JP2019000075A - 動物用トイレに用いられる吸収性シート及び当該動物用トイレ - Google Patents
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Abstract
Description
この特許文献1に開示される発明は、平面方向において、吸収性シートを載置するための載置部と前記載置部を包囲するように配置された突状部とを備える。前記突状部は、厚さ方向において、前記載置部よりも低く構成され、前記吸収性シートの外縁を上方側から覆うカバー部と嵌合するように配置されている。
下記特許文献2に開示される発明は、動物の尿がシートの縁部からシート外に漏れにくくすることを目的に、該縁部において表面シートと裏面シートとから構成されるフラップ部がシート表面から立ち上がるように形成されている。
かかる状況下、前記動物が、上記特許文献1に記載された動物用トイレにおいて排尿すると、当該トイレは、動物の尿が吸収性シート外に漏れることを抑制することを意図していないので、特に動物が複数回排尿するような場合には、当該動物の尿が吸収性シート外に漏れる虞があった。
厚さ方向及び前記厚さ方向と垂直に交わる平面方向を有する動物用トイレに用いられる吸収性シートであって、
前記動物用トイレは、前記吸収性シートを載置するための載置部を備え、
前記載置部は、前記平面方向において、前記吸収性シートが載置されて動物の排尿領域となる中央部と、前記中央部を包囲するように起立して設けられた防漏壁部と、前記防漏壁部の外側に延在する延出部とを有し、
前記防漏壁部は、前記中央部の高さよりも高い頂部と、前記防漏壁部の起立の基点となる内側基部及び外側基部とを有し、
前記吸収性シートは、前記載置部に載置されたときに、前記防漏壁部と前記延出部の少なくとも一部とを覆うように構成されている、
ことを特徴とする。
厚さ方向及び前記厚さ方向と垂直に交わる平面方向を有する動物用トイレに用いられる吸収性シートであって、
前記動物用トイレは、前記吸収性シートを載置するための載置部を備え、
前記載置部は、前記平面方向において、前記吸収性シートが載置されて動物の排尿領域となる中央部と、前記中央部を包囲するように起立して設けられた防漏壁部と、前記防漏壁部の外側に延在する延出部とを有し、
前記防漏壁部は、前記中央部の高さよりも高い頂部と、前記防漏壁部の起立の基点となる内側基部及び外側基部とを有し、
前記吸収性シートは、前記載置部に載置されたときに、前記防漏壁部と前記延出部の少なくとも一部とを覆うように構成されている、前記吸収性シート。
以上より、本態様の吸収性シートは、動物が複数回排尿しても、当該動物の尿が吸収性シート外に漏れることを抑制し易い結果、前記動物用トイレを汚染し難く、当該動物の飼育者に前記動物用トイレを清掃する手間を低減し易い。
前記吸収性シートは、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、その間に配置される吸収体とを備え、
前記吸収体は、前記吸収性シートが前記載置部に載置されたときに、前記厚さ方向において、前記中央部と重なる位置に配置され且つ前記吸収体の前記平面方向における外縁が、前記平面方向において、前記頂部に対応する部分と前記内側基部に対応する部分との間に位置するように配置されている、態様1に記載の吸収性シート。
前記吸収性シートは、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、その間に配置される吸収体とを備え、
前記吸収体は、前記吸収性シートが前記載置部に載置されたときに、前記厚さ方向において、前記中央部と重なる位置に配置され且つ前記吸収体の前記平面方向における外縁が、前記平面方向において、前記内側基部に対応する部分よりも内側に位置するように配置されている、態様1に記載の吸収性シート。
前記動物用トイレは、内周縁部及び外周縁部を有し且つ前記防漏壁部を覆う枠体を備え、
前記枠体は、前記内周縁部が前記内側基部よりも前記平面方向の内側且つ前記外周縁部が前記外側基部よりも前記平面方向の外側に配置されている、態様1〜3のいずれかに記載の吸収性シート。
前記枠体が、前記吸収性シートを直接的又は間接的に押さえる押さえ部材を有する、態様4に記載の吸収性シート。
前記防漏壁部における、前記内側基部と前記頂部との間の面が、前記平面方向において、外側に傾斜している、態様1〜5のいずれかに記載の吸収性シート。
前記吸収性シートが、平面視にて矩形形状を有し、
前記載置部が、前記吸収性シートの四隅に対応する部分において、それぞれ前記防漏壁部が配置されていない防漏壁部非配置部を有し、
前記吸収性シートの前記四隅が、前記平面方向において、前記防漏壁部非配置部の外側に延在している、態様1〜6のいずれかに記載の吸収性シート。
前記動物用トイレが、前記厚さ方向において、前記吸収性シート上に載置される通液フィルタを備え、
前記通液フィルタの載置面の前記厚さ方向における投影面積が、前記頂部により区画される部分の前記厚さ方向における投影面積の99〜80%である、態様1〜7のいずれかに記載の吸収性シート。
前記動物用トイレが、前記延出部において、前記吸収性シートを包囲するように設置される柵部をさらに備える、
態様1〜8のいずれかに記載の吸収性シート。
厚さ方向及び前記厚さ方向と垂直に交わる平面方向を有する動物用トイレであって、
前記動物用トイレは、吸収性シートを載置するための載置部を備え、
前記載置部は、前記平面方向において、前記吸収性シートが載置されて動物の排尿領域となる中央部と、前記中央部を包囲するように起立して設けられた防漏壁部と、前記防漏壁部の外側に延在する延出部とを有し、
前記防漏壁部は、前記中央部の高さよりも高い頂部と、前記防漏壁部の起立の基点となる内側基部及び外側基部とを有し、
前記吸収性シートは、前記載置部に載置されたときに、前記防漏壁部と前記延出部の少なくとも一部とを覆うように構成されている、前記動物用トイレ。
以下、本開示の第1実施形態に係る動物用トイレに用いられる吸収性シート及び当該動物用トイレの構成例について説明する。ただし、本開示は本実施形態に限定されるものでは無く、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内において、適宜変更等が可能である。
また、本明細書において、内側及び外側とは、それぞれ、動物用トイレにおける後述する中央部を基準として、当該中央部の中心に向かう位置及び遠ざかる位置に存在することをいう。
図1に示すように、本実施形態に係る動物用トイレ3は、互いに直交する縦方向Lと横方向Wと厚さ方向Tとを有し、横方向Wの中心を通り縦方向Lに延びる中心軸線CLと、縦方向Lの中心を通り横方向Wに延びる中心軸線CWとを有する。
中心軸線CLに向かう方向及び遠ざかる方向を、それぞれ横方向Wの内側の方向及び外側の方向とする。中心軸線CWに向かう方向及び遠ざかる方向を、それぞれ縦方向Lの内側の方向及び外側の方向とする。また、縦方向Lと横方向Wとを含む平面に平行な方向を平面方向ともいう。ここでは、縦方向Lの一方を前方又は前側、他方を後方又は後側ともいい、横方向Wの一方を左方又は左側、他方を右方又は右側ともいい、厚さ方向Tの一方を上方又は上側、他方を下方又は下側ともいう。平面視とは、厚さ方向Tに上方から見ることをいう。そして、上記各定義は、動物用トイレ3に載置された吸収性シート1の各構成や、動物用トイレ3の各構成に共通に用いるものとする。
本実施形態において、吸収性シート1ないし動物用トイレ3は、吸収性シート1が土台部材5に設けられた載置部7上に載置され、液透過性部材9が吸収性シート1上に載置され、保持部材11が液透過性部材9の周縁部を保持しつつ、土台部材5上に載置された状態で用いられる。
なお、動物用トイレ(土台部材)の平面視における大きさについては、その使用対象である動物の大きさに応じて適宜変更可能であり、特に制限はないが、例えば30cm×30cm〜100cm×100cmの大きさが挙げられる。なお、本明細書において所定の面積を有する対象物の寸法に言及する場合には、(縦方向の寸法の長さ)×(横方向の寸法の長さ)と表すこととする。
本実施形態において、土台部材5は、吸収性シート1、液透過性部材9及び保持部材11が載置される部材であり、例えば室内の床面や棚や室外の地面などに載置される。土台部材5は、平面方向に拡がる略正方形の薄板形状を有する。土台部材5は、一体に形成された載置部7と、外壁部13とを備える。別の実施形態では、載置部7と外壁部13とは別体に形成され、それぞれを接着等してもよい。
載置部7は、平面視で土台部材5の略中央に位置しており、略正方形の形状を有する。載置部7は、吸収性シート1や液透過性部材9や保持部材11や後述する柵部63等が載置される部分である。載置部の平面視における大きさについては、特に制限はないが、例えば28cm×28cm〜95cm×95cmの大きさが挙げられる。
中央部17は、平面視で載置部7の略中央であるが、縦方向Lの一方側(例えば後方側)及び横方向Wの一方側(例えば右方側)に若干ずれた箇所に位置しており、略正方形で平坦な形状を有する。中央部17には吸収性シート1の少なくとも後述する吸収体31が配置される。それにより、中央部17は、動物の排泄物が排泄される領域(排尿領域)となる。中央部の平面視における大きさについては、特に制限はないが、例えば20cm×20cm〜60cm×60cmの大きさが挙げられる。
吸収性シート1は、表面シート27と、裏面シート29と、吸収体(吸収部)31と、を備える。表面シート27は、液透過性のシートであり、例えば不織布や多孔フィルムである。
裏面シート29は、液不透過性のシートであり、例えばフィルムである。
吸収体31は、表面シート27と裏面シート29との間に配置された吸液性を有する部材である。本開示における吸収体は、例えばパルプや吸水性ポリマーやこれらの組み合わせからなるものが挙げられ、パルプと吸水性ポリマーの両方を含むことが好ましい。なお、別の実施形態においては、吸収体31と表面シート27との間に他のシート、例えば着色、抗菌又は拡散用のシートを含んでもよく、吸収体31が吸収コアとコアラップから構成されてもよい。
また、フラップ部を含む吸収性シート全体については、例えば26cm×26cm〜80cm×80cmの大きさが挙げられる。
液透過性部材9は、動物の排泄物を吸収性シート1へ通過させつつ、動物が吸収性シート1をいたずらすることや、動物の足裏が吸収性シート1表面の排泄物で濡れたりすること等を抑制する部材である。液透過性部材9は、平面視で中央部17及び防漏壁部21を覆うように形成され、略正方形の形状を有する。液透過性部材9は、動物用トイレ3の使用時には、吸収性シート1の上面であって少なくとも厚さ方向Tにおいて吸収体31と重なる部分に載置されて少なくとも吸収体31を覆う。ただし、対象物を「覆う」とは、厚さ方向Tの上方から対象物の表面の一面に広がり、その対象物を外界から遮られた状態にすることをいう(以下、同様である)。別の実施形態では、液透過性部材9は少なくとも少なくとも厚さ方向Tにおいて中央部17と重なる部分を覆えばよく、少なくとも厚さ方向Tにおいて中央部17から延出部19の少なくとも一部までと重なる部分を覆ってもよい。
なお、当該「一回り小さい」とは、通液フィルタの載置面の厚さ方向における投影面積が、防漏壁部の頂部により区画される部分の厚さ方向における投影面積の99〜80%であることを意味する。ここで、頂部により区画される部分とは、頂部が平面視において所定の幅を有する場合にあっては、頂部において平面方向の最も内側の部分により区画される部分であり、また、当該頂部が非連続に存在する場合にあっては、頂部及び隣り合う頂部同士を結ぶ仮想線により区画される部分をいうものとする。
保持部材11は、液透過性部材9をその周縁部で保持する枠体47と、平面方向において枠体47に囲まれる開口部45とを有する。保持部材11の枠体47は、平面視で、液透過性部材9の周縁部及び載置部7の中央部17の周縁部を覆うように形成され、液透過性部材9よりも一回り大きい略正方形の枠状の形状を有する。開口部45は、動物が排泄物を排泄する領域、すなわち吸収性シート1の吸収体31と厚さ方向Tにおいて重なる領域に対応している。言い換えると、開口部45は、平面視で中央部17、通液フィルタ37及びメッシュ部39と概ね重なる位置に設けられている。保持部材の平面視における大きさについては、特に制限はないが、例えば27cm×27cm〜90cm×90cmの大きさが挙げられる。
開口部45は、平面視で保持部材11の略中央であるが、縦方向Lの一方側(例えば後側)及び横方向Wの一方側(例えば右側)に若干ずれた箇所に位置しており、略正方形の形状を有する。そのため、図2における枠体47の各辺の部分、すなわち枠体47における横方向Wの右辺部分47−1及び左辺部分47−3、縦方向Lの後辺部分47−2及び前辺部分47−4において、幅の狭い右辺部分47−1及び後辺部分47−2と、幅の広い左辺部分47−3及び前辺部分47−4とが存在することになる。ただし、右辺部分47−1及び後辺部分47−2と、左辺部分47−3及び前辺部分47−4とは、それらの幅が相違する以外は、いずれも構造が同じである。別の実施形態では、開口部45は、平面視で保持部材11の中央であって、縦方向L及び横方向Wにずれていない箇所に位置してもよく、すなわち右辺部分47−1、左辺部分47−3、後辺部分47−2及び前辺部分47−4とは、幅が同じでも良い。
なお、別の実施形態においては、後述の第2実施形態で説明するように、吸収体31の平面方向における外縁31aが内側基部21aに対応する部分よりも内側に存在していてもよい。さらに別の実施形態においては、吸収性シート1がフラップ部33に相当する部分を有しないように、その外側の端部まで吸収体31が存在するように構成し、吸収体の平面方向における外縁31aが延出部19まで延在しているように構成してもよい。
図4は、図3の要部拡大部分に対応する吸収性シート1における、尿Uの流れを示す模式図である。図8は、従来の動物用トイレ3’の要部拡大部分に対応する吸収性シート1’における、尿U’の流れを示す模式図である。
また、仮に伝い漏れした尿Uを、吸収性シート1における防漏壁部21に対応する部分により堰き止めきれなかったとしても(尿Uが矢印A3のように流れてしまっても)、本実施形態の吸収性シート1は、延出部19の少なくとも一部を覆うように構成されているので、延出部19に対応する部分において延在する吸収性シート1の外縁部分により尿Uを該吸収性シート1内に保持し(尿Uが表面シート27を透過し、矢印A4の方に移動しても、吸収性シート1の外縁部分により尿Uを吸収性シート1内に封じ込め易く)、当該吸収性シート1外に尿が漏れること、ひいては動物用トイレ3に尿が漏れ出て当該トイレが汚染されることを抑制し易い。
以上より、吸収性シート1は、動物が複数回排尿しても、動物の尿が吸収性シート1に漏れることを抑制し易い結果、動物用トイレ3を汚染し難く、動物の飼育者に動物用トイレ3を清掃する手間を低減し易い。
本開示に係る動物用トイレの第2実施形態について説明する。
図6は、本開示の第2実施形態に係る吸収性シート1の配置態様を示す図であって、第1実施形態に係る図3に対応する図である。
本実施形態において、第1実施形態と異なる点は、吸収性シート1における吸収体31の平面方向の大きさ及び当該吸収性シート1が動物用トイレ3に配置されたときの吸収体31の外縁31bと防漏壁部21との位置関係である。
続いて、本開示に係る動物用トイレの第3実施形態について説明する。
図7は、本開示に係る吸収性シートが適用可能な本開示の第3実施形態に係る動物用トイレの構成例を示す斜視図である。
柵部63は枠体47の各辺47−1、47−2、47−3、47−4のそれぞれに対応する位置に各面63−1、63−2、63−3、63−4を有し、それぞれの面には20mm間隔で棒状の柵が設けられている。なお、本実施形態では柵部63は4面のみからなるが、別の実施形態では、柵部63は、当該4面の他に、天井部分を構成する面をさらに備えていてもよい。
また、本開示において、「第1」、「第2」等の序数は、当該序数が付された事項を区別するためのものであり、各事項の順序や優先度、重要度等を意味するものではない。
3 動物用トイレ
5 土台部材
7 載置部
9 液透過性部材
11 保持部材
17 中央部
19 延出部
21 防漏壁部
21a 内側基部
21b 頂部
21c 外側基部
23 防漏壁部非配置部
27 表面シート
29 裏面シート
31 吸収体
31a 外縁
33 フラップ部
47 枠体
49 内周縁部
51 外周縁部
63 柵部
Claims (10)
- 厚さ方向及び前記厚さ方向と垂直に交わる平面方向を有する動物用トイレに用いられる吸収性シートであって、
前記動物用トイレは、前記吸収性シートを載置するための載置部を備え、
前記載置部は、前記平面方向において、前記吸収性シートが載置されて動物の排尿領域となる中央部と、前記中央部を包囲するように起立して設けられた防漏壁部と、前記防漏壁部の外側に延在する延出部とを有し、
前記防漏壁部は、前記中央部の高さよりも高い頂部と、前記防漏壁部の起立の基点となる内側基部及び外側基部とを有し、
前記吸収性シートは、前記載置部に載置されたときに、前記防漏壁部と前記延出部の少なくとも一部とを覆うように構成されている、前記吸収性シート。 - 前記吸収性シートは、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、その間に配置される吸収体とを備え、
前記吸収体は、前記吸収性シートが前記載置部に載置されたときに、前記厚さ方向において、前記中央部と重なる位置に配置され且つ前記吸収体の前記平面方向における外縁が、前記平面方向において、前記頂部に対応する部分と前記内側基部に対応する部分との間に位置するように配置されている、請求項1に記載の吸収性シート。 - 前記吸収性シートは、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、その間に配置される吸収体とを備え、
前記吸収体は、前記吸収性シートが前記載置部に載置されたときに、前記厚さ方向において、前記中央部と重なる位置に配置され且つ前記吸収体の前記平面方向における外縁が、前記平面方向において、前記内側基部に対応する部分よりも内側に位置するように配置されている、請求項1に記載の吸収性シート。 - 前記動物用トイレは、内周縁部及び外周縁部を有し且つ前記防漏壁部を覆う枠体を備え、
前記枠体は、前記内周縁部が前記内側基部よりも前記平面方向の内側且つ前記外周縁部が前記外側基部よりも前記平面方向の外側に配置されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の吸収性シート。 - 前記枠体が、前記吸収性シートを直接的又は間接的に押さえる押さえ部材を有する、請求項4に記載の吸収性シート。
- 前記防漏壁部における、前記内側基部と前記頂部との間の面が、前記平面方向において、外側に傾斜している、請求項1〜5のいずれか一項に記載の吸収性シート。
- 前記吸収性シートが、平面視にて矩形形状を有し、
前記載置部が、前記吸収性シートの四隅に対応する部分において、それぞれ前記防漏壁部が配置されていない防漏壁部非配置部を有し、
前記吸収性シートの前記四隅が、前記平面方向において、前記防漏壁部非配置部の外側に延在している、請求項1〜6のいずれか一項に記載の吸収性シート。 - 前記動物用トイレが、前記厚さ方向において、前記吸収性シート上に載置される通液フィルタを備え、
前記通液フィルタの載置面の前記厚さ方向における投影面積が、前記頂部により区画される部分の前記厚さ方向における投影面積の99〜80%である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の吸収性シート。 - 前記動物用トイレが、前記延出部において、前記吸収性シートを包囲するように設置される柵部をさらに備える、請求項1〜8のいずれかに記載の吸収性シート。
- 厚さ方向及び前記厚さ方向と垂直に交わる平面方向を有する動物用トイレであって、
前記動物用トイレは、吸収性シートを載置するための載置部を備え、
前記載置部は、前記平面方向において、前記吸収性シートが載置されて動物の排尿領域となる中央部と、前記中央部を包囲するように起立して設けられた防漏壁部と、前記防漏壁部の外側に延在する延出部とを有し、
前記防漏壁部は、前記中央部の高さよりも高い頂部と、前記防漏壁部の起立の基点となる内側基部及び外側基部とを有し、
前記吸収性シートは、前記載置部に載置されたときに、前記防漏壁部と前記延出部の少なくとも一部とを覆うように構成されている、前記動物用トイレ。
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