JP3058299U - 車内飲料容器用トレイ装置 - Google Patents

車内飲料容器用トレイ装置

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JP3058299U
JP3058299U JP1998007846U JP784698U JP3058299U JP 3058299 U JP3058299 U JP 3058299U JP 1998007846 U JP1998007846 U JP 1998007846U JP 784698 U JP784698 U JP 784698U JP 3058299 U JP3058299 U JP 3058299U
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JP1998007846U
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Inventor
三津郎 伊藤
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三津郎 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車内で飲物を摂るときの容器を置く従来
のトレイ装置は、いずれも構造複雑で多数の締結部材等
が必要であり、堅牢性や経済性に難がある。 【解決手段】本考案トレイ装置は、扁平箱型の本体ケー
スの引き出し部(2)に、カップ保持用トレイ部(1
0)を形成すると共に、後端近くにギヤ(8)を設置し
てこれを本体ケース(3)の内側に設けたギア溝(9)
と噛合回転するようにし、かつ、ギヤ(8)にはカップ
支持用リング(4)の先端(4b)を固着して、引き出
し部(2)を引き出す時、該ギヤの回転につれてカップ
支持用リング(4)の後端部(4a)が上昇してリング
内にカップを抱持できるように構成した。これにより駆
動部における締結部材等を多く削減した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車内で用いる飲料容器用のトレイ装置〈(以下、単にトレイ装 置と呼ぶ。)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の前部座席で飲物を摂るとき、その容器を置くトレイ装置としては、ド アーの窓ガラス収納間隙に差し込むタイプや、ダッシュボード上あるいは空調吹 き出し口に取り付けるタイプ、またはコンソールボックス等に一体化したタイプ 等がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般には、実願平5−32102号公報に示されるような機構が多く普及して いるが、これらは多数の機構及び締結部材等が必要であり、また、従来の埋め込 みタイプのものは、車の正規備品として、コンソールやインストルメントパネル 等に一体に構成されるものが多いが、これを車の購入後に付加設置する場合は、 高価な装置となる。また、窓ガラス用タイプのものは、トレイ部を支持するイン サート部品を窓枠とガラス面との隙間に挿入するためガラス面にキズを付けるお それがあり、また、ダッシュボードに取り付けるタイプは、トレイ装置本体を粘 着材で取り付けるため、気温や湿気の変化により剥離し易い欠点がある。
【0004】 さらに、空調吹き出し口に装着するタイプは、吹き出し口のスウィングバーに 金具のクリップ等を差し込んで固定するため、空調調整バーが不作動になったり 、壊れたりする外、車のデザインや機能面に悪影響を及ぼすため新車等には対応 できない欠点がある。
【0005】 このため、現在は、コンソールやインストルメントに埋設された引き出しタイ プのものが主流であるが、この方式においても、引き出し部やカップの保持機構 に締結用の機構や部材を多く必要として堅牢性や経済性に難がある。
【0006】 本考案は、以上のような従来のトレイ装置にある難点に鑑みて、トレイ装置を 引き出し機構と容器保持機構の2つで構成すると共に、各機構におけるバネ部材 及び締結部材の使用を極力減らして安価で堅牢なトレイ装置を提供することを目 的とする。
【考案の実施の形態】
【0007】 本考案は、上記課題を解決するため、扁平箱型の本体ケースに納めた引き出し 部にカップ保持用トレイ部を形成すると共に、後端近くにギヤを設置してこれを 本体ケースの開口部内側上面に設けたギア溝と噛合回転するようにすると共に、 前記ギヤにカップ支持用リングの後端を固着し、ギヤの回転につれて先端が上昇 するようにしたものである。すなわち、引き出し部を引き出した時に、ギヤがギ ヤ溝と噛合して回転し、これによりカップ支持用リングの先端がトレイに置かれ た飲料用コップ等を抱持する位置に自然に起こされるものである。 ここで、引き出し部の後縁と本体ケースの内側底部との間に渦巻きバネを架設 して、スイッチ動作等により伸縮固定するするとさらに好ましい。
【0008】
【実施例】
以下、実施例について説明すると、図1は、本考案装置の1実施例の斜視図、 図2はその断面図である。
【0009】 一方が開口した扁平箱型の本体ケース3に引き出し部2が収納されており、該 引き出し部には、カップ保持用トレイ部10が形成されている。引き出し部2の 後端近くにギヤ8が設置され、これに対して本体ケース3の開口部内側上面に設 けたギア溝9と噛合回転する。一方、ギヤ8にはカップ支持用リング4の先端4 bを固着しており、ギヤ8の回転につれてリング4の後端部4aが上昇して容器 の大小に関わらずこれを安定保持する位置に停止し、リング内にカップを抱持す るようなっている。
【0010】 また、引き出し部後縁2aと本体ケース3の内側底部3aとの間には、渦巻き バネ11が設けられており、該バネは適宜のフック(図示せず)等のスイッチ動 作により、引き出し部の使用、不使用に応じて伸縮固定する。
【0011】 このように本考案は、埋設型設置のトレイ装置であり、引き出し部2が渦巻き バネ11の伸張により本体ケース3より押し出され、トレイ部10に飲用容器が 置けるようになる。そしてこの時、本体ケース3のギヤ溝9にギヤ8が自然に噛 み合い、その回転により引き出し部2が前面に押し出されるに伴って、カップ支 持用リング4の後端部は先端を支点に上昇し、引き出し部2の停止と共に、適度 な高さで停止してリング4中に容器を安定して抱持することができる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、トレイ装置を本体ケースと引き出し部とにより 構成し、引き出し部には飲料用容器を安定させ、また、カップ支持用リングを納 めるトレイ部を設けると共に、引き出し部を引き出す際、それに設けたギヤが本 体ケースに設けたギヤ溝と係合回転することにより、カップ支持用リングの先端 をカップ支持位置まで上昇させるものであるから、機構きわめて簡単で低コスト に提供することができる。 また、引き出し部の後縁と本体ケースの内側底部との間に渦巻きバネを架設し た場合には、スイッチ部品等により伸縮固定することによりさらに動作が円滑と なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案トレイ装置の使用状態を示した斜視図で
ある。
【図2】本考案トレイ装置で、図1の断面図である。
【符号の説明】
1 飲料容器用トレイ装置 2 引き出し部 2a 引き出し部後縁 3 本体ケース 3a 本体ケースの内側底部 4 カップ支持用リング 4a カップ支持用リング後端部 4b カップ支持用リング先端 8 ギヤ 9 ギヤ溝 10 トレイ部 11 渦巻きバネ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方が開口した扁平箱型の本体ケース
    (3)に引き出し部(2)を納め、該引き出し部には、
    カップ保持用トレイ部(10)を形成すると共に、後端
    近くにギヤ(8)を設置してこれを本体ケース(3)の
    開口部内側上面に設けたギア溝(9)と噛合回転するよ
    うにし、かつ、ギヤ(8)にはカップ支持用リング
    (4)の先端(4b)を固着して、該ギヤの回転につれ
    てカップ支持用リング(4)の後端部(4a)が上昇し
    てリング内にカップを抱持するように構成した車内飲料
    容器用トレイ装置。
  2. 【請求項2】 引き出し部後縁(2a)と本体ケース
    (3)の内側底部(3a)との間に、スイッチ動作によ
    り伸縮固定する渦巻きバネ(11)を架設したことを特
    徴とする請求項1記載の車内飲料容器用トレイ装置
JP1998007846U 1998-10-08 1998-10-08 車内飲料容器用トレイ装置 Expired - Lifetime JP3058299U (ja)

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