JP3150128U - 装飾具及び装飾具用紐 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の装飾体を見栄え良く取り付けることができる装飾具を提供する。【解決手段】 複数の糸12を相互に螺旋状に交差させながら巻き付けて構成した組紐体8と、組紐体8に取り付けられたリング状の取付具10と、取付具10に取り付けられた装飾用の装飾体6a〜6dと、を備えた装飾具2である。取付具10は、その内側に複数の糸12の一部が挿通されることにより組紐体8に取り付けられる。これにより、装飾具2全体が嵩張るのを抑えることができ、複数の装飾体6a〜6dを見栄え良く取り付けることができる。【選択図】 図1
Description
本考案は、例えば携帯電話機や財布、鞄などに取り付けて装飾するための装飾具及びこれに用いられる装飾具用紐に関する。
例えば携帯電話機や財布、鞄などに装飾具を取り付けて装飾することが広く一般に行われている(例えば、特許文献1参照)。この装飾具は、吊下紐体と、吊下紐体の一端部に設けられた取付用紐と、吊下紐体の他端部に取り付けられた装飾用の装飾体と、を備えている。装飾体は、例えばマスコットや装飾を施したガラス玉、鈴などから構成される。取付用紐を例えば携帯電話機などに設けられたフック部に括り付けることにより、装飾体が吊下紐体によってフック部から吊り下げられる。
例えば使用者のお気に入りの装飾具が複数ある場合などには、これら複数(例えば3〜6個)の装飾具を携帯電話機などに一度に取り付けることがある。しかしながら、このように取り付けると、複数の装飾具全体が嵩張ってしまい、見栄えが損なわれるという問題がある。
本考案の目的は、複数の装飾体を見栄え良く取り付けることができる装飾具及び装飾具用紐を提供することである。
本考案の請求項1に記載の装飾具では、複数の糸を相互に螺旋状に交差させながら巻き付けて構成した組紐体と、前記組紐体に取り付けられたリング状の取付具と、前記取付具に取り付けられた装飾用の装飾体と、を備え、前記取付具は、その内側に前記複数の糸の一部が挿通されることにより前記組紐体に取り付けられることを特徴とする。
また、本考案の請求項2に記載の装飾具では、前記取付具は、前記組紐体に着脱自在に取り付けられることを特徴とする。
また、本考案の請求項3に記載の装飾具用紐では、複数の糸を相互に螺旋状に交差させながら巻き付けて構成した組紐体と、前記組紐体に取り付けられ、装飾用の装飾体を取り付けるためのリング状の取付具と、を備え、前記取付具は、その内側に前記複数の糸の一部が挿通されることにより前記組紐体に取り付けられることを特徴とする。
本考案の請求項1に記載の装飾具によれば、装飾用の装飾体を取り付けるための取付具は、その内側に複数の糸の一部が挿通されることにより組紐体に取り付けられるので、装飾具全体が嵩張るのを抑えることができ、複数の装飾体を見栄え良く取り付けることができる。
また、本考案の請求項2に記載の装飾具によれば、取付具は組紐体に着脱自在に取り付けられるので、複数種類の装飾体を別に用意しておくことにより、装飾体を気分に合わせて取り替えて楽しむことができる。
また、本考案の請求項3に記載の装飾具用紐によれば、装飾用の装飾体を取り付けるための取付具は、その内側に複数の糸の一部が挿通されることにより組紐体に取り付けられるので、装飾具全体が嵩張るのを抑えることができ、複数の装飾体を見栄え良く取り付けることができる。
以下、添付図面を参照して、本考案に従う装飾具及び装飾具用紐の一実施形態について説明する。図1は、本考案の一実施形態による装飾具を示す図であり、図2は、図1の取付具を示す部分拡大図である。
図1を参照して、本実施形態の装飾具2は、装飾具用紐4と、この装飾具用紐4に取り付けられる装飾用の複数の装飾体6a〜6dと、を備えている。以下、装飾具2の構成について詳細に説明する。
装飾具用紐4は、組紐体8と、この組紐体8に取り付けられた複数の取付具10と、を備えている。組紐体8は、複数の糸12を相互に螺旋状に交差させながら巻き付けることにより構成されている。組紐体8の一端部にはリング状の取付用紐14が設けられ、その他端部には、開口部16を有する取付用金具18が設けられている。
取付具10はリング状の金具から構成され、その所定部位には、径方向に延びる切込み部20が設けられている(図2参照)。取付具10の内側には、組紐体8の複数の糸12の一部が挿通され、これにより取付具10が組紐体8に取り付けられる。なお、このように取付具10を取り付ける際には、切込み部20の間隔を工具などを用いて拡げて、この切込み部20を通して複数の糸12の一部を取付具10の内側に挿通させた後に、切込み部20の間隔を工具などを用いて再び狭めればよい。
装飾体6a〜6dは、本実施形態では、マスコット及び鈴から構成されている。この装飾体6a〜6dにはそれぞれフック部22a〜22dが設けられ、このフック部22a〜22dにはそれぞれ取付具10が挿通され取り付けられている。上述のように取付具10が組紐体8に取り付けられることにより、複数の装飾体6a〜6cが組紐体8の両端部間に取り付けられる。また、装飾体6dは、取付用金具18の開口部16に取り付けられた取付具10を介して、組紐体8の他端部に取り付けられている。
上述した装飾具2は、取付用紐14を例えば携帯電話機など(図示せず)に設けられたフック部に括り付けることにより、この携帯電話機などに取り付けられる。本実施形態では、組紐体8の他端部に1個の装飾体6dが取付具10を介して取り付けられるとともに、その両端部間に3個の装飾体6a〜6cが取付具10を介して取り付けられるので、装飾具2全体が嵩張るのを抑えることができ、複数の装飾体6a〜6dを見栄え良く取り付けることができる。
なお、本実施形態では、装飾体6a〜6dは取付具10に直接的に取り付けられるように構成したが、例えば装飾用チェーンや装飾用バンド(図示せず)などを介して取付具10に取り付けられるように構成してもよい。
次に、図3及び図4を参照して、他の実施形態の装飾具及び装飾具用紐について説明する。図3は、本考案の他の実施形態による装飾具を示す図であり、図4は、図3の取付具を示す部分拡大図である。なお、本実施形態において、上記実施形態と実質上同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態の装飾具2Aでは、組紐体8Aの他端部にはリング状の取付用紐24が設けられ、この取付用紐24は装飾体6dのフック部22dに括り付けられている。また、取付具10Aは、鉤状の取付具本体部26と、取付具本体部26の基端部に揺動自在に支持された略V字状の揺動部28とから構成されている(図4参照)。揺動部28の一端部は取付具本体部26の先端部に近接して延びており、これにより取付具10Aは全体としてリング状に構成されている。揺動部28の他端部には爪部30が設けられており、この爪部30は取付具本体部26の基端部に設けられた開口(図示せず)を通して外部に突出されている。揺動部28の支軸(図示せず)には、揺動部28を弾性的に偏倚するためのバネ部材(図示せず)が配設されている。また、取付具本体部26の基端部には、リング部材32を介して装飾体6a〜6cが取り付けられている。
爪部30をバネ部材の弾性偏倚力に抗して手の指などで押し下げると、揺動部28が支軸を中心として図4中の矢印Pで示す方向に揺動され、揺動部28の一端部が取付具本体部26の先端部から離隔される。従って、図4中に一点鎖線で示すように、揺動部28の一端部と取付具本体部26の先端部との間の隙間より組紐体8Aの複数の糸12の一部を容易に通すことができる。また、爪部30から手の指などを離すと、バネ部材の弾性偏倚力によって揺動部28が支軸を中心として図4中の矢印Qで示す方向に揺動され、揺動部28の一端部が取付具本体部26の先端部に近接して配置される。
従って、本実施形態の装飾具2Aでは、取付具10Aを組紐体8Aに対して容易に着脱することができるので、取付具10Aが取り付けられた装飾体を複数種類別に用意しておくことによって、装飾体6a〜6cを気分に合わせて取り替えて楽しむことができる。
以上、本考案に従う装飾具及び装飾具用紐の種々の実施形態について説明したが、本考案はかかる実施形態に限定されるものではなく、本考案の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
例えば、上記各実施形態では、装飾具2(2A)を携帯電話機に取り付けるようにしたが、財布や鞄、ペンケースなどの種々の被装飾物に取り付けることができる。また、取付用紐14に吸盤(図示せず)を取り付け、この吸盤を例えば自動車のフロントガラスなどに着脱自在に吸着させることによって、装飾具2(2A)を自動車のインテリアに用いることもできる。
また例えば、上記各実施形態では、組紐体8(8A)の両端部間に3個の装飾体6a〜6cが取り付けられるように構成したが、1個、2個、あるいは4個以上の装飾体を取り付けるように構成してもよく、その数は適宜設定することができる。
2,2A 装飾具
4,4A 装飾具用紐
6a〜6d 装飾体
8,8A 組紐体
10,10A 取付具
12 糸
4,4A 装飾具用紐
6a〜6d 装飾体
8,8A 組紐体
10,10A 取付具
12 糸
Claims (3)
- 複数の糸を相互に螺旋状に交差させながら巻き付けて構成した組紐体と、前記組紐体に取り付けられたリング状の取付具と、前記取付具に取り付けられた装飾用の装飾体と、を備え、前記取付具は、その内側に前記複数の糸の一部が挿通されることにより前記組紐体に取り付けられることを特徴とする装飾具。
- 前記取付具は、前記組紐体に着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の装飾具。
- 複数の糸を相互に螺旋状に交差させながら巻き付けて構成した組紐体と、前記組紐体に取り付けられ、装飾用の装飾体を取り付けるためのリング状の取付具と、を備え、前記取付具は、その内側に前記複数の糸の一部が挿通されることにより前記組紐体に取り付けられることを特徴とする装飾具用紐。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2009000727U JP3150128U (ja) | 2009-02-16 | 2009-02-16 | 装飾具及び装飾具用紐 |
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JP2009000727U JP3150128U (ja) | 2009-02-16 | 2009-02-16 | 装飾具及び装飾具用紐 |
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JP2009000727U Expired - Fee Related JP3150128U (ja) | 2009-02-16 | 2009-02-16 | 装飾具及び装飾具用紐 |
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JP (1) | JP3150128U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014100204A (ja) * | 2012-11-18 | 2014-06-05 | Susumu Nakatani | 紐通し止め孔付き正常姿勢決まり物品 |
-
2009
- 2009-02-16 JP JP2009000727U patent/JP3150128U/ja not_active Expired - Fee Related
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