JP3044964U - 作業衣等の上に着用する安全保護具 - Google Patents

作業衣等の上に着用する安全保護具

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JP3044964U
JP3044964U JP1997002015U JP201597U JP3044964U JP 3044964 U JP3044964 U JP 3044964U JP 1997002015 U JP1997002015 U JP 1997002015U JP 201597 U JP201597 U JP 201597U JP 3044964 U JP3044964 U JP 3044964U
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sheet
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worn
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JP1997002015U
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Inventor
弘文 山下
Original Assignee
東京プラン工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者等が作業衣等の上に着用することによ
って作業中の事故防止を図る安全保護具であって、着用
した状態でも体の自由が損われにくく、動きやすくて作
業がしやすい斬新な安全保護具を提供する。 【解決手段】 身体の胸又は背を覆うエプロン状シート
1に光の反射体3もしくは蛍光体4又はその両者を取付
けて、同様に構成された別のエプロン状シート1aと、
又は、ベルトを組み合せて肩や背中に掛け止めできるよ
うにしたものと、その両肩部及び左右の横腹部をそれぞ
れ長さ調整可能なテープに取付けた脱着可能な連結具に
よって接続可能としたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、作業者等が作業衣等の上に着用することによって作業中の事故防止 を図る安全保護具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、夜間に道路工事などを行っている場合、暗くて作業者の姿が見えにく いので、自動車の運転者が作業者の存在に気付かず、作業者が車に轢かれるとい う事故が発生しやすい。そこで、このような事故の防止を図るために、作業者が 作業衣の上に着用する安全保護具が考案されている。従来の安全保護具は、チョ ッキタイプの外衣に、自動車のヘッドライト等の光を反射させる部材や、暗闇で も発光する蛍光体などを取付けた構造になっていて、それを着用した作業者の存 在を車の運転者などにはっきりと視認させて注意を促すようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の安全保護具は、作業衣の上に着用した場合 に、体の動きが規制されて作業がしにくくなるという弊害があった。そこで本考 案は、着用した状態でも体の自由が損われにくく、動きやすくて作業がしやすい 斬新な安全保護具の提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の作業衣等の上に着用する安全保護具は、上記の課題を解決するために 案出したものであって、身体の胸又は背を覆うエプロン状シート1に光の反射体 3もしくは蛍光体4又はその両者を取付けて、同様に構成された別のエプロン状 シート1aと、又は、ベルトを組み合せて肩や背中に掛け止めできるようにした ものと、その両肩部及び左右の横腹部をそれぞれ長さ調整可能なテープに取付け た脱着可能な連結具によって接続可能としたことを特徴とする構成を具えるもの である。
【0005】 なお、光を乱反射させる微小で多数の凹凸を内面に形成したシートによって光 の反射体3もしくは蛍光体4又はその両者を形成することが好ましい。
【0006】 また、光の反射体3もしくは蛍光体4又はその両者の内側にクッション材6を 入れて、それらの表面を外側へ凸状に膨出させることが好ましい。
【0007】 さらに、エプロン状シート1を透明プラスチック製とし、かつ、その内面に微 小で多数の凹凸を形成することが好ましい。
【0008】
【実施例】
以下、図示した本考案の実施例について説明する。まず、符号1がエプロン状 シートであり、このエプロン状シート1は透明プラスチック製で、その内面には 微小で多数の凹凸が形成され、又、複数箇所に通気用の穴2を穿設している。こ のエプロン状シート1の表面には、光の反射体3と、蛍光体4とが適宜なデザイ ンで取付けられている。
【0009】 光の反射体3は透明なプラスチックシート製で、その内面に光を乱反射させる 微小で多数の凹凸を形成したものである。この反射体3は、裏シート5と共にス ポンジ等のクッション材6をサンドイッチ状に挟んだ状態で、後述する蛍光体4 の上などに重ねられて取付けられ、内側のクッション材6によってその表面が外 側へ凸状に膨出している。
【0010】 蛍光体4は蛍光性染料(又は蓄光性染料)で着色されたプラスチックシート製 で、その内面に光を乱反射させる微小で多数の凹凸を形成している。すなわち、 この蛍光体4は反射体も兼ねている。この蛍光体4も裏シート5とともにクッシ ョン材6を挟むことにより、その表面を外側へ凸状に膨出させた状態でエプロン 状シート1の上に取付けられている。なお、上記の反射体3は殆どが蛍光体4の 上に重なるように設けられているが、勿論、別々の場所に設けることも可能であ る。
【0011】 エプロン状シート1の両肩部と、左右の横腹部における突出片部7にはそれぞ れテープ8,9を介して連結具10,11を取付けている。横腹部に取付けた連 結具11のテープ9は長さを調整できるようになっている。
【0012】 エプロン状シート1は、図3に示すように、もう一枚の別のエプロン状シート 1aと接続して使用する。そのエプロン状シート1aは上記のエプロン状シート 1と同様に反射体もしくは蛍光体又はその両者を取付けるとともに、その両肩部 と左右の横腹部にそれぞれテープを介して上記のエプロン状シート1における連 結具10,11と互いに脱着自在な連結具を取付け、又、両肩部に取付けた連結 具のテープの長さを調整可能としている。このように、2枚のエプロン状シート 1,1aを接続することによって、作業者の胸及び背中をそれぞれエプロン状シ ート1,1aで覆うことができる。
【0013】 エプロン状シート1に対し、上記のように別のエプロン状シート1aを接続し てもよいが、そのエプロン状シート1aの代わりに、ベルトを組み合せて肩や背 中に掛け止めできるようにしたもの、例えば2本のベルトをクロスさせてタスキ 状になし、その2本のベルトの上端と下端にそれぞれ、上記のエプロン状シート 1の両肩と左右の横腹部に取付けた連結具10,11と互いに脱着自在な連結具 を取付けたものを接続して使用することも可能である。
【0014】
【考案の効果】
本考案の作業衣等の上に着用する安全保護具は上記の通りであり、エプロン状 シート1に取付けた反射体3もしくは蛍光体4又はその両者が、昼間の自然光や 夜間の車のヘッドライトなどを反射させて、又は、自ら発光してキラキラ光るの で、これを着用した作業者等の存在を車の運転者等にはっきりと視認させて注意 を促すことにより、事故の発生を防止して作業者等を保護することができる。そ して、エプロン状シート1は両肩部と左右の横腹部を連結具10,11によって 接続するだけなので、上記従来例のチョッキタイプのものに比べて規制が少なく て動きやすく、作業がしやすいという利点がある。特に、作業者等の体のサイズ に合わせて連結具のテープの長さを調整すれば、体にフィットさせることができ て、更に動きやすくすることができる。また、請求項2記載のように、内面に微 小な凹凸を形成したシートを反射体3や蛍光体4として使用することにより、特 殊な反射体や蛍光体を使用する必要がなく、かつ取付けも容易にできるので低コ ストで製造できる利点がある。また、請求項3記載のように、反射体3や蛍光体 4の表面を外側へ凸状に膨出させることにより、光を反射させる範囲が拡大する ので、いろいろな方向から視認できて安全効果が高まる利点がある。また、請求 項4記載のように、エプロン状シート1を透明にすることにより、その内側に隠 れた制服などをはっきりと見分けることができ、又、その内面に微小な凹凸を形 成することにより、エプロン状シート1も光を反射して安全効果が高まる利点が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 エプロン状シート 1a エプロン状シート 2 穴 3 反射体 4 蛍光体 5 裏シート 6 クッション材 7 突出片部 8 テープ 9 テープ 10 連結具 11 連結具

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体の胸又は背を覆うエプロン状シート
    1に光の反射体3もしくは蛍光体4又はその両者を取付
    けて、同様に構成された別のエプロン状シート1aと、
    又は、ベルトを組み合せて肩や背中に掛け止めできるよ
    うにしたものと、その両肩部及び左右の横腹部をそれぞ
    れ長さ調整可能なテープに取付けた脱着可能な連結具に
    よって接続可能としたことを特徴とする作業衣等の上に
    着用する安全保護具。
  2. 【請求項2】 光を乱反射させる微小で多数の凹凸を内
    面に形成したシートによって光の反射体3もしくは蛍光
    体4又はその両者を形成した請求項1記載の作業衣等の
    上に着用する安全保護具。
  3. 【請求項3】 光の反射体3もしくは蛍光体4又はその
    両者の内側にクッション材6を入れて、それらの表面を
    外側へ凸状に膨出させた請求項1又は2記載の作業衣等
    の上に着用する安全保護具。
  4. 【請求項4】 エプロン状シート1を透明プラスチック
    製とし、かつ、その内面に微小で多数の凹凸を形成した
    請求項1、2又は3記載の作業衣等の上に着用する安全
    保護具。
JP1997002015U 1997-03-07 1997-03-07 作業衣等の上に着用する安全保護具 Expired - Lifetime JP3044964U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007004326A1 (ja) * 2005-06-30 2007-01-11 Tomoyuki Hirabayashi 袖付ベスト
JP2008303478A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Fuji Tebukuro Kogyo Kk 安全ベスト

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