JP3058205U - 回転ローラ型クリーナ - Google Patents

回転ローラ型クリーナ

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JP3058205U
JP3058205U JP1998007681U JP768198U JP3058205U JP 3058205 U JP3058205 U JP 3058205U JP 1998007681 U JP1998007681 U JP 1998007681U JP 768198 U JP768198 U JP 768198U JP 3058205 U JP3058205 U JP 3058205U
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JP
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handle
rotary roller
rotating roller
roller support
shaft
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JP1998007681U
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Inventor
哲也 堺谷
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株式会社ソフト九九コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 把手に対する回転ローラの姿勢が自動車シー
トの表面などの被清掃面の曲り形状に応じて自然に変化
する回転ローラ型クリーナを提供する。 【解決手段】 軸方向複数箇所を折り曲げることによっ
て軸部18とアーム部14と回転ローラ支持部16とを
区画形成した曲りロッド1Bを有する。曲りロッド1B
の軸部18を、把手4によって回転自在に保持させる。
回転ローラ支持部16に回転ローラ3を回転自在に取り
付ける。把手4を、一対のケース41,42を合わせ結
合することによって形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、回転ローラを被清掃面上で転動させることによってその被清掃面の 清掃を行う回転ローラ型クリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の回転ローラ型クリーナとして、粘着面を持ったテープを筒状芯の外側 にロール巻きした回転ローラを用いるものが知られている。この回転ローラ型ク リーナにおいて、比較的幅広の回転ローラを用いる大形のものは、室内の床面の 清掃などに多用されているのに対し、幅狭の回転ローラを用いる小形のものは、 自動車の車内などの狭い場所の清掃や自動車のシートや室内のソファといった曲 面の多い場所の清掃などに多用されている。
【0003】 図6に従来の回転ローラ型クリーナを概略的に示してある。このクリーナは、 回転ローラ支持体1と把手2とを備えている。回転ローラ支持体1は、その軸方 向複数箇所を所定角度に折り曲げることによって、U字状の取付部12と、この 取付部12に屈曲部13を介して連設された略L字状のアーム部14と、このア ーム部14に屈曲部15を介して連設された回転ローラ支持部16とを区画形成 した金属製の曲りロッド1Aによって形成されている。このような回転ローラ支 持体1は、その取付部12を上記把手2の外周部分に形成された嵌合溝21に嵌 着することによってその把手2に取り付けられている。また、回転ローラ支持部 16には、回転ローラ3の取替えを可能にする取付補助具17が備わっている。
【0004】 このようなクリーナにおいて、回転ローラ支持部16に取付補助具17を介し て回転ローラ3を回転可能に取り付け、把手2を手で持ってその回転ローラ3を 被清掃面上で前後に転動させると、被清掃面が清掃される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、従来の回転ローラ型クリーナは、図6で説明したように、回転 ローラ支持体1の略U字状の取付部12を把手2の外周部分に形成されている嵌 合溝21に嵌着しているので、回転ローラ支持体1の回転ローラ支持部16に取 り付けられた回転ローラ3の把手2に対する姿勢を変更することができない。そ のため、曲がった被清掃面を清掃するときのように回転ローラ3の姿勢をその被 清掃面の曲面に合わせて変化させる必要があるときには、把手2をいちいち持ち 替えて回転ローラ3の姿勢を被清掃面の曲り形状に合わせなければならないとい った面倒があった。自動車のシートのようにその表面が複雑に曲がっているよう なときには特に面倒である。
【0006】 本考案は以上の状況の下でなされたものであり、把手に対する回転ローラの姿 勢が被清掃面の曲り形状に応じて自然に変化し得るような工夫を講じることによ って、自動車のシートの表面のような複雑に曲がった被清掃面を、把手を持ち替 えることなく回転ローラを用いて楽に清掃することができるようになる回転ロー ラ型クリーナを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る回転ローラ型クリーナは、軸部とその軸部に連設されたアーム部 とそのアーム部に連設された回転ローラ支持部とを有する回転ローラ支持体と、 この回転ローラ支持体の上記軸部をその軸線回りに回転自在に保持する把手と、 を備えている、というものである。
【0008】 このようになっていると、把手を手で持って被清掃面を清掃した場合、その被 清掃面が曲がっている箇所では、その曲り形状に応じて回転ローラ支持体の軸部 が把手に対して回転するので、回転ローラ支持部に支持されている回転ローラが その曲り形状に合うように自然に姿勢変更される。したがって、被清掃面の曲り 形状に合わせて把手をいちいち持ち替える必要がなくなる。
【0009】 上記回転ローラ支持体は、軸方向複数箇所を折り曲げることによって上記軸部 と上記アーム部と上記軸部に対し直交する姿勢の上記回転ローラ支持部とを区画 形成した曲りロッドでなることが望ましい。回転ローラ支持体をこのような曲り ロッドによって形成すると、回転ローラ支持体を安価に製作することが可能にな る。
【0010】 また、本考案においては、上記把手が一対のケースを合わせ結合することによ って形成されるようになっており、上記把手に具備されていて上記曲りロッドの 上記軸部を回転自在に支持する軸受部が、互いに合わされて当該軸受部を形成す る2つの分割体でなり、そのうちの一方の分割体が一方側の上記ケースに具備さ れ、他方の分割体が他方側の上記ケースに具備されているものであることが望ま しい。
【0011】 このようになっていると、曲りロッドの軸部を、一方側のケースに具備されて いる分割体のところに組み込み、その一方側のケースに他方側のケースを合わせ 結合することによって、一方側のケースの分割体と他方側のケースの分割体とを 合わせて軸受部を形成させるだけで、把手が形成され、同時に、その把手に上記 軸部が回転自在に保持されるようになる。
【0012】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の回転ローラ型クリーナの実施形態を概略的に示した斜視図、図 2は回転ローラ支持体1を形成している曲りロッド1Bの形状などを示した平面 図、図3(a)は回転ローラ支持体1の軸部18を示した部分平面図、図3(b )はその軸部に装着されるワッシャ5の正面図、図4は一方側のケース41とそ のケース41に組み込まれた回転ローラ支持体1の軸部18とを示す平面図、図 5は一対のケース41,42を合わせ結合して形成された把手4の一部破断正面 図である。
【0013】 図1に示したように、このクリーナにおいて、回転ローラ支持体1は、軸方向 複数箇所を折り曲げることによって、軸部18と、その軸部18に屈曲部19を 介して連設されたアーム部14と、そのアーム部14に屈曲部15を介して連設 された回転ローラ支持部16とを区画形成した曲りロッド1Bによって形成され ており、回転ローラ支持部16は、軸部18に対し直交する姿勢になっている。 そして、図1に矢印Rで示したように、把手4に上記軸部18がその軸線回りに 正方向及び逆方向に回転自在に保持されている。なお、図1では、実線で示した 回転ローラ3に対し90度回転した回転ローラ3を仮想線で示してある。
【0014】 このクリーナにおいて、回転ローラ支持部16に取付補助具17を介して回転 ローラ3を回転可能に取り付け、把手4を手で持ってその回転ローラ3を被清掃 面(不図示)上で前後に転動させると、被清掃面が清掃される。この場合、被清 掃面が曲がっている箇所では、回転ローラ3が被清掃面に押し付けられているこ とにより、被清掃面の曲り形状に応じて回転ローラ支持体1の軸部18が把手4 に対して回転して、回転ローラ支持部16に支持されている回転ローラ3がその 曲り形状に合うように自然に姿勢変更される。したがって、被清掃面の曲り形状 に合わせて把手4をいちいち持ち替える必要はない。
【0015】 この実施形態においては、図1及び図5のように把手4は合成樹脂製の一対の ケース41,42を合わせ結合することによって形成されている。具体的には、 図5に拡大して示したように、一方側のケース41の周縁部に段付状に設けられ ている係合段部43と、他方側のケース42の周縁部に設けられている係合爪部 44とを互いに係合させることによって、一対のケース41,42が合わせ結合 されている。
【0016】 図2に説明的に示したように、把手4の内部の長手方向の2箇所のそれぞれに 、上記曲りロッド1Bの軸部18を回転自在に支持する軸受部45が設けられて いる。これらの軸受部45は、一対のケース41,42に振り分けて配備された 2つの分割体でなり、そのうちの一方の分割体45aが図4に示した一方側のケ ース41に設けられている。すなわち、この分割体45aは、一方側のケース4 1の内部の長手方向の2箇所に設けられたリブ46に具備された円弧状凹入部に よって形成されている。また、図示していないけれども、他方の分割体が図5に 示した他方側のケース42(図1参照)に設けられており、この分割体について も、他方側のケース42の内部の長手方向の2箇所に設けられたリブに具備され た円弧状凹入部によって形成されている。このため、曲りロッド1Bの軸部18 を、図4のように一方側のケース41に具備されている分割体45aのところに 組み込み、その一方側のケース41に他方側のケース42を合わせ結合すること によって、一方側のケース41の分割体45aと他方側のケース42の分割体と が互いに合わされて軸受部45を形成する。したがって、一対のケース41,4 2を合わせ結合する操作を行うだけで、把手4が形成され、同時に、その把手4 に軸部18が回転自在に保持される。なお、図5に示したように、一対のケース 41,42の前端には、軸部18を受け入れる円弧状の凹入部47,48が備わ っており、それらの凹入部47,48が一対のケース41,42を合わせ結合す ることによって円形の孔部を形成し、軸部18がその円形の孔部から突出される 。
【0017】 図4に示したように、一方側のケース41には、その前側の分割体45aに対 向してリブ46が設けられている。そして、軸部18に嵌め込んだワッシャ5が 分割体45aとリブ46とによって軸部18の軸線方向で位置決めされている。 これは、軸部18が把手4(図1参照)から抜け落ちないようにするための手段 の一例である。図3(b)に例示したように、ワッシャ5には1つ割りリング状 のものを用いることができ、このワッシャ5は、同図(a)に示した軸部18の 括れ部18aに嵌着される。
【0018】 図2に示したように、回転ローラ支持部16に回転ローラ3を回転可能に取り 付けることに用いられる取付補助具17は左右一対のものが必要であり、そのう ちの一方の取付補助具17がその回転ローラ支持部16に嵌着されたワッシャ6 によって位置決めされている。他方の取付補助具17は、回転ローラ3の一端部 を一方の取付補助具17に差し込んで保持させた後、その回転ローラ3の他端部 に差し込まれ、同時に回転ローラ支持部16に嵌合される。また、回転ローラ3 には、たとえば、粘着面を持ったテープを筒状芯の外側にロール巻きしたものが 用いられる。
【0019】 なお、図1〜図5において、図6に示した部分と同一又は相応する部分を示す 場合には図6と同一符号を用いてある。
【0020】
【考案の効果】
本考案に係る回転ローラ型クリーナによれば、把手に対する回転ローラの姿勢 が被清掃面の曲り形状に応じて自然に変化するので、たとえば自動車のシートの 表面のような複雑に曲がった被清掃面を、把手を持ち替えることなく回転ローラ を用いて楽に清掃することができるようになる。したがって、本考案に係る回転 ローラ型クリーナは、自動車のシートの表面や自動車の車内のその他の箇所のよ うに、複雑に曲がった被清掃面を清掃するのに特に適する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の回転ローラ型クリーナの実施形態を概
略的に示した斜視図である。
【図2】回転ローラ支持体を形成している曲りロッドの
形状などを示した平面図である。
【図3】(a)は回転ローラ支持体の軸部を示した部分
平面図である。(b)はその軸部に装着されるワッシャ
の正面図である。
【図4】一方側のケースとそのケースに組み込まれた回
転ローラ支持体の軸部とを示す平面図である。
【図5】一対のケースを合わせ結合して形成された把手
の一部破断正面図である。
【図6】従来の回転ローラ型クリーナを概略的に示した
斜視図である。
【符号の説明】
1 回転ローラ支持体 1B 曲りロッド 4 把手 14 アーム部 16 回転ローラ支持部 18 軸部 41,42 ケース 45 軸受部 45a 分割体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部とその軸部に連設されたアーム部と
    そのアーム部に連設された回転ローラ支持部とを有する
    回転ローラ支持体と、この回転ローラ支持体の上記軸部
    をその軸線回りに回転自在に保持する把手と、を備えて
    いることを特徴とする回転ローラ型クリーナ。
  2. 【請求項2】 上記回転ローラ支持体が、軸方向複数箇
    所を折り曲げることによって上記軸部と上記アーム部と
    上記軸部に対し直交する姿勢の上記回転ローラ支持部と
    を区画形成した曲りロッドでなる請求項1に記載した回
    転ローラ型クリーナ。
  3. 【請求項3】 上記把手が一対のケースを合わせ結合す
    ることによって形成されるようになっており、上記把手
    に具備されていて上記曲りロッドの上記軸部を回転自在
    に支持する軸受部が、互いに合わされて当該軸受部を形
    成する2つの分割体でなり、そのうちの一方の分割体が
    一方側の上記ケースに具備され、他方の分割体が他方側
    の上記ケースに具備されている請求項2に記載した回転
    ローラ型クリーナ。
JP1998007681U 1998-10-02 1998-10-02 回転ローラ型クリーナ Expired - Lifetime JP3058205U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017188178A1 (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 株式会社シード 粘着式清掃具

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