JP3058383U - 立体反射材及びそれを用いた衣服 - Google Patents

立体反射材及びそれを用いた衣服

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裕一 石井
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Kinboshi Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射面を増大させて安全性を高めるだけでな
く、ファッション性をも高めた衣服あるいは持ち物を提
供すること。 【解決手段】 反射面4を立体としたことを特徴とする
立体反射材1と、その立体反射材1を衣服3の一部に装
着したことを特徴とする立体反射材を用いた衣服であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、反射面を増大させて反射効果を高めることを可能にした立体反射材 及びそれを用いた衣服に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、反射材はその有効性により広く愛用されている。例えば、実開昭58-113 714号にみられる反射板付き手袋、実開昭58-113709号にみられる反射板付き服、 実開昭57-18613号にみられる光の反射器つきレインコート等がある。これらは衣 服に関するものであるが、その外に標示板、自転車、道路施設など多く使用され ている。
【0003】 このような反射材は、一般に衣類の例では衣服に付着した状態で安全性を目的 に使用される。すなわち、反射材を身につけることにより、その反射材の性質で ある再帰反射性によって反射材に光が当たると同時にその光を反射して人の存在 を他人に知らしめるのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来品では、反射材が平面であるために、一方向からの光に対し てしか反射材が反射しないという難点があった。すなわち、その反射面が平面の ため光の反射に方向性がある。これは再帰反射性(光の反射方向が光源方向と一 致する性質)のものに特に生じやすい。このような性質のものは、光源方向に対 して反射材の方向が異なると反射面が光を視認できない。そこで、せっかく反射 材を装備していてもその効果を発揮できず、身の安全を保障することが困難にな っている。このような理由から、より安全な対策が要望されるようになった。
【0005】 例えば、実開昭58-113714号にみられる反射板付き手袋では手袋の甲の部分に のみ反射板が付着しており、太陽光に対して反射するようになっているが太陽光 の当たる角度によってはその効果は期待しがたい。実開昭58-113709号にみられ る反射板付き服では服の前面と側面にのみ反射板をつけている状態で、光が前面 あるいは側面から当たらなければその効果も同様に小さなものとなってしまう。 また、実開昭57-18613号にみられる光の反射器つきレインコートにおいてはその 前面とベルト部分に反射材がつけられた状態であるが、この場合も光の反射する 角度や持ち物などによる光の遮断物がある場合にはその効果は期待しがたい、な ど解決すべき課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記のような従来品の問題点を解決するために、本考案者が種々検討 し、その結果、反射面を立体化することによって光の再帰反射性を高めることを 特徴とする反射材を開発したのである。また、同様に反射材の反射面を立体化し それを衣服の一部に装着したのである。
【0007】 ここにいう反射材を立体化とするとは、ある面に対して反射材を何らかの形を 有した凸面構造とするということである。つまり、幅・奥行き・高さのある三次 元の空間的広がりを有する凸面を単数又は複数設けることである。このような立 体表面に反射面を形成したものが立体反射材である。
【0008】 この立体反射材の再帰性反射面の形成方法としては、立体状の合成樹脂製基材 に小さなガラスビーズとか球状鏡面を有する金属の反射材あるいはプリズム型反 射材を接着する方法を例示することができる。そしてこの凸部分は前後左右のど の方向からの光でも受けることができ、光が来た方向に光を反射するのである。
【0009】 立体反射材の衣服への装着方法としては、衣服のボタンにこの反射材を使用す る方法がある。前ボタン、袖口のボタン、ズボン又はスカートの後ろボタンなど に使用することによってごく自然に(違和感なく)反射材を身につけることができ る。その効果は、ボタンが立体の反射材であるため前述のような効果を発揮でき るのである。
【0010】 他の方法としては、この立体反射面の裏面に強力な接着剤を用いて衣服等に固 定する方法、あるいは、立体反射面の裏面にねじ穴を設けてその立体反射材とね じの間に衣服を挟んだ状態でねじ止めするといった方法がある。この立体反射材 を衣服に固定するにあたって、ワッペン等の紋章風の飾りをモチーフとすれば衣 服の装飾を兼ねて好ましい。比較的大きな表面積を有するワッペン等の場合は、 三角錐、四角錐等多角錐の集合体凸面とすればよい。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図を用いて説明する。 図1は本考案の立体反射材を衣服に装着した例の正面図、図2、図3はそれぞれ 本考案の立体反射材を示す側面図である。図1において衣服の両袖に立体反射材 を示したのは、立体反射材の形状として二つのパターンを想定したためである。 この立体反射材の部材は合成樹脂製基材の表面に再帰性反射材を接着したもので ある。
【0012】 図1にみられるように、本考案の立体反射材を用いた衣服は、衣服3等の表面 特に襟、袖に立体反射材1を装着して用いるのが効果的である。もちろん前身や 後身、ズボンの裾に装着してもよい。この装着方法としては、強力な接着剤によ る貼り付け方法、又は立体反射材1の裏面にねじ穴8を設けてねじ9により立体 反射材1との間に衣服3を挟んでねじ止めする方法などがある。この立体反射材 1は合成樹脂製基材7の表面に再帰性反射材を接着したものである。この再帰性 反射材は従来公知のmmオーダー以下の小粒子状透明樹脂を基体表面へ接着した ものである。
【0013】 図2は本考案の立体反射材の実施例の側面図である。この場合、光の反射面2 が曲面となっているため、広角度で反射が可能であり、例えば自動車の運転手が 遠方からでも従来よりもより早く人の存在を確認することが可能となり、より安 全性を高めることができる。従来のように光の方向へ反射板が向く必要もない。 また、使用時に光が当たらないところもなく、光の再帰反射性に優れたものであ る。また、この球面状の立体反射材の場合は再帰性反射が一様に見られるので常 に視認できる。
【0014】 図3は同じく本考案の他の実施例の側面図であるが、この例では截頭六角錘で ある立体反射材の反射面4が多数の平面で構成されているため、この立体反射材 1の移動に伴って反射の強弱が生じる。そこで、見る人が光のちらつきに反応し その存在が確認されやすい。
【0015】
【考案の効果】
このような形態の本考案に係る立体反射材は、光の反射面が増大されているた め、従来よりもより早く存在を確認することが可能となり、より安全性を高める ことができる。従来のように光の方向へ反射板が向く必要もない。また、使用時 に光が当たらないところもなく、光の再帰反射性に優れたものである。しかも従 来品のように衣服の多くの部分に多数個着けなければ効果が表れないものでもな く、ワッペンのモチーフ等に使用すればよく、衣服につけることが簡易である。 このことによって使用率も高まり、夜間の外出時においても交通事故等の危険性 から安全を確保することができるのである。
【0016】 以上詳述したように、本考案の立体反射材は、光の再帰反射性を高めるためよ り高い安全性を確保するのである。平面構造の従来のものと同様に製造が容易で 安価であるため使用時において従来品のように負担を感じることも少ない。さら に、反射面が立体であるため光の反射方向が変化しても絶えず反射光が見る人の 方向へ帰るので、本考案の立体反射材及びそれを用いた衣服を装着している人は ごく自然の動作によって安全を確保することができる。
【0017】 また、本考案の立体反射材は、衣服のみならずあらゆる持ち物等にも装着する ことができ、使用時の不快感をも解消して衣服のアクセントにもなりファッショ ン性を高めることができる。さらに、夜間着用時においては、その視認性をも確 保できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】立体反射材及びそれを用いた衣服の正面図であ
る。
【図2】立体反射材の側面図である。
【図3】他の立体反射材の側面図である。
【図4】他の立体反射材の側面図である。
【符号の説明】
1 立体反射材 2 反射面 3 衣服 4 反射面 5 合成樹脂製基材 6 ねじ穴 7 ねじ 8 反射面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射面を立体としたことを特徴とする立
    体反射材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の立体反射材を衣服の一部
    に装着したことを特徴とする立体反射材を用いた衣服。
JP1998007961U 1998-10-12 1998-10-12 立体反射材及びそれを用いた衣服 Expired - Lifetime JP3058383U (ja)

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