JP3058755U - 携帯電話器用装飾具及びそのセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は、携帯電話器用装飾具として容易
に多種多様のものを得ることを目的としたものである。 【解決手段】 電話器のアンテナ孔との接続用のベース
と、該ベースに接続する支軸と、支軸に嵌装する装飾体
と、前記支軸の頭飾体とを組合せたことを特徴とする携
帯電話器用装飾具。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、携帯電話器を装飾することを目的とした携帯電話器用装飾具及び そのセットに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来携帯電話器には、アンテナが付属しており、また電話器のリングなどに根 付けなどの単一装飾品を取付ける場合もあった。

【０００３】

【考案により解決しようとする課題】

前記アンテナは機能上、装飾性に乏しく、色彩と、形状も画一的であった。ま た単一装飾品は、一個一個に個性があり、しかも比較的大きいので多数個つける ことはむつかしく、一個又は二個取付けるのが普通であって装飾の多様性ニーズ に対応できない問題点があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案は、携帯電話器に取付ける支軸又は支持条に、複数の装飾体を取付け るようにして、前記多様性ニーズに対応し得るようにしたのである。

【０００５】 即ちこの考案は、電話器のアンテナ孔との接続用のベースと、該ベースに接続 する支軸と、支軸に嵌装する装飾体と、前記支軸の頭飾体とを組合せたことを特 徴とする携帯電話器用装飾具である。また他の考案は、電話器のアンテナ孔との 接続用のベースと、該ベースに接続する支軸と、支軸に連結する補助軸と、支軸 及び補助軸に嵌装する装飾体と、前記支軸の頭飾体とを組合せたことを特徴とす る携帯電話器用装飾具である。次に他の考案は、電話器のリングに掛脱できるフ ックと、一端をフックに接続する支持条と、該支持条に嵌装する装飾体と、前記 支持条の他端のフック掛止体とを組合せたことを特徴とする携帯電話器用装飾具 である。

【０００６】 更にセットの考案は、電話器のアンテナ孔との接続用のベースと、該ベースに 接続する支軸と、支軸に嵌装する装飾体と、アンテナ取外し用のドライバーとを ベース板に並べ、前記ベース、支軸、装飾体及びドライバーを覆うべく凹凸形成 した透明板を、前記ベース板に被着固定したことを特徴とする携帯電話器用装飾 具セットである。

【０００７】 前記装飾体は、支軸又は保持条に取付け得ることを条件とし、外形、色彩など に制約はないので、無数の組み合わせを創造することができる。

【０００８】 また支軸を金属製にすれば、アンテナの機能を保有させることができると共に 、補助軸を使用すれば、長短何れの装飾具も容易に組立てることができる。

【０００９】 また支持条は、紐、ワイヤ又はチェーンその他容易に屈曲できる素材よりなり 、繊維の編成条、金属、合成樹脂条その他材質、色彩に制約はない。

【００１０】 従って、装飾体を選定してブレスレット又はネックレスなどに用いることも可 能である。例えばネックレスの場合には、長い支持条を使用し、又は通常の支持 条を２条以上接続すれば、任意の長さとすることができる。

【００１１】

【考案の実施の形態】

この考案は、任意に組み変え出来る装飾体を支軸に固定し、該支軸を携帯電話 器のアンテナ孔に接続して使用する携帯電話器用装飾具である。前記支軸に補助 軸を連結すれば任意の長さにすることができる。

【００１２】 また一端にフックを接続し、他端にフック掛止体（リングその他）を取付けた 支持条に任意装飾体を嵌装した携帯電話器用装飾具である。

【００１３】 次に支軸、装飾体、ドライバーのセットをベース板上へ並べ透明覆板により取 付けた携帯電話器用装飾具セットである。

【００１４】

【実施例１】 この考案の実施例を図１、２に基づいて説明する。携帯用の電話器１のアンテ ナ孔２に接続するねじ管３（ベース）と、基端を前記ねじ管３に螺合できる支軸 ４と、支軸４の先端に取付ける頭飾体５と、前記支軸４に嵌装出来る複数の装飾 体６、６とを組み合せて、この考案の携帯電話器用装飾具７を構成する。

【００１５】 この考案の装飾具７を電話器１に固定するには、電話器１のアンテナを取外し 、アンテナ孔２へねじ管３を螺合固定する。該ねじ管３の頭部孔３ａには支軸４ と螺合するねじが切ってある。

【００１６】 次にねじ管３へ支軸４の基端を螺合接続して、前記支軸４へ任意数の装飾体６ 、６を嵌装した後、頭飾体５を支軸４へ螺合すれば、この考案の装飾具７が完成 する。

【００１７】 前記順序によることなく、ねじ管３、支軸４、装飾体６、６及び頭飾体５を予 め組立てた後、ねじ管３を電話器１のアンテナ孔２へ接続しても同様である。前 記において支軸４へ補助軸を接続すれば長さを自由に選定できる。

【００１８】

【実施例２】 一端にフック８を接続した支持条９へ任意数の装飾体６、６を嵌装固定し、支 持条９の他端に止リング１０を着脱自在に接続すればｄ、この考案の装飾具１１ が出来上る。そこでフック８を、電話器１のリング１２に掛止する（図１）。

【００１９】 前記フック８を止リング１０に掛止すれば（図４）、ブレスレット１３となる 。また前記装飾具１１を複数連結すればネックレスにすることもできる。又は支 持条９を長くても同様である。

【００２０】

【実施例３】 ベース板１４（任意の図形１５付き）上へ実施例１の装飾具７、補助支軸１６ 及びドライバー１７を並べ、その上へ、前記装飾具７、補助支軸１６及びドライ バー１７の外形を覆い得る形状の凸部１８を設けた透明板１９を、前記ベース板 １４上へ被冠固定すれば、この考案の装飾具セット２０が出来上る。

【００２１】 前記実施例は、透明板１９を外し、ドライバー１７で電話器１のアンテナを外 し、ここにねじ管３をねじ込んで装飾具７を固定する。

【００２２】 前記実施例によれば、装飾具７、補助支軸１６及びドライバー１７共に安定支 持され、しかも外部から透視できるので購買者は自由に意匠的選択をすることが できる。

【００２３】

【考案の効果】

この発明は、支軸又は支持条に複数の装飾体を嵌装するので、装飾体の一部又 は全部を取代えることにより多種多様の装飾効果を発見させることができる効果 がある。

【００２４】 また補助支軸を使用すれば装飾体の総体的外形、数などを変化させ、全く異な る意匠感を与えることができる。従って定期的に取換えたり、ブレスレット又は ネックレスに合致した意匠感にすることもできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の実施例の使用状態を示す一部を省略
した正面図。

【図２】同じく分解斜視図。

【図３】同じく他の実施例の一部を省略した正面図。

【図４】同じく図３の実施装飾具をブレスレットした状
態における一部を省略した正面図。

【図５】同じく他の実施例（陳列の際）の正面図。

【図６】同じく図５のＡ−Ａ断面図。

【符号の説明】

１ 電話器 ２ アンテナ孔 ３ ねじ管 ４ 支軸 ５ 頭飾体 ６ 装飾体 ７、１１ 装飾具 ８ フック ９ 支持条 １０ 止リング １２ リング １３ ブレスレット １４ ベース板 １５ 図形 １６ 補助支軸 １７ ドライバー １８ 凸部 １９ 透明板 ２０ 装飾具セット

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 電話器のアンテナ孔との接続用のベース
   と、該ベースに接続する支軸と、支軸に嵌装する装飾体
   と、前記支軸の頭飾体とを組合せたことを特徴とする携
   帯電話器用装飾具。
2. 【請求項２】 電話器のアンテナ孔との接続用のベース
   と、該ベースに接続する支軸と、支軸に連結する補助軸
   と、支軸及び補助軸に嵌装する装飾体と、前記支軸の頭
   飾体とを組合せたことを特徴とする携帯電話器用装飾
   具。
3. 【請求項３】 電話器のリングに掛脱できるフックと、
   一端をフックに接続する支持条と、該支持条に嵌装する
   装飾体と、前記支持条の他端のフック掛止体とを組合せ
   たことを特徴とする携帯電話器用装飾具。
4. 【請求項４】 電話器のアンテナ孔との接続用のベース
   と、該ベースに接続する支軸と、支軸に嵌装する装飾体
   と、アンテナ取外し用のドライバーとをベース板に並
   べ、前記ベース、支軸、装飾体及びドライバーを覆うべ
   く凹凸形成した透明板を、前記ベース板に被着固定した
   ことを特徴とする携帯電話器用装飾具セット。