JP3057477U - ビニールライニング鋼管防蝕接続具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 ビニールライニング管の接続部分の内側に
ビニール性フランジを付けて防蝕性を保持した防蝕接続
具である。 【解決手段】ビニールライニング管（１）の内側に，ビ
ニール性フランジ（５）を設け金属管（２）の外側にフ
ランジ治具（４）を設ける。ビニール性フランジ（５）
と（５）の間にパッキン（８）を設けそしてフランジ治
具（４）を締付けボルト（７），固定ビス（６）で接続
固定する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は，ビニールライニング鋼管接続部にビニール性フランジを付け た，接続部の防蝕接続具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来，ビニールライニング鋼管の接合は，鋼管の外面ネジ切り部と接続金 具内面ネジ切り部とのネジ締め接合であったため，その部分に水が触れ錆が 発生し管閉塞をおこしたりして不適当であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本案は，その欠点を除いて，接続部の錆の発生を防止する接続具を提供し ようとしようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いまその解決手段を図面に追いながら説明すれば， （イ）ビニールライニング管（１）の内側に，ビニール性フランジ（５）接着し （ロ）金属管（２）の外側にフランジ治具（４）を通し，それをフランジ締付け 具（３）と固定ビス（６）で固定する。 （ハ）ビニール性フランジ（５）と（５）の間にパッキン（８）をはさみ，締付 ボルト（７）で締付け接続固定する。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本案は以上のような構造であるから，給水管や排水管等，管と管を接続する部 分に取付てパッキン（８）をはさみ，フランジ治具（４），締付けボルト（７） ，固定ビス（６）で接続固定する。このように管と管を接続するときに利用する 。

【０００６】 なお，本考案の実施にあたって次のごときことができる。 （イ）ビニール性フランジを強化プラスチックでつくる。例えばいわゆるＦＲＰ とよばれるもの。

【０００７】

【考案の効果】

したがって，錆が発生しなく衛生的である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の断面図

【図２】本考案の側面図

【図３】本考案の平面図

【符号の説明】

１はビニールライニング管 ２は金属管 ３はフランジ締付け具 ４はフランジ治具 ５はビニール性フランジ ６は固定ビス ７は締付けボルト ８はパッキン

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）ビニールライニング管（１）の内側
   に，ビニール性フランジ（５）を設ける。 （ロ）金属管（２）の外側に，フランジ治具（４）を設
   ける。 （ハ）ビニール性フランジ（５）と（５）の間にパツキ
   ン（８）を設ける。 （ニ）ビニール性フランジ（５），パツキン（８），フ
   ランジ治具（４）を締付けボルト（７），固定ビス
   （６）で接続固定する。 以上のごとく構成された，ビニールライニング鋼管接続
   具。