JP3058542B2 - 色処理装置および色処理方法 - Google Patents

色処理装置および色処理方法

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JP3058542B2
JP3058542B2 JP5224145A JP22414593A JP3058542B2 JP 3058542 B2 JP3058542 B2 JP 3058542B2 JP 5224145 A JP5224145 A JP 5224145A JP 22414593 A JP22414593 A JP 22414593A JP 3058542 B2 JP3058542 B2 JP 3058542B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、着色指定された文字・
記号・図形などを扱う色処理装置および色処理方法に関
するものである。
【0002】更に詳述すれば本発明は、例えば、カラ
ー文字の入力・編集を可能としたカラー文字処理装置:
色検知機能付きカラープリンタを備えた電子機器:に
適用可能な、色処理装置および色処理方法に関するもの
である。
【0003】
【従来の技術】
(1)従来から、カラーディスプレイ機能を有し、入力
された文字・記号等をカラーCRT上に着色表示するコ
ンピュータシステム・カラー文字処理装置等が知られて
いる。
【0004】(2)また、カラー印刷装置付きカラー電
子機器においては、文章,データ,図形等を編集する
際、印刷後のことを予め考えて、文字等の色を指定して
いた。すなわち、色付きの紙に印刷する場合には同色の
文字指定をせず、また同色を使った図形も編集も行うこ
とはなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
(1)しかしながら、従来技術の(1)項で述べたカラ
ー表示可能な装置においても、カラー文字等の編集作業
に際しては、モノクロ画面と同じ編集作業が行われてい
た。
【0006】すなわち、カラーディスプレイ上でのカラ
ー表示は、単に印刷後の仕上がりと同等のイメージを表
示画面上で持つことができる、あるいは、単に見易い表
示画面を提供するにすぎない、といった利点を操作者に
与えるだけであった。
【0007】よって本発明の目的は上述の点に鑑み、着
色指定された文字・記号・図形等の各色ごとに、入力・
編集作業を可能とした色処理装置および色処理方法を提
供することにある。
【0008】(2)また、従来技術の(2)項で述べた
カラー印刷装置付きカラー電子機器においては、印刷用
紙の色が変わった場合、うっかりと保護色に近い色を使
用してしまい、印刷した後にもう一度編集し直さなけれ
ばならないなど、操作性の悪さがみられた。
【0009】よって本発明の他の目的は、文章,デー
タ,図形等を編集し、色の付いた紙に印刷しようとする
時に、実際に印刷してみないことには印刷イメージが分
からないという従来の不合理な点を解決して、画面上で
印刷時のイメージをつかみやすく、且つ、編集の効率を
上げることを可能とした色処理装置および色処理方法を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る本発明は、文字を入力する入力手
段と、文字毎に色を設定する色設定手段と、複数の領域
を有し、入力された文字を該文字の位置情報と共に、色
毎にそれぞれの領域に格納する格納手段と、色を指定す
る色指定手段と、前記色指定手段で指定した色に対応し
た領域の文字に対して編集を行う編集手段とを有する色
処理装置である。請求項2に係る本発明は、文字を入力
する入力手段と、文字毎に色を設定する色設定手段と、
複数の領域を有し、入力された文字を該文字の位置情報
と共に、色毎にそれぞれの領域に格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されたそれぞれの色の文字を、それ
ぞれの位置情報に基づき、表示画面に表示する表示制御
手段と、色を指定する色指定手段と、前記色指定手段に
より第1の色が指定される毎に、前記表示画面に表示さ
れている前記第1の色の文字へカーソルを順次移動させ
ることにより範囲を設定する範囲設定手段と、前記範囲
設定手段により設定された範囲に含まれる前記第1の色
の文字を、前記色指定手段により第2の色が指定される
毎に、前記第1の色から前記第2の色へ変更する変更手
段とを有する色処理装置である。請求項3に係る本発明
は、文字を入力する入力手段と、文字毎に色を設定する
色設定手段と、前記色設定手段で色を設定された、それ
ぞれの色の文字を混在表示する表示手段と、色を指定す
る色指定手段と、前記表示手段に表示されている文字を
指示するカーソルを表示させるカーソル手段と、前記色
指定手段により色が指定される毎に、前記表示手段に表
示されている前記色指定手段で指定された色の文字へ前
記カーソルを順次移動させる移動手段とを有する色処理
装置である。請求項4に係る本発明は、色を設定する色
設定ステップと、入力手段より入力される文字を設定さ
れた色毎に、それぞれの文字の位置情報と共に、複数の
領域を有する格納手段のそれぞれの色に対応する領域に
格納する格納ステップと、色を指定する色指定ステップ
と、前記色指定ステップで指定された色に対応した領域
の文字に対して編集を行う編集ステップとを有する色処
理方法である。請求項5に係る本発明は、色を設定する
色設定ステップと、入力手段より入力される文字を設定
された色毎に、それぞれの文字の位置情報と共に、複数
の領域を有する格納手段のそれぞれの色に対応する領域
に格納する格納ステップと、前記色指定手段により第1
の色が指定される毎に、前記表示画面に表示されている
前記第1の色の文字へカーソルを順次移動させることに
より範囲を設定する範囲設定ステップと、前記設定され
た範囲に含まれる前記第1の色の文字を、前記色指定手
段により第2の色が指定される毎に、前記第1の色から
前記第2の色へ変更する変更ステップとを有する色処理
方法である。請求項6に係る本発明は、色を設定する色
設定ステップと、入力手段より入力されるそれぞれの色
の文字を表示手段に混在表示する表示ステップと、色を
指定する色指定ステップと、前記色指定ステップにより
色が指定される毎に、前記表示手段に表示されている前
記色指定ステップで指定された色の文字ヘカーソルを順
次移動させる移動ステップとを有する色処理方法であ
る。
【0011】
【0012】
【実施例】以下に詳述する本発明の一実施例では、文字
を入力する際、文字の色を指定する度に文字色のデータ
を入力するメモリの格納場所が変わる。そして、メモリ
の格納場所が変わることにより、それぞれデータごとの
処理を行うことができる。換言すれば、操作者から見た
画面上では、1つの文章等であったとしても、色ごと違
う格納場所からアクセスされたデータの集まりとなる。
【0013】このことにより、例えば、文字処理を行う
過程で着色指定した文字色が2種類以上ある場合、色ご
とに文字の削除、複写、移動ができる:色ごとに文字の
半角、倍角の変換ができる:色ごとに文字変換における
優先順位の学習ができる:色ごとに文字の範囲を指定す
ることができる:色ごとに色変更をすることができる:
といった多様な処理が可能となる。
【0014】また、その他の実施例では、カラープリン
タに紙をセットすると、その印刷用紙の色がカラー表示
器の背景色に反映されるので、実際に近い印刷イメージ
を確認することができる。
【0015】以下、本発明の各実施例を、図面を参照し
て詳細に説明する。
【0016】実施例1 本発明の第1の実施例として、本発明を日本語カラーワ
ードプロセッサに適用した例を示す。
【0017】図1は、本実施例のシステム構成を示すブ
ロック図である。本実施例のワードプロセッサは、カラ
ー文字の制御を行うCPU(中央処理装置)1と、カラ
ー文字のデータを格納するRAM(ランダムアクセスメ
モリ)2と、カラー文字を表示するカラーLCD(液晶
表示器)3と、CPUが実行すべきプログラムを記憶し
てあるROM(リードオンリメモリ)4とを有する。
【0018】図2は、本実施例におけるキーボードを示
す。本図において5は色指定モード設定キー、6は各色
の色指定を行う色指定キーである。
【0019】なお、本実施例では、文字・記号等の色指
定を行う際に、まず色指定モード設定キー5を押下し、
次に色指定キー6を押下することにより特定の色を指定
する構成としてあるが、色指定モード設定キー5を削除
して、色指定キー6のみをキーボード上に配置すること
も可能である。
【0020】また、英数字キー等は図2において省略し
てある。
【0021】次に、本実施例の動作を説明する。
【0022】本カラーワードプロセッサでカラー文字を
入力する際、キー6で色を指定してから文字を入力す
る。すると、LCD3の画面上では指定された色で修飾
された文字が表示される。
【0023】RAM2では、そのメモリ空間を細分化
し、色ごとに入力された文字が格納される空間を設けて
おく。キー6で色を指定した時点で、入力される文字の
RAM2上での格納場所が決まり、同じ色のデータは同
じ空間に入力された位置情報とともに格納されるように
する。
【0024】文書編集の作業の中で、入力した文字を削
除したい場合、通常ならばその文字のところにカーソル
を持っていき削除のキーを押していたが、キー6で色を
指定してやることにより、その色で入力した(修飾され
た)文字のところにカーソルが移動する。もう一度同じ
キー6を押すと、次の同色文字のところにカーソルが移
動する。そのキー6を押す度に順次カーソルが移動す
る。
【0025】そして、削除したい文字のところにカーソ
ルが位置した時点で削除してやれば良い。つまり、RA
M2の空間をキー6で指定してやり、削除という作業が
行われるわけである。また、複写・移動にしても手順は
まったく同じことである。
【0026】図3は、実施例1の動作手順を示すフロー
チャートである。
【0027】本実施例の動作を順を追って説明する。ま
ず、ステップS11で色指定キー6が押されたかどうか
の判定をする。YESならばステップS12に進む。ス
テップS12では指定された文字の色を認識し、以降入
力される文字は指定された色の文字になる。ステップS
13では指定された文字の色ごとに格納場所が設けら
れ、同色は同格納エリアとなる。さらにステップS14
で色指定キー6が押されたかどうかの判定をする。YE
SならばステップS15に進む。ステップS15で色指
定キー6を押すたびに指定された色の文字に順次にカー
ソルがとぶ。ステップS16で削除、複写、移動の処理
を行う。
【0028】実施例2 第2の実施例では、カラーワードプロセッサでカラー文
字を入力し、文字の倍率を変える作業を色ごとにできる
ようにする。
【0029】RAM2のメモリ空間を細分化し、色ごと
に入力された文字が格納される空間を設けておく。キー
6で色を指定した時点で、入力される文字のRAM2上
での格納場所が決まり同じ色のデータは同じところに格
納されるようにする。
【0030】文書編集の作業の中で、入力した文字の倍
率を変えたい場合、通常ならばその文字のところにカー
ソルを持っていき半角、または倍角指定のキーを押して
いたが、キー6で色を指定してやることにより、その色
で入力した(修飾された)文字のところにカーソルが順
次に移動する。そして、倍率変換したい文字のところで
半角、倍角指定のキーを押してやれば良い。
【0031】つまり、RAM2の空間をキー6で指定し
てやり、倍率変換という作業が行われるわけである。
【0032】図4は、実施例2の動作手順を示すフロー
チャートである。
【0033】図4を順を追って説明する。まず、ステッ
プS21で色指定キー6が押されたかどうかの判定をす
る。YESならばステップS22に進む。ステップS2
2では指定された文字の色を認識し、以降入力される文
字は指定された色の文字になる。ステップS23では指
定された文字の色ごとに格納場所が設けられ、同色は同
格納エリアとなる。さらにステップS24で色指定キー
6が押されたかどうかの判定をする。YESならばステ
ップS25に進む。ステップS25で色指定キー6を押
すたびに指定された色の文字に順次にカーソルがとぶ。
ステップS26で半角、倍角指定等、倍率変換処理を行
う。
【0034】実施例3 次に、第3の実施例について説明する。
【0035】一般に、ワードプロセッサには文字の変換
機能があり、その変換には学習機能が付いている。すな
わち、仮名文字をローマ字入力によって入力し、変換キ
ーを押すことにより順次漢字に変換されていき、自分が
入力したい文字のところで確定キーを押してやればよ
い。この過程で、本体は一度変換した文字が再度入力さ
れれば、前回変換した文字に優先して変換していく。つ
まり、もともとの優先変換順位が入れ替わっていくこと
を学習機能と呼んでいる。
【0036】この学習機能を本実施例によるカラーワー
ドプロセッサにも応用し、カラーの文字を入力した場
合、同色の文字は同色グループとして優先的に前回と同
じ変換をしていく。同じ色で入力する場合は同じ文字に
変換をするケースが多いと予想するためである。
【0037】そこで、RAM2のメモリ空間を細分化
し、色ごとに入力された文字が格納される空間を設けて
おく。キー6で色を指定した時点で、入力される文字の
RAM2上での格納場所が決まり、同じ色のデータは同
じところに格納されるようにする。同じところに格納さ
れたデータは、変換コードを受け取ると前回の変換デー
タを参照し、同じ変換を第1優先にしていく。
【0038】このことにより、色ごとにデータが格納さ
れるメモリ空間にそれぞれ学習機能を持たせることがで
きる。
【0039】図5は、実施例3の動作手順を示すフロー
チャートである。
【0040】図5を順を追って説明する。ステップS3
1で色指定キー6が押されたかどうかの判定をする。Y
ESならばステップS32に進む。ステップS32では
指定された文字の色を認識し、以降入力される文字は指
定された色の文字になる。ステップS33では指定され
た文字の色ごとに格納場所が設けられ、同色は同格納エ
リアとなる。さらにステップS34で同格納エリア内で
の変換コードを常に新しくする。ステップS35で次回
からの同色文字における同じ変換は常に前回の変換を第
一優先とする。
【0041】実施例4 第4の実施例では、本カラーワードプロセッサにおい
て、文章のブロック単位で範囲指定をするのを文字の色
ごとにできるようにする。
【0042】RAM2のメモリ空間を細分化し、色ごと
に入力された文字が格納される空間を設けておく。キー
6で色を指定した時点で、入力される文字のRAM2上
での格納場所が決まり、同じ色のデータは同じところに
格納されるようにする。
【0043】文書編集において文章のブロックを範囲指
定したい場合、通常ならばその文字のところにカーソル
を持っていき範囲の始点、終点を決定することで範囲指
定していたが、キー6で色を指定してやることにより、
その色で入力した文字列のところにカーソルが順次に移
動する。
【0044】そして、範囲指定したい文字列のところで
範囲指定キーを押してやれば良い。始点と終点を設定し
なくても同色文字列はキーのワンタッチで指定すること
ができる。
【0045】本実施例は、同じ色の文字列を編集すると
きに便利である。
【0046】図6は、実施例4の動作手順を示すフロー
チャートである。
【0047】図6を順を追って説明する。ステップS4
1で色指定キー6が押されたかどうかの判定をする。Y
ESならばステップS42に進む。ステップS42では
指定された文字の色を認識し、以降入力される文字は指
定された色の文字になる。ステップS43では指定され
た文字の色ごとに格納場所が設けられ、同色は同格納エ
リアとなる。さらにステップS44で色指定キー6が押
されたかどうかの判定をする。YESならばステップS
45に進む。ステップS45で色指定キー6を押すたび
に指定された色の文字に順次にカーソルがとぶ。ステッ
プS46で範囲指定の処理を行う。
【0048】実施例5 第5の実施例では、本カラーワードプロセッサで入力し
た文字の色を、色ごとに色変更ができるようにする。
【0049】RAM2のメモリ空間を細分化し、色ごと
に入力された文字が格納される空間を設けておく。キー
6で色を指定した時点で、入力される文字のRAM2上
での格納場所が決まり、同じ色のデータは同じところに
格納されるようにする。
【0050】そして、キー6で色を指定してやることに
より、その色で入力した文字列のところにカーソルが順
次に移動する。
【0051】範囲指定(実施例3参照)したあと色指定
キー6を押して変えたい色にすることにより、その色の
文字列の色が変更される。
【0052】つまり、RAM2の空間をキー6で指定し
てやり、別のメモリ空間にデータを移動するという作業
が行われる。
【0053】図7は、実施例5の動作手順を示すフロー
チャートである。
【0054】図7を順を追って説明する。ステップS5
1で色指定キー6が押されたかどうかの判定をする。Y
ESならばステップS42に進む。ステップS52では
指定された文字の色を認識し、以降入力される文字は指
定された色の文字になる。ステップS53では指定され
た文字の色ごとに格納場所が設けられ、同色は同格納エ
リアとなる。さらにステップS54で色指定キー6が押
されたかどうかの判定をする。YESならばステップS
55に進む。ステップS55で色指定キー6を押すたび
に指定された色の文字に順次にカーソルがとぶ。ステッ
プS56で範囲指定の処理を行う。ステップS57で色
指定キー6を押すたびに範囲指定された文字列の色が順
次に変わる。
【0055】実施例6 図8は、第6の実施例による日本語カラーワードプロセ
ッサのシステム構成図である。
【0056】本実施例は、カラー印刷を行う印刷装置1
1と、印刷装置11にセットされた紙の色を認識する色
検知装置12と、カラー画像を表示する表示装置13
と、色検知装置12によって認識された色を、色信号に
変えて表示装置13に送信し、表示装置13の背景色に
反映させる為の制御を行う制御装置14とを有する。
【0057】図9は、図8に示した色検知装置12の検
知出力に基づいた制御手順を表すフローチャートであ
る。このフローチャートの内容は、制御装置14の内蔵
ROM(図示せず)に記憶されている。
【0058】図9において、まずステップS61では印
刷装置11に紙がセットされているか否かの判定をす
る。セットされていなければ元に戻り、セットされてい
ればステップS62に進む。
【0059】ステップS62では、セットされた紙の色
の判別を行う。
【0060】ステップS63では、紙の色と表示装置1
3の表示画面の色を同色にする。
【0061】次に、本ワードプロセッサの使用者の立場
から、図4に示したフローチャートを基に順を追って説
明する。
【0062】まず、編集後印刷をするという目的で文章
及び図形の編集を行う。カラー表示、カラー印刷が行え
る為、様々な色の文字や図形を使ったレポート、ドキュ
メントが作成できる。ここで注意しなくてはならないこ
とが、印刷された時に自分が想像している通りの原稿が
作成できているか否かということである。すなわち、印
刷された後、紙の色に対してもうひとつ映える色の使い
方をしていないとか、紙と同色もしくは似た色の文字色
指定をした為に紙の色が保護色となり、良く見えない等
の問題を未然に防ぐのが本実施例の目的である。
【0063】文書の編集後(編集前でも良いが)、印刷
装置11に紙をセットする(S61)。印刷装置11の
紙挿入口には色検知装置12が内蔵されており、セット
された紙の色を認識する(S62)。紙検知装置12
は、認識した色を示すデジタル信号に変換し、制御装置
14に送信する。
【0064】信号を受け取った制御装置14は、表示装
置13の背景色を忠実に紙の色と同色にする為の制御を
行う(S63)。
【0065】紙の色と同色になった表示装置13の背景
色上でもう一度編集の作業を行う。紙の色が白の場合、
白い文字は使ってはいけないのはすぐ分かるが、薄いレ
モン色の文字なども白い紙の上では映えないものであ
る。この他にも似た例は数多くあり、紙の色が変わるた
び様々である。
【0066】かくして、画面上で印刷イメージを描きな
がら編集することにより、印刷した後に編集し直すとい
う不合理さは解消される。
【0067】なお、表示装置13上の背景色は必ずしも
紙と同色でなくてもよく、表示色と印字色の違いから、
背景色と文字色に違いがわかるような色でもよい。
【0068】実施例7 上述した第6の実施例では、印刷装置に紙をセットする
ことによって、色検知装置12が紙の色を判別したが、
他の方法で色を認識させることもできる。
【0069】以下に説明する第7の実施例では、カラー
ワードプロセッサにオプションで設定されているカラー
スキャナを使用して紙の色を認識させる。
【0070】そこでまず、カラースキャナにモードを2
つ設定する。1つ目のモードは、通常のカラー画像読み
込みモード、2つ目のモードは、紙の色認識モードとす
る。紙の色認識モードでは、通常の読み取りと違って、
読み取った画像を表示装置の背景色に反映させるもので
ある。
【0071】図10は、本実施例の制御手順を表すフロ
ーチャートである。まず、ステップS71において、上
記カラースキャナが通常モードか色認識モードであるか
の判定をする。通常モードであれば、ステップS74に
おいて通常の画像読み込みとなる。
【0072】色認識モードであれば、ステップS72に
進む。ステップS72では、紙の色の判別を行う。
【0073】次のステップS73では、紙の色と表示装
置13の表示画面の色を同色にする。
【0074】以上の説明の様に本実施例によれば、色ご
との空間に文字を格納するので、1文字毎に色の修飾情
報を持つ必要がない。
【0075】
【発明の効果】 (1)以上説明したとおり、本発明によれば、カラー画
面上でカラー文字の編集が色ごとにできるようになり、
操作効率の向上を図ることができる。
【0076】(2)また本発明によれば、カラーレポー
ト,カラードキュメント等の作成時に、常に完成時ので
きばえを表示画面上で確認しながら編集できるため、作
業効率が数段アップする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカラーワードプロセッサを示
すブロック図である。
【図2】図1に示したカラーワードプロセッサのキーボ
ードを示す外観図である。
【図3】本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明の第2の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の第3の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の第4の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明の第5の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】本発明の第6の実施例によるカラーワードプロ
セッサを示すブロック図である。
【図9】本発明の第6の実施例における制御手順を示す
フローチャートである。
【図10】本発明の第7の実施例における制御手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 LCD 4 ROM 5 色指定モード設定キー 6 色指定キー 11 印刷装置 12 色検知装置 13 表示装置 14 制御装置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字を入力する入力手段と、 文字毎に色を設定する色設定手段と、 複数の領域を有し、入力された文字を該文字の位置情報
    と共に、色毎にそれぞれの領域に格納する格納手段と、 色を指定する色指定手段と、 前記色指定手段で指定した色に対応した領域の文字に対
    して編集を行う編集手段とを有することを特徴とする色
    処理装置。
  2. 【請求項2】 文字を入力する入力手段と、 文字毎に色を設定する色設定手段と、 複数の領域を有し、入力された文字を該文字の位置情報
    と共に、色毎にそれぞれの領域に格納する格納手段と、 前記格納手段に格納されたそれぞれの色の文字を、それ
    ぞれの位置情報に基づき、表示画面に表示する表示制御
    手段と、 色を指定する色指定手段と、 前記色指定手段により第1の色が指定される毎に、前記
    表示画面に表示されている前記第1の色の文字へカーソ
    ルを順次移動させることにより範囲を設定する範囲設定
    手段と、 前記範囲設定手段により設定された範囲に含まれる前記
    第1の色の文字を、前記色指定手段により第2の色が指
    定される毎に、前記第1の色から前記第2の色へ変更す
    る変更手段とを有することを特徴とする色処理装置。
  3. 【請求項3】 文字を入力する入力手段と、 文字毎に色を設定する色設定手段と、 前記色設定手段で色を設定された、それぞれの色の文字
    を混在表示する表示手段と、 色を指定する色指定手段と、 前記表示手段に表示されている文字を指示するカーソル
    を表示させるカーソル手段と、 前記色指定手段により色が指定される毎に、前記表示手
    段に表示されている前記色指定手段で指定された色の文
    字へ前記カーソルを順次移動させる移動手段とを有する
    ことを特徴とする色処理装置。
  4. 【請求項4】 色を設定する色設定ステップと、 入力手段より入力される文字を設定された色毎に、それ
    ぞれの文字の位置情報と共に、複数の領域を有する格納
    手段のそれぞれの色に対応する領域に格納する格納ステ
    ップと、 色を指定する色指定ステップと、 前記色指定ステップで指定された色に対応した領域の文
    字に対して編集を行う編集ステップとを有することを特
    徴とする色処理方法。
  5. 【請求項5】 色を設定する色設定ステップと、 入力手段より入力される文字を設定された色毎に、それ
    ぞれの文字の位置情報と共に、複数の領域を有する格納
    手段のそれぞれの色に対応する領域に格納する格納ステ
    ップと、 前記色指定手段により第1の色が指定される毎に、前記
    表示画面に表示されている前記第1の色の文字へカーソ
    ルを順次移動させることにより範囲を設定する範囲設定
    ステップと、 前記設定された範囲に含まれる前記第1の色の文字を、
    前記色指定手段により第2の色が指定される毎に、前記
    第1の色から前記第2の色へ変更する変更ステップとを
    有することを特徴とする色処理方法。
  6. 【請求項6】 色を設定する色設定ステップと、 入力手段より入力されるそれぞれの色の文字を表示手段
    に混在表示する表示ステップと、 色を指定する色指定ステップと、 前記色指定ステップにより色が指定される毎に、前記表
    示手段に表示されている前記色指定ステップで指定され
    た色の文字ヘカーソルを順次移動させる移動ステップと
    を有することを特徴とする色処理方法。
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