カット紙での6面はがきの作成を可能にした。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
はがき本編に郵便はがきと印字する郵政法の規定に対応できるように、隠蔽面 に表示した郵便はがきの印字が、はがきを折りたたんだ際に見えるように、用紙 に穴を開けて対応する案が考えられる。
【0009】 しかしながら、上記実願平10−3960号では、この点が考慮されておらず 、また、穴を開けた用紙でプリントする場合、印字かすれ等の現象が発生してい た。 本考案の目的は、上記した問題点に鑑み、特に両面に糊付けが施されたカ ット紙から作成される振込用紙付はがき(特に6面はがき)において、隠蔽面に 表示した郵便はがきの印字が、はがきを折りたたんだ際に見えるようにする振込 用紙付はがきを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、本考案は以下に示す手段を用いてい る。
【0011】 (1)本考案のはがきは、宛名記載面と、顧客の支払い明細とその振込用紙を 含む複数の支払い明細記載面とを備えた振込用紙付はがきであって、 このはがきは、両面糊付け用紙から作成され、前記支払い明細記載面が内側に 隠れるように、はがき大に折りたためられかつ剥離可能なように圧着され、 圧着された際に、前記宛名記載面に前記支払い明細記載面に表示された郵便は がきの印字が見えるように開口部が設けられていることを特徴とする、振込用紙 付はがきである。
【0012】 (2)本考案のはがきは、前記両面糊付け用紙に、前記はがきに関する印字項 目が複数枚分印刷され、はがき大に折りたたむためのミシン加工が施されている ことを特徴とする、上記(1)に記載の振込用紙付はがきである。
【0013】 (3)本考案のはがきは、前記両面糊付け用紙に、前記はがきに関する印字項 目が複数枚分印刷され、はがき大に折りたたむためのミシン加工と、さらに折り たたみ圧着した後、一枚のはがきに分割するための裁断用マイクロミシン加工が 施されていることを特徴とする、上記(1)に記載の振込用紙付はがきである。 (4)本考案のはがきは、前記両面糊付け用紙が、所定の大きさのカット紙で あることを特徴とする、上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の振込用紙付は がきである。
【0014】
【考案の実施の形態】
本考案者らは、穴を開けた用紙でプリントする場合、印字かすれ等の現象が発 生していた問題を、度重なるテストで解消して、本考案を完成させた。
【0015】 以下に本考案の実施形態を、図1〜図5の図面に従い具体的に説明する。
【0016】 本考案の実施形態に係る振込用紙付はがき(6面はがき)20は、図1に示す ように、宛名記載面1と、顧客の支払い明細とその振込用紙を含む複数の支払い 明細記載面(隠蔽面)2,2’とを備えた6面はがき20であって、このはがき 20は、両面糊付け用紙から作成され、前記支払い明細記載面2,2’が内側( 即ち、宛名記載面1と裏面3の間)に隠れるように、はがき大に折りたためられ かつ剥離可能なように圧着され、圧着された際に、前記宛名記載面1に前記支払 い明細記載面2’に表示された郵便はがきの印字が見えるように開口部6が設け られていることを特徴とする。
【0017】 次に、この振込用紙付き6面はがき20の製造例について述べる。
【0018】 (製造例1) 前述したカット紙プリンターを用いて、図2に示すように、両面(両面全ての 面)に特殊な糊付け(折りたたみ圧着後剥離可能な糊(通常の感圧接着剤)を使 用)が施されたA3サイズ(縦:297mm,横:420mm)のカット紙10 の両面に、上記の振込用紙付6面はがき20に関する所定の印字項目(宛名記載 面1、支払い明細記載面2,2’等)をはがき3枚分印刷する。このカット紙1 0には、はがき大に折りたたむためのミシン加工(折りミシン)4が縦方向に2 ヶ所施されている。
【0019】 次に、図2に示したカット紙10を、所定の大きさに裁断し、圧着して振込用 紙付6面はがき20を作成する作業を、主に帳票シート(カット紙)10を所定 の大きさに裁断後、圧着する方式によって行った。これは、図3に示すようなド ライシーラー装置Aを用いて、帳票1シート3通分を紙折り(折りたたみ)直後 に個数へスリットし、3通バラバラに横搬送、2枚部圧着した後、1通毎に本圧 着する方式である。
【0020】 このドライシーラー装置Aは、図3に示すように、ホッパー、紙折り(折りた たみ)、スリット、横搬送、2枚部圧着、本圧着、スタックの各機能を備えてお り、その仕様は次のとおりである。
【0021】 (a)装置サイズ:約1900×約2000(mm)、(b)電源:100V ,20A、(c)処理スピード:60枚/分(180通/分)、(d)ホッパー 容量:約2000枚、(e)スタッカー容量:約400通。
【0022】 なお、上記した方式は、帳票シート(カット紙)10の1通分へのカットは装 置A内のスリッターを使うため、位置合わせセットに慎重になる必要がある。ま た、3通バラバラに横搬送、2枚部圧着等を行うため、帳票フィードに高度な技 術が必要になる。
【0023】 (製造例2) 前述したカット紙プリンターを用いて、図4に示すように、両面に特殊な糊付 けが施されたA3サイズ(縦297mm,横420mm)のカット紙10の両面 に、上記の振込用紙付6面はがき20に関する所定の印字項目(宛名記載面1、 支払い明細記載面2,2’等)をはがき3枚分印刷する。このカット紙10には 、はがき大に折りたたむためのミシン加工(折りミシン)4が縦方向に2ヶ所と 、さらに、折りたたみ圧着した後、一枚のはがきに分割するための裁断用マイク ロミシン加工(マイクロミシン)5が横方向に2ヶ所施されている。
【0024】 次に、図5に示すようなドライシーラー装置Bを用いて、図4に示した1シー ト(カット紙10)3通分を同時に紙折り(折りたたみ)、2枚部圧着し、その 後1通分にディタッチ裁断後、本圧着することにより、振込用紙付6面はがき2 0が完成する。
【0025】 このドライシーラー装置Bは、図5に示すように、ホッパー、紙折り(折りた たみ)、横搬送、2枚部圧着、裁断、本圧着、スタックの各機能を備えており、 その仕様は次のとおりである。
【0026】 (a)装置サイズ:約1900×約2300(mm)、(b)電源:100V ,20A、(c)処理スピード:100枚/分(300通/分)、(d)ホッパ ー容量:約2000枚、(e)スタッカー容量:約400通。
【0027】 上記方式では、帳票(カット紙)10に裁断用のマイクロミシン加工5が事前 に必要であるが、2枚部圧着までは1シート大での処理のため、安定した処理が 得られる。また、1通分への切り離しはディタッチ方式で精度の高い安定したカ ットで高速処理が可能である。
【0028】 図4に示したカット紙10を用いて、前記ディタッチ方式の処理を行った結果 、前述した製造例1のカット紙10(図2参照)を用いて、スリッターを使用す る方式(図3参照)に比べて、処理スピードを約1.7倍に向上することができ る。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、宛名記載面に開口部を設けることによ り、はがき本編に郵便はがきと印字する郵政法の規定に対応できる振込用紙付は がきを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係る振込用紙付6面はが
きを示す概略図。
【図2】本考案の実施の形態(製造例1)に係る6面は
がき作成用紙を示す概略図。
【図3】本考案の実施の形態(製造例1)に係る6面は
がきの製造工程を示す概略図。
【図4】本考案の実施の形態(製造例2)に係る6面は
がき作成用紙を示す概略図。
【図5】本考案の実施の形態(製造例2)に係る6面は
がきの製造工程を示す概略図。
【符号の説明】
1…宛名記載面、2,2’…支払い明細記載面(隠蔽
面)、3…裏面、4…折りミシン、5…マイクロミシ
ン、6…開口部、10…カット紙、20…6面はがき、
A…ドライシーラー装置(スリッター方式)、B…ドラ
イシーラー装置(ディタッチ方式)。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宛名記載面と、顧客の支払い明細とその
    振込用紙を含む複数の支払い明細記載面とを備えた振込
    用紙付はがきであって、 このはがきは、両面糊付け用紙から作成され、前記支払
    い明細記載面が内側に隠れるように、はがき大に折りた
    ためられかつ剥離可能なように圧着され、 圧着された際に、前記宛名記載面に前記支払い明細記載
    面に表示された郵便はがきの印字が見えるように開口部
    が設けられていることを特徴とする、振込用紙付はが
    き。
  2. 【請求項2】 前記両面糊付け用紙は、前記はがきに関
    する印字項目が複数枚分印刷され、はがき大に折りたた
    むためのミシン加工が施されていることを特徴とする、
    請求項1に記載の振込用紙付はがき。
  3. 【請求項3】 前記両面糊付け用紙は、前記はがきに関
    する印字項目が複数枚分印刷され、はがき大に折りたた
    むためのミシン加工と、さらに折りたたみ圧着した後、
    一枚のはがきに分割するための裁断用マイクロミシン加
    工が施されていることを特徴とする、請求項1に記載の
    振込用紙付はがき。
  4. 【請求項4】 前記両面糊付け用紙は、所定の大きさの
    カット紙であることを特徴とする、請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の振込用紙付はがき。
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