JP3058258U - 容器用着脱式ハンドル - Google Patents

容器用着脱式ハンドル

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JP3058258U
JP3058258U JP1998007771U JP777198U JP3058258U JP 3058258 U JP3058258 U JP 3058258U JP 1998007771 U JP1998007771 U JP 1998007771U JP 777198 U JP777198 U JP 777198U JP 3058258 U JP3058258 U JP 3058258U
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away
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勝則 横山
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株式会社よこやま
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて設計製作が容易にでき、容器に取り付
けた状態での握持操作が容易で、容器からハンドルを取
り外してコンパクトに収納したり、様々な種類の容器に
取り付けることができる画期的な容器用着脱式ハンドル
を提供すること。 【解決手段】 上部開口型の容器本体1に着脱自在に付
設する容器用着脱式ハンドルにおいて、握持部2の先端
部に前記容器本体1の上部開口部周縁5外側に当接する
外側クランプ3と容器本体1の上部開口部周縁5内側に
当接する内側クランプ4とを対向状態に設け、少なくと
も前記一方のクランプ3(4)を他方のクランプ4
(3)に対して接離移動自在に設け、この接離移動自在
に設けた一方のクランプ3を接離移動させる接離移動機
構6を握持部2に設け、この握持部2の基端部にこの接
離移動機構6を作動させる操作部7を設けた容器用着脱
式ハンドル。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、容器用着脱式ハンドルに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
例えば、鍋やフライパンなどの容器には一般にハンドルを付設してあるが、こ のハンドルは容器を洗う場合に邪魔になったり、片付ける場合にかさばったりし て煩わしい。
【0003】 また、オーブンや電子レンジを利用して調理する場合には、ハンドルが邪魔と なる。
【0004】 このようにかさばってしまうハンドルを容器本体に着脱自在に構成した器具と して様々なものが市販されており、例えば次のような構成のものがある。
【0005】 例えば、特開平9−164085に開示されている、保持体に取り付けられた レバーの握持操作によって保持体に取り付けられた2つのクランプ部材を接離移 動させて、容器本体の上部開口部を挾持する容器用の取り外し可能なハンドルが ある。
【0006】 このようなハンドルは容器本体の直径や形状とは無関係に任意の容器本体に取 り付けることができ、非常に便利であるが、レバーを握持した状態のままロック するロック機構が非常に複雑な構成となってしまい、設計製作が複雑且つ困難ん になってしまうという問題点があった。
【0007】 また、このロック機構を解除してレバーの握持を解除した場合に、容器上部開 口部の挾持を解除するようにレバーが開く方向に回動させるバネをレバーや保持 体の適切な位置に固定する必要があり、しかもこのバネはレバーや保持体の内側 に付設固定しなければならないため極めて製作が困難となってしまうという問題 点もある。
【0008】 本考案者はこのような容器用着脱式ハンドルの現状に鑑みて試作改良を重ねた 結果、従来の問題点を解決し、極めて設計製作が容易にでき、容器に取り付けた 状態での握持操作が容易で、容器からハンドルを取り外してコンパクトに収納し たり、様々な種類の容器に取り付けることができる画期的な容器用着脱式ハンド ルを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
【0010】 上部開口型の容器本体1に着脱自在に付設する容器用着脱式ハンドルにおいて 、握持部2の先端部に前記容器本体1の上部開口部周縁5外側に当接する外側ク ランプ3と容器本体1の上部開口部周縁5内側に当接する内側クランプ4とを対 向状態に設け、少なくとも前記一方のクランプ3(4)を他方のクランプ4(3 )に対して接離移動自在に設け、この接離移動自在に設けた一方のクランプ3を 接離移動させる接離移動機構6を握持部2に設け、この握持部2の基端部にこの 接離移動機構6を作動させる操作部7を設けたことを特徴とする容器用着脱式ハ ンドルに係るものである。
【0011】 また、前記接離移動機構6として前記接離移動自在に設けた一方のクランプ3 と前記操作部7とを接合する作動杆8を設け、この作動杆8を握持部2の中空部 9に挿通させて握持部2の長さ方向に進退移動自在に設け、前記操作部7を前記 握持部2に対して進退移動させることにより前記作動杆8が進退移動して前記一 方のクランプ3が他方のクランプ4に対して接離移動自在となるように構成し、 前記操作部7を押動して前記クランプ3を前記クランプ4に対して接近移動し、 このクランプ3とクランプ4とで前記容器本体1の上部開口部周縁5を挾持した 状態を保持する挾持ロック機構10を設けたことを特徴とする請求項1記載の容器 用着脱式ハンドルに係るものである。
【0012】 また、前記操作部7に係止部11を設け、前記操作部7を押動して回動した際に この係止部11と係合する係合部12を握持部2側に設けて、操作部7を押動し回動 し前記クランプ3を前記クランプ4に対して接近移動し、このクランプ3とクラ ンプ4とで前記容器本体1の上部開口部周縁5を挾持した状態で前記操作部7を 回動して係止部11と係合部12とを係合して操作部7を押し込んだ状態に保持して このクランプ3とクランプ4とで容器本体1の上部開口部周縁5を挾持した状態 を保持するように前記挾持ロック機構10を構成したことを特徴とする請求項1, 2のいずれか一項に記載の容器用着脱式ハンドルに係るものである。
【0013】 また、前記作動杆8を前記握持部2の基端部方向に付勢する付勢体13を前記中 空部9に設けて、前記挾持ロック機構10を解除すると、前記付勢体13の付勢力に より前記作動杆8が前記握持部2の基端部方向に押されて前記クランプ3が前記 クランプ4に対して離反移動するように構成したことを特徴とする請求項2,3 のいずれか一項に記載の容器用着脱式ハンドルに係るものである。
【0014】 また、前記接離移動機構6として前記接離移動自在に設けた一方の前記クラン プ3と前記操作部7とを接合する作動杆8を設け、この作動杆8を螺子杆8Aに 構成し、この螺子杆8Aを前記握持部2の中空部9に挿通させ、この螺子杆8A の一端部に接合するクランプ3との接合部に、クランプ3が回り止め状態となる ように螺着部14を設けて螺着し、前記操作部7を回動してこの螺着部14を螺動し 、前記一方のクランプ3が他方のクランプ4に対して接離移動自在となるように 構成し、このクランプ3とクランプ4とで前記容器本体1の上部開口部周縁5を 挾持した状態を保持する挾持ロック機構10を設けたことを特徴とする請求項1記 載の容器用着脱式ハンドルに係るものである。
【0015】
【考案の実施の形態】
好適と考える本考案の実施の形態(考案をどのように実施するか)を、図面に 基づいてその作用効果を示して簡単に説明する。
【0016】 元々握持部2を付設していない容器本体1に握持部2を取り付けようとする場 合、2つのクランプ3・4の隙間に容器本体1の上部開口部周縁5を挟むように 挿入し、操作部7を操作して接離移動機構6を作動させることにより、一方のク ランプ3(4)が他方のクランプ4(3)に対して接近移動し、この二つのクラ ンプ3・4が接近した状態で容器本体1の上部開口部周縁5を挾持する。
【0017】 また、容器本体1から握持部2を取り外そうとする場合には、操作部7を操作 して接離移動機構6を作動させることにより、一方のクランプ3(4)が他方の クランプ4(3)に対して離反移動し、クランプ3・4の間に隙間を形成した状 態で容器本体1の上部開口部周縁5から取り外すことができる。
【0018】 この操作部7を押動して握持部2の長さ方向に進退移動させるときに、操作部 7及びクランプ3に接合した作動杆8が握持部2の中空部8を進退移動し、一方 のクランプ3が他方のクランプ4に対して接離移動する。
【0019】 また、挾持ロック機構10によりクランプ3・4が容器本体1の上部開口部周縁 5に挾持した状態でロックされ、握持部2を持って容器本体1を移動させたりし た場合に勝手に外れることなく、握持操作しやすい。
【0020】 この挾持ロック機構10は、前記操作部7に設けた係止部11と握持部2側に設け た係合部12との係合により操作部7を押し込んだ状態に保持するという簡単な構 成であるから、極めて容易に実現し得る。
【0021】 また、前記挾持ロック機構10を解除して容器本体1から握持部2を取り外そう とする場合、握持部2の中空部9に設けた付勢体13の付勢力により作動杆8が握 持部2の基端部方向に押されてクランプ3がクランプ4に対して自動的に離反す る。
【0022】
【実施例】
本考案の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
【0023】 図1,2は本考案の第一実施例を図示したもので、外側クランプ3及び作動杆 8及び操作部7を一体に構成して握持部2の中空部9に挿通し、また、握持部2 の先端部に内側クランプ4を設けて、操作部7を握持部2の長さ方向に進退移動 させることにより、外側クランプ3が内側クランプ4に対して接離移動してこの 外側クランプ3及び内側クランプ4によって容器本体1の上部開口部周縁5を挾 持し得るように構成されている。
【0024】 作動杆8には突起部15が設けられ、この突起部15の先端側にはコイルバネ等の 付勢体13を配設し、この付勢体13の一端が前記突起部15に当接するように構成し ている。一方、握持部2の中空部9においては、前記突起部15及び付勢体13が配 設されている位置の内径を径大に構成した径大部16を設け、この径大部16の先端 側端部に付勢体13が当接され、また、径大部16の基端側端部に突起部15が当接さ れるように構成している。即ち、径大部16の先端側端部に当接した付勢体13の付 勢力によって作動杆8の突起部15を基端方向に付勢し、この突起部15は径大部16 の基端側端部に当接しており、言い換えると外側クランプ3が内側クランプ4に 対して常に離反する方向に付勢されて、一定の間隔があいた状態に保持されてい る。
【0025】 操作部7の側部には係止部11を突設し、更に、操作部7を押動して回動した際 にこの係止部11と係合する係合部12を握持部2の基端側所定位置に設けた。即ち 、この操作部7を押動して回動することによって外側クランプ3が内側クランプ 4に対して接近移動し、この外側クランプ3及び内側クランプ4によって容器本 体1の上部開口部周縁5を挾持した状態を保持する挾持ロック機構10を構成して いる。
【0026】 また、操作部7は先端側を円筒状に構成し、基端側がつまみ状の突起となるよ うに構成している。
【0027】 また、図示していないが操作部7を回動して挾持ロック機構10を作動させる際 に、外側クランプ3も回動して挾持する位置がずれたりしないように回り止め構 造になっている。
【0028】 また、内側クランプ4は、握持部2の先端部に連接されていて下向きに折曲形 成されている。
【0029】 従って、第一実施例は上述のように、外側クランプ3及び作動杆8及び操作部 7を一体に構成したから、握持部2の中空部9に挿通させるという極めて簡単な 構成により、外側クランプ3及び内側クランプ4によって容器本体1の上部開口 部周縁5を挾持することができ、容器本体1に着脱自在に付設するハンドルを極 めて製作容易且つコスト安に実現できることとなる。
【0030】 また、付勢体13を作動杆8の突起部15及び中空部9の径大部16に当接するよう に設けたから、操作部7は常に基端方向に付勢されていて外側クランプ3及び内 側クランプ4を離反移動させようとする際に一々操作部7を引っ張る必要がなく 、挾持ロック機構10の解除がスムーズに行えるうえ、この作用を極めて簡単な構 成により実現できることとなる。
【0031】 また、作動杆8の突起部15は中空部16の基端側端部に当接するように構成した から、この作動杆8や作動杆8に連接している操作部7を引き抜いてしまうこと がない。
【0032】 また、操作部7に突設した係止部11と握持部2に設けた係合部12により挾持ロ ック機構10を構成したから、操作部7を押動して回動するという簡単な操作で、 外側クランプ3及び内側クランプ4によって容器本体1の上部開口部周縁5を挾 持し、容器本体1にハンドルを付設した状態を保持して握持部2の握持操作や持 ち運びが容易に行え、しかも、この極めて簡単な構成の挾持ロック機構10は容易 に実現可能でコスト安に製作できることとなる。
【0033】 また、操作部7は先端側を円筒状に構成したからスムーズに回動操作でき、基 端側をつまみ状の突起となるように構成したからこの操作部7を回動操作し易い こととなる。
【0034】 以上のように、第一実施例は設計製作が極めて容易でコスト安に製作でき、簡 単な操作で容器本体1に着脱自在に付設することができ、容器本体1の種類を多 数そろえておけば様々な容器に取り付けられる汎用性に秀れ極めて実用的な着脱 式ハンドルとなる。
【0035】 尚、第一実施例では係止部11と係合する係合部12を一組設けた構成としている が、複数設ければ係止部11にかかる力が分散してこの係止部11が折れにくいこと となる。
【0036】 図3は本考案の第二実施例を図示したもので、第一実施例と略同じ構成である が、作動杆8を短くして基端部に取手部17を設けた構成としている。
【0037】 従って、第二実施例は、容器本体1の上部開口部周縁5の対抗位置に二箇所ハ ンドルを付設することにより、両手鍋のように容器を両手で持つ場合のハンドル として使用できることとなる。
【0038】 その余は第一実施例と同様である。
【0039】 第一実施例及び第二実施例のハンドルでは外側クランプ3を二段に折曲し、容 器本体1の上部開口部周縁5もこの外側クランプ3の形状に合わせて折曲した構 成となっており、この場合は容器本体1が二段の外側クランプ3により安定に保 持されるという利点があるが、形状が特殊であるうえ上部開口部の厚さが異なる 容器に付設することができないため容器本体1とハンドルとをセットで製作し、 市販する実施例である。また、様々な種類の容器本体1を製作すれば重ねて収納 してもかさばらないし、収納した状態の外観も良好である。
【0040】 尚、第一実施例及び第二実施例の外側クランプ3は図1〜3に図示したように 二段に折曲した形状としなくとも良く、例えば、容器本体1の上部開口部に当接 する部位が平板状になっているクランプであっても十分容器本体1の上部開口部 周縁5を挾持し得る。
【0041】 以下に述べる第三実施例のハンドルは異なる容器の上部開口部の厚みに対応し 、一般の容器に取り付けできる汎用性に秀れたものである。
【0042】 図4,5は本考案の第三実施例を図示したもので、握持部2の先端部に内側ク ランプ4を連接し、また、握持部2の中空部9に作動杆8(螺子杆8A)を挿通 し、この螺子杆8Aの先端側に螺着部14を設けて外側クランプ3を回り止め状態 に螺着し、螺子杆8Aの基端側に操作部7を連接して、前記操作部7を回動して この操作部7に連接した螺子杆8Aが回動し、螺子杆8Aの先端側に設けた螺着 部14が螺動して外側クランプ3を握持部2の長さ方向に進退移動させることによ り、外側クランプ3が内側クランプ4に対して接離移動してこの外側クランプ3 及び内側クランプ4によって容器本体1の上部開口部周縁5を挾持し得るように 構成されている。
【0043】 操作部7は、握持部2の基端部に抜け止め状態に回動自在に連接し、この回動 軸に螺子杆8Aを接着している。
【0044】 螺子杆8Aの先端側には雄螺子状の螺着部14を設け、外側クランプ3の基端部 側に螺着孔を設けて螺子杆8Aと外側クランプ3とを螺着し、操作部7を回動さ せると螺子杆8Aの螺着部14が螺動して外側クランプ3が握持部2の長さ方向に 進退移動するように構成している。
【0045】 また、図示していないが外側クランプ3にはガイドレール等の回り止め摺動機 構を設け、操作部7を回動して螺着部14を螺動させても外側クランプ3は回動せ ずに握持部2の長さ方向に進退移動するように構成している。
【0046】 従って、第三実施例は上述のように、作動杆8を螺子杆8Aとし、この螺子杆 8Aと外側クランプ3との接合部を螺着部14としたから、操作部7を回動させる ことにより螺着部14が螺動して外側クランプ3を押し出したり、引き寄せたりし てこの外側クランプ3を握持部2の長さ方向に進退移動させて外側クランプ3が 内側クランプ4に対して接離移動する接離移動機構6を構成することができ、ま た、この螺着部14により外側クランプ3が進退移動した位置に自動的にロックさ れて、外側クランプ3及び内側クランプ4によって容器本体1の上部開口部周縁 5を挾持した状態をロックする挾持ロック機構10を極めて容易に実現できること となる。
【0047】 また、この螺着部14による挾持ロック機構10は、クランプ3・4間の距離が接 離移動範囲のいかなる場合においても極めて強固にロックし得るから、上部開口 部周縁5の厚みが異なる様々な種類の容器本体1に対応することができ、極めて 汎用性に秀れることとなる。
【0048】 この第三実施例もまた、少ない部品数により構成されており、設計,製作が容 易で極めて簡単且つコスト安に実現し得ることとなる。
【0049】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成したから、様々な種類の容器の上部開口部にハンド ルを自在に取り付けたり取り外したりできて、一般の容器用ハンドルと同様の形 状で握持操作し易く、ハンドルを取り外した状態でコンパクトに収納でき、容器 を洗う際に邪魔にならず、オーブンなどの調理機器等に入れて調理することもで きる極めて汎用性に秀れた容器用着脱式ハンドルとなる。
【0050】 請求項2記載の考案においては、一方のクランプと操作部とを接合する作動杆 を設けて接離移動機構を構成したから、極めて簡単な構成により一般のハンドル と同様な形状の着脱自在なハンドルを実現することができ、極めて設計・製作容 易な容器用着脱式ハンドルとなる。
【0051】 請求項3記載の考案においては、係止部と係合部との係合という簡単な構成に より挾持ロック機構を構成したから、設計・製作が容易でしかも安価に製作する ことができる極めて生産性に秀れた実用的な容器用着脱式ハンドルとなる。
【0052】 請求項4記載の考案においては、付勢体の付勢力により常に作動杆が握持部の 基端部方向に押されて、挾持ロック機構を解除した場合にクランプが離反する方 向に引っ張られ、挾持ロック機構の解除がスムーズで、さらに、挾持ロックした 状態で係止部が係合部との当接面を押圧し続けて横にずれにくくし、前記挾持ロ ック機構が勝手に外れたりしないこととなる。
【0053】 請求項5記載の考案においては、螺子杆に構成した作動杆を回動させてクラン プを他方のクランプに対して接離移動させることにより、極めて簡単に接離移動 機構を構成することができ、同時に螺着部が戻り止めとなって挾持ロック機構を 構成するから、極めて簡単な構成で安価に製作できることとなり、更に、螺着部 による挾持ロック機構は容器本体の異なる厚みにも対応することができ、極めて 生産性,汎用性に秀れた実用的な容器用着脱式ハンドルとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例のクランプを接近離反した状態の説
明側面断面図である。
【図2】第一実施例の挾持ロック機構を作動させた状態
の説明側面断面図である。
【図3】第二実施例の説明斜視図である。
【図4】第三実施例のクランプを接近離反した状態の説
明側面断面図である。
【図5】第三実施例の説明斜視図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 握持部 3 クランプ 4 クランプ 5 上部開口部周縁 6 接離移動機構 7 操作部 8 作動杆 8A 螺子杆 9 中空部 10 挾持ロック機構 11 係止部 12 係合部 13 付勢体 14 螺着部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部開口型の容器本体に着脱自在に付設
    する容器用着脱式ハンドルにおいて、握持部の先端部に
    前記容器本体の上部開口部周縁外側に当接する外側クラ
    ンプと容器本体の上部開口部周縁内側に当接する内側ク
    ランプとを対向状態に設け、少なくとも前記一方のクラ
    ンプを他方のクランプに対して接離移動自在に設け、こ
    の接離移動自在に設けた一方のクランプを接離移動させ
    る接離移動機構を握持部に設け、この握持部の基端部に
    この接離移動機構を作動させる操作部を設けたことを特
    徴とする容器用着脱式ハンドル。
  2. 【請求項2】 前記接離移動機構として前記接離移動自
    在に設けた一方のクランプと前記操作部とを接合する作
    動杆を設け、この作動杆を握持部の中空部に挿通させて
    握持部の長さ方向に進退移動自在に設け、前記操作部を
    前記握持部に対して進退移動させることにより前記作動
    杆が進退移動して前記一方のクランプが他方のクランプ
    に対して接離移動自在となるように構成し、前記操作部
    を押動して前記クランプを前記クランプに対して接近移
    動し、このクランプとクランプとで前記容器本体の上部
    開口部周縁を挾持した状態を保持する挾持ロック機構を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の容器用着脱式ハ
    ンドル。
  3. 【請求項3】 前記操作部に係止部を設け、前記操作部
    を押動して回動した際にこの係止部と係合する係合部を
    握持部側に設けて、操作部を押動し回動し前記クランプ
    を前記クランプに対して接近移動し、このクランプとク
    ランプとで前記容器本体の上部開口部周縁を挾持した状
    態で前記操作部を回動して係止部と係合部とを係合して
    操作部を押し込んだ状態に保持してこのクランプとクラ
    ンプとで容器本体の上部開口部周縁を挾持した状態を保
    持するように前記挾持ロック機構を構成したことを特徴
    とする請求項1,2のいずれか一項に記載の容器用着脱
    式ハンドル。
  4. 【請求項4】 前記作動杆を前記握持部の基端部方向に
    付勢する付勢体を前記中空部に設けて、前記挾持ロック
    機構を解除すると、前記付勢体の付勢力により前記作動
    杆が前記握持部の基端部方向に押されて前記クランプが
    前記クランプに対して離反移動するように構成したこと
    を特徴とする請求項2,3のいずれか一項に記載の容器
    用着脱式ハンドル。
  5. 【請求項5】 前記接離移動機構として前記接離移動自
    在に設けた一方の前記クランプと前記操作部とを接合す
    る作動杆を設け、この作動杆を螺子杆に構成し、この螺
    子杆を前記握持部の中空部に挿通させ、この螺子杆の一
    端部に接合するクランプとの接合部に、クランプが回り
    止め状態となるように螺着部を設けて螺着し、前記操作
    部を回動してこの螺着部を螺動し、前記一方のクランプ
    が他方のクランプに対して接離移動自在となるように構
    成し、このクランプとクランプとで前記容器本体の上部
    開口部周縁を挾持した状態を保持する挾持ロック機構を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の容器用着脱式ハ
    ンドル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010077625A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Gop Kk 可搬式作業台におけるステージ連結構造

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