JP3058181U

JP3058181U - ペット飼育用ケージ

Info

Publication number: JP3058181U
Application number: JP1998008140U
Authority: JP
Inventors: 元樹小泉
Original assignee: Iris Ohyama Inc
Current assignee: Iris Ohyama Inc
Priority date: 1998-10-01
Filing date: 1998-10-01
Publication date: 1999-06-08
Anticipated expiration: 2004-10-01

Abstract

(57)【要約】【課題】ペット飼育用ケージＰ内に愛玩動物を入れた
ままの状態で、トレー体１上に敷設されているシーツの
交換や汚物等の清掃を自由に行なえるようにする。【解決手段】底部を有するトレー体１と、該トレー体
１上の周縁部に係合させて箱状に組み付けられる金網状
の側面パネル２と、該側面パネル２夫々によって囲繞形
成された上側開口部を閉蓋する金網状の上面パネル３と
によって形成されたペット飼育用ケージＰであって、前
記トレー体１を、上下が開口された筒状の上側トレー部
１Ａと、有底箱状の下側トレー部１Ｂとに分割形成し、
前記上側トレー部１Ａの下側開口部側に、網目状に複数
の孔３０Ａを開穿形成した床板３０が配され、且つ上側
トレー部１Ａの下側開口部側に前記下側トレー部１Ｂが
着脱自在に取り付けた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、主として室内または室外で飼育されるラビット、犬、猫、鳥、ハムスター等の愛玩小動物類を収容するためのペット飼育用ケージに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のペット飼育用ケージとしては、例えば実開平７−７４０１号公報に開示されているものがある。このペット飼育用ケージは、頂部の金網パネルの隅部と、該隅部に対応する２つの側部金網パネルの上隅部とに合致する３つの嵌合空所を備えた合成樹脂の一体成形による隅連結具を備え、該隅連結具の前記３つの嵌合空所に、前記３つの金網パネルの隅部を差し込んで嵌合させることにより金網檻を形成している。また、トレーは、底板の前後左右側面の立ち上がり部の内側方に上向突起を形成し、該上向突起と立ち上がり部との間に形成される撓み溝の中に前記側部金網パネルの下縁部が差し込まれて摩擦係合により一体連結されるものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、上記従来例によれば、トレーは側部金網パネルの下縁部側に一体連結されているものであるため、トレー上に溜まった愛玩動物による糞等の汚物を清掃する際には、愛玩動物を一旦外に出してから、金網檻の扉から直接手を入れて汚物を取り除いたり、あるいは側部金網パネルの下縁部からトレーを取り外す等してからトレー内を清掃しなければならないため、手を汚す等、清掃作業が非常に面倒であった。しかも、清掃のたびにトレーの撓み溝から側部金網パネルの下縁部を抜き取り、清掃終了後には再びトレーの撓み溝に側部金網パネルの下縁部を押し込む動作を繰り返し行なうため、トレーの撓み溝の摩擦係合部を破損させてしまう等の問題点を有していた。

【０００４】そこで、本考案は、叙上のような従来存した問題点に鑑み創案されたもので、特に金網檻とトレーとの組付け、取外し作業を簡易な操作で容易に行なえるものとし、しかも、金網檻内に愛玩動物を入れたままの状態でもトレー上に敷設されているシーツの交換や汚物等の清掃を自由に行なえるようにしたペット飼育用ケージを提供することを目的としたものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

このため、本考案にあっては、底部を有するトレー体１と、該トレー体１上の周縁部に係合させて箱状に組み付けられるよう金属線材による矩形状外枠内に縦横交差状に金属線材を固設して成る金網状の側面パネル２と、該側面パネル２夫々によって囲繞形成された上側開口部を閉蓋するよう金属線材による矩形状外枠内に縦横交差状に金属線材を固設して成る金網状の上面パネル３とによって形成されたペット飼育用ケージＰであって、前記トレー体１を、上下が開口された筒状の上側トレー部１Ａと、有底箱状の下側トレー部１Ｂとに分割形成し、前記上側トレー部１Ａの下側開口部側に、網目状に複数の孔３０Ａを開穿形成した床板３０が配され、且つ上側トレー部１Ａの下側開口部側に前記下側トレー部１Ｂが着脱自在に取り付けられることで、上述した課題を解決した。また、側面パネル２の開口側の下端縁部は、上側トレー部１Ａの上縁部側に配したバックル２０Ａを介して上側トレー部１Ａと分離可能となるように係合させたことで、同じく上述した課題を解決した。さらに、下側トレー部１Ｂの上端縁部は、上側トレー部１Ａの下縁部側に配したバックル２０Ｂを介して上側トレー部１Ａと分離可能となるように係合させたことで、同じく上述した課題を解決した。一方、上側トレー部１Ａの下側開口部側には、１つまたは複数の床板３０が掛架手段を介して着脱自在に敷設されることで、同じく上述した課題を解決した。また、上記掛架手段は、床板３０外周縁部を掛架させるよう上側トレー部１Ａの下端開口側内周に沿って形成した縁枠部１１によるものとしたことで、同じく上述した課題を解決した。さらに、掛架手段は、上側トレー部１Ａの両端部の前記縁枠部１１上に形成した係合用突部１３と、該係合用突部１３に係合させるよう床板３０に凹設形成された切欠部１６とによるものとすることで、同じく上述した課題を解決した。この他、上側トレー部１Ａの下側開口部は、仕切枠部（１２）を介して複数の開口部に区画され、前記上側トレー部１Ａの床板３０は、各開口部に前記掛架手段を介して夫々を着脱自在に敷設されていることで、同じく上述した課題を解決した。また、掛架手段は、床板３０の仕切枠部側端部に突設した爪片１５と、該爪片１５が係合されるよう仕切枠部（１２）に凹設形成した溝部１４とによることで、同じく上述した課題を解決した。さらに、複数の床板３０のうち一方の床板の爪片１５は、他方の床板３０面の孔３０Ａに差し込まれて起立保持されるものとしたことで、同じく上述した課題を解決した。

【０００６】本考案に係るペット飼育用ケージＰにおいては、トレー体１を、床板３０が配された上側トレー部１Ａと、該上側トレー部１Ａの下側開口部に着脱自在に取り付けられる下側トレー部１Ｂとに分割形成しているため、上側トレー部１Ａに側面パネル２を取り付けたままの状態で上側トレー部１Ａから下側トレー部１Ｂだけを取り外すことにより、ペット飼育用ケージＰ内に愛玩動物を入れたままの状態で下側トレー部１Ｂ上に敷設されているシーツの交換や汚物等の清掃を行なわせる。また、上側トレー部１Ａの上縁部側に配したバックル２０Ａを操作して側面パネル２の下端開口部を上側トレー部１Ａから分離させることにより、上側トレー部１Ａからの床板３０の取り外しを可能にし、これらの清掃を容易にさせる。さらに、上側トレー部１Ａに対し掛架手段を介して夫々を着脱自在に敷設させた床板３０は、該床板３０を取り外して上側トレー部１Ａの下側開口部を開放させることで、上側トレー部１Ａと下側トレー部１Ｂとで一つのトレー体１を形成させる。加えて、仕切枠部（１２）を介して区画された各開口部に掛架させた床板３０のいずれかを取り外すことにより、牧草等の餌の収容空間を形成させる。

【０００７】

【考案の実施の形態】

以下、図面を参照して本考案の一実施の形態を説明する。本考案に係るペット飼育用ケージＰは、図１、図２に示すように、例えばポリプロピレン等の合成樹脂製材の一体成形により矩形状の底部を構成するトレー体１と、トレー体１上の四周縁部に後述するバックルを介して係着される４枚の金網状の側面パネル２と、該側面パネル２夫々によって囲繞形成された上側開口部を閉蓋する上面パネル３と、隣接する側面パネル２・上面パネル３のコーナー部を嵌合させるコーナー連結具４とから成る。

【０００８】金網状の側面パネル２・上面パネル３は、例えばスチール線材に粉体塗装仕上げを施した金属線材を矩形状に折曲成形した外枠内に、縦横交差状に金属線材を溶接して形成される。コーナー連結具４は、隣接する側面パネル２相互の外枠縁側のコーナー部を差込み連結させ、且つ連結された側面パネル２によってできる上側開口部を閉塞するように上面パネル３のコーナー部を嵌合させるもので、例えばＡＢＳ樹脂等から成る。

【０００９】尚、ペット飼育用ケージＰには、側面パネル２相互を側面縁側にて連結させるために、側面パネル２一側縁で上下２個、即ち、隣接する４枚の側面パネル２の四側縁で計８個の着脱可能なサークルジョイント５を配している。また、側面パネル２の適位置には、施解錠装置６を遊端側に有するペット出入口用の扉体７を備えている。

【００１０】また、図１に示すように、側面パネル２・上面パネル３の外枠には、サイド連結具８を配している。このサイド連結具８は、前記側面パネル２の上側開口部側の外枠と上面パネル３の外枠とが隣接合致するサイド部での相互の外枠を共に係合させるよう、３列突片間によって夫々挟まれた２列の係合溝部を備えた、例えばポリプロピレン等の合成樹脂一体成形の側面略Ｅ字型に形成され、両パネル２・３の外枠に着脱可能に取り付けられている。しかも、前記サイド連結具８には、一方の係合溝部より側方へ向けて突起部を延設し、予め外枠が係合されている他方の係合溝部を枢軸とした突起部の押し込み回動を介して隣接する一方の外枠を一方の係合溝部内に係合させて固定するようにしてある。

【００１１】そして、図３に示すように、前記トレー体１を、網目状に複数の孔３０Ａを開穿形成した床板３０が下側開口部側に配されて成る矩形状の上側トレー部１Ａと、該上側トレー部１Ａの下側開口部に着脱自在に取り付けられる矩形状の下側トレー部１Ｂとに分割形成してある。

【００１２】上側トレー部１Ａに係着される側面パネル２は、その下端縁部が上側トレー部１Ａの前後左右側面の内側に周状に形成された段差部９に差し込まれて当接係止する。この状態で、上側トレー部１Ａの上縁部側左右両端に配した、例えばＡＢＳ樹脂製によるバックル２０Ａを操作して、側面パネル２を上側トレー部１Ａに分離可能となるように係合固定する（図４参照）。

【００１３】一方、下側トレー部１Ｂの上端縁部は、上側トレー部１Ａの下側開口部左右両端に配した例えばＡＢＳ樹脂製によるバックル２０Ｂを介して上側トレー部１Ａと分離可能となるように係合させてある（図４参照）。このバックル２０Ｂは、上側トレー部１Ａに舌片形状のフック片が揺動自在に取り付けられ、このフック片の先端に形成した係止突部がパッチン止めされるように、当該係止突部に対向して下側トレー部１Ｂの上端縁部に被係止突部が形成されて構成するものである。尚、上記したバックル２０Ａ・２０Ｂの構成は本考案を何等限定するものではなく、その他の係合構造を採用することも可能である。

【００１４】さらに、図３に示すように、上側トレー部１Ａの下側開口部は、中央仕切枠部１２を介して左右２つの開口部に区画され、２枚の床板３０が各開口部に掛架手段を介して着脱自在に敷設されている。

【００１５】この掛架手段としては、例えば、次のようなものがある。即ち、図３に示すように、上側トレー部１Ａの下側開口部の周縁部に床板掛架用の縁枠部１１をトレー内側へ向けて突設し、下側開口部の中央に掛架させた床板掛架用の細長の中央仕切枠部１２を介して下側開口部を左右に区画する。また、上側トレー部１Ａの左右両端の縁枠部１１には長尺の係合用突部１３を設け、中央仕切枠部１２には３箇所等間隔に床板掛架用の溝部１４を設ける。そして、床板３０の一端縁には、上側トレー部１Ａの前記中央仕切枠部１２の３箇所の溝部１４に夫々嵌合掛架させるための爪片１５を３箇所等間隔に突設し、さらに、床板３０の他端縁には、上側トレー部１Ａの前記縁枠部１１の係合用突部１３に係合させるための矩形状の切欠部１６を設ける。この様にして、上側トレー部１Ａに複数の床板３０を着脱自在に敷設する一つの掛架手段を構成するものである。

【００１６】尚、本実施の形態にあっては、上側トレー部１Ａの下側開口部が左右２つに区画され、２枚の床板３０を各開口部に敷設しているが、これに限定されることはなく、上側トレー部１Ａの下側開口部を３つ以上に区画し、３枚以上の床板３０を各開口部に敷設するものであっても良い。また、上側トレー部１Ａに対する床板３０の掛架手段は、上記した構成に限定されることはなく、例えば所定のバックル機構等を用いて掛架固定するものであっても良い。

【００１７】一方、下側トレー部１Ｂには、上側トレー部１Ａの中央仕切枠部１２に対向して中央部に仕切り板１７を設け、左右２つの開口部に区画されている上側トレー部１Ａに対応して、その底面を左右２つに区画してある。尚、上側トレー部１Ａの下側開口部が３つ以上に区画されているときは、それに対応して下側トレー部１Ｂの底面も３つ以上に区画するものである。

【００１８】さらに、図５に示すように、２つの床板３０のうちの一方の床板３０の爪片１５は、他方の床板３０面の孔３０Ａに差し込まれて床板３０自体が起立保持されるものとし、すのこを立てかけるような状態にしてトレー体１に半分の空間を作り、この片半分の空間を容易に掃除することができるようにしてある。

【００１９】次に、本考案の使用の一例を説明する。先ず、上側トレー部１Ａに側面パネル２・上面パネル３を取り付けたままの状態で上側トレー部１Ａのバックル２０Ｂを解放する。そして、上側トレー部１Ａから下側トレー部１Ｂだけを取り外し、ペット飼育用ケージＰ内に愛玩動物を入れたままの状態で下側トレー部１Ｂ上に敷設されているシーツの交換や汚物等の清掃を行なうのである。

【００２０】また、床板３０を清掃するときには、上側トレー部１Ａの上縁部側に配したバックル２０Ａを解放して側面パネル２の下端開口部を上側トレー部１Ａから分離し、上側トレー部１Ａから床板３０を取り外して清掃すれば良い。このとき、一方の床板３０の爪片１５を他方の床板３０面の孔３０Ａに差し込んで床板３０自体を起立保持し、すのこを立てかけるような状態にしておけば、片半分の開放された空間を手を煩わすことなく容易に掃除することができるのである。

【００２１】さらに、上側トレー部１Ａから床板３０を取り外したまま使用すれば、上側トレー部１Ａの下側開口部が開放されて、上側トレー部１Ａと下側トレー部１Ｂとで一つの深底なトレー体１となり、不図示のトイレ用シートを敷設して使用すれば良い。尚、２つに区画されている上側トレー部１Ａの下側開口部に夫々敷設された床板３０の片方のみを取り外したまま使用すれば、この床板３０開放部分が牧草等の餌の収容空間として利用できる。

【００２２】

【考案の効果】

本考案は以上のように構成されており、特にペット飼育用ケージＰを構成する側面パネル２とトレー体１との組付け・取外し作業を簡易な操作で容易に行なうことができ、しかも、ペット飼育用ケージＰ内に愛玩動物を入れたままの状態でトレー体１上に敷設されているシーツの交換や汚物等の清掃を自由に行なうことができる。

【００２３】これは、本考案が、トレー体１を上側トレー部１Ａと下側トレー部１Ｂにより構成したことによる。即ち、網目状に複数の孔３０Ａを開穿形成した床板３０が下側開口部側に配されて成る上側トレー部１Ａと、該上側トレー部１Ａの下側開口部に着脱自在に取り付けられる下側トレー部１Ｂとに分割形成しているため、上側トレー部１Ａに側面パネル２・上面パネル３を取り付けたままの状態で上側トレー部１Ａから下側トレー部１Ｂだけを取り外し、ペット飼育用ケージＰ内に愛玩動物を入れたままの状態で、下側トレー部１Ｂ上に敷設されているシーツの交換や汚物等の清掃を自由に行なうことができる。

【００２４】また、側面パネル２の開口側の下端縁部は、上側トレー部１Ａの上縁部側に配したバックル２０Ａを介して上側トレー部１Ａと分離可能となるように係合させているため、このバックル２０Ａの操作により側面パネル２を上側トレー部１Ａから容易に分離できる。同様に、下側トレー部１Ｂの上端縁部は、上側トレー部１Ａの下縁部側に配したバックル２０Ｂを介して上側トレー部１Ａと分離可能となるように係合させているため、このバックル２０Ｂの操作により上側トレー部１Ａから下側トレー部１Ｂを容易に分離できる。このため、側面パネル２・上面パネル３、上側トレー部１Ａ、下側トレー部１Ｂ夫々を簡単な操作で分離でき、個々の清掃も極めて容易なものとなる。

【００２５】さらに、上側トレー部１Ａの下側開口部側には、１つまたは複数の床板３０が掛架手段を介して着脱自在に敷設されているので、上側トレー部１Ａから床板３０を簡単に取り外すことにより、これらの清掃を容易に行なえる。

【００２６】そして、上記掛架手段は、床板３０外周縁部を掛架させるよう上側トレー部１Ａの下端開口側内周に沿って形成した縁枠部１１や、あるいは、上側トレー部１Ａの両端部の前記縁枠部１１上に形成した係合用突部１３と、該係合用突部１３に係合させるよう床板３０に凹設形成された切欠部１６とにより構成したので、上側トレー部１Ａの下端開口側で、床板３０がガタ付くことなく安定して保持固定され、しかも、床板３０の組付け取外しが極めて容易なものとなる。

【００２７】また、上側トレー部１Ａの下側開口部は、仕切枠部（１２）を介して複数の開口部に区画され、前記上側トレー部１Ａの床板３０は、各開口部に前記掛架手段を介して夫々が着脱自在に敷設されているため、複数の床板３０の組付け取外しが極めて容易なものとなる。そのため、全ての床板３０を取り外して上側トレー部１Ａの下側開口部を開放したときには、上側トレー部１Ａと下側トレー部１Ｂとで深底な一つのトレー体１を形成することができ、さらに、区画された各開口部に夫々掛架させた床板３０の一つのみを取り外したときには、牧草等の餌や、猫の糞尿等を処理する排泄物処理材等の収容空間とすることができる。

【００２８】さらに、前記掛架手段は、床板３０の仕切枠部側端部に突設した爪片１５と、該爪片１５が係合されるよう仕切枠部（１２）に凹設形成した溝部１４とにより構成したので、上側トレー部１Ａの下端開口側で、複数の床板３０の組付け取外しが極めて容易なものとなる。

【００２９】加えて、複数の床板３０のうち一方の床板３０の爪片１５は、他方の床板３０面の孔３０Ａに差し込まれて起立保持されるものとしたので、一方の床板３０をすのこを立てかけるような状態にして起立させておけば、トレー体１の所定の空間を適宜解放し、この解放された空間を容易に掃除することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の使用状態を示す斜視図である。

【図２】側面パネル・上面パネルを取り外したトレー体
の斜視図である。

【図３】トレー体の構成を示す分解斜視図である。

【図４】上側トレー体のバックルの構成を示す斜視図で
ある。

【図５】一つの床板を取り外して他方の床板に立て掛け
た状態のトレー体の斜視図である。

【符号の説明】

Ｐ…ペット飼育用ケージ１…トレー体２…側面パネル３…上面パネル４…コーナー連
結具５…サークルジョイント６…施解錠装置７…扉体８…サイド連結
具９…段差部１１…縁枠部１２…中央仕切
枠部１３…係合用突部１４…溝部１５…爪片１６…切欠部１７…仕切り板３０…床板１Ａ…上側トレー部１Ｂ…下側トレ
ー部２０Ａ…バックル２０Ｂ…バック
ル３０Ａ…孔

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】底部を有するトレー体と、該トレー体上
の周縁部に係合させて箱状に組み付けられるよう金属線
材による矩形状外枠内に縦横交差状に金属線材を固設し
て成る金網状の側面パネルと、該側面パネル夫々によっ
て囲繞形成された上側開口部を閉蓋するよう金属線材に
よる矩形状外枠内に縦横交差状に金属線材を固設して成
る金網状の上面パネルとによって形成されたペット飼育
用ケージであって、前記トレー体を、上下が開口された
筒状の上側トレー部と、有底箱状の下側トレー部とに分
割形成し、前記上側トレー部の下側開口部側に、網目状
に複数の孔を開穿形成した床板が配され、且つ上側トレ
ー部の下側開口部側に前記下側トレー部が着脱自在に取
り付けられることを特徴とするペット飼育用ケージ。
【請求項２】側面パネルの開口側の下端縁部は、上側
トレー部の上縁部側に配したバックルを介して上側トレ
ー部と分離可能となるように係合させた請求項１記載の
ペット飼育用ケージ。
【請求項３】下側トレー部の上端縁部は、上側トレー
部の下縁部側に配したバックルを介して上側トレー部と
分離可能となるように係合させた請求項１または２記載
のペット飼育用ケージ。
【請求項４】上側トレー部の下側開口部側には、１つ
または複数の床板が掛架手段を介して着脱自在に敷設さ
れている請求項１乃至３のいずれか記載のペット飼育用
ケージ。
【請求項５】掛架手段は、床板外周縁部を掛架させる
よう上側トレー部の下端開口側内周に沿って形成した縁
枠部による請求項４記載のペット飼育用ケージ。
【請求項６】掛架手段は、上側トレー部の両端部の前
記縁枠部上に形成した係合用突部と、該係合用突部に係
合させるよう床板に凹設形成された切欠部とによる請求
項４または５記載のペット飼育用ケージ。
【請求項７】上側トレー部の下側開口部は、仕切枠部
を介して複数の開口部に区画され、前記上側トレー部の
床板は、各開口部に前記掛架手段を介して夫々を着脱自
在に敷設されている請求項４乃至６のいずれか記載のペ
ット飼育用ケージ。
【請求項８】掛架手段は、床板の仕切枠部側端部に突
設した爪片と、該爪片が係合されるよう仕切枠部に凹設
形成した溝部とによる請求項７記載のペット飼育用ケー
ジ。
【請求項９】複数の床板のうち一方の床板の爪片は、
他方の床板面の孔に差し込まれて起立保持されるものと
した請求項８記載のペット飼育用ケージ。