JP3058205B2 - 医療用連結具及びキャップ装置 - Google Patents

医療用連結具及びキャップ装置

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JP3058205B2
JP3058205B2 JP3216523A JP21652391A JP3058205B2 JP 3058205 B2 JP3058205 B2 JP 3058205B2 JP 3216523 A JP3216523 A JP 3216523A JP 21652391 A JP21652391 A JP 21652391A JP 3058205 B2 JP3058205 B2 JP 3058205B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用連結具及びキャ
ップ装置に係り、例えば持続型腹膜透析法に用いられて
好適な医療用連結具及びキャップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】持続型腹膜透析法は、腹膜を透析膜とし
て用いるものであり、患者の腹腔内に外科手術により植
え込んだ腹腔カテーテルに接続したトランスファチュー
ブの先端に設けた第1連結具と、潅流液の入ったプラス
チックバッグに接続したバッグチューブの先端に設けた
第2連結具とを連結することにて、潅流液を腹腔内に注
入する。
【0003】そして、該潅流液を腹腔内に例えば4 〜8
時間停留させ、この間に、腹腔内に注入した潅流液と腹
膜内に分布する毛細血管内の血液との間に生ずる溶質濃
度勾配及び浸透圧格差によって、溶質と水とを生体内よ
り除去して血液浄化を行なう。
【0004】その後、腹腔内の溶液を空のプラスチック
バッグに排出し、この使用済プラスチックバッグと潅流
液の入ったプラスチックバッグとを交換する。
【0005】ここで、潅流液の入ったプラスチックバッ
グの交換は、上述の第1連結具と、と使用済プラスチッ
クバッグに連なる旧第2連結具とを無菌的に分離し、該
第1連結具と新規プラスチックバッグに連なる新第2連
結具とを無菌的に連結し、腹腔への雑菌の侵入を防止す
る必要がある。
【0006】また、上述の持続型腹膜透析法において
は、潅流液を腹腔内に注入した後、血液浄化を行なって
いる間、空のプラスチックバッグを患者に携帯させて良
いが、携帯させないようにすることもできる。携帯させ
ない場合には、プラスチックバッグ内の潅流液を腹腔内
に注入した後、上述の第1連結具から空のプラスチック
バッグが連なる第2連結具を無菌的に分離し、該第1連
結具にキャップを無菌的に被着する。そして、血液浄化
終了後、該第1連結具からキャップを無菌的に取り外
し、空のプラスチックバッグが連なる第2連結具を該第
1連結具に無菌的に連結した後、腹腔内の溶液を空のプ
ラスチックバッグに排出することとなる。
【0007】然るに、持続型腹膜透析法に用いられる医
療用連結具として特公平1-19905 号公報に記載のものが
ある。この医療用連結具は、第1連結具と第2連結具と
からなる。ここで、第1連結具は、第1貫通流路内の一
端に設けられる第1チューブ接続部と、第1貫通流路回
りの他端に設けられる第1環状突部と、第1環状突部の
先端に設けられるフランジとを有する。また、第2連結
具は、第2貫通流路回りの一端に設けられる第2チュー
ブ接続部と、第2貫通流路回りの他端に設けられ、第1
環状突部のテーパ内面に結合し得るテーパ外面を備える
第2環状突部と、第2環状突部回りに第2環状突部より
も軸方向に突出して設けられる第2環状カバー部と、第
2環状カバー部の内面側に設けられ、第1連結具のフラ
ンジ部と螺着し得る雌ねじ部とを有する。そして、この
医療用連結具は、第1連結具と第2連結具とを連結して
第1と第2の貫通流路を導通するに際し、第2連結具の
第2環状カバー部内にてフランジ部と雌ねじ部とを螺着
し、第2環状突部を第1環状突部内に装入し、第2環状
突部のテーパ外面を第1環状突部のテーパ内面に密着さ
せてシールするものである。
【0008】また、持続型腹膜透析法に用いられるキャ
ップ装置として、特表昭59-500801号公報に記載のもの
がある。このキャップ装置は、第1連結具とキャップと
からなる。ここで、第1連結具は、第1貫通流路回りの
一端に設けられる第1チューブ接続部と、第1貫通流路
回りの他端に設けられる第1環状突部と、第1環状突部
の先端に設けられる雄ねじ部と、第1環状突部の基端に
設けられるフランジ部とを有する。また、キャップは、
中央閉塞内端部と、中央閉塞内端部回りに設けられ、第
1環状突部を収容し得るカバー部と、カバー部の最奥部
に設けられ、第1環状突部の先端雄ねじ部が螺着し得る
雌ねじ部と、カバー部の開口部寄りに装填される消毒剤
保有材とを有する。そして、このキャップ装置は、第1
連結具にキャップを螺着して第1貫通流路を閉塞するに
際し、カバー部の雌ねじ部を第1環状突部の先端雄ねじ
部に螺着し、第1環状突部を消毒剤保有材に接触せし
め、かつカバー部の開口端部を第1環状突部の基端フラ
ンジ部に密着させてシールするものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来の医
療用連結具には、以下の問題点がある。即ち、第1連結
具と第2連結具を着脱するとき、第1連結具において、
第1貫通流路回りに繋り位置する第1環状突部が外部空
間に広く露出するため、この第1環状突部が手指等との
接触により汚損され、結果として第1連結具との連通領
域、即ち腹腔カテーテルに接続したトランスファチュー
ブ等を無菌維持できず、腹膜炎を引起こす等の虞れがあ
る。
【0010】また、従来のキャップ装置には、以下の問
題点がある。即ち、キャップ内に設けた消毒剤保有材
が、第1連結具において第1貫通流路回りに繋り位置す
る第1環状突部に接触して外部からの菌浸入経路を遮断
するものの、消毒剤が第1環状突部の外面から内面に伝
わって、第1貫通流路に流れ込み、結果として第1連結
具との連結領域、即ち腹腔カテーテルに接続したトラン
スファチューブ等に侵入し、腹腔内を消毒剤によって汚
染する虞れがある。
【0011】尚、従来のキャップ装置にあっては、キャ
ップを第1連結具に対して着脱するとき、第1連結具に
おいて第1貫通流路回りに繋り位置する第1環状突部が
外部空間に広く露出するため、この第1環状突部が手指
等との接触により汚損され、結果として第1連結具との
連通領域、即ち腹腔カテーテルに接続したトアランスフ
ァチューブ等を無菌維持できず、腹膜炎を引き起こす等
の虞れもある。
【0012】本発明は、手指等により汚損されることの
ない医療用連結具を提供することを目的とする。
【0013】また、本発明は、手指等により汚損される
ことなく、かつ消毒剤が連結具内に流れ込むことのない
キャップ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、第1連結具と第2連結具とからなる医療用連結具に
おいて、第1連結具は、第1貫通流路回りの一端に設け
られる第1チューブ接続部と、第1貫通流路回りの他端
に設けられる第1環状突部と、第1環状突部回りに設け
られる第1環状溝部と、第1環状突部回りに第1環状溝
部を介して第1環状突部よりも軸方向に突出して設けら
れる第1環状カバー部と、第1環状カバー部の外面側に
設けられる雄ねじ部とを有し、第2連結具は、第2貫通
流路回りの一端に設けられる第2チューブ接続部と、第
2貫通流路回りの他端に設けられ、第1環状溝部に装入
し得る第2環状突部と、第2環状突部回りに設けられ、
第1環状カバー部が装入し得る第2環状溝部と、第2環
状突部回りに第2環状溝部を介して第2環状突部よりも
軸方向に突出して設けられる第2環状カバー部と、第2
環状カバー部の内面側に設けられ、第1連結具の雄ねじ
部と螺着し得る雌ねじ部と、第2環状突部の内周部に設
けられるシール部材と、を有し、第1連結具と第2連結
具とを連結して第1と第2の貫通流路を導通するに際
し、第2連結具の第2環状カバー部内にて雄ねじ部と雌
ねじ部とを螺着し、第1環状カバー部を第2環状溝部に
装入し、第2環状突部を第1環状溝部に装入するとき、
前記シール部材が第1環状突部回りと第2環状突部回り
との間にて挟着されてシールするようにしたものであ
る。
【0015】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記第1連結具と第2連結具
とが連結されるとき、第1環状カバー部回りと第2環状
カバー部回りとの間にて挟着されるシール部材を有する
ようにしたものである。
【0016】請求項3に記載の本発明は、第2連結具が
連結される第1連結具において、第1貫通流路回りの一
端に設けられる第1チューブ接続部と、第1貫通流路回
りの他端に設けられる第1環状突部と、第1環状突部回
りに設けられ、第2連結具の第2貫通流路回りに設けら
れる第2環状突部が装入し得る第1環状溝部と、第1環
状突部回りに第1環状溝部を介して第1環状突部よりも
軸方向に突出して設けられ、第2連結具の第2環状突部
回りに設けられる第2環状溝部に装入し得る第1環状カ
バー部と、第1環状カバー部の外面側に設けられ、第2
連結具の第2環状突部回りに第2環状溝部を介して第2
環状突部よりも軸方向に突出して設けられた第2環状カ
バー部の内面側の雌ねじ部に螺着し得る雄ねじ部とを有
し、第1環状突部は第2環状突部の内周部に設けられる
シール部材を挟着するようにしたものである。
【0017】請求項4に記載の本発明は、第1連結具は
連結される第2連結具において、第2貫通流路回りの一
端に設けられる第2チューブ接続部と、第2貫通流路回
りの他端に設けられ、第1連結具の第1貫通流路回りに
設けられた第1環状突部回りに設けられる第1環状溝部
に装入し得る第2環状突部と、第2環状突部回りに設け
られ、第1連結具の第1環状突部回りに第1環状溝部を
介して第1環状突部よりも軸方向に突出して設けられた
第1環状カバー部が装入し得る第2環状溝部と、第2環
状突部回りに第2環状溝部を介して第2環状突部よりも
軸方向に突出して設けられる第2環状カバー部と、第2
環状カバー部の内面側に設けられ、第1連結具の第1環
状カバー部の外面側に設けられた雄ねじ部と螺着し得る
雌ねじ部と、第2環状突部の内周部に設けられ、第1環
状突部にて挟着されるシール部材とを有するようにした
ものである。
【0018】請求項5に記載の本発明は、第1連結具に
被着されるキャップにおいて、中央閉塞内端部と、中央
閉塞内端部回りに設けられ、第1連結具の第1貫通流路
回りに設けられた第1環状突部回りに設けられる第1環
状溝部に装入し得る第3環状突部と、第3環状突部回り
に設けられ、第1連結具の第1環状突部回りに第1環状
溝部を介して第1環状突部よりも軸方向に突出して設け
られた第1環状カバー部が装入し得る第3環状溝部と、
第3環状突部回りに第3環状溝部を介して第3環状突部
よりも軸方向に突出して設けられる第3環状カバー部
と、第3環状カバー部の内面側に設けられ、第1連結具
の第1環状カバー部の外面側に設けられた雄ねじ部とを
螺着し得る雌ねじ部とを有するようにしたものである。
【0019】
【作用】本発明の医療用連結具によれば、下記〜の
作用効果がある。 第1連結具において、第1貫通流路回りに繋り位置す
る第1環状突部が第1環状カバー部の内部に没する如く
に配設されている。従って、第1連結具と第2連結具と
を着脱するとき、第1環状突部が外部空間に広く露出す
ることがなく、この第1環状突部が手指等との接触によ
り汚損されることがない。
【0020】第2連結具においても、第2貫通流路回
りに繋り位置する第2環状突部が第2環状カバー部の内
部に没する如くに配設されている。従って、第1連結具
と第2連結具とを着脱するとき、第2環状突部が外部空
間に広く露出することがなく、この第2環状突部が手指
等との接触により汚損されることがない。
【0021】上記、により、第1連結具及び第2
連結具との連通領域、例えば腹腔カテーテルに接続した
トランスファチューブ等を無菌維持でき、腹膜炎を引き
起こす等の虞れがなくなる。
【0022】本発明のキャップ装置によれば、下記〜
の作用効果がある。 第1連結具において、第1貫通流路回りに繋り位置す
る第1環状突部が第1環状カバー部の内部に没する如く
に配設されている。従って、第1連結具とキャップとを
着脱するとき、第1環状突部が外部空間に広く露出する
ことがなく、この第1環状突部が手指等との接触により
汚損されることがない。
【0023】キャップにおいても、中央閉塞内端部回
りに繋り位置する第3環状突部が第3環状カバー部の内
部に没する如くに配設されている。従って、第1連結具
とキャップとを着脱するとき、第3環状突部が外部空間
に広く露出することがなく、この第2環状突部が手指等
との接触により汚損されることがない。
【0024】上記、により、キャップが被着され
る第1連結具との連通領域、例えば腹腔カテーテルに接
続したトランスファチューブ等を無菌維持でき、腹膜炎
を引き起こす等の虞れがなくなる。
【0025】キャップ内に設けた消毒剤保有材は、第
1連結具の第1環状カバー部に接触して外部からの菌侵
入経路を遮断するものであり、第1貫通流路回りに繋り
位置する第1環状突部に接触するものでない。従って、
消毒剤が第1環状突部の外面から内面に伝わって第1貫
通流路に流れ込む如くがなく、第1連結具との連通領
域、例えば腹腔カテーテルに接続したトランスファチュ
ーブ等に流入することがなく、腹腔内を消毒剤によって
汚染する等の虞れがない。
【0026】
【実施例】図1は本発明の医療用連結具の一実施例を示
す半断面図、図2は図1の第1連結具を示す半断面図、
図3は図1の第2連結具を示す半断面図、図4は本発明
のキャップ装置の一実施例を示す半断面図、図5は図4
のキャップを示す半断面図、図6は持続型腹膜透析シス
テムを示す模式図である。
【0027】持続型腹膜透析システム10は、図6に示
す如く、腹膜を透析膜として用いるものであり、下記
(1) 〜(4) の如くに使用される。
【0028】(1) 患者11の腹腔12内に外科手術によ
り植え込んだ腹腔カテーテル13に接続したトランスフ
ァチューブ14の先端に設けた第1連結具15と、潅流
液の入ったプラスチックバッグ16に接続したバッグチ
ューブ17の先端に設けた第2連結具18とを接続す
る。
【0029】(2) プラスチックバッグ16を腹腔12よ
りも高位置に設定し、バッグチューブ17の中間部に取
付けてあるクランプ19をゆるめることにて、潅流液を
腹腔12内に注入する。その後、クランプ19を閉め、
バッグチューブ17を適当に丸めてプラスチックバッグ
16を腰等に取付ければ、患者11は歩行や作業ができ
る。
【0030】このとき、第1連結具15から空のプラス
チックバッグ16が連なる第2連結具18を分離し、該
第1連結具15にキャップ20を被着しても良く、この
場合、患者11は、プラスチックバッグ16を携帯する
ことなく、歩行や作業ができる。
【0031】(3) 腹腔12内に注入された潅流液は、所
定時間停留される。そして、その間、腹腔12内に注入
した潅流液と腹膜内に分布する毛細血管内の血液との間
に生ずる溶質濃度勾配及び浸透圧格差によって、溶質と
水とを生体内より除去して血液浄化を行なう。
【0032】(4) 上記(3) の所定時間、例えば4 〜8時
間の経過後、プラスチックバッグ16を交換する必要を
生ずる。この場合には、丸めてあったバッグチューブ1
7を伸ばし、或いはキャップ20を取り外した第1連結
具15に空プラスチックバッグ16が連なっている第2
連結具18を連結し、該空プラスチックバッグ16をを
腹腔12よりも低位置に設定し、クランプ19をゆるめ
ることにて、15分間ほどで腹腔12内の潅流液を空プラ
スチックバッグ16に排出できる。その後、クランプ1
9を閉める。そして、第1連結具15と使用済プラスチ
ックバッグ16に連なる旧第2連結具18との接続を分
離し、該第1連結具15と新規プラスチックバッグ16
に連なる新第2連結具18とを接続する。以後、新規プ
ラスチックバッグ16を用いて、上記(2) 、(3) を繰り
返す。
【0033】以下、第1連結具15と第2連結具18か
らなる本発明の医療用連結具21と、第1連結具15と
キャップ20とからなる本発明のキャップ装置22につ
いて説明する。
【0034】まず、医療用連結具21について説明す
る。医療用連結具21を構成する第1連結具15は、図
1、図2に示す如く、第1環流通路31回りの一端に設
けられる第1チューブ接続部32と、第1貫通流路31
回りの他端に設けられる第1環状突部33と、第1環状
突部33回りに設けられる第1環状溝部34と、第1環
状突部33回りに第1環状溝部34を介して第1環状突
部33よりも軸方向に突出して設けられる第1環状カバ
ー部35と、第1環状カバー部35の外面側に設けられ
る雄ねじ部36とを有して構成される。
【0035】尚、第1チューブ接続部32にはトランス
ファチューブ14が接続され、このトランスファチュー
ブ14の接続部回りにはカバー37が被冠される。
【0036】また、第1環状カバー部35の外面側で、
雄ねじ部36の基端部にはOリング38のための嵌着溝
39が設けられている。
【0037】第1連結具15は、例えば、ポリカーボネ
イト(以下PCとする)、ポリ塩化ビニル(以下PVC
とする)等の合成樹脂にて構成されるが、金属、セラミ
ックス等の他の材料によって構成することもできる。
【0038】医療用連結具21を構成する第2連結具1
8は、図1、図3に示す如く、第2貫通流路41回りの
一端に設けられる第2チューブ接続部42と、第2貫通
流路41回りの他端に設けられ、第1環状溝部34に装
入し得る第2環状突部43と、第2環状突部43回りに
設けられ、第1環状カバー部35が装入し得る第2環状
溝部44と、第2環状突部43回りに第2環状溝部44
を介して第2環状突部43よりも軸方向に突出して設け
られる第2環状カバー部45と、第2環状カバー部45
の内面側に設けられ、第1連結具15の雄ねじ部36と
螺着し得る雌ねじ部46とを有して構成される。尚、第
2貫通流路41にはバッグチューブ17が接続される。
【0039】そして、医療用連結具21にあっては、第
1連結具15と第2連結具18とを連結して第1と第2
の貫通流路31、41を導通するに際し、第2連結具1
8の第2環状カバー部45内にて雄ねじ部36と雌ねじ
部46とを螺着し、第1環状カバー部35を第2環状溝
部44に装入し、第2環状突部43を第1環状溝部34
に装入するとき、第1環状突部33回りと第2環状突部
43回りとの間にて挟着されるOリング47を有する。
尚、Oリング47は、第2連結具18における第2環状
突部43の基端内周部に設けられた装着溝48に装着さ
れ、第1連結具15の第1環状突部33先端面に密着し
得る。
【0040】第2連結具18は、例えば、PC、PVC
等の合成樹脂にて構成されるが、金属、セラミックス等
の他の材料によって構成することもできる。
【0041】また、医療用連結具21にあっては、第1
連結具15と第2連結具18とが上述の如くに連結され
るとき、第1連結具15における第1環状カバー部35
回りの嵌着溝39に嵌着してあるOリング38を、第2
連結具18の第2環状カバー部45先端内周部にて挟着
し得る。
【0042】次に、キャップ装置22について説明す
る。キャップ装置22を構成する第1連結具15は、医
療用連結具21を構成する第1連結具15と同一であ
り、前述の通りである。
【0043】キャップ装置22を構成するキャップ20
は、図4、図5に示す如く、中央閉塞内端部51と、中
央閉塞内端部51回りに設けられ、第1環状溝部34に
装入し得る第3環状突部52と、第3環状突部52回り
に設けられ、第1環状カバー部35が装入し得る第3環
状溝部53と、第3環状突部52回りに第3環状溝部5
3を介して第3環状突部52よりも軸方向に突出して設
けられる第3環状カバー部54と、第3環状カバー部5
4の内面側に設けられ、第1連結具15の雄ねじ部36
と螺着し得る雌ねじ部55とを有し、第3環状溝部53
の溝底部には消毒剤保有材56が装填されたものであ
る。
【0044】そして、キャップ装置22にあっては、第
1連結具15にキャップ20を螺着して第1貫通流路3
1を閉塞するに際し、キャップ20の第3環状カバー部
54内にて雄ねじ部36と雌ねじ部55とを螺着し、第
1環状カバー部35を第3環状溝部53内の消毒剤保有
材56に接する位置まで装入し、第3環状突部52を第
1環状溝部34に装入するとき、第1環状突部33回り
と第3環状突部52回りとの間にて挟着されるOリング
57を有する。尚、Oリング57は、キャップ20にお
ける第3環状突部52の基端内周部に設けられた装着溝
58に装着され、第1連結具15の第1環状突部33先
端面に密着し得る。
【0045】キャップ20は、例えば、PP等の合成樹
脂にて構成されるが、金属等の他の材料によって構成す
ることもできる。
【0046】また、消毒剤保有材は、ウレタンスポン
ジ、綿等の消毒液吸収材料等にて構成される。
【0047】また、キャップ装置22にあっては、第1
連結具15とキャップ20とが上述の如くに連結される
とき、第1連結具15における第1環状カバー部35回
りの嵌着溝39に嵌着してあるOリング38を、キャッ
プ20の第3環状カバー部54先端内周部にて挟着し得
る。
【0048】次に、上記実施例の作用について説明す
る。医療用連結具21によれば、下記〜の作用効果
がある。
【0049】第1連結具15において、第1貫通流路
31回りに繋り位置する第1環状突部33が第1環状カ
バー35部の内部に没する如くに配設されている。従っ
て、第1連結具15と第2連結具18とを着脱すると
き、第1環状突部33が外部空間に広く露出することが
なく、この第1環状突部33が手指等との接触により汚
損されることがない。
【0050】第2連結具18においても、第2貫通流
路41回りに繋り位置する第2環状突部43が第2環状
カバー部45の内部に没する如くに配設されている。従
って、第1連結具15と第2連結具18とを着脱すると
き、第2環状突部43が外部空間に広く露出することが
なく、この第2環状突部43が手指等との接触により汚
損されることがない。
【0051】上記、により、第1連結具15及び
第2連結具18との連通領域、例えば腹腔カテーテル1
3に接続したトランスファチューブ14等を無菌維持で
き、腹膜炎を引き起こす等の虞れがなくなる。
【0052】キャップ装置22によれば、下記〜の
作用効果がある。 第1連結具15において、第1貫通流路31回りに繋
り位置する第1環状突部33が第1環状カバー部35の
内部に没する如くに配設されている。従って、第1連結
具15とキャップ20とを着脱するとき、第1環状突部
33が外部空間に広く露出することがなく、この第1環
状突部33が手指等との接触により汚損されることがな
い。
【0053】キャップ20においても、中央閉塞内端
部51回りに繋り位置する第3環状突部52が第3環状
カバー部54の内部に没する如くに配設されている。従
って、第1連結具15とキャップ20とを着脱すると
き、第3環状突部52が外部空間に広く露出することが
なく、この第2環状突部52が手指等との接触により汚
損されることがない。
【0054】上記、により、キャップ20が被着
される第1連結具15との連通領域、例えば腹腔カテー
テル13に接続したトランスファチューブ14等を無菌
維持でき、腹膜炎を引き起こす等の虞れがなくなる。
【0055】キャップ20内に設けた消毒剤保有材5
6は、第1連結具15の第1環状カバー部35に接触し
て外部からの菌侵入経路を遮断するものであり、第1貫
通流路31回りに繋り位置する第1環状突部33に接触
するものでない。従って、消毒剤が第1環状突部33の
外面から内面に伝わって第1貫通流路31に流れ込む如
くがなく、第1連結具15との連通領域、例えば腹腔カ
テーテル13に接続したトランスファチューブ14等に
流入することがなく、腹腔内を消毒剤によって汚染する
等の虞れがない。
【0056】尚、患者11においてプラスチックバッグ
16を携帯する場合には、第1連結具15と第2連結具
18との接続部回りにプロテクタを被着し、それら接続
部を細菌汚染から保護するとともに、それらの回り止め
によりそれらの接続状態を維持するのが良い。
【0057】また、患者11にプラスチックバッグ16
を携帯させない場合には、第1連結具15とキャップ2
0との接続部回りにプロテクタを被着し、それら接続部
を細菌汚染から保護するとともに、それらの回り止めに
よりそれらの接続状態を維持するのが良い。
【0058】尚、本発明の医療用連結具及びキャップ装
置は、持続型腹膜透析法以外においても広く有用であ
る。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、手指等に
より汚損されることのない医療用連結具を得ることがで
きる。
【0060】また、本発明によれば、手指等により汚損
されることなく、かつ消毒剤が連結具内に流れ込むこと
のないキャップ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の医療用連結具の一実施例を示す
半断面図である。
【図2】図2は図1の第1連結具を示す半断面図であ
る。
【図3】図3は図1の第2連結具を示す半断面図であ
る。
【図4】図4は本発明のキャップ装置の一実施例を示す
半断面図である。
【図5】図5は図4のキャップを示す半断面図である。
【図6】図6は持続型腹膜透析システムを示す模式図で
ある。
【符号の説明】
15 第1連結具 18 第2連結具 20 キャップ 21 医療用連結具 22 キャップ装置 31 第1貫通流路 32 第1チューブ接続部 33 第1環状突部 34 第1環状溝部 35 第1環状カバー部 36 雄ねじ部 38 Oリング(シール部材) 41 第2貫通流路 42 第2チューブ接続部 43 第2環状突部 44 第2環状溝部 45 第2環状カバー部 46 雌ねじ部 47 Oリング(シール部材) 51 中央閉塞内端部 52 第3環状突部 53 第3環状溝部 54 第3環状カバー部 55 雌ねじ部 56 消毒剤保有材 57 Oリング(シール部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 1/14 - 1/28

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1連結具と第2連結具とからなる医療
    用連結具において、 第1連結具は、第1貫通流路回りの一端に設けられる第
    1チューブ接続部と、第1貫通流路回りの他端に設けら
    れる第1環状突部と、第1環状突部回りに設けられる第
    1環状溝部と、第1環状突部回りに第1環状溝部を介し
    て第1環状突部よりも軸方向に突出して設けられる第1
    環状カバー部と、第1環状カバー部の外面側に設けられ
    る雄ねじ部とを有し、 第2連結具は、第2貫通流路回りの一端に設けられる第
    2チューブ接続部と、第2貫通流路回りの他端に設けら
    れ、第1環状溝部に装入し得る第2環状突部と、第2環
    状突部回りに設けられ、第1環状カバー部が装入し得る
    第2環状溝部と、第2環状突部回りに第2環状溝部を介
    して第2環状突部よりも軸方向に突出して設けられる第
    2環状カバー部と、第2環状カバー部の内面側に設けら
    れ、第1連結具の雄ねじ部と螺着し得る雌ねじ部と、第
    2環状突部の内周部に設けられるシール部材と、を有
    し、 第1連結具と第2連結具とを連結して第1と第2の貫通
    流路を導通するに際し、第2連結具の第2環状カバー部
    内にて雄ねじ部と雌ねじ部とを螺着し、第1環状カバー
    部を第2環状溝部に装入し、第2環状突部を第1環状溝
    部に装入するとき、前記シール部材が第1環状突部回り
    と第2環状突部回りとの間にて挟着されてシールするこ
    とを特徴とする医療用連結具。
  2. 【請求項2】 前記第1連結具と第2連結具とが連結さ
    れるとき、第1環状カバー部回りと第2環状カバー部回
    りとの間にて挟着されるシール部材を有する請求項1記
    載の医療用連結具。
  3. 【請求項3】 第2連結具が連結される第1連結具にお
    いて、第1貫通流路回りの一端に設けられる第1チュー
    ブ接続部と、第1貫通流路回りの他端に設けられる第1
    環状突部と、第1環状突部回りに設けられ、第2連結具
    の第2貫通流路回りに設けられる第2環状突部が装入し
    得る第1環状溝部と、第1環状突部回りに第1環状溝部
    を介して第1環状突部よりも軸方向に突出して設けら
    れ、第2連結具の第2環状突部回りに設けられる第2環
    状溝部に装入し得る第1環状カバー部と、第1環状カバ
    ー部の外面側に設けられ、第2連結具の第2環状突部回
    りに第2環状溝部を介して第2環状突部よりも軸方向に
    突出して設けられた第2環状カバー部の内面側の雌ねじ
    部に螺着し得る雄ねじ部とを有し、第1環状突部は第2
    環状突部の内周部に設けられるシール部材を挟着するこ
    とを特徴とする第1連結具。
  4. 【請求項4】 第1連結具は連結される第2連結具にお
    いて、第2貫通流路回りの一端に設けられる第2チュー
    ブ接続部と、第2貫通流路回りの他端に設けられ、第1
    連結具の第1貫通流路回りに設けられた第1環状突部回
    りに設けられる第1環状溝部に装入し得る第2環状突部
    と、第2環状突部回りに設けられ、第1連結具の第1環
    状突部回りに第1環状溝部を介して第1環状突部よりも
    軸方向に突出して設けられた第1環状カバー部が装入し
    得る第2環状溝部と、第2環状突部回りに第2環状溝部
    を介して第2環状突部よりも軸方向に突出して設けられ
    る第2環状カバー部と、第2環状カバー部の内面側に設
    けられ、第1連結具の第1環状カバー部の外面側に設け
    られた雄ねじ部と螺着し得る雌ねじ部と、第2環状突部
    の内周部に設けられ、第1環状突部にて挟着されるシー
    ル部材とを有することを特徴とする第2連結具。
  5. 【請求項5】 第1連結具に被着されるキャップにおい
    て、中央閉塞内端部と、中央閉塞内端部回りに設けら
    れ、第1連結具の第1貫通流路回りに設けられた第1環
    状突部回りに設けられる第1環状溝部に装入し得る第3
    環状突部と、第3環状突部回りに設けられ、第1連結具
    の第1環状突部回りに第1環状溝部を介して第1環状突
    部よりも軸方向に突出して設けられた第1環状カバー部
    が装入し得る第3環状溝部と、第3環状突部回りに第3
    環状溝部を介して第3環状突部よりも軸方向に突出して
    設けられる第3環状カバー部と、第3環状カバー部の内
    面側に設けられ、第1連結具の第1環状カバー部の外面
    側に設けられた雄ねじ部とを螺着し得る雌ねじ部とを有
    することを特徴とするキャップ。
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