JP3057260U - 車輪のついた杖 - Google Patents

車輪のついた杖

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JP3057260U
JP3057260U JP1998007981U JP798198U JP3057260U JP 3057260 U JP3057260 U JP 3057260U JP 1998007981 U JP1998007981 U JP 1998007981U JP 798198 U JP798198 U JP 798198U JP 3057260 U JP3057260 U JP 3057260U
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JP
Japan
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cane
link
support rod
parts
swing arm
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Expired - Lifetime
Application number
JP1998007981U
Other languages
English (en)
Inventor
公裕 土江
Original Assignee
公裕 土江
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車輪のついた側面三角形の杖において、作り易
さと使い易さと経済を求めて、ブラケットとリンク機構
とスイングアームを改良する。 【解決手段】1枚の板の曲げ加工で、ブラケット、リン
ク、スイングアームを作り、3個所のブラケットは共通
部品とし、リンク機構による折り畳みは、人の意志を入
れた半自然の仕組みで畳めるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
当該考案は先端に車輪のついた杖の改良工夫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
先端に車輪のついた杖はすでに開発されている。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】
部品の単純化と共通化で作り易くして経済性を良くし、板の丈夫さを見せて外 観を良くし、人の意志を加えた半自然で畳める使い易い杖を求める。
【0004】
【課題を解決するための手段】
製造を簡単にするためブラケット、リンク、ブレーキ本体(スイングアーム) を、いずれも一枚の板の曲げ加工で出来る形にし、折り畳む手段は自重を利用し た自然に折り畳める手段を考える。
【0005】
【考案の実施の形態】
杖1の先端に車輪3をつけ、杖の上部中途から斜め下方に向けて支え棒2を備 え、支え棒の先端にも車輪4をつけ、杖と支え棒を側面から見ると、底辺を有す る三角形になる、車輪のついた杖の改良工夫に関するものである。
【0006】 杖1と支え棒2を連結した3個所の連結部品のブラケット5,6及び7は共通 部品(図4)であって、この部品は、1枚の板を巾の広い十字に形取し、十字の 縦の上部及び下部を前方に直角に曲げて、曲げた平面に杖1及び支え捧2の胴部 を挿入する大きい穴a及びbを明け、十字の右部及び左部を後方に直角に曲げて 、曲げた平面にブラケットと支え棒2やリンク8およびリンク9とを連結するた めのピン軸11,12及び13を通す穴c及びdを明ける。
【0007】 次ぎに、杖1と支え棒2を下方部で連結するリンクは2つに分割してリンク8 及び9(図5)とし、分割した部分を重ね合わしてピン軸10で連結して、当該 杖を折り畳めるようにする。
【0008】 リンクの重ね合わせた所で、リンクの一方側が他側を覆う屋根eを設けて、屋 根の端部に下向きに小さな突起fを出して、リンクが開いた時、他方のリンクの 上縁gに当たって少し中央が上がった山の形になるような構造にする。
【0009】 こうすると、リンクは通常開いて使用する当該杖を、不使用時に折り畳むには 、杖を地面から離すと、ブラケット6及び7(図1)より下の部分の車輪などの 重量によってピン軸10の部分が上へ上げられて、自然に折り畳まる。
【0010】 この場合、山の高さを適当に低くすると、杖1を持ち上げ、地面から離しただ けでは自然に折り畳まらず、軽く車輪を横方向に叩くと、自然に折り畳まる。ば ね等を使うとこのようなことは出来ず、持ち上げるとすぐに折り畳まる。使用者 にとって持ち上げる度に、すぐに折り畳まると、気ぜわしくて、精神的にいらい らすることが判り、気持を安定させる意味で、この方法が良い。
【0011】 次ぎに、ブレーキ本体であるスイングアーム15は1枚の帯板を門形に曲げ、 さらに両端を直角に外開きに曲げて、直角に曲げた端部を車輪に当てる部分h及 びiとし、門形の側面には支え棒と軸着するためのピン軸用の横穴j及びkを明 ける。(図6)
【0012】 以上のブラケット、リンク、スイングアームを図1に示した位置に取り付けて 組み立てた構造が当該杖である。
【0013】
【考案の効果】
杖は軽くて、嵩ばらなくて、使い易く、上品で、経済性のあるものが求められ る。杖に支え棒をつけ安定させて、先端に車輪をつけて、使い易く、常に体重を 掛けて歩けるようにしても、上記の条件は同じである。従って必要部品は簡単で 少なく、製造手間も最少で、経済性があって、外観は納得のいく上品さを有する ものが良い。
【0014】 一枚の板で加工を工夫して、共通に使えるブラケットや、小さな突起でありな がら、使う者には便利になった人の意志を入れられた半自然な折り畳み機構のリ ンクの仕組みや、単純形状でありながら十分にブレーキの性能がでるスイングア ームの良い効果、さらに作る型の数が少なく、板を曲げるだけの作り易さなどで 、製造価格は安く、外観は丈夫に見えて、全体重量は約1.2kgと軽く出来た ので、作る側だけでなく、使う側にとっても経済的で使い心地が良いものになっ たのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】車輪のついた当該杖の側面図
【図2】車輪のついた当該杖の正面図
【図3】車輪のついた当該杖の折り畳んだ状態の側面図
【図4】ブラケットの斜視図
【図5】リング機構の説明図
【図6】スイングアーム(ブレーキ本体)の斜視図
【符号の説明】
1…杖 2…支え棒 3,4…車輪 5,6,7…ブラケット 8,9…リンク 10,11,12,13,14…ピン軸 15…スイングアーム 16…グリップ 17…ブレーキレバー a,b,c,d,j,k…穴 c…屋根 f…突起 g…上縁 h,i…車輪に当てる部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 杖の先端に車輪をつけ、杖の上部中途から斜め下方にむ
    けて支え棒を備え、支え棒の先端にも車輪をつけ、杖と
    支え棒を側面から見ると、底辺を有する三角形になる、
    車輪のついた杖において、杖と支え棒を連結した3個所
    のブラケットは共通部品であって、1枚の板を巾の広い
    十字に形取し、十字の縦の上部及び下部を前方に曲げ
    て、曲げた平面に杖や支え棒の胴部を挿入する穴を明
    け、十字の右部及び左部を後方に曲げて、曲げた平面に
    ブラケットと、支え棒やリンクとを連結するためのピン
    軸穴をあけたブラケットとし、次ぎに、杖と支え棒を下
    方部で連結するリンクは2つに分割して、分割した部分
    を重ね合わしてピン軸で連結して、当該杖を折り畳める
    ようにするも、リンクの重ね合わせた所で、リンクの一
    方側が他方側を覆う屋根を設けて、屋根の端部に下向き
    に突起を出して、リンクが開いた時、他方のリンクの上
    縁に当たって少し中央が上がった山の形になるようなリ
    ンク機構を構成し、次ぎに、ブレーキ本体であるスイン
    グアームは1枚の板を門形に曲げ、さらに両端を外向き
    に曲げて、端部を車輪に当てる部分とし、門形の側面に
    支え棒と軸着するためのピン軸用の穴を明けたスイング
    アームとし、これらブラケット、リンク、スイングアー
    ムの部品を図1に示した杖と支え棒とを繋ぐ位置に取り
    付けて出来た折り畳みの出来る、車輪のついた杖。
JP1998007981U 1998-09-03 1998-09-03 車輪のついた杖 Expired - Lifetime JP3057260U (ja)

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ID=43191195

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010246649A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Takano Co Ltd 歩行補助具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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