JP3013530U - 置 物 - Google Patents

置 物

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JP3013530U
JP3013530U JP1995000026U JP2695U JP3013530U JP 3013530 U JP3013530 U JP 3013530U JP 1995000026 U JP1995000026 U JP 1995000026U JP 2695 U JP2695 U JP 2695U JP 3013530 U JP3013530 U JP 3013530U
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JP
Japan
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accessory
hole
connecting rod
boss
piston
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Application number
JP1995000026U
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English (en)
Inventor
正信 山崎
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正信 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装飾具に高い装飾性と取付方位の自由度を付与
した置物を提供する。 【構成】小端部1aにピストン2を枢着し大端部1bに
クランクピン連結用の半割り構造の孔12を有したコネ
クティングロッド1を台座とし、この台座1の孔12
に、外径がその孔12の内径に略対応する時計3を嵌装
してナット15により締着するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、時計や温度計などに高い装飾性と取付方位の自由度を付与した置物 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
時計や温度計等は、部屋の装飾具として欠かせない物品である。従来、そのよ うな装飾具は、全体として独立した一物品として製造され、装飾性を高めるため に装飾具そのものの他に、縁どりや枠の形状、模様、色彩などにも様々な趣向が 凝らされているのが通例である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、意匠的な構成要素のうち、特に重厚感や高級感は素材に起因すると ころが大きい。そのため、縁や枠に通常の素材が用いてあると、重厚感や高級感 を追求する上で一般に限界がある。その上、従来の装飾具は、製造過程において 予め取付方位が設定されるのが通例であるため、インテリアとしての配置上のバ リエーションを楽しむことができるものは殆どない。
【0004】 本考案は、このような課題に着目してなされたものであって、装飾具に高い装 飾性と取付方位の自由度を付与した置物を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、かかる目的を達成するために、次のような構成を採用したものであ る。
【0006】 すなわち、本考案に係る置物は、小端部にピストンを枢着し大端部にクランク ピン連結用の半割り構造の孔を有したコネクティングロッドを台座とし、この台 座の孔に、外径が前記孔の内径に略等しい装飾具を嵌装して止着具により締着し てなることを特徴とする。
【0007】 また、他の構成としては、コネクティングロッドの小端部にボス部を形成し、 このボス部にボス孔を介して枢着したピストンを台座とし、この台座のボス孔に 、取付部の外形が前記ボス孔の内径に略等しい装飾具を嵌装してなるものが挙げ られる。
【0008】 具体的な実施の態様としては、装飾具が、時計、温度計、湿度計、ライト、ラ ンプ等であるものが挙げられる。
【0009】
【作用】
このような構成のものであると、コネクティングロッドやピストンが装飾具を 固定するための台座として機能することになる。そして、この台座は、自動車部 品をそのまま利用すれば足り、別途に台座を制作することを必要としない。しか も、コネクティングロッドやピストンは金属で作られているため、塗装若しくは 金属自体が剥き出しになって素材感、質感があり、それ自体の持つ造形とも相俟 って、置物全体に優れた意匠的効果を付与する。その上、コネクティングロッド の大端部の円形の孔に円形の装飾具を嵌装するか、或いはピストンの円形のボス 孔に装飾具の円形の取付部を嵌装するようにしているため、装飾具の取付方位は それらの孔やボス孔に対して限定されない。そのため、コネクティングロッドや ピストンをどのように取付けても、装飾具を適正な取付姿勢に保持することがで きる。さらに、止着具を緩めるか、或いは取付部をボス孔から抜き取るかして、 装飾具を交換することも可能であるため、置物の多様性を追求する上でも有用な ものとなる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、図面を参照して説明する。
【0011】 この実施例の置物は、自動車部品であるコネクティングロッド1及びピストン 2をそのまま使用して構成されている。
【0012】 コネクティングロッド1は鉄系の鋳造品で、小端部1aと大端部1bを具備し ている。小端部1aには中空のボス部11が形成されており、このボス部11に 、有底円筒形状をなし周壁にボス孔21が開設されたアルミ合金ダイキャスト製 のピストン2を冠装して、ボス部11の両端をボス孔21に嵌挿するとともに、 ボス部11に図示しないピストンピンを挿通して両者を不離一体に枢着している 。大端部1bには図示しないクランクピンの外形に沿った円形の孔12が形成さ れており、この孔12は、大端部1bの一部を止め金13で構成することによっ て半割り構造にされている。そして、止め金13に形成したネジ孔13aにコネ クティングロッド1の本体側から突出させたネジ14を貫通させ、その貫通端に 止着具であるナット15を締着することによって、外周を抱くようにしてクラン クピンに取付けられるようになっている。
【0013】 一方、本実施例は図示コネクティングロッド1を台座にして、装飾具たる時計 3を取り付けるようにしている。時計3は、円形のもので、外径が前記大端部1 bの孔12の内径に略対応させられ、厚みが大端部1bの厚みに略対応させられ ている。そして、ナット15及び止め金13を外して大端部1bの孔12を開口 させた状態で、孔12に時計3を装着し、再び止め金13を蓋着してナット15 を締着することにより、時計3を孔12に嵌装するようにしている。
【0014】 このような構成のものであると、コネクティングロッド1が時計3を固定する ための台座として機能することになる。そして、この台座は、自動車部品をその まま利用することができるため、既存物品の有効利用が図れ、別途に台座を制作 することも一切必要としないばかりか、ピストン2やコネクティングロッド1は アルミ合金や鉄等の金属で作られているため、塗装若しくは金属自体が剥き出し になっていて素材感、質感がある上に、それ自体の持つすばらしい造形によって 、置物全体に迫力感や高級な雰囲気を醸し出す優れた意匠的作用を営む。その上 、大端部1bの円形の孔12に円形の時計3を嵌装するようにしているため、時 計3の取付方位は孔12に対して限定されない。そのため、大端部1bを締め付 けているナット15を緩めて時計3の方位を適宜に設定すれば、図2及び図3に 示すようにコネクティングロッド1及びピストン2を正置した状態でピストンピ ン挿通用のボス部11にピン11aを挿通して置物全体を壁Wに掛けたり、図4 に示すようにコネクティングロッド1及びピストン2を倒置した状態でピストン 2の頂面2aをテーブルT上に載置したり、図5に示すようにコネクティングロ ッド1及びピストン2を横に寝かした状態でテーブルTに載置するなど、様々な バリエーションを容易に実現することができる。また、図2及び図3に示す壁掛 け状態からピン11aを支点にしてコネクティングロッド1及びピストン2を回 動させ、もう1箇所適当な位置をクギ等の掛止具によって支えれば、図6に示す ように種々の角度で置物全体を壁Wに保持させておくこと等も可能になる。なお 、図4〜図6に示す状態で使用する場合には、コネクティングロッド1のボス部 11とピストン2のボス孔21との枢着部分を何らかの方法で回動不能に固定し ておくとよい。さらに、この置物のナット15を緩めれば、時計3に代えて、図 7に示すように湿度計付きの温度計4を装着したり、図8に示すようにライト5 を装着したり、それ以外にも図示しないがランプ、タバコ入れ、小物入れ、菓子 入れ、灰皿など種々の用途としても使用することができるため、1つの台座を使 って様々な置物として楽しむことが可能になる。この際、図8のようにライト5 を装着する場合には、ソケットの周囲に溝5aを設けるか、孔12の内周に溝1 2aを設けるかして、配線を引き回すようにすればよい。
【0015】 なお、各部の具体的な構成は、上述した実施例のみに限定されるものではない 。例えば、コネクティングロッドに文字、模様などを掘り込むことによって装飾 性を高めてもよい。また、前記実施例においてピストン2を台座とし、時計3の 背面にそのボス孔21の内径に略等しい外径のピン状の取付部(図示省略)を突 設して、この取付部をボス孔21に嵌装して時計3を取付けても上記実施例と同 等の作用効果が奏される。その他、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が 可能である。
【0016】
【考案の効果】
本考案の置物は、以上説明したように、コネクティングロッドやピストンを装 飾具の台座として利用するようにしたため、自動車部品をそのまま利用すること ができ、既存物品の有効利用が図れると同時に、新たな部品制作が不要となって コストパフォーマンスに優れたものとなる。しかも、コネクティングロッドやピ ストンは鉄やアルミ合金等の金属で作られているため、塗装若しくは金属自体が 剥き出しになっていて素材感、質感がある上に、それ自体の持つすばらしい造形 によって、置物全体に迫力感や高級な雰囲気を醸し出す優れた意匠的効果が奏さ れる。その上、コネクティングロッドの大端部の円形の孔に略同径の装飾具を嵌 装するか、或いはピストンの円形のボス孔に略同径の取付部を有した装飾具を嵌 装するようにしているため、装飾具の取付方位がそれらの孔やボス孔に対して限 定されない。そのため、大端部を締め付けている止着具を緩めるか、或いは取付 部をボス孔の中で回転させるかして、装飾具の方位を適宜に設定すれば、コネク ティングロッドやピストンを正置したり、倒置したり、横に寝かしたり、傾けた りして、テーブルや壁に飾ることができ、多様なバリエーションを容易に実現し て楽しむことができる。さらに、止着具を緩めるか、取付部をボス孔から抜き取 るかして、装飾具を交換することも可能であるため、1つの台座を使って様々な 置物を構成して利用に供することができ、持ち主が自己のフィーリングに合致し た個性的な置物を完成させて楽しむこと等も容易に為し得るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を分解した状態で示す正面
図。
【図2】同実施例の一使用状態を示す正面図。
【図3】同側面図。
【図4】同実施例の他の使用状態を示す正面図。
【図5】同実施例の更に他の使用状態を示す正面図。
【図6】同実施例の更に他の使用状態を示す正面図。
【図7】同実施例の上記と異なる使用状態を示す正面
図。
【図8】同実施例の更に上記と異なる使用状態を示す正
面図。
【符号の説明】
1…コネクティングロッド(台座) 1a…小端部 1b…大端部 2…ピストン(台座) 3…装飾具(時計) 4…装飾具(湿度計付き温度計) 5…装飾具(ライト) 12…孔 21…ボス孔

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】小端部にピストンを枢着し大端部にクラン
    クピン連結用の半割り構造の孔を有したコネクティング
    ロッドを台座とし、この台座の孔に、外径が前記孔の内
    径に略等しい装飾具を嵌装して止着具により締着してな
    ることを特徴とする置物。
  2. 【請求項2】コネクティングロッドの小端部にボス部を
    形成し、このボス部にボス孔を介して枢着したピストン
    を台座とし、この台座のボス孔に、取付部の外形が前記
    ボス孔の内径に略等しい装飾具を嵌装してなることを特
    徴とする置物。
  3. 【請求項3】装飾具が時計であることを特徴とする請求
    項1又は2記載の置物。
  4. 【請求項4】装飾具が温度計であることを特徴とする請
    求項1又は2記載の置物。
  5. 【請求項5】装飾具が湿度計であることを特徴とする請
    求項1又は2記載の置物。
  6. 【請求項6】装飾具がライトであることを特徴とする請
    求項1又は2記載の置物。
  7. 【請求項7】装飾具がランプであることを特徴とする請
    求項1又は2記載の置物。
JP1995000026U 1995-01-10 1995-01-10 置 物 Expired - Lifetime JP3013530U (ja)

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