JP3058446B2 - シリカ質の灰を含有する高耐久性セメント製品 - Google Patents

シリカ質の灰を含有する高耐久性セメント製品

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、ポルトランドセメントとシリカ質の灰との
新規な無水混合物と、新規なセメント組成物と、硬化し
たセメント製品の透過性を低下させる方法と、そしてコ
ンクリート混合物の早期強度を促進する方法とに関す
る。一定種の灰は、もみ殻あるいは稲わらといったよう
な一定のシリカ質作物残留物の制御された焼却から作る
ことができる。この灰は、本質的に非結晶性(無定形)
の状態に保持されたシリカを有する多孔性粒子からな
り、混合水硬性セメントの調製でポゾラン材料として使
用されることが知られている(1978年8月8日のPovind
ar K.Mehtaの米国特許第4105459号明細書参照)。水硬
性セメントは、水と混合すると凝結して、耐水性製品を
形成する硬化した固体の塊になる。
クリストバル石、リン珪石、石英といったような結晶
質形態のシリカは肺癌や他の容易ならない呼吸疾患の原
因となることが知られているので、環境保護のための米
国の連邦及び州の機関は、燃焼によるもみ殻や稲わらの
処分は有意量の結晶性シリカを含有する灰を生じさせる
結果に至るべきではないということに大変に関心を持っ
ている。従って、もみ殻を効率的に燃やしてもみ殻灰
(RHA)を生成する(すなわち灰中の未燃焼炭素は通常1
0重量%未満に保たれる)ばかりでなく、本質的に無定
形の又は非結晶性のシリカをも生成する種々の設計の工
業用炉が、共同発電(cogeneration)プラントで使用さ
れている。20〜30重量%のポルトランドセメントと70〜
80重量%の灰とを含有してなる、シリカ質のもみ殻灰と
混合した水硬性セメントが、米国特許第4105459号明細
書に開示されている。これらの混合物中の灰粒子の大部
分は恐らく75マイクロメートル(μm)より大きい。
灰とポルトランドセメントを一緒にした重量のおよそ
7.5〜15重量%の超微細(すなわちメジアン直径1〜3
μmの粒子)もみ殻灰スラリーから作られるコンクリー
ト及びモルタル組成物が開示されている。(L.J.Kindt
の米国特許第4829107号明細書参照)。これらの組成物
は、硬化により塩素透過性が著しく低下することが分か
った。とは言うものの、このKindtの特許明細書はま
た、粒子メジアン直径が4μmよりも大きいもみ殻灰を
含有している組成物は低い透過性を示さず、且つその塩
素透過性はもみ殻灰を含有しないモルタルやコンクリー
トに相当するものである、ということを開示した。たと
えこのKindtの特許明細書では混合物(すなわちスラリ
ー)だけが検討されて特許請求の範囲に記載されている
としても、Kindtの特許明細書は、4μm以下のメジア
ン粒径を有するもみ殻灰は乾燥粉末の形態で使用するこ
とができると述べている。しかしながら、超微粉砕によ
り生じるたくさんの表面電荷のために、Kindtの特許明
細書の粉末は凝集しやすく、乾燥形態のそのようなもみ
殻灰を標準的な混合手順(ASTM C 192)を使ってコンク
リート混合物に加えようとする試みは分散を不均一なも
のにした。
簡単な概要 本発明の一つの側面は、作物残留物のシリカ質の灰と
セメントとの新規な混合物を提供することである。本発
明のもう一つの側面は、作物残留物のシリカ質の灰、フ
ライアッシュ及びセメントの新規な混合物を提供するこ
とである。
本発明の別の側面は、新規な水硬性セメント組成物を
提供することである。
本発明のいま一つの側面は、作物残留物のシリカ質の
灰から調製される水硬性セメント組成物を提供して、セ
メント組成物の強度を高くし、また水や塩素イオンの透
過性を低く、あるいは非常に低くすることである。
本発明の更に別の側面は、セメント製品の水及び塩素
イオンの透過性を低下させる方法を提供することであ
る。
本発明のなお別の側面は、フライアッシュを含有する
コンクリート混合物の早期強度を促進する方法を提供す
ることである。
図面の簡単な説明 第1図は、粉砕したもみ殻灰の試料の粒度分布分析か
ら得られたデータを表とグラフの形で例示する。
第2図は、超微粉砕したもみ殻灰の試料の粒度分布分
析から得られたデータを表とグラフの形で示す。
第3図は、塩基透過性試験で使用した標準装置を説明
する模式図である。
第4図は、通常のポルトランドセメント(ASTM C 15
0、タイプIのポルトランドセメント)の粒度分布分析
から得られたデータをグラフの形で示す。
発明の詳しい説明 本発明は、もみ殻のような作物残留物の燃焼から得ら
れる、セメント製品製造のために無機質添加物として利
用されるシリカ質の灰の使用を記載する。
RILEM委員会73−SBCレポート(Jour.of Structures a
nd Materials,1988年1月、p.89)によれば、「無機質
添加物(mineral addition)」という用語は、セメント
の5質量%以上の量で使用され無機物質、天然物質と工
業副生物の両方、について使用される。無機質添加物
は、ポルトランドセメントと混合しもしくは相互粉砕し
てもよく、あるいは混合前もしくは混合中にコンクリー
トへ直接加えてもよい。
本発明のセメント組成物での無機質添加物の上限は、
タイプI(PM)及びタイプIP混合水硬性セメントについ
てASTM標準規格C 595により定められる。タイプI(P
M)は、ポルトランドセメントクリンカーとポゾランを
相互粉砕する(intergrinding)か、又はポルトランド
セメントと微細に分割されたポゾランを混合して製造さ
れるポゾラン変性ポルトランドセメントであって、ポゾ
ランの含有量はポゾラン変性ポルトランドセメントの15
重量%未満である。ポゾランは、化学的に反応性のシリ
カ質化合物又はシリカ質且つアルミナ質化合物から主と
してなり、そして湿分の存在下で石灰(水酸化カルシウ
ム、Ca(OH))と反応してケイ酸カルシウム水和物や
アルミン酸カルシウム水和物を生成することができる無
機物質である。タイプIPは、ポルトランドセメントクリ
ンカーとポゾランを相互粉砕するか、あるいはポルトラ
ンドセメントと微細に分割したポゾランを混合して製造
されるポルトランド−ポゾランセメントであって、ポゾ
ラン成分はポルトランド−ポゾランセメントの15重量%
と40重量%の間にある。
コンクリート透過性の低減 本明細書で使用されるシリカ質のもみ殻灰は一般に、
RILEM 73−SBCレポートに記載された「高ポゾランタイ
プ(highly pozzolanictype」のものである。このレポ
ートによれば、もみ殻の制御された焼却で、表面積が大
きくて且つシリカが大部分無定形状態の(これらは高ポ
ゾラン性のもととなる二つの因子である)多孔性生成物
ができる。とは言うものの、RHA−3(表1参照)のよ
うな無定形の比較的少ないもみ殻灰も、本発明で使用し
て差支えない。
米国の三つの異なる州にある異なる設計のもみ殻燃焼
炉からもみ殻灰(RHA)のランダムな試料が得られた
(表1参照)。これらの灰のうちの二つ、すなわちRHA
−1とRHA−2は、それぞれ4.9%及び5.5%の炭素を含
有していた。RHA−3は35%の炭素を含有していること
が分かった。X線回折分析により、RHA−1とRHA−2は
無定形状態のシリカをそれぞれ100%及び99%含有して
いることが測定された。定量X線回折分析によって、RH
A−3に存在しているシリカのうちの90%は無定形状態
にあり、残りはクリストバル石の形をしていることが推
定された。
表1はまた、これら三つの灰の粒度(すなわち有効
径)分析を示している。おのおのの灰における粒子の大
部分は75μmより大きい(67〜90%の粒子が200番のメ
ッシュの標準篩上に残る)とは言え、粒子の多孔質特性
(cellular character)(米国特許第4105459号明細書
に示された典型的な走査電子顕微鏡写真により説明され
るような)は、窒素吸着技術により測定して(Monosorb
Apparatus,Quantachrome Corp.)非常に大きなB.E.T.
表面積値(24.3〜99.2)から明らかである、ということ
に注目すべきである。
表1に示された三つの灰は全て、非常に無定形の形態
のシリカを49〜98%(残りは主として残留炭素)含有し
且つ窒素吸着によるB.E.T.表面積が10〜100 m2/gである
灰(農業物質に由来する)を包含する米国特許第410545
9号明細書に記載されたシリカに一致していた。実験質
用ボールミルでもってこれらの灰を15分間軽く粉砕して
から、タイプIのポルトランドセメント(ASTM C 150の
標準規格を満たしている)20〜30重量%と表1に示され
た三つの灰のうちのいずれか一つ70〜80%とを混合し
て、混合ポルトランドセメントを調製した。これらの調
製で、米国特許第4105459号明細書の開示を確認する申
し分のない凝結及び硬化(強度)特性の水硬性セメント
ができた。
適当な添加物をポルトランドセメントクリンカーと相
互粉砕するか、又はポルトランドセメントを微細に粉砕
された添加物と混合して、混合セメントを製造する。混
合セメントを作る前に灰を細かく粉砕することは表面積
と反応性を増大させる目的には必要ないとは言うもの
の、非常に大きな粒子(すなわちメジアン直径が>75μ
mである粒子)を砕くための軽い粉砕処理はより均質な
灰−ポルトランドセメント混合物を作るのに役立つと考
えられる。これは、相互粉砕により製造される混合セメ
ントには必要ない。別段の指示がない限りは、本発明で
使用されそして下記において説明される灰は、200番の
メッシュの篩での湿式の篩分けにより試験するとおよそ
10%の残留物があるように軽く粉砕された(すなわち軽
い粉砕の後に粒子の約10%はなお75μmより大きいが、
90%は75μmより小さい)。RHA−1の軽く粉砕された
試料(試料Gとしても識別される)の典型的粒度分析を
第1図に示す。第1図のデータは、粒子の89.3%は77μ
mより小さく、また粒子の9.7%のみが10μmより小さ
い、ということを示している。これは、粒子のうちの80
%は10〜77μmの大きさの範囲内にあることを意味す
る。第1,2及び4図に示された粒度分析は、分散試料の
レーザー光錯乱を利用してHoriba Apparatus(モデルLA
−500)により行った。
この発明で説明される実験で使用した、タイプIのポ
ルトランドセメントについてのASTM C 150の必要条件を
満たす標準のポルトランドセメントの化学的及び物理的
特性を表2に示す。サンフランシスコ湾地域から得られ
る粉砕石灰石骨材を本発明のコンクリート混合物を作る
ための粗大骨材として使用し、そして粗粒率3.0の珪砂
を微細骨材として使用した。ここで使用される水硬性セ
メント組成物という用語は、セメント、水及び微細又は
粗大骨材を含有していて、凝結して硬化した固体の塊に
なる任意の組成物をさすものである。セメント製品とい
う用語は、水硬性セメントの水和の結果得られる、セメ
ントペースト以外の任意の硬化生成物をさすものであっ
て、硬化したコンクリートやモルタルを包含する。ここ
で使用される時、モルタル製品はセメント、微細骨材及
び水を混合して得られる任意のセメント製品であり、コ
ンクリート製品はセメント、微細骨材と粗大骨材、そし
て水を混合して得られる任意のセメント製品である。
苛酷な環境への暴露に対する耐久性については、アメ
リカコンクリート学会(耐久性についてのACI委員会20
1)は水/セメント比0.4未満のコンクリートの使用を推
奨している。コンクリートをポンプで送って打ち込み、
また非常に強化された構造を使用する、といったような
最新式の建設実務は高軟度のまだ固まらないコンクリー
トを必要とするので、低い水/セメント比と高軟度(約
6〜10インチのスランプ)との組み合わせは通常、超可
塑化用(superplasticizing)混和剤(すなわちASTM C
494標準規格を満たすクラスFハイレンジの減水剤)を
混入することで達成される。商業的に入手可能なナフタ
レン−スルホネート型超可塑化剤をここに記載の全ての
コンクリートで使用した。この超可塑化剤は、固形分を
40重量%含有する水溶液の形で使用した。
高強度超可塑化コンクリート混合物についての混合割
合を、8〜10インチのスランプ及び9000〜11,000 psiの
強度範囲(28日での圧縮強さ)について得た。実験室で
の試験から、28−d(28日)でおよそ9000 psiの圧縮強
さを達成するのに0.34の最大の水/セメント比と、630
ポンド/yd3の最小セメント含有量が必要なことが示され
た。同様に、28日でおよそ11,000psiの圧縮強さを達成
するのには、0.28の水/セメント比と780ポンド/yd3
セメント含有量が必要であった。三つの中間の混合物
を、それぞれ660,690及び720ポンド/yd3のセメント含有
量、そして0.327,0.31及び0.30の水/セメント比を含有
するように設計した。これらの五つのポルトランドセメ
ントコンクリート混合物の性質を、もみ殻灰をそれぞれ
5%、10%、15%、20%及び30%含有している混合ポル
トランドセメントを用いて作られた対応するコンクリー
ト混合物と比較した。いずれの場合にも同量の超可塑化
剤(コンクリート1立方ヤード当り7.5リットル)を使
用し、従ってスランプは7インチから10インチまでいろ
いろであった。これら五つの参照コンクリート混合物の
おのおのについての混合割合も、RHA−1を5〜30%含
有している混合RHAセメントを含有してなる対応混合物
についての混合割合(すなわち試験A〜E)も、表3に
示されている。
混合し(下記において例7で説明するようにRHA−U
を含有するコンクリート混合物を除く)、打ち込み、養
生し、そしてコンクリート混合物の性質を試験するため
に、ASTM C 192及びC 39により規定されるようなASTMの
標準試験手順を使用した。3日、7日及び28日での圧縮
強さを測定するために、円筒状の、4×8インチの、三
つの試験片を使用した。コンクリートの一般的耐久性を
評価するために下記において検討するように現在よく使
われている試験であるAASHTO T−277の方法により塩素
イオンの透過性を試験するために、28日間標準的に養生
した4×8インチのコンクリート試験片も使用した。
コンクリートの水透過性は、凍結と解凍のサイクルに
よる割れとか、硫酸塩の攻撃とか、アルカリ骨材の攻撃
とか、補強用の鋼の腐食とかいったようなコンクリート
の劣化のプロセスの大部分に対して耐久性を決定する最
も重要な性質であると一般に認められる。水透過性の試
験は非常にやっかいであり且つ時間を消費するけれど
も、AASHTO T−277の方法による塩素透過性試験はかな
り簡単で且つ時間がかからない。塩素透過性試験で得ら
れた結果と水の透過性についての試験で得られた結果と
の間には強い相関関係がある(すなわち製品の塩素透過
性が低下すると水の透過性も低下する)。ポルトランド
セメント協会のD.Whitingの研究(FHWAレポート第RD−8
1/119号、1981年8月)を基礎とするAASHTO T−277試験
は、直径4インチ厚さ2インチのコンクリート円板を通
り抜ける電流の量を監視することを必要とする。試験片
の一方の端部を3%NaCl溶液に浸し(第3図参照)、そ
して他方を0.3N NaOH溶液に浸す。塩素イオンが試験片
を横切って移動するのを60ボルトの直流電位を印加して
促進することが可能である。6時間(6−h)にわたっ
て測定される全電荷をコンクリートの塩素透過性に関連
するものと考える。
この試験では、4,000クーロンより多くを許容するコ
ンクリートを高透過性の等級とし、2,000クーロンより
多く4,000クーロン未満を許容するものを中透過性と見
なし、1,000クーロンより多く2,000クーロン未満を許容
するものを低透過性であるとし、そして1,000クーロン
未満を許容するものを極低透過性であるとする(レポー
ト番号FHWA/RD−81/119、p.127、1981年8月)。通常の
ポルトランドセメントコンクリートはAASHTO T−277の
試験で9,000〜12,000クーロンの塩素透過性を示す、と
いうことに注目されたい。米国特許第4829107号明細書
で用いられた透過性試験はAASHTO T−277の透過性試験
の改良であると述べられている。あいにくなことに、こ
のKindtの米国特許第4829109号明細書に開示された透過
性試験結果はオームで示されており、そしてこの米国特
許第4829107号明細書は使用した試験方法を十分に説明
していないので、この米国特許明細書の試験結果をクー
ロンに換算してこの米国特許第4829107号明細書の透過
性試験結果を本発明で得られそして下記に記載される透
過性の結果と正確に比較することは不可能である。
上記の材料と手順とを使用して、試験A〜E(表3参
照)のコンクリート混合物の性質を表4に要約して示
す。圧縮強さと透過性の試験データは3回の測定の平均
値であることに注目されたい。まだ固まらないコンクリ
ートの性質と硬化したコンクリートの圧縮強さは、予想
された通りである。例えば、混合セメントのもみ殻灰
(RHA)置換範囲5〜30%では、3日及び7日での圧縮
強さは参照コンクリートと有意に相違しないけれども、
28日での強さは7日から28日までの期間中のもみ殻灰の
ポゾラン反応の結果として幾分かより高くなる傾向があ
る。
AASHTO T−277の方法で透過性について試験を行って
いる間に、もみ殻灰を5%より多く有する混合セメント
を含有してなるコンクリートの透過性が非常に急激に低
下するのが認められた。以下に掲げる例は本発明を十分
に説明しよう。
例1 試験Aの結果(表4参照)は、もみ殻灰5%を含有す
る混合セメントから作られたコンクリートの圧縮強さと
塩素透過性は参照ポルトランドセメントコンクリートと
比べていくらか影響を受けたことを示している。しかし
ながら、試験Bでは、参照ポルトランドセメントコンク
リートと比べると、もみ殻灰10%を含有する混合セメン
トを用いて作られたコンクリートの28日での圧縮強さは
およそ18%だけ上昇したけれども、透過性は参照の透過
性のほぼ三分の一に(3500クーロンから1250クーロンま
で)低下してコンクリートの透過性の等級を中から低に
向上させたことが示された。(表4参照)。
例2 試験Cでは、参照のポルトランドセメントコンクリー
トと比べると、もみ殻灰15%を含有している混合セメン
トを用いて作られたコンクリートの28日での圧縮強さは
およそ20%だけ上昇したけれども、透過性はほぼ四分の
一に(3,260クーロンから870クーロンまで)低下して透
過性の等級を中から極低に向上させたことが示された。
(表4参照)。
例3 試験Dでは、もみ殻灰20%を含有している混合セメン
トを用いて作られたコンクリートの28日での圧縮強さは
およそ14%だけ上昇したけれども、透過性はほぼ八分の
一に(3,000クーロンから390クーロンまで)低下して透
過性の等級を中から極低に向上させたことが示された。
例4 試験Eでは、参照のポルトランドセメントコンクリー
トと比べると、もみ殻灰30%を含有している混合セメン
トを用いて作られたコンクリートの28日での圧縮強さは
およそ2%だけ上昇したけれども、透過性はほぼ1桁だ
け(2,900クーロンから300クーロンまで)低下したこと
が示された(表4参照)。試験A〜Eに匹敵するもう一
つの試験をRHA−1を40%含有する混合セメントから作
られたコンクリートについて行った。結果として得られ
たコンクリートの28日での圧縮強さは11.1 ksi、(キロ
ポンド毎平方インチ)塩素の透過性は1,165クーロンで
あった。
例5 もみ殻灰を含有する混合セメントを使用する結果とし
てコンクリートの不透過性が著しく向上することがもみ
殻灰の特異の標本(すなわちもみ殻灰−1)を含有する
セメントに限られないことを保証するために、もみ殻灰
−2及びもみ殻灰−3を含有する混合セメントを用いて
追加の試験を行った。この目的のためには、試験混合物
のうちの一つだけ、例えば表3の試験Bで使用したコン
クリート混合物、を調査することで十分であった。従っ
て、試験B(表3)の材料と混合割合を使用して、試験
Fでは二つの追加のコンクリート混合物をもみ殻灰−2
かあるいはもみ殻灰−3を10%含有する混合セメントを
用いて作った。より均質な製品を得るため、三つの灰を
全部軽く粉砕して、200番のメッシュの標準篩(75μ
m)上におよそ10%の残留物が残るようにした。(すな
わち粒子の10%は75μmよりも大きく、90%はそれより
小さい。)これら三つの異なる種類のものを含有する混
合セメントを用いて作ったコンクリートの性質を表5で
比較する。表5は、透過性を含めた、まだ固まらないコ
ンクリートの性質も硬化したコンクリートの性質も、も
み殻灰−1の代りにもみ殻灰−2あるいはもみ殻灰−3
を使用することによって有意の影響を受けなかったこと
を示している。「中」の透過性等級を有する、AASHTOの
試験について推奨された仕様に従う参照コンクリート混
合物(3,500クーロン)と比べて、異なる種類のもみ殻
灰を10%含有している三つの混合セメントは全て「低」
の透過性等級(1,000〜2,000クーロン)を示した、とい
うことに注目されたい。このように、低比率のもみ殻灰
を含有する混合セメントを使用することからコンクリー
ト混合物において不透過性が向上する利益は、もみ殻灰
−1を含有してなるセメントに限られず、もっとはっき
り言えば、この利益は、軽く粉砕されたもみ殻灰−1、
もみ殻灰−2及びもみ殻灰−3により代表されるものを
含めて広範囲の物理的−化学的特性を有するもみ殻灰の
タイプについて有効である(種々のもみ殻灰の組成につ
いては表1を参照)。
例6 ASTMクラスFのフライアッシュは米国で今日最もよく
使われるポゾラン混合剤であるが、それは無定形のもみ
殻灰よりもはるかに反応性が少ないことが知られてお
り、高強度と不透過性とを発現するのに28日よりもかな
り長い硬化期間を必要とする。この例は、フライアッシ
ュをもみ殻灰で部分的に置換することがどのようにして
28日でもコンクリートの不透過性を抜本的に改良するこ
とができるかを説明する。675ポンド/yd3のポルトラン
ドセメント、1500ポンド/yd3の微細骨材は、1600ポンド
/yd3の粗大骨材、3リットル/yd3の超可塑化剤及び237
ポンド/yd3の水を含有してなる参照コンクリート混合物
の性質を、セメントの20重量%でフライアッシュ添加剤
(すなわちフライアッシュ135ポンド/yd3)か、又は10
%のクラスFフライアッシュと10%のもみ殻灰−1(各
67.5ポンド/yd3のクラスFフライアッシュともみ殻灰−
1)を含有してなる対応混合物と比較した。この例で使
用した全部のフライアッシュは、ASTM C 595のクラスF
のフライアッシュの物理的及び化学的必要条件を満たし
た。
28日での圧縮強さと透過性試験のデータは次の通りで
ある。
このデータは、コンクリートで添加剤として20%のク
ラスFフライアッシュだけを使用するとコンクリートの
28日での圧縮強さと透過性は有意に変化するに至らなか
ったことを示している。AASHTO試験によるコンクリート
の透過性の等級は、参照コンクリートと、もみ殻灰なし
にフライアッシュを含有してなるコンクリートの両方の
場合に「中の透過性」であった。10%のフライアッシュ
と10%のもみ殻灰を添加すると強度が10%だけ増大した
のに、通過クーロンは参照コンクリートで得られた値の
およそ七分の一に、フライアッシュだけを含むコンクリ
ートで得られた値のおよそ五分の一に減少した。10%の
フライアッシュと10%のもみ殻灰を含有するコンクリー
ト混合物によって示された「極低」の等級は、フライア
ッシュ−もみ殻灰混合物を使ってわずか10%のもみ殻灰
を含む非常に不透過性のコンクリートを作るための方法
を提案する。しかしながら、表4に示されたように、も
み殻灰だけを使用する場合には「極低」の透過性の等級
を得るのにセメントの約15重量%以上のもみ殻灰が必要
であった。無機質添加剤として既にフライアッシュを含
有していたコンクリートにポルトランドセメントの10重
量%のもみ殻灰を加えることに由来するポルトランドセ
メントコンクリートの改良された性質は、ASTM C 595に
より定義された、ポゾラン混和剤又はセメント質混和剤
を含むタイプIP又はタイプI(PM)の混合セメントを純
粋ポルトランドセメントの代りに使用する場合にも得る
ことができる。圧縮強さを増大させそして低い又は極低
の透過性を得るために純粋ポルトランドセメント(ASTM
C 150)を使用することは必須ではない。純粋ポルトラ
ンドセメントの代りにタイプIP又はタイプI(PM)の混
合水硬性セメントを使って同様の結果を得ることができ
る。
例7 この例は、本発明に包含されるもみ殻灰(RHA)の粒
度範囲を説明する。この試験のためには、もみ殻灰−1
を次に説明する三つの異なる粒度範囲でもって使用し
た。
(試料L):受け入れたままの状態において、全試料の
粒子の75%は75μmより大きく、表面積はB.E.T.窒素吸
着によると24.3m2/gであった。
(試料G):これは、粒子の80%が10〜77μmの範囲内
にありそしてメジアン粒径が38μmであるように試料L
を軽く粉砕して製造された材料であった(完全な粒度分
析については図1参照)。窒素吸着によるB.E.T.表面積
は25.5m2/gであって、これは軽い粉砕が表面積に少しし
かあるいはほとんど影響を与えなかったことを示してい
る。上述のように、説明した試験の大部分(例えば試験
A〜E)はこのもみ殻灰(すなわち軽く粉砕したもみ殻
灰−1)を用いて行った。
(試料U):これは、粒子の80%が1〜6μmの範囲内
にありそしてメジアン粒径がおよそ3μmであるように
超微細に粉砕した灰である(完全な粒度分析については
図2参照)。この試料の窒素吸着によるB.E.T.表面積は
26.5m2/gであって、これはやはり、表面の大部分は材料
の多孔質構造に存するのでもみ殻灰の粉砕は表面積に少
ししか又はほとんど影響を与えなかったことを示してい
る。超微粉砕により持つようにされたたくさんの表面電
荷のために、この粉末は凝集する傾向を持っていた。標
準の混合手順(ASTM C 192)を使ってこの灰を乾燥粉末
の形態でコンクリート混合物に混入することは、この材
料を均一に分散させることができないため困難であっ
た。その結果として、もみ殻灰−Uを含有してなるコン
クリート混合物の混合手順を次のように修正した。ま
ず、水と、当該コンクリート混合物で使用するために規
定された超可塑化剤とを使って、灰をスラリーの形で分
散させた。このフラリーに、混合操作を行いながらポル
トランドセメント、微細骨材及び粗大骨材を加えた。
三つの異なる粒度のもみ殻灰−1、L、G及びU、を
10%含有する混合セメントを用いて、試験Bの混合割合
(表3参照)を有するコンクリート混合物を作った。結
果として得られた28日での圧縮強さと透過性試験のデー
タを表6に示す。
このデータは、非常に大きな粒子を含んでいる受け入
れたままのもみ殻灰(例えば試料L、これでは粒子の75
%が75μmより大きい)を使用すると、強度や不透過性
といったような混合セメントコンクリートの性質が向上
することにはならなかったことを示している。これは、
コンクリート混合物中のもみ殻灰の分布が均一でないた
めかもしれない。参照コンクリートと比較すると、軽く
粉砕したもみ殻灰(試料G)及び微細に粉砕したもみ殻
灰(試料U)を含んでいる混合セメント製品は、圧縮強
さが相対的に少し増加した(それぞれ19%及び23%)。
ところが、それらでは不透過性が極めて大きく向上し
た。例えば、AASHTO T−277試験での通過クーロンは、
それぞれおよそ三分の一及び四分の一に低下した(すな
わち透過性の等級が「中」から「低」又は「極低」にな
った)。もみ殻灰のより細かい粒子を含有している混合
セメントから作られたコンクリートのより良好な均質性
は、透過性を低下させるのに重要である。とは言うもの
の、このためには試料Uで代表されるタイプの超微粉砕
は必要でないことが上記のデータから明らかである。大
抵の実用目的のためには、良好なコンクリート耐久性に
とって「低透過性」の等級で十分であり、そして880ク
ーロン及び1250クーロンの塩素透過性を持つコンクリー
トの現場性能は互いに非常に異なるものとは予想されな
い。
ここで使用されるポゾランもみ殻灰のタイプは、幅広
い範囲の物理的−化学的特性、例えば、窒素吸着により
20〜100 m2/gのB.E.T.表面積、最高35%までの炭素含有
量、そして60〜95%のシリカ(そのうち10%までは結晶
性でよい)といったようなもの、に従う。試験A〜F等
で説明した混合セメント中のもみ殻灰の所望される粒度
分布範囲は代表的なASTMタイプIのポルトランドセメン
ト(第4図参照)と大して違わないので、相互粉砕され
たポルトランド−もみ殻灰セメント中のもみ殻灰粒子の
大きさの範囲は第4図に示されたポルトランドセメント
の大きさの範囲と同様であると予想することができる。
試験B〜Fのもの(すなわち混合セメントに10〜40%の
もみ殻灰を混入するのに由来して透過性が「低」又は
「極低」である)のようなセメント製品の独特の性質
は、粒子の大部分が10〜75μmの範囲の粒度分布に従う
限りは幅広い範囲の粒子を有する灰を用いることで達成
することができる。
コンクリートの早期強度の促進 フライアッシュを含有するコンクリート混合物の早期
強度はもみ殻灰の添加により促進される。
例8 ASTMタイプIの標準ポルトランドセメント、珪砂(粗
粒率3.0)、及び最大寸法0.5インチ(12mm)の破砕石灰
石を使って、参照(対照)コンクリートを作った。試験
混合物で使用したポゾランには、ASTMクラスFのフライ
アッシュと、シリカ含有量90%、炭素含有量5%で、B.
E.T.表面積20m2/gの無定形もみ殻灰を含めた。この灰
は、75μmより大きい粒子を10%未満含むように粉砕し
ておいた。
標準重量コンクリート混合物を配合するためのACIの
指針を使って、fc=4000 psi(27MPa)そして5〜6イ
ンチ(125〜150 mmスランプ)のコンクリートについて
混合割合を決定した。対照混合物(混合物1)について
の混合割合を表7の左の欄に示す。表7のまん中の欄
(混合物2)は、セメントを部分的に置換するものとし
て使用した、セメントの20重量%のフライアッシュを含
む試験混合物の混合割合を示す。右の欄(混合物3)
は、10%のフライアッシュと10%の粉砕もみ殻灰を含む
もう一つの試験混合物の混合割合を示す。
これらのコンクリート混合物は全てが優れたワーカビ
リチーを示した。フライアッシュの減水特性は、対照混
合物と比較すると同様のスランプ(6インチ又は150 m
m)を得るのにおよそ6%少ない水含有量が必要であっ
たということから明らかである。これは恐らくもみ殻灰
の初期表面が非常に大きかったため、混合物3は対照混
合物と同様の水含有量でもっと低いスランプ(6インチ
でなく5インチ)を示したが、このコンクリートは対照
よりも結合力があり(cohesive)且つ施工しやすかっ
た。
コンクリートを混合し、打ち込み、そして養生するた
めに、ASTMの標準試験手順を使用た。円筒状の4×8イ
ンチ(100×200 mm)の試験片を、3日、7日及び28日
の試験時期でのコンクリートの一軸圧縮強さを試験する
ために作製した。三つの試験片の平均の圧縮強さデータ
を表8に示す。
対照と比較すると、フライアッシュだけを含んでいる
コンクリート混合物は早い時期(3日、7日)では対照
よりもおよそ20%小さい圧縮強さを示した。28日では強
さの差はいくらか少なく(17%)なり、これは遅いポゾ
ラン反応の影響を示している。これは多くの研究者らの
初期の観察と一致する。混合物2(フライアッシュだけ
を含有している)と比べると、フライアッシュともみ殻
灰を含んでいるコンクリート(混合物3)の圧縮強さは
全部の試験時期で有意により大きいことが分かった。フ
ライアッシュのコンクリートの場合の17〜20%小さい強
さの代りに、混合物3のコンクリートの強さは全部の試
験時期で対照コンクリートより10〜12%小さいだけであ
った。従って、もみ殻灰は、ポゾランとしてフライアッ
シュだけを使用することからくる早い時期の強度の喪失
の一部を埋め合わせるのに有効である。
産業上の利用可能性 本発明で使用されるもみ殻灰の不透過性向上特性と早
期強度促進特性のために、もみ殻灰はセメント及びコン
クリート産業にとって有益な材料になる可能性を有す
る。それは、混合ポルトランドセメントを製造するた
め、又はコンクリート混合物へ直接添加するための無水
ポゾラン混和材を製造するためのポゾラン添加剤である
ことができる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−141448(JP,A) 特開 昭59−78968(JP,A) 笠井.小林編 セメント.コンクリー ト用混和材料 昭和61年5月15日 技術 書院発行 121−126頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C04B 28/02 - 28/08 C04B 18/10

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポルトランドセメントとポルトランドセメ
    ントの約5〜40重量%のシリカ質の灰を含んでなり、上
    記の灰は作物残留物から得られるものであって約60〜95
    重量%がシリカであり、このシリカのうちの少なくとも
    約90%は無定形であり、また上記の灰の粒子のうちの少
    なくとも75%は4μmから約75μmまでの大きさの範囲
    内にあり、これらの灰粒子のうちの少なくとも10%は75
    μmよりも大きく、且つこれら灰粒子はレーザー光の散
    乱により測定した平均粒径が少なくとも6μm、そして
    B.E.T.表面積が少なくとも20m2/gである、コンクリート
    又はモルタルで使用するための組成物。
  2. 【請求項2】前記灰のメジアン粒径が約15〜38μmであ
    る、請求の範囲第1項記載の組成物。
  3. 【請求項3】前記作物残留物がもみ殻である、請求の範
    囲第1項記載の組成物。
  4. 【請求項4】前記ポルトランドセメントと灰が無水であ
    る、請求の範囲第1項記載の組成物。
  5. 【請求項5】ポゾラン−ポルトランド混合水硬性セメン
    トとこの水硬性セメントの約5〜40重量%のシリカ質の
    灰を含んでなり、上記の灰は作物残留物から得られるも
    のであって約60〜95重量%がシリカであり、このシリカ
    のうちの少なくとも約90%は無定形であり、また上記の
    灰の粒子のうちの少なくとも75%は4μmから約75μm
    までの大きさの分布範囲を有し、これらの灰粒子のうち
    の少なくとも10%は75μmよりも大きく、且つこれらの
    灰粒子はレーザー光の散乱により測定した平均粒径が少
    なくとも6μm、そしてB.E.T.表面積が少なくとも20m2
    /gである、コンクリート又はモルタルで使用するための
    組成物。
  6. 【請求項6】タイプI(PM)又はタイプIP水硬性セメン
    トのポルトランドセメント、微細骨材、粗大骨材、及び
    作物残留物から得られるシリカ質の灰を含んでなり、上
    記の灰は約60〜95重量%がシリカであって、この灰の重
    量百分率はセメントの乾燥重量の約10〜40重量%であ
    り、上記のシリカのうちの少なくとも約90%は無定形で
    あり、上記の灰の粒子のうちの少なくとも75%は4μm
    から約75μmまで大きさの範囲内にあり、これらの灰粒
    子のうちの少なくとも10%は75μmよりも大きく、且つ
    これら灰粒子はレーザー光の散乱により測定した平均粒
    径が少なくとも6μm、そしてB.E.T.表面積が少なくと
    も20m2/gである、低透過性のセメント製品。
  7. 【請求項7】前記作物残留物から得られるシリカ質の灰
    がもみ殻灰である、請求の範囲第6項記載の製品。
  8. 【請求項8】前記灰粒子のうちの少なくとも75%が約10
    〜75μmの大きさの範囲内にある、請求の範囲第7項記
    載の製品。
  9. 【請求項9】タイプI(PM)もしくはタイプIPの水硬性
    セメントのポルトランドセメント、微細骨材、粗大骨
    材、及び作物残留物から得られるシリカ質の灰を含んで
    なり、上記の灰は約60〜95重量%がシリカであって、こ
    の灰の重量百分率はセメントの乾燥重量の約15〜30重量
    %であり、上記のシリカのうちの少なくとも約90%は無
    定形であり、上記の灰の粒子のうちの少なくとも75%は
    4μmから約75μmまでの大きさの範囲内にあり、これ
    らの灰粒子のうちの少なくとも10%は75μmよりも大き
    く、且つこれらの灰粒子はレーザー光の散乱により測定
    した平均粒径が少なくとも6μm、そしてB.E.T.表面積
    が少なくとも20m2/gである、極低透過性のセメント製
    品。
  10. 【請求項10】a)タイプI(PM)もしくはタイプIPの
    水硬性セメントのポルトランドセメント、微細骨材、粗
    大骨材、水、及び作物残留物から得られるシリカ質の灰
    を含んでなる組成物であって、上記の灰は少なくとも85
    重量%がシリカであり、約10重量%以下が炭素であっ
    て、上記のシリカのうちの少なくとも90%は無定形であ
    り、上記の灰の粒子のうちの少なくとも75%は4μmか
    ら約75μmまでの大きさの範囲内にあり、且つこれらの
    灰粒子のうちの少なくとも10%は75μmより大きく、ま
    たこれらの粒子はレーザー光の散乱により測定した平均
    粒径が少なくとも6μm、そしてB.E.T.表面積が少なく
    とも20m2/gであって、当該組成物中の上記の灰の重量百
    分率がセメントの乾燥重量の約10〜15重量%である水硬
    性セメント組成物を混合し、そして b)このセメント組成物を硬化させることを含む、 低透過性のセメント製品を得るための方法。
  11. 【請求項11】a)タイプI(PM)もしくはタイプIP水
    硬性セメントのポルトランドセメント、微細骨材、粗大
    骨材、水、及び作物残留物から得られるシリカ質の灰を
    含んでなる組成物であって、上記の灰は少なくとも85重
    量%がシリカであり、約10重量%以下が炭素であって、
    上記のシリカのうちの少なくとも90%は無定形であり、
    上記の灰の粒子のうちの少なくとも75%は4μmから約
    75μmまでの大きさの範囲内にあり、これらの灰粒子の
    うちの少なくとも10%は75μmより大きく、またこれら
    の粒子はレーザー光の散乱により測定した平均粒径が少
    なくとも6μm、そしてB.E.T.表面積が少なくとも20m2
    /gであって、当該組成物中の上記の灰の重量百分率がセ
    メントの乾燥重量の約15〜30重量%である水硬性セメン
    ト組成物を混合し、そして b)このセメント組成物を硬化させることを含む、 極低透過性のセメント製品を得るための方法。
  12. 【請求項12】タイプI(PM)もしくはタイプIP水硬性
    セメントのポルトランドセメント、微細骨材、粗大骨
    材、もみ殻灰及び水の混合物を含んでなる組成物であっ
    て、上記の灰は少なくとも85重量%がシリカであり、10
    重量%以下が炭素であって、上記のシリカのうちの少な
    くとも90%は無定形であり、上記の灰の粒子のうちの少
    なくとも75%は4μmから約75μmまでの大きさの範囲
    内にあり、これらの灰粒子のうちの少なくとも10%は75
    μmより大きく、またこれらの粒子はレーザー光の散乱
    により測定した平均粒径が少なくとも6μm、そしてB.
    E.T.表面積が少なくとも20m2/gであって、この組成物中
    の上記の灰の重量百分率がセメントの乾燥重量の約15〜
    30重量%である、硬化して強度が高く、極低透過性のセ
    メント製品になる性質を有するセメント組成物。
  13. 【請求項13】タイプI(PM)もしくはタイプIPの水硬
    性セメントのポルトランドセメントと、セメントの約10
    〜30重量%のシリカ質の灰とを含んでなり、上記の灰は
    作物残留物から得られるものであって、約60〜95重量%
    がシリカであり、このシリカのうちの少なくとも90%は
    無定形であり、上記の灰のうちの少なくとも75%は4μ
    mから約75μmまでの大きさの分布範囲を有し、この灰
    のうちの少なくとも10%は75μmよりも大きく、またこ
    の灰はレーザー光の散乱により測定した平均粒径が6〜
    約38μm、そしてB.E.T.表面積が少なくとも20m2/gであ
    る、コンクリート又はモルタルで使用するための組成
    物。
  14. 【請求項14】a)有効量のタイプI(PM)もしくはタ
    イプIPの水硬性セメントのポルトランドセメント、微細
    骨材、粗大骨材及び水と、作物残留物から得られるシリ
    カ質の灰とを含んでなる組成物であって、上記の灰は少
    なくとも60重量%がシリカであり、40重量%以下が炭素
    であって、上記のシリカのうちの少なくとも90%は無定
    形であり、上記の灰のうちの少なくとも75%は4μmか
    ら約75μmまでの大きさの分布範囲を有し、この灰のう
    ちの少なくとも50%は75μmよりも小さく、且つこの灰
    のうちの少なくとも10%は75μmよりも大きくて、また
    この灰はレーザー光の散乱により測定した平均粒径が6
    〜38μm、そしてB.E.T.表面積が少なくとも20m2/gであ
    って、この組成物中の上記の灰の百分率がセメントの乾
    燥重量の5重量%より多く約40重量%までの範囲内にあ
    る水硬性セメント組成物を混合し、そして b)このセメント組成物を硬化させることを含む、 セメント製品の透過性を低下させるための方法。
  15. 【請求項15】ポゾラン−ポルトランド混合水硬性セメ
    ントと、この水硬性セメントの約5〜40重量%のシリカ
    質の灰とを含んでなり、この灰は作物残留物から得られ
    るものであって、約60〜95重量%がシリカであり、この
    シリカのうちの少なくとも90%は無定形であり、上記の
    灰の粒子のうちの少なくとも75%は4μmから約75μm
    までの大きさの分布範囲を有し、これらの灰粒子のうち
    の少なくとも10%は75μmよりも大きく、またこれらの
    灰粒子はレーザー光の散乱により測定した平均粒径が少
    なくとも6μm、そしてB.E.T.表面積が少なくとも20m2
    /gである、コンクリート又はモルタルで使用するための
    組成物。
  16. 【請求項16】ポゾラン−ポルトランド混合水硬性セメ
    ント、微細骨材、粗大骨材、及び作物残留物から得られ
    るシリカ質の灰を含んでなり、上記の灰は約60〜95重量
    %がシリカであり、この灰の重量百分率は水硬性セメン
    トの約15〜30重量%であって、上記シリカのうちの少な
    くとも約90%は無定形であり、上記の灰の粒子のうちの
    少なくとも75%は4μmから約75μmまでの大きさの範
    囲内にあり、これらの灰粒子のうちの少なくとも10%は
    75μmよりも大きく、且つこれらの灰粒子はレーザー光
    の散乱により測定した平均粒径が少なくとも6μm、そ
    してB.E.T.表面積が少なくとも20m2/gである、極低透過
    性のセメント製品。
  17. 【請求項17】a)ポゾラン−ポルトランド混合水硬性
    セメント、微細骨材、粗大骨材、水、及び作物残留物か
    ら得られるシリカ質の灰を含んでなる組成物であって、
    上記の灰は少なくとも85重量%がシリカであり、10重量
    %以下が炭素であって、上記のシリカのうちの少なくと
    も90%は無定形であり、上記の灰の粒子のうちの少なく
    とも75%は4μmから約75μmまでの大きさの範囲内に
    あり、これらの灰粒子のうちの少なくとも10%は75μm
    より大きく、またこれらの粒子はレーザー光の散乱によ
    り測定した平均粒径が少なくとも6μm、そしてB.E.T.
    表面積が少なくとも20m2/gであって、この組成物中の上
    記の灰の重量百分率が当該水硬性セメントの乾燥重量の
    約15〜30重量%である、水硬性セメント組成物を混合
    し、そして b)このセメント組成物を硬化させることを含む、 極低透過性のセメント製品を得るための方法。
  18. 【請求項18】a)タイプI(PM)もしくはタイプIPの
    水硬性セメントのポルトランドセメント、微細骨材、粗
    大骨材及び水と、作物残留物から得られるシリカ質の灰
    及びフライアッシュとを含んでなる組成物であって、上
    記の作物残留物のシリカ質の灰は少なくとも85重量%が
    シリカであり、10重量%以下が炭素であって、上記のシ
    リカのうちの少なくとも90%は無定形であり、上記の作
    物残留物のシリカ質の灰の粒子のうちの少なくとも75%
    は4μmから約75μmまでの大きさの範囲内にあり、こ
    れらの作物残留物のシリカ質の灰粒子のうちの少なくと
    も10%は75μmよりも大きくて、またこれらの作物残留
    物のシリカ質の灰粒子はレーザー光線の散乱により測定
    した平均粒径が少なくとも6μm、そしてB.E.T.表面積
    が少なくとも20m2/gであって、この組成物中の作物残留
    物のシリカ質の灰の重量百分率がセメントの乾燥重量の
    約10%、そしてフライアッシュの重量百分率がセメント
    の乾燥重量の約10%である水硬性セメント組成物を混合
    し、そして b)このセメント組成物を硬化させることを含む、 極低透過性のセメント製品を得るための方法。
  19. 【請求項19】a)タイプI(PM)もしくはタイプIPの
    水硬性セメントのポルトランドセメント、微細骨材、粗
    大骨材及び水と、作物残留物から得られるシリカ質の灰
    及びフライアッシュとを含んでなる組成物であって、上
    記の作物残留物から得られるシリカ質の灰は少なくとも
    60重量%がシリカであり、40重量%以下が炭素であっ
    て、上記のシリカのうちの少なくとも90%は無定形であ
    り、上記の作物残留物から得られるシリカ質の灰の粒子
    のうちの少なくとも75%は4μmから約75μmまでの大
    きさの範囲内にあり、これらの作物残留物のシリカ質の
    灰粒子のうちの少なくとも10%は75μmよりも大きく
    て、またこの作物残留物から得られるシリカ質の灰はレ
    ーザー光線の散乱により測定した平均粒径が6〜約38μ
    m、そしてB.E.T.表面積が少なくとも20m2/gであって、
    この組成物中の作物残留物のシリカ質の灰の重量百分率
    がセメントの乾燥重量の約10%、そしてフライアッシュ
    の重量百分率がセメントの乾燥重量の約10%である水硬
    性セメント組成物を混合し、そして b)このセメント組成物を硬化させることを含む、 中透過性よりも良好なコンクリート製品を得るための方
    法。
  20. 【請求項20】シリカ質の灰の百分率がセメントの13〜
    約40重量%である、請求の範囲第1項記載の組成物。
  21. 【請求項21】灰の百分率がセメントの13〜約40重量%
    である、請求の範囲第6項記載のセメント製品。
  22. 【請求項22】灰の百分率がセメントの13〜約30重量%
    である、請求の範囲第13項記載の組成物。
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