JP3047814U - 飾り鎧兜等の台 - Google Patents

飾り鎧兜等の台

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JP3047814U
JP3047814U JP1997008918U JP891897U JP3047814U JP 3047814 U JP3047814 U JP 3047814U JP 1997008918 U JP1997008918 U JP 1997008918U JP 891897 U JP891897 U JP 891897U JP 3047814 U JP3047814 U JP 3047814U
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Inventor
和風 望月
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有限会社望月五月店
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で豪華さを出す等美観に秀れ、商
品価値を高めることができる飾り鎧兜等の台を提供す
る。 【解決手段】 箱状の台本体1の正面の下部両側隅部、
脚3の下端部、つば部4には裏面に裏当て6を配置して
いる飾り金具5を取付けてあり、これらの飾り金具は凹
凸模様の飾り部5aと、飾り部にこれを貫通する孔状の
見透し6bを設けてあり、裏当ては、飾り金具の裏面に
対応する大きさの金属板であって、飾り金具と対向する
面が光沢面からなる装飾面6aとなっており、この装飾
面の一部が上記見透しを通じて飾り金具の前面から見る
ことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、五月の節句などに飾られる飾り鎧兜や飾り兜のための台に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
我国では、五月の節句には男の子のために飾り鎧兜や飾り兜を飾る習慣がある ことは周知のとおりであるが、例えば図6に示す飾り鎧兜Kにおいては、「ひつ 」と呼ばれている台100の蓋102上に上部に横木を取付けている十字状の芯 木Tの支柱を立てて、この芯木を利用して飾り鎧を吊り下げ、兜を芯木の上端T aに乗せている。この芯木の具体的構成については本出願人がその一例を提案し ている(実開平6−48790号公報参照)。 飾り鎧兜Kには、芯木Tを利用して飾るものと、芯木に代えて男の子の人形に 飾り鎧兜を着せて飾るもの(これをいわゆる「子供大将」いう。)との双方があ る。 一般に、台本体101の前面(正面)下部の隅部、脚103の下端部及び蓋1 02の外周隅部には飾り金具105を取付け、くぎ等で固定されている例が多い 。このような飾り金具は、平板状の金属板からなり、表面に模様がプレス加工に より施されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
飾り鎧兜や飾り兜は、その商品価値を高めるために、豪華で見栄えが良く美観 に秀れ重量感のあるものが期待されており、その結果として飾り鎧兜や飾り兜と 対となる飾り鎧兜や飾り兜のための台についても同様の期待が存在する。 しかしながら、従来のこの種の台は、平板状の飾り金具によるその飾り方は画 一的であり、強い印象を与えるとは言えず、格別に豪華さを出すには限界があり 、需要者に強い印象を与えるには十分なものではなく、さらなる改善の余地があ った。 この考案の目的は、簡単な構成で豪華さを出す等美観に秀れ、商品価値を高め るようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案の第1の特徴は、箱状の台本体の複数箇所には裏面に裏当てを配置し ている飾り金具を取付けてあり、これらの飾り金具は凹凸模様の飾り部と、飾り 部にこれを貫通する孔状の見透しを設けてあり、上記裏当ては、上記飾り金具の 裏面に対応する大きさであって、飾り金具と対向する面が装飾面となっており、 この装飾面の一部が上記見透しを通じて飾り金具の前面から見ることができると ころにある。 この考案の第2の特徴は、上記第1の特徴を備えており、飾り金具の取付け箇 所は、少なくとも台本体の正面から飾り金具を見ることができる位置であり、裏 当ては、その装飾面が光沢面となっている金属板からなるところにある。 この考案の第3の特徴は、第1の特徴を備えつつ、飾り金具の取付け箇所は、 少なくとも台本体の正面から飾り金具を見ることができる位置であり、裏当ては 、その装飾面が光沢面となっている金属板からなり、この装飾面と凹凸模様の飾 り部とが同じ色、例えば装飾面が金色のメッキによるものであれば、凹凸模様の 飾り部も金色としているところにある。 この考案の第4の特徴は、第1の特徴を備えつつ、台本体は、上部に蓋を、外 周部に脚をそれぞれ備えており、飾り金具及び裏当ては、蓋上面及び脚にも取付 けられており、上記裏当ては、その装飾面が光沢面となっている金属板からなり 、この装飾面と凹凸模様の飾り部とが同じ色、例えば装飾面が金色のメッキによ るものであれば、凹凸模様の飾り部も金色としているところにある。
【0005】
【考案の実施の形態】
この発明の実施の形態について、図1乃至図5に基づいて説明する。 図1及び図2において、飾り鎧兜や飾り兜のための箱状の台本体1は、上端開 口であって、開口部を蓋2により開閉可能である。台本体1は、その外周部に脚 3を取付け、開口部側につば部4を設けている。そして台には、その前面(正面 )から見える適宜の複数箇所には裏面に裏当て6を配置している飾り金具5を取 付けている。 なお、飾り金具を示す符号に関して、総称を符号「5」で表記し、取付け箇所 に応じて図1〜図5に示すように符号「51」,「52」,「53」,「54」 ,「55」,「56」で表記している。同様に、裏当てを示す符号についても、 総称を符号「6」で表記し、取付け箇所に応じて図1〜図5に示すように符号「 61」,「62」,「63」,「64」,「65」,「66」で表記している。
【0006】 飾り金具5の取付け箇所として、図1及び図2に示す例では、台本体1の下 部両側隅部に飾り金具51を、つば部4の両側及び中央部に飾り金具52,53 を、台本体1の前面(正面)に位置している脚3の下端部に飾り金具54をそれ ぞれ取付けて、台の装飾を図っている。 飾り金具51は、図1及び図3に示すように平面形状がL形に屈曲された金属 板から構成されており、台本体1の前面及び側面にくぎで取付けられている。飾 り金具51は、凹凸模様を備えている飾り部51aと、飾り部にこれを貫通する 孔状の見透し51bを設けている。飾り部51aは、凹凸模様の存在により立体 感が生じている。見透し51bの大きさや数は、装飾を高める見地から適宜で設 定される。51cは飾り金具51のくぎ孔である。 また飾り金具51と対となってこれの裏面側に位置している平面L形の裏当て 61は、飾り金具51の裏面に対応する大きさの例えば金属板から形成されてい る(図3)。裏当て61は飾り金具51と対向する面が装飾面61aとなってお り、この装飾面の一部が見透し51bを通じて飾り金具の前面から見ることがで きて、飾り部51aの模様の一部を構成している。61bは裏当て61のくぎ孔 である。 つば部4の両側に設けている飾り金具52及びこれと対の裏当て62はL形に 形成され、つば部の前面及び側面にくぎで取付けられている等、飾り金具52及 び裏当て62の各構成及び両者の関係は、飾り金具51及び裏当て61の各構成 及び両者の関係と実質的に同一であり、またつば部4の中央部の飾り金具53及 び裏当て63についても、形状が横長である点を除いて飾り金具51及び裏当て 61の各構成と実質的に同一であると共に、両者の関係についても飾り金具51 及び裏当て61と異ならないので、いずれについても詳細な説明は省略する。図 1に示す部分拡大分解図において、符号52a及び53aは飾り部、符号52b ,53bは見透し、符号52c,53cはくぎ孔をそれぞれ示す。また符号62 a及び63aは装飾面、符号62b,63bはくぎ孔をそれぞれ示す。 さらに、正面の脚3の下部に配置している飾り金具54及び裏当て64も脚の 前面及び両側面を覆うようにほぼコ字形に形成されており、その構成及び両者の 関係も、飾り金具51及び裏当て61の各構成並びに両者の関係と異ならないの で、その説明を省略する。符号54aは飾り部、符号54bは見透し、符号54 cはくぎ孔をそれぞれ示す。また符号64aは装飾面、符号64bはくぎ孔をそ れぞれ示す。 図1に示す台では、飾り金具5(51〜54)の飾り部5a(51a〜54a )が凹凸模様であって、しかも見透し5b(51b〜54b)を通じて裏当て6 (61〜64)の装飾面6a(61a〜64a)の一部が凹凸模様に付加される ので、装飾に立体感が生じて台は見栄えがする。特に、装飾面6a(61a〜6 4a)を光沢面とすることにより、より一層装飾効果が発揮される。
【0007】 図4に示すように、台の蓋2の上面2aにも飾り金具55及びその裏面に裏当 て65をそれぞれ取付けてもよく、こうすることにより他の飾り金具51〜54 と裏当て61〜64とが相俟って装飾効果が一層高められ、台の保管時や台の展 示時に有効である。 55aは飾り部、55bは見透し、65aは装飾面である。
【0008】 図5に示すように、台本体1の底面1aにも飾り金具56及びその裏面に裏当 て66をそれぞれ取付けてもよく、こうすることにより台の作りが丁寧であるこ とが認識される。56aは飾り部、56bは見透し、66aは装飾面である。
【0009】 図示している飾り金具5(51,52,53,54,55,56)の飾り部5 a(51a,52a,53a,54a,55a,56a)と裏当て6(61,6 2,63,64,65,66)の装飾面6a(61a,62a,63a,64a ,65a,66a)とは、同一系の色彩であってもよいが、相互の色彩を対照的 なものとすれば、例えば飾り金具を黄金色とし、裏当ての装飾面を黒色または互 いにその反対にすれば、それぞれの存在が際立ってデザインの変化をもたらすこ とができる。そして飾り金具を黄金色とし、裏当ての装飾面を金メッキによる光 沢面とすることにより、台の豪華さが発揮される。
【0010】
【考案の効果】
この考案によれば、台の適宜箇所に飾り金具及びこれと対の裏当てを設け、飾 り金具の飾り部の模様がそれ自体の模様に加えて見透しを通じて裏当ての装飾面 の一部を見ることができて、模様の一部を構成するので、台の装飾による見栄え を簡単な方法により実現でき、台の商品価値を高めることができ、また装飾面を 光沢面にすることにより装飾効果が一層高められ、容易に台のデザイン変更が可 能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の形態を示す斜視図であって、
各飾り金具及び裏当てを拡大して示す拡大分解図であ
る。
【図2】この考案の実施の形態を示す正面図である。
【図3】飾り金具及び裏当ての取付け状態を示す一部切
欠拡大平面図である。
【図4】この考案の他の実施の形態を示す一部切欠平面
図である。
【図5】この考案のさらに他の実施の形態を示す一部切
欠底面図である。
【図6】従来例の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 台本体 1a 台本体の底面 2 蓋 2a 蓋の上面 3 脚 4 つば部 5 飾り金具 5a 飾り部 5b 見透し 51 飾り金具 51a 飾り部 51b 見透し 52 飾り金具 52a 飾り部 52b 見透し 53 飾り金具 53a 飾り部 53b 見透し 54 飾り金具 54a 飾り部 54b 見透し 55 飾り金具 55a 飾り部 55b 見透し 56 飾り金具 56a 飾り部 56b 見透し 6 裏当て 6a 装飾面 61 裏当て 61a 装飾面 62 裏当て 62a 装飾面 63 裏当て 63a 装飾面 64 裏当て 64a 装飾面 65 裏当て 65a 装飾面 66 裏当て 66a 装飾面

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状の台本体の複数箇所には裏面に裏当
    てを配置している飾り金具を取付けてあり、これらの飾
    り金具は凹凸模様の飾り部と、飾り部にこれを貫通する
    孔状の見透しを設けてあり、上記裏当ては、上記飾り金
    具の裏面に対応する大きさであって、飾り金具と対向す
    る面が装飾面となっており、この装飾面の一部が上記見
    透しを通じて飾り金具の前面から見ることができること
    を特徴とする飾り鎧兜等の台。
  2. 【請求項2】 飾り金具の取付け箇所は、少なくとも台
    本体の正面から飾り金具を見ることができる位置であ
    り、裏当ては、その装飾面が光沢面となっている金属板
    からなることを特徴とする請求項1記載の飾り鎧兜等の
    台。
  3. 【請求項3】 飾り金具の取付け箇所は、少なくとも台
    本体の正面から飾り金具を見ることができる位置であ
    り、裏当ては、その装飾面が光沢面となっている金属板
    からなり、この装飾面と凹凸模様の飾り部とが同じ色で
    あることを特徴とする請求項1記載の飾り鎧兜等の台。
  4. 【請求項4】 台本体は、上部に蓋を、外周部に脚をそ
    れぞれ備えており、飾り金具及び裏当ては、蓋上面及び
    脚にも取付けられており、上記裏当ては、その装飾面が
    光沢面となっている金属板からなり、この装飾面と凹凸
    模様の飾り部とが同じ色であることを特徴とする請求項
    1記載の飾り鎧兜等の台。
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