JP6380905B1 - 水系配管の接続構造 - Google Patents

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【課題】風呂場、シンク、トイレ、給水タンク、給水メータ等の水と接触し得る配管において、ロウ付けしないで配管接続するための接続構造を提供する。
【解決手段】接続に係わる曲管を挿通する貫通孔の外周に小径と大径の段違い雄ネジ部を設け、前記大径雄ネジ部に前記曲管の外径よりも若干広く切り欠いた切り欠き部を設けたアダプタ−本体と、前記アダプタ−本体に設けた大径雄ネジ部と螺合可能な締付リングを備え、接続に係わる他方の継手にはその内周面に前記アダプタ−本体の小径雄ネジ部に螺合可能な雌ネジ部を備え、前記曲管の先端部に形成した鍔部と前記雌ネジ部側の壁面部との間にシール部材を介して前記アダプタ−本体と継手を螺合締着することによって水密に固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、水系配管の接続構造に関し、より詳細には、風呂場、シンク、トイレ、給水タンク、給水メータ等の水系配管において、ロウ付けをせずに且つアダプタ−本体が曲管の湾曲部を容易に挿通できるように改良した水系配管の接続構造に関する。
従来の水系配管の接続構造においては、図5(1)(2)に示すように、銅製管(ステンレス管を含む)と銅合金製の接続具を固定する場合、管と接続具の境界部にロウ材を配置しロウ材を加熱して管と接続具と固定していた。しかし、異種金属同士の接続のために作業に熟練を要し、接続不良を起こしやすい問題があった。更に、配管作業現場では、風呂場、シンク、トイレなどの設置場所に応じて様々な形状に折り曲げた曲管を使用することが多く、曲管に容易に通すことができる接続具が求められている。
また、ロウ付け業者とユニットバスの組立業者が異なる場合があり、且つ、ロウ付け作業スペースを確保するために、全ての壁パネルを建て込む前にロウ付けの作業を行う必要があるときには、両業者間の打ち合わせと段取りに多くの時間を必要とし、施工期間が長くなることがある(特許文献1、段落0004参照)。また、環境破壊と金属高騰の折り、ロウ付けで異種金属を接続することにより、金属を分離回収することが更に困難となる問題があった。
特開平10−311608号公報
本発明の目的は、前記異種金属製の配管金具のロウ付け不良に起因する漏水事故を回避するためになされたものであり、ロウ付け等に起因する金属管の腐食を防止し、曲管を用いた配管作業性をより向上させるとともに、給水用具からの鉛等有害金属の浸出を抑制し、金属の種類に応じて分別回収しエコ・クリーン環境対応型の水系配管の接続構造を実現することを主たる目的とするものである。
前記の課題を解決するために、本発明は、水系配管における曲管を接続する接続構造において、接続に係わる曲管を挿通する貫通孔の外周に小径雄ネジ部と大径雄ネジ部からなる段違い雄ネジ部を設け、前記大径雄ネジ部に前記曲管の外径よりも若干幅を広く切り欠いた切り欠き部を設けたアダプタ−本体と、前記大径雄ネジ部と螺合可能な締付リングを備え、接続に係わる他方の継手にはその内周面に前記アダプタ−本体の小径雄ネジ部に螺合可能な雌ネジ部を備え、前記曲管の先端部に形成した鍔部と前記雌ネジ部側の壁面部との間にシール部材を介して前記アダプタ−本体と継手を螺合締着することによって水密に固定することを特徴とする水系配管の接続構造とする(請求項1)。
また、前記の課題を解決するために、本発明は、前記アダプタ−本体の大径雄ネジ部に設けた前記切り欠き部から曲管を導出乃至導入しつつ前記アダプタ−本体の貫通孔に曲管を挿通可能にしたことを特徴とする前記の水系配管の接続構造とすることが好ましい(請求項2)。
また、前記の課題を解決するために、本発明は、前記大径雄ネジ部の端部にフランジ部を設け、前記締付リングと前記フランジ部との間に壁材等仕切り材を締着するとともに前記継手を介してアダプタ−本体と水栓部を連結してなることを特徴とする前記の水系配管の接続構造とすることが好ましい(請求項3)。
本発明の水系配管における曲管の接続構造により、前記のようにアダプタ−と配管のロウ付けを廃止することにより、異種金属製の配管金具のロウ付け不良に起因する漏水事故を回避できる。従来、配管に係わる管に挿通したアダプタ−を鍔部の近傍に寄せて配管の曲げ加工をする必要があったが、本発明の水系配管の接続構造においては、配管の曲げ加工をした後でアダプタ−本体を曲管に挿通して鍔部の近傍に寄せることができるので管の曲げ加工の能率が格段に向上する。更に、管にアダプタ−本体を通さずに輸送し作業現場でアダプタ−本体を通すことにより、嵩張ばらずに輸送作業が可能となるばかりでなく輸送中の傷の発生を未然に防止することができる。併せて、金属の分別回収が容易になる。
(1)は本発明の実施の形態に係る曲管の接続構造における接続状態を示す片側断面図であり、(2)は曲管の接続構造における構成部材を示す片側断面図である。 (1)は大径雄ネジ部に切り欠き部を設けた本発明の実施の形態に係るアダプタ−本体の平面図であり、(2)は断面図であり、(3)は底面図であり、(4)は右側面図である。 本発明の実施の形態に係るアダプタ−本体が曲管の湾曲部を通過する状態を示す説明図である。 (1)は、従来のロウ付けによる配管の接続状態を示す配管図であり、(2)は、その断面図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下「実施の形態」と称する)について図面を参照して説明する。しかしながら本願発明は、本発明の実施の形態によって何ら限定されるものではない。
図1において、1は本発明の実施の形態に係る水系配管における曲管の接続構造、2はアダプタ−本体、3はナット、4は接続に係わる曲管、5は鍔部、6はシール部材である。前記配管接続に関わるアダプタ−本体2、ナット3、曲管4、継手10、締付リング12等の材料は特に限定されず、銅、ステンレス乃至これらと他の金属との合金等も含まれる。前記アダプタ−本体2は、接続に係わる曲管4が挿通可能な貫通孔7を有し、その外周に小径雄ネジ部8a及び大径雄ネジ部8bからなる段違い雄ネジ部8が形成されている。そして、雄ネジ部の後方には所定の間隔を置いて円形乃至角状のフランジ部9が設けられており、大径雄ネジ部より後方に前記曲管の外径よりも若干幅を広く切り欠いた切り欠き部8cが設けられている。また、図2(1)(3)に示すようにフランジ部9の先端方向をやや広く切り欠くことによって銅管とほぼ平行に接するように設けることが好ましい。
接続に係わる他方の継手10にはその内周面に前記アダプタ−本体の小径雄ネジ部8aに螺合可能な雌ネジ部3aを有するナット3を備え、前記曲管4の先端部に形成した鍔部5と前記雌ネジ部3aを保持する継手10の接触面11との間にシール部材6を介して前記アダプタ−本体2と継手10を螺合締着することによって水密に固定する。アダプタ−本体2とナット3を締着した時に前記曲管の鍔部5が前記シール部材6を介して水密に密着固定されるように、小径雄ネジ部8aの軸方向長さが雌ネジ部3aの軸方向長さに対して充分な長さを保持することが好ましい。
前記アダプタ−本体2に設けられる貫通孔7は、図2(2)に示すように、小径雄ネジ部側から大径雄ネジ部側へ向かって段階的に径が大きく形成されており、且つ小径雄ネジ部側の貫通孔7aは曲管4の外径よりも若干大きく形成されており、曲管4を貫通孔7に挿通する際に、曲管4を旋回自在に設けてある。また、図2(2)(4)に示すように、切り欠き部8cは小径雄ネジ部側の一部8bを残して形成されている。これはアダプタ−本体2が曲管の湾曲部を通過する際に必要な切り欠き部の長さ並びに外力からの強度保持を考慮したものである。切り欠き部8cの形状は側面視にて四角形に形成されているが銅管の断面が円形であることから小径雄ネジ部8a側を円弧状に形成してもよい。
図3(2)に示すように、アダプタ−本体2が曲管の湾曲部を通過する際に残部8bの内側角部が挿通の妨げにならない範囲に設定することが好ましい。鍔部5は小径雄ネジ部8aの外径よりも若干小径に形成し、曲管の一端側に管軸に対して直角に設置される。鍔部5の形成方法は特に限定されないが、例えば、公知のフレア加工などによって形成することが好ましい。図3は、アダプタ−本体2に直角に曲げた湾曲部を挿通する状態を示すものであり、アダプタ−本体2を図3(1)(2)(3)の順に、曲管の湾曲部を通過させて先端の鍔部5に接するまで移動させる。次に、アダプタ−本体2の前方部を壁材に設けた穴から外に突き出し、前記締付リングと前記フランジ部との間に壁材等仕切り材13を挟んだ状態で前記締付リング12を前記アダプタ−本体2の大径雄ネジ部8bと螺合させて締着させる。
他方の継手10にはその内周面に前記アダプタ−本体2の小径雄ネジ部8aに螺合可能な雌ネジ部を備え、前記曲管の先端部に形成した鍔部5と前記雌ネジ部側の壁面部11との間にシール部材6を介して前記アダプタ−本体2と継手10を螺合締着する。前記雌ネジ部側の壁面部11との間に挟持するシール部材6である例えばパッキンは、両者を水密に密着固定し、機能を維持する耐水性を有する限りにおいて特に限定されず、例えば、公知の合成ゴム製パッキンやノンアスベスト製パッキン等が好ましい。また、本発明の実施の形態に係るアダプタ−本体2、ナット3、締付リング12及び接続に係わる曲管4の材質は特に限定されるものではない。従来一般的に水系配管における管の接続具等には銅の合金が用いられ、接続に係わる曲管は銅管が用いられており、本発明においてロウ付けしない限りにおいて前記銅製配管や銅合金製接続具を用いることはなんら問題ない。
本発明に係る水系配管における曲管の接続構造は、配管を腐食する誘因を取り除き、配管作業性を向上してコスト低減に寄与するとともに、給水用具からの鉛等有害金属の浸出を抑制し、エコ・クリーン環境対応型の水系配管における曲管の接続構造を実現することから産業の振興上極めて有用である。
1:管の接続構造、2:アダプタ−本体、3:ナット、4:接続に係わる曲管、5:鍔部、6:シール部材(パッキン)、7:貫通孔、8:段違い雄ネジ部、8a:小径雄ネジ部、8b:大径雄ネジ部、8c:切り欠き部、9:フランジ部、10:継手、11:壁面部、12:締付リング、13:壁板、14:ロウ付部、15:銅管、16:エルボ継手

Claims (3)

  1. 水系配管における曲管を接続する接続構造において、接続に係わる曲管を挿通する貫通孔の外周に小径雄ネジ部と大径雄ネジ部からなる段違い雄ネジ部を設け、前記大径雄ネジ部に前記曲管の外径よりも若干幅を広く切り欠いた切り欠き部を設けたアダプタ−本体と、前記大径雄ネジ部と螺合可能な締付リングを備え、接続に係わる他方の継手にはその内周面に前記アダプタ−本体の小径雄ネジ部に螺合可能な雌ネジ部を備え、前記曲管の先端部に形成した鍔部と前記雌ネジ部側の壁面部との間にシール部材を介して前記アダプタ−本体と継手を螺合締着することによって水密に固定することを特徴とする水系配管の接続構造。
  2. 前記アダプタ−本体の大径雄ネジ部に設けた前記切り欠き部から曲管を導出乃至導入しつつ前記アダプタ−本体の貫通孔に曲管を挿通可能にしたことを特徴とする請求項1記載の水系配管の接続構造。
  3. 前記大径雄ネジ部の端部にフランジ部を設け、前記締付リングと前記フランジ部との間に壁材等仕切り材を締着するとともに前記継手を介してアダプタ−本体と水栓部を連結してなることを特徴とする請求項1又は2記載の水系配管の接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0631262Y2 (ja) * 1988-03-08 1994-08-22 株式会社藤井合金製作所 ガスコック用配管端末固定具
JP2010078014A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Maebashi Seisakusho:Kk 水系配管における管の接続構造

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