JP3057444U - 犬用後しまつ袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、焼却可能な防水性袋に焼却可能
な裏表反転紙袋をかぶせた、犬の散歩用糞の仕末袋に関
するものである。 【構成】 焼却可能な防水性袋（１）の外側に、焼却可
能な裏表反転紙袋（２）をかぶせ、１枚の袋として組み
合わせたものである。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この考案は、犬の散歩でもたらされる糞公害を無くす為の糞処理袋に関 するものである。

【従来の技術】

従来、合成樹脂袋に焼却可能な柔軟紙を１枚の袋とした、後始末袋はあ るが、生産コストが高く、又、再利用の袋がある為、商品価値が無い。

【考案が解決しようとする課題】

現在、全国で犬の糞公害問題に悩んでいる。公園や、道路、家の玄関や 門の前に犬を散歩しては、糞を置き去りにしている。 そこで、従来の物を簡単に作れて、誰でも安く購入出来、誰でもが糞を 持ち帰る事をあたりまえとする為に、作り広めたいと開発改良したしだい である。

【課題を解決するための手段】

本案は、その問題点を解決するために考案されたもので、それを図面に 追いながら説明すれば、焼却可能防水性袋（１）の外側に焼却可能柔軟紙 袋（２）をかぶせ、使用後反転させ外側となった防水性袋の口を結び可燃 ゴミとして出せる犬用糞仕末袋である。

【作用】

本案は、以上のような構造であるからこれを使用する時は、内側となっ ている焼却可能防水性袋（１）に手を入れ、糞（３）を外側となっている 柔軟紙袋（２）で掴み取る。そのまま袋を反転させ、手を出し焼却可能防 水性袋（１）の口部を結ぶ。袋は可燃ゴミに出す。よって丸い形の柔軟紙 袋なので糞を間接的に掴み安く、口部（４）が狭い為防水袋にかぶせてい るのにはずれにくく、清潔で簡単迅速に仕末する事が出来る。

【実施例】

なお、本考案の実施に当たって次のごとき事が出来る。 （イ）裏表反転柔軟紙袋の形は、楕円型、菱型、へら型でも良い。 （ロ）裏表反転柔軟紙袋に地球の絵や、動物の顔、動物の手、塵取り等 の絵を描く事も出来る。 （ハ）防水性袋も、紙袋も焼却可能で低公害の物とし、牛乳パックなど でつくる再生紙を材料にすると良い。

【考案の効果】

したがって、柔軟質の紙袋の為手ざわりが間接的で不快感なく取れ、糞 の仕末がより簡単に処理出来、裏表反転紙袋は丸型で取りはずし可能なの で他の不用な防水袋とも組み合わせられる。 又、丸型なので紙袋の入口より手を入れた中側の方が丸く広いので、中 で手が自由に動かせ、紙袋の口部が狭いので防水袋とずれにくい。 さらに、構造がより簡単なので製造しやすく量産出来、１人でも多くの 人に認識され利用出来やすくなる。 以上のように、本案の構造は極めて簡単であるが、他にない絶大な効果 があるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】本考案の使用の斜視図

【図３】本考案の使用の斜視図

【符号の説明】

１は防水性袋 ２は裏表反転紙袋 ３は糞 ４は裏表反転紙袋の口部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 焼却可能な防水性袋（１）の外側に、柔
   軟紙袋（２）をかぶせた丸型裏表反転柔軟紙袋の糞の後
   仕末袋。