JP3692023B2 - 付属品付筆記具 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、筆記具を首などに掛けるための紐などの付属品が取付具を介して取り付けられた筆記具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えば体育大会において記録を筆記する場合のように、屋外で活動しながら筆記具を使用する場合、筆記具にエンドレスの紐を取り付けて首からぶら下げると、筆記しないときは両手がフリーになるので活動しやすく、かつ筆記するときは筆記具を直ちに持てるので便利である。
【０００３】
また、筆記具は意匠的要素の強い商品であり、小学生などを対象にした筆記具は興趣に富んだものが好まれるので、人気キャラクターの小さな模型などの付属品を筆記具に取り付けることがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
このように、エンドレスの紐や人気キャラクターの小さな模型などの付属品が筆記具に取り付けられることがあるが、これらの付属品を取り付けるための取付具は部品点数が少なくて構造が簡単であり、かつ組み付け作業も容易であることが要求される。しかしながら、従来の取付具は、これらの要請を必ずしも十分に満足するものではなかった。
【０００５】
そこで本発明は、部品点数が少なくて構造が簡単であり、かつ組み付け作業も容易である付属品付筆記具を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明の付属品付筆記具は、エンドレスの紐などの付属品が保持された円環状の保持部およびこの両側に配置された上部円環部と下部円環部が１本の金属線により一体に成形された取付具を、軸筒もしくはキャップの外周面に形成された２本の円環溝に上部円環部および下部円環部を嵌め込むことにより筆記具に取り付ける。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下に、図面に基づいて本発明の実施の形態を具体的に説明する。図１は取付具を示すが、保持部１０は、素線径がφ０．６ｍｍのステンレス線を２ターン巻回して円環状にしたものである。そして、保持部１０の両側には、同ステンレス線を１ターン巻回して形成された内径がφ８．５ｍｍの上部円環部１１および下部円環部１２が一体に形成されている。上部円環部１１と下部円環部１２の中心は一致しており、保持部１０は上部円環部１１および下部円環部１２に外接した状態になっている。
このように、取付具は、保持部１０、上部円環部１１、下部円環部１２が１本の金属線で一体に成形されているので、１部品構成であって構造が極めて簡単である。そして、筆記具に取り付けた場合にシンプルな美しさも備えている。
【０００８】
一方、軸筒２０の外周面には、図２に示すように、上部円環部１１および下部円環部１２に対応する上部円環溝２１および下部円環溝２２が形成されている。なお、軸筒２０がキャップであってもよい。そして、この取付具を軸筒２０に組み付けるときは、上部円環部１１および下部円環部１２を幾分拡開して上部円環溝２１および下部円環溝２２に嵌め込めばよい。上部円環溝２１および下部円環溝２２に嵌め込まれた上部円環部１１および下部円環部１２は、その弾力により軸筒２０を締め付けてしっかりと固定される。そして、その組み付け作業は極めて簡単である。
【０００９】
図３は、シャープペンシルに付属品として紐３０を取り付けた例を示す。つまり、所定の長さの紐３０を保持部１０に通し、紐３０の両端を結んでエンドレスにする。そして、紐３０の結び目を駒３１で覆い、結び目を隠蔽する。かかる筆記具は、首に掛けることができるので、屋外で活動しながら筆記するのに好適な筆記具とすることができる。
【００１０】
付属品は紐３０に限られるものではなく、例えば人気キャラクターの小さな模型などであってもよい。この場合は、これらの付属品の裏面や上部に円環状の保持部１０に係合する係止部を形成して保持部１０に取り付ければよく、興趣に富んだ筆記具とすることができる。
【００１１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の付属品付筆記具は、エンドレスの紐などの付属品が保持された円環状の保持部およびこの両側に配置された上部円環部と下部円環部が１本の金属線により一体に成形された取付具を、軸筒もしくはキャップの外周面に形成された２本の円環溝に上部円環部および下部円環部を嵌め込むことにより筆記具に取り付けるので、部品点数が少なくて構造が簡単であり、かつ組み付け作業も容易である付属品付筆記具とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 取付具の正面図（Ａ）、側面図（Ｂ）、平面図（Ｃ）である。
【図２】 軸筒の正面図である。
【図３】 本発明実施例の正面図である。
【符号の説明】
１０ 保持部
１１ 上部円環部
１２ 下部円環部
２０ 軸筒
２１ 上部円環溝
２２ 下部円環溝
３０ 付属品（紐）
３１ 駒
【発明の属する技術分野】
本発明は、筆記具を首などに掛けるための紐などの付属品が取付具を介して取り付けられた筆記具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えば体育大会において記録を筆記する場合のように、屋外で活動しながら筆記具を使用する場合、筆記具にエンドレスの紐を取り付けて首からぶら下げると、筆記しないときは両手がフリーになるので活動しやすく、かつ筆記するときは筆記具を直ちに持てるので便利である。
【０００３】
また、筆記具は意匠的要素の強い商品であり、小学生などを対象にした筆記具は興趣に富んだものが好まれるので、人気キャラクターの小さな模型などの付属品を筆記具に取り付けることがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
このように、エンドレスの紐や人気キャラクターの小さな模型などの付属品が筆記具に取り付けられることがあるが、これらの付属品を取り付けるための取付具は部品点数が少なくて構造が簡単であり、かつ組み付け作業も容易であることが要求される。しかしながら、従来の取付具は、これらの要請を必ずしも十分に満足するものではなかった。
【０００５】
そこで本発明は、部品点数が少なくて構造が簡単であり、かつ組み付け作業も容易である付属品付筆記具を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明の付属品付筆記具は、エンドレスの紐などの付属品が保持された円環状の保持部およびこの両側に配置された上部円環部と下部円環部が１本の金属線により一体に成形された取付具を、軸筒もしくはキャップの外周面に形成された２本の円環溝に上部円環部および下部円環部を嵌め込むことにより筆記具に取り付ける。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下に、図面に基づいて本発明の実施の形態を具体的に説明する。図１は取付具を示すが、保持部１０は、素線径がφ０．６ｍｍのステンレス線を２ターン巻回して円環状にしたものである。そして、保持部１０の両側には、同ステンレス線を１ターン巻回して形成された内径がφ８．５ｍｍの上部円環部１１および下部円環部１２が一体に形成されている。上部円環部１１と下部円環部１２の中心は一致しており、保持部１０は上部円環部１１および下部円環部１２に外接した状態になっている。
このように、取付具は、保持部１０、上部円環部１１、下部円環部１２が１本の金属線で一体に成形されているので、１部品構成であって構造が極めて簡単である。そして、筆記具に取り付けた場合にシンプルな美しさも備えている。
【０００８】
一方、軸筒２０の外周面には、図２に示すように、上部円環部１１および下部円環部１２に対応する上部円環溝２１および下部円環溝２２が形成されている。なお、軸筒２０がキャップであってもよい。そして、この取付具を軸筒２０に組み付けるときは、上部円環部１１および下部円環部１２を幾分拡開して上部円環溝２１および下部円環溝２２に嵌め込めばよい。上部円環溝２１および下部円環溝２２に嵌め込まれた上部円環部１１および下部円環部１２は、その弾力により軸筒２０を締め付けてしっかりと固定される。そして、その組み付け作業は極めて簡単である。
【０００９】
図３は、シャープペンシルに付属品として紐３０を取り付けた例を示す。つまり、所定の長さの紐３０を保持部１０に通し、紐３０の両端を結んでエンドレスにする。そして、紐３０の結び目を駒３１で覆い、結び目を隠蔽する。かかる筆記具は、首に掛けることができるので、屋外で活動しながら筆記するのに好適な筆記具とすることができる。
【００１０】
付属品は紐３０に限られるものではなく、例えば人気キャラクターの小さな模型などであってもよい。この場合は、これらの付属品の裏面や上部に円環状の保持部１０に係合する係止部を形成して保持部１０に取り付ければよく、興趣に富んだ筆記具とすることができる。
【００１１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の付属品付筆記具は、エンドレスの紐などの付属品が保持された円環状の保持部およびこの両側に配置された上部円環部と下部円環部が１本の金属線により一体に成形された取付具を、軸筒もしくはキャップの外周面に形成された２本の円環溝に上部円環部および下部円環部を嵌め込むことにより筆記具に取り付けるので、部品点数が少なくて構造が簡単であり、かつ組み付け作業も容易である付属品付筆記具とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 取付具の正面図（Ａ）、側面図（Ｂ）、平面図（Ｃ）である。
【図２】 軸筒の正面図である。
【図３】 本発明実施例の正面図である。
【符号の説明】
１０ 保持部
１１ 上部円環部
１２ 下部円環部
２０ 軸筒
２１ 上部円環溝
２２ 下部円環溝
３０ 付属品（紐）
３１ 駒
Claims (2)
- 付属品が保持された円環状の保持部および該保持部の両側に配置された上部円環部と下部円環部が１本の金属線により一体に成形された取付具が、軸筒もしくはキャップの外周面に形成された２本の円環溝に該上部円環部および下部円環部が嵌め込まれて取り付けられたことを特徴とする付属品付筆記具。
- 前記付属品が首などに掛けるためのエンドレスの紐であることを特徴とする請求項１記載の付属品付筆記具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000279103A JP3692023B2 (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 付属品付筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000279103A JP3692023B2 (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 付属品付筆記具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002086981A JP2002086981A (ja) | 2002-03-26 |
| JP3692023B2 true JP3692023B2 (ja) | 2005-09-07 |
Family
ID=18764159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000279103A Expired - Fee Related JP3692023B2 (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 付属品付筆記具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3692023B2 (ja) |
-
2000
- 2000-09-14 JP JP2000279103A patent/JP3692023B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002086981A (ja) | 2002-03-26 |
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