JP3057668U - 装飾合板 - Google Patents

装飾合板

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JP3057668U
JP3057668U JP1998007094U JP709498U JP3057668U JP 3057668 U JP3057668 U JP 3057668U JP 1998007094 U JP1998007094 U JP 1998007094U JP 709498 U JP709498 U JP 709498U JP 3057668 U JP3057668 U JP 3057668U
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decorative
plywood
flame
base plate
sheet
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JP1998007094U
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English (en)
Inventor
良宇 張
Original Assignee
張 良 宇
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐熱難燃性に富んで充分な剛さ強度を具え、且
つ見映え快適な表面特性を表現できる装飾合板を提供す
る。 【解決手段】化粧板(3)と基層板(2)を上、下に張
合せてなる合板において、上記基層板(2)を難燃性材
料シート(21)を芯として表裏両面に合成または天然
繊維シート(22)を張付け被覆して形成し、上記化粧
板(3)を柔軟触感及び高貴な視覚質感を具えた材料で
形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は合板に関し、特に異なる機能を具えた各薄板シート材を適当な順で重 畳積層して加圧成型し、各薄板シート材の特性により耐熱難燃性、快適な見映え を表現できる装飾合板に関する。
【0002】
【従来の技術】
因に、従来から一般の車両内部の表面に装設される化粧合板は、表面のほとん どがプラスチック攻いは不織布によって造られ、プラスチック材による化粧合板 の表面は触感や視覚などの面で難があるため、比較的使用者に歓迎されず、一方 、不織布材による化粧合板は、成型上、車両内部の形状に合せて適当な剛性を具 えさせるため、熱圧金型を利用して熱圧定形させなければならず、該化粧合板は 熱圧処理の際にやや溶融してから冷却されて、加工硬化するので、その両表面に 所定の合成強度を具えており、これにより所定剛性形状の化粧合板に成型して車 両内部に固設できるのであるが、その外側表面が恰も糊付けしたように硬化した 結果、感触がよくない。
【0003】 上記両者の欠点を改善するため、業界で二重積層の化粧合板が関発されるよう になり、適当な定形剛性を具えているのみならず、各種車両タイプに応じて車両 内部に装飾されて、表面に快適な触感を具えている。図2に示すのが従来例の二 重積層の化粧合板の側視断面図であり、図示の如く、該従来例の二重積層の化粧 合板1は、下層11と上層12を具えて、該下層11と上層12をそれぞれ融点 が異なる不織布材料で形成し、且つ該下層11の融点を該上層12の融点よりも 低くして、接合成型する場合に、計算をへて熱圧温度を上層12と下層11の融 点の間に制御する。したがって、重畳積層した下層11と上層12を熱圧成型し た際、下層11の融点が低く、上層12の融点が高いため、下層11の融点まで 加熱されると該下層11が溶融状態を呈して、表層12は溶融されず、しかる後 冷却すると、該下層11が加工硬化して、その結合成型した基材が不織布の柔軟 な触感を呈し、更に加工して所定形状の化粧合板1に押圧成型されると所定の造 形剛性を具えて車両内部表面に固定される。該下層11は該上層12により触感 や質感が促進されて、両面化粧合板の特性を発揮することができる。
【0004】 上記従来の方法により該上層12と下層11を二重積層の化粧合板に結合して 、硬軟異なる両表面を具えさせることができ、適当な剛性の下で適当な表面触感 及び視覚的質感を具えていることから、前記従来の化粧合抜の欠点を改善できる ものの、上記各種化粧合板を車両内部または室内装飾に使用すると、尚も難燃性 に欠ける問題がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の化粧合板における問題点に鑑み、本考案は、耐熱難燃性に富んで充 分な剛さ強度を具え、且つ見映え快適な表面特性を表現できる装飾合板を提供す ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、化粧板と基層板を上、下に張合せてなる 合板において、上記基層板を難燃性材料シートを芯として表裏両面に合成または 天然繊維シートを張付け被覆して形成し、上記化粧板を柔軟触感及び高貴な視覚 質感を具えた材料で形成する。
【0007】 上記のように構成された本考案は、機能が異なる多層のシート材を重畳して加 圧成型によリ形成されるので、その基層板の特異な材質から所定の強度・剛性を 具えて、耐熱、防火の目的を達成することができ、且つその化粧板の柔軟材質に より快適な見映えを表現することができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を実施の形態例に基づいて具体的に説明するが、本考案はこの例 のみに限定されない。
【0009】 図1に示す如く、本考案の装飾合板は、下方側に位置付けられる基層板2と上 方側に位置付けられる化粧板3を含み、そのうち、該基層板2は、難燃性材料シ ート21及び両合成または天然繊維シート22を含んでなる三層のシート材を畳 合わせてなり、該難燃性材料シート21をガラス繊維材で形成して、耐熱、耐蝕 、耐湿、強化等の特性を具えているため、電気絶縁、防音、濾過、断熱の材料に 使えるばかりでなく、積層合成繊維塑料の増強材料とすることもできる。該両合 成または天然繊維シート22はそれぞれ該難燃性材料シート21の上、下表面に 積層圧着して、各合成または天然繊維シート22をPP,PE,PET或いは天 然繊維…などの材質で形成し、その主なる機能は該難燃性材料シート21を被覆 挟持して、該難燃性材料シート21のガラス繊維が飛び散らかさないように防止 保護する。
【0010】 該化粧板3は、不織布、PVC、柄毛布、或いは棉ネル…などの材料により造 られて、縫付け、貼合わせ或いは接着などの方式で上記基層板2の一方表面に結 合され、比較的好ましい柔軟触感および高貴な視覚質感の表面を具えて、その表 面に印刷、刺繍或いは切抜き模様細工により特定の模様や図案或いは文字を形成 し、見映えを向上する。
【0011】 そして、製造する時は、先ず両合成または天然繊維シート22によリ難燃性材 料シート21を中に挟んで基層板2に組合わせ、次に縫付けや貼合わせ或いは接 着などの方式によリ化粧板3を該基層板2の一方表面に結合して、旦つ該基層板 2と該化粧板3を一体に圧着成型して装飾合板に形成し、この際、同時に該装飾 合板を所要の形状に押圧成型する。当然、その他の製造方式もあって、例えば先 ず接着剤により該合成または天然繊維シート22と難燃性材料シート21を接合 した後、この接合体を直接熱圧定形させてから、該化粧板3を該基層板2の上に 貼付け圧着してもよく、更にその他の接合方式はここでは饒舌を省くとする。因 に、基層板はすでに充分な強度を具えており、また分段式に抑圧接合すればよい からである。
【0012】 本考案の従来技術よリ優れた特徴及び優点は、本考案の装飾合板が充分な剛性 、強度の定型能力および寸法の安定性を具えている下で、比較的良好な表面触感 及び視覚質感を提供できるばかリでなく、特殊材質のシート材を使用しているの で優良な耐熱性・難燃性を具えており、使用効果が目立ってよいと共に応用でき る範囲も広<、例えば、建築物の墻壁、床面に固設して装飾や断熱、防火に使用 できれば、車両内部の壁板或いは床板、若しくはエンジン蓋やテント等の耐熱材 料としても使用でき、このように色々な用途があって枚挙するに暇がないが、兎 に角、使用上確かに便利で広汎である。
【0013】
【考案の効果】
上記のように構成された本考案は、それぞれ機能が異なる多層のシート材を重 畳積層して加圧成型をへて造られるので、その基層板の材質特性によリ所定の強 度・剛性を具えると共に、耐熱、防火の目的を達成することができ、更にその化 粧板の柔軟材質によリ快適な見映えを表現する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における比較的好ましい実施例の断面分
解表示図。
【図2】従来の二重積層の装飾合板の断面表示図。
【符号の説明】
2;基層板、21;難燃性材料シート、22:合成また
は天然繊維シート、3;化粧板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧板と基層板を上、下に張合せてなる
    合板において、 上記基層板を難燃性材料シートを芯として表裏両面に合
    成または天然繊維シートを張付け被覆して形成し、上記
    化粧板を柔軟触感及び高貴な視覚質感を具えた材料で形
    成してなる装飾合板。
JP1998007094U 1998-09-11 1998-09-11 装飾合板 Expired - Lifetime JP3057668U (ja)

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