JP3057226B2 - グルコピラノース誘導体を有効成分とするリーシュマニア症治療剤 - Google Patents
グルコピラノース誘導体を有効成分とするリーシュマニア症治療剤Info
- Publication number
- JP3057226B2 JP3057226B2 JP9277656A JP27765697A JP3057226B2 JP 3057226 B2 JP3057226 B2 JP 3057226B2 JP 9277656 A JP9277656 A JP 9277656A JP 27765697 A JP27765697 A JP 27765697A JP 3057226 B2 JP3057226 B2 JP 3057226B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leishmaniasis
- compound
- present
- active ingredient
- therapeutic agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H13/00—Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids
- C07H13/02—Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids
- C07H13/04—Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids having the esterifying carboxyl radicals attached to acyclic carbon atoms
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P33/00—Antiparasitic agents
- A61P33/02—Antiprotozoals, e.g. for leishmaniasis, trichomoniasis, toxoplasmosis
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、式(I)
【化2】 で示される2−デオキシ−2−[(3S)−(9−フェ
ニルノナノイルオキシ)テトラデカノイル]アミノ−3
−O−(9−フェニルノナノイル)−4−O−スルホ−
α−D−グルコピラノースまたはその非毒性塩を有効成
分とするリーシュマニア症の予防および/または治療剤
に関する。
ニルノナノイルオキシ)テトラデカノイル]アミノ−3
−O−(9−フェニルノナノイル)−4−O−スルホ−
α−D−グルコピラノースまたはその非毒性塩を有効成
分とするリーシュマニア症の予防および/または治療剤
に関する。
【0002】
【発明の背景】リーシュマニア症は、吸血性昆虫である
サシチョウバエが媒介するリーシュマニア原虫によって
惹起される人獣共通寄生虫性疾患である。現在ではイン
ド、中国、地中海などの旧大陸、中南米の新大陸の主に
発展途上国に広く分布し、全世界でも約1200万〜1400万
人の患者がいると推定されている感染症であり、WHO
が取り組むべき6大疾患の1つとされている。リーシュ
マニア症は、臨床的に内臓型、皮膚型、皮膚粘膜型の3
つのタイプに大別されるが、その中でも、特に内臓型リ
ーシュマニア症は治療せずに放置すれば死に至る重篤な
疾患である。
サシチョウバエが媒介するリーシュマニア原虫によって
惹起される人獣共通寄生虫性疾患である。現在ではイン
ド、中国、地中海などの旧大陸、中南米の新大陸の主に
発展途上国に広く分布し、全世界でも約1200万〜1400万
人の患者がいると推定されている感染症であり、WHO
が取り組むべき6大疾患の1つとされている。リーシュ
マニア症は、臨床的に内臓型、皮膚型、皮膚粘膜型の3
つのタイプに大別されるが、その中でも、特に内臓型リ
ーシュマニア症は治療せずに放置すれば死に至る重篤な
疾患である。
【0003】リーシュマニア原虫に感染した場合1〜2
週間から数ヶ月の潜伏期間を経て発病する。その症状は
それぞれのタイプにより異なり、内臓型リーシュマニア
症では発熱、倦怠感、体重減少、貧血、脾臓や肝臓の腫
れ、リンパ節の腫れなどの症状が現れる。また白血球が
減少して他の感染症に弱くなり、全身が衰弱していく。
皮膚粘膜型リーシュマニア症は粘膜と皮膚との境界から
侵されて、次第に周囲の軟骨が破壊されていく。顔面、
容貌が著しく破壊され、ときには鼻中隔が侵されて鼻が
落ちてしまうこともある。皮膚型リーシュマニア症は体
の露出部分にしこり、ときに潰瘍ができる。これまでに
見たことのないような斑点、盛り上がりが皮膚に生じる
が痛みは伴わない。
週間から数ヶ月の潜伏期間を経て発病する。その症状は
それぞれのタイプにより異なり、内臓型リーシュマニア
症では発熱、倦怠感、体重減少、貧血、脾臓や肝臓の腫
れ、リンパ節の腫れなどの症状が現れる。また白血球が
減少して他の感染症に弱くなり、全身が衰弱していく。
皮膚粘膜型リーシュマニア症は粘膜と皮膚との境界から
侵されて、次第に周囲の軟骨が破壊されていく。顔面、
容貌が著しく破壊され、ときには鼻中隔が侵されて鼻が
落ちてしまうこともある。皮膚型リーシュマニア症は体
の露出部分にしこり、ときに潰瘍ができる。これまでに
見たことのないような斑点、盛り上がりが皮膚に生じる
が痛みは伴わない。
【0004】
【従来の技術】このようなリーシュマニア症の治療剤と
しては、例えば、アンポテリシンB(Amphotericin
B)、ブレオマイシン(Bleomycin)、インターロイキン
2(Interleukin 2)、インタフェロンγ(Interferon
γ)、ペンタミジン(Pentamidine)等のさまざまな薬
物が使用されている(Koff A. B. et al, J. Ame. Aca
d. Dermatol, 31, 693 (1994) 参照)。そのなかでも、
アンチモン製剤が特効薬であることが知られている。ま
た、リポポリサッカライド(LPS)がリーシュマニア
病原原虫に起因する細胞死に効果があることも報告され
ている(Jacques, M.,Eur. J. Immunol., 17, 203, (19
87) 参照)。
しては、例えば、アンポテリシンB(Amphotericin
B)、ブレオマイシン(Bleomycin)、インターロイキン
2(Interleukin 2)、インタフェロンγ(Interferon
γ)、ペンタミジン(Pentamidine)等のさまざまな薬
物が使用されている(Koff A. B. et al, J. Ame. Aca
d. Dermatol, 31, 693 (1994) 参照)。そのなかでも、
アンチモン製剤が特効薬であることが知られている。ま
た、リポポリサッカライド(LPS)がリーシュマニア
病原原虫に起因する細胞死に効果があることも報告され
ている(Jacques, M.,Eur. J. Immunol., 17, 203, (19
87) 参照)。
【0005】しかし、これらの薬剤はいずれも強い副作
用を有するため、その使用に関しては、医者の細心の注
意が必要である。従って、リーシュマニア症に対して選
択的に作用することによって、より有効性が高く、かつ
より安全性が高い薬剤の開発が望まれている。
用を有するため、その使用に関しては、医者の細心の注
意が必要である。従って、リーシュマニア症に対して選
択的に作用することによって、より有効性が高く、かつ
より安全性が高い薬剤の開発が望まれている。
【0006】本発明に用いられる化合物、式(I)
【化3】 で示される2−デオキシ−2−[(3S)−(9−フェ
ニルノナノイルオキシ)テトラデカノイル]アミノ−3
−O−(9−フェニルノナノイル)−4−O−スルホ−
α−D−グルコピラノースおよびその非毒性塩(以下、
本発明化合物と略記する。)はリピッドA様の活性を有
し、免疫賦活作用(マクロフアージ活性化作用、B細胞
幼若化作用、非特異的抗体産生作用、細胞性免疫賦活作
用等)および抗腫瘍作用(インタフェロン誘導活性、イ
ンターロイキン産生活性、TNF誘導作用等)を有する
ことが特公平4-74359号に開示されている。また、本発
明化合物の種々の非毒性塩が特開平6-41175号に開示さ
れている。しかしながら、本発明化合物のリーシュマニ
ア症に対する作用については全く報告されていない。
ニルノナノイルオキシ)テトラデカノイル]アミノ−3
−O−(9−フェニルノナノイル)−4−O−スルホ−
α−D−グルコピラノースおよびその非毒性塩(以下、
本発明化合物と略記する。)はリピッドA様の活性を有
し、免疫賦活作用(マクロフアージ活性化作用、B細胞
幼若化作用、非特異的抗体産生作用、細胞性免疫賦活作
用等)および抗腫瘍作用(インタフェロン誘導活性、イ
ンターロイキン産生活性、TNF誘導作用等)を有する
ことが特公平4-74359号に開示されている。また、本発
明化合物の種々の非毒性塩が特開平6-41175号に開示さ
れている。しかしながら、本発明化合物のリーシュマニ
ア症に対する作用については全く報告されていない。
【0007】
【発明の目的】本発明者らは、リーシュマニア症の予防
および/または治療に対して有効に作用し、かつ安全性
が高い化合物を見出すべく鋭意研究を行なった結果、式
(I)で示される2−デオキシ−2−[(3S)−(9
−フェニルノナノイルオキシ)テトラデカノイル]アミ
ノ−3−O−(9−フェニルノナノイル)−4−O−ス
ルホ−α−D−グルコピラノースおよびその非毒性塩が
目的を達成することを見出した。
および/または治療に対して有効に作用し、かつ安全性
が高い化合物を見出すべく鋭意研究を行なった結果、式
(I)で示される2−デオキシ−2−[(3S)−(9
−フェニルノナノイルオキシ)テトラデカノイル]アミ
ノ−3−O−(9−フェニルノナノイル)−4−O−ス
ルホ−α−D−グルコピラノースおよびその非毒性塩が
目的を達成することを見出した。
【0008】
【発明の開示】本発明は、式(I)
【化4】 で示される2−デオキシ−2−[(3S)−(9−フェ
ニルノナノイルオキシ)テトラデカノイル]アミノ−3
−O−(9−フェニルノナノイル)−4−O−スルホ−
α−D−グルコピラノースまたはその非毒性塩を有効成
分とするリーシュマニア症の予防および/または治療剤
に関する。
ニルノナノイルオキシ)テトラデカノイル]アミノ−3
−O−(9−フェニルノナノイル)−4−O−スルホ−
α−D−グルコピラノースまたはその非毒性塩を有効成
分とするリーシュマニア症の予防および/または治療剤
に関する。
【0009】[塩]式(I)で示される本発明化合物
は、公知の方法で相当する塩に変換される。塩は毒性の
ない、水溶性のものが好ましい。適当な塩としては、ア
ルカリ金属(ナトリウム、カリウム、等)の塩、アルカ
リ土類金属(カルシウム、マグネシウム等)の塩、アン
モニウム塩、薬学的に許容される有機アミン(テトラメ
チルアンモニウム、トリエチルアミン、メチルアミン、
ジメチルアミン、シクロペンチルアミン、ベンジルアミ
ン、フェネチルアミン、ピペリジン、モノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、リジン、アルギニン、N−
メチル−D−グルカミン、トリス(ヒドロキシメチル)
メチルアミン等)の塩が挙げられる。また、式(I)で
示される本発明化合物またはその塩は、公知の方法によ
り、水和物に変換することもできる。
は、公知の方法で相当する塩に変換される。塩は毒性の
ない、水溶性のものが好ましい。適当な塩としては、ア
ルカリ金属(ナトリウム、カリウム、等)の塩、アルカ
リ土類金属(カルシウム、マグネシウム等)の塩、アン
モニウム塩、薬学的に許容される有機アミン(テトラメ
チルアンモニウム、トリエチルアミン、メチルアミン、
ジメチルアミン、シクロペンチルアミン、ベンジルアミ
ン、フェネチルアミン、ピペリジン、モノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、リジン、アルギニン、N−
メチル−D−グルカミン、トリス(ヒドロキシメチル)
メチルアミン等)の塩が挙げられる。また、式(I)で
示される本発明化合物またはその塩は、公知の方法によ
り、水和物に変換することもできる。
【0010】
【本発明化合物の製造方法】本発明化合物の製造方法
は、特公平4-74359号、とりわけ実施例1(c)に詳し
く記載されている。また、本発明化合物の種々の非毒性
塩についても、特開平6-41175号の実施例2、3、5お
よび6にナトリウム塩の製造方法が、実施例4にトリス
(ヒドロキシメチル)メチルアンモニウム塩の製造方法
が詳しく記載されている。
は、特公平4-74359号、とりわけ実施例1(c)に詳し
く記載されている。また、本発明化合物の種々の非毒性
塩についても、特開平6-41175号の実施例2、3、5お
よび6にナトリウム塩の製造方法が、実施例4にトリス
(ヒドロキシメチル)メチルアンモニウム塩の製造方法
が詳しく記載されている。
【0011】
【毒性】本発明化合物の毒性は非常に低いものであり、
医薬として使用するために十分安全であると判断でき
る。例えば、2−デオキシ−2−[(3S)−(9−フ
ェニルノナノイルオキシ)テトラデカノイル]アミノ−
3−O−(9−フェニルノナノイル)−4−O−スルホ
−α−D−グルコピラノース・ナトリウム塩の場合、S
D系雌雄ラットの静脈内投与おいて、LD50値が60〜
70mg/kgであった。
医薬として使用するために十分安全であると判断でき
る。例えば、2−デオキシ−2−[(3S)−(9−フ
ェニルノナノイルオキシ)テトラデカノイル]アミノ−
3−O−(9−フェニルノナノイル)−4−O−スルホ
−α−D−グルコピラノース・ナトリウム塩の場合、S
D系雌雄ラットの静脈内投与おいて、LD50値が60〜
70mg/kgであった。
【0012】
【医薬品への適用】本発明化合物は、ヒトを含めた動
物、特にヒトにおいて、リーシュマニア症、の予防およ
び/または治療に有用である。式(I)で示される本発
明化合物、その非毒性の塩、またはその水和物を上記の
目的で用いるには、通常、全身的または局所的に、経口
または非経口の形で投与される。投与量は、年齢、体
重、症状、治療効果、投与方法、処理時間等により異な
るが、通常、成人一人あたり、1回につき、1mgから
1000mgの範囲で、1日1回から数回経口投与される
か、または成人一人あたり、1回につき、1mgから1
00mgの範囲で、1日1回から数回非経口投与(好ま
しくは、静脈内投与)されるか、または1日1時間から
24時間の範囲で静脈内に持続投与される。もちろん前
記したように、投与量は種々の条件によって変動するの
で、上記投与量より少ない量で十分な場合もあるし、ま
た範囲を越えて必要な場合もある。
物、特にヒトにおいて、リーシュマニア症、の予防およ
び/または治療に有用である。式(I)で示される本発
明化合物、その非毒性の塩、またはその水和物を上記の
目的で用いるには、通常、全身的または局所的に、経口
または非経口の形で投与される。投与量は、年齢、体
重、症状、治療効果、投与方法、処理時間等により異な
るが、通常、成人一人あたり、1回につき、1mgから
1000mgの範囲で、1日1回から数回経口投与される
か、または成人一人あたり、1回につき、1mgから1
00mgの範囲で、1日1回から数回非経口投与(好ま
しくは、静脈内投与)されるか、または1日1時間から
24時間の範囲で静脈内に持続投与される。もちろん前
記したように、投与量は種々の条件によって変動するの
で、上記投与量より少ない量で十分な場合もあるし、ま
た範囲を越えて必要な場合もある。
【0013】本発明化合物を投与する際には、経口投与
のための固体組成物、液体組成物およびその他の組成物
および非経口投与のための注射剤、外用剤、坐剤等とし
て用いられる。経口投与のための固体組成物には、錠
剤、丸剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤等が含まれる。カ
プセル剤には、ハードカプセルおよびソフトカプセルが
含まれる。このような固体組成物においては、ひとつま
たはそれ以上の活性物質が、少なくともひとつの不活性
な希釈剤、例えばラクトース、マンニトール、グルコー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、微結晶セルロー
ス、デンプン、ポリビニルピロリドン、メタケイ酸アル
ミン酸マグネシウムと混合される。組成物は、常法に従
って、不活性な希釈剤以外の添加剤、例えばステアリン
酸マグネシウムのような潤滑剤、繊維素グリコール酸カ
ルシウムのような崩壊剤、ラクトースのような安定化
剤、グルタミン酸またはアスパラギン酸のような溶解補
助剤を含有していてもよい。錠剤または丸剤は必要によ
り白糖、ゼラチン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースフタレートなどの胃
溶性あるいは腸溶性物質のフィルムで被覆していてもよ
いし、また2以上の層で被覆していてもよい。さらにゼ
ラチンのような吸収されうる物質のカプセルも包含され
る。経口投与のための液体組成物は、薬剤的に許容され
る乳濁剤、溶液剤、シロップ剤、エリキシル剤等を含
む。このような液体組成物においては、ひとつまたはそ
れ以上の活性物質が、一般的に用いられる不活性な希釈
剤(例えば精製水、エタノール)に含有される。この組
成物は、不活性な希釈剤以外に湿潤剤、懸濁剤のような
補助剤、甘味剤、風味剤、芳香剤、防腐剤を含有してい
てもよい。経口投与のためのその他の組成物としては、
ひとつまたはそれ以上の活性物質を含み、それ自体公知
の方法により処方されるスプレー剤が含まれる。この組
成物は不活性な希釈剤以外に亜硫酸水素ナトリウムのよ
うな安定剤と等張性を与えるような緩衝剤、例えば塩化
ナトリウム、クエン酸ナトリウムあるいはクエン酸のよ
うな等張剤を含有していてもよい。スプレー剤の製造方
法は、例えば米国特許第 2,868,691 号および同第 3,09
5,355 号に詳しく記載されている。
のための固体組成物、液体組成物およびその他の組成物
および非経口投与のための注射剤、外用剤、坐剤等とし
て用いられる。経口投与のための固体組成物には、錠
剤、丸剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤等が含まれる。カ
プセル剤には、ハードカプセルおよびソフトカプセルが
含まれる。このような固体組成物においては、ひとつま
たはそれ以上の活性物質が、少なくともひとつの不活性
な希釈剤、例えばラクトース、マンニトール、グルコー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、微結晶セルロー
ス、デンプン、ポリビニルピロリドン、メタケイ酸アル
ミン酸マグネシウムと混合される。組成物は、常法に従
って、不活性な希釈剤以外の添加剤、例えばステアリン
酸マグネシウムのような潤滑剤、繊維素グリコール酸カ
ルシウムのような崩壊剤、ラクトースのような安定化
剤、グルタミン酸またはアスパラギン酸のような溶解補
助剤を含有していてもよい。錠剤または丸剤は必要によ
り白糖、ゼラチン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースフタレートなどの胃
溶性あるいは腸溶性物質のフィルムで被覆していてもよ
いし、また2以上の層で被覆していてもよい。さらにゼ
ラチンのような吸収されうる物質のカプセルも包含され
る。経口投与のための液体組成物は、薬剤的に許容され
る乳濁剤、溶液剤、シロップ剤、エリキシル剤等を含
む。このような液体組成物においては、ひとつまたはそ
れ以上の活性物質が、一般的に用いられる不活性な希釈
剤(例えば精製水、エタノール)に含有される。この組
成物は、不活性な希釈剤以外に湿潤剤、懸濁剤のような
補助剤、甘味剤、風味剤、芳香剤、防腐剤を含有してい
てもよい。経口投与のためのその他の組成物としては、
ひとつまたはそれ以上の活性物質を含み、それ自体公知
の方法により処方されるスプレー剤が含まれる。この組
成物は不活性な希釈剤以外に亜硫酸水素ナトリウムのよ
うな安定剤と等張性を与えるような緩衝剤、例えば塩化
ナトリウム、クエン酸ナトリウムあるいはクエン酸のよ
うな等張剤を含有していてもよい。スプレー剤の製造方
法は、例えば米国特許第 2,868,691 号および同第 3,09
5,355 号に詳しく記載されている。
【0014】本発明による非経口投与のための注射剤と
しては、無菌の水性および/または非水性の溶液剤、懸
濁剤、乳濁剤を包含する。水性の溶液剤、懸濁剤として
は、例えば注射用蒸留水および生理食塩水が含まれる。
非水溶性の溶液剤、懸濁剤としては、例えばプロピレン
グリコール、ポリエチレングリコール、オリーブ油のよ
うな植物油、エタノールのようなアルコール類、ポリソ
ルベート80(登録商標)等がある。また、無菌の水性
と非水性の溶液剤、懸濁剤および乳濁剤を混合して使用
してもよい。このような組成物は、さらに防腐剤、湿潤
剤、乳化剤、分散剤、安定化剤(例えば、ラクトー
ス)、溶解補助剤(例えば、グルタミン酸、アスパラギ
ン酸)のような補助剤を含んでいてもよい。これらはバ
クテリア保留フィルターを通すろ過、殺菌剤の配合また
は照射によって無菌化される。これらはまた無菌の固体
組成物を製造し、例えば凍結乾燥品の使用前に、無菌化
または無菌の注射用蒸留水または他の溶媒に溶解して使
用することもできる。非経口投与のためのその他の組成
物としては、ひとつまたはそれ以上の活性物質を含み、
常法により処方される外溶液剤、軟膏、塗布剤、直腸内
投与のための坐剤および膣内投与のためのペッサリー等
が含まれる。
しては、無菌の水性および/または非水性の溶液剤、懸
濁剤、乳濁剤を包含する。水性の溶液剤、懸濁剤として
は、例えば注射用蒸留水および生理食塩水が含まれる。
非水溶性の溶液剤、懸濁剤としては、例えばプロピレン
グリコール、ポリエチレングリコール、オリーブ油のよ
うな植物油、エタノールのようなアルコール類、ポリソ
ルベート80(登録商標)等がある。また、無菌の水性
と非水性の溶液剤、懸濁剤および乳濁剤を混合して使用
してもよい。このような組成物は、さらに防腐剤、湿潤
剤、乳化剤、分散剤、安定化剤(例えば、ラクトー
ス)、溶解補助剤(例えば、グルタミン酸、アスパラギ
ン酸)のような補助剤を含んでいてもよい。これらはバ
クテリア保留フィルターを通すろ過、殺菌剤の配合また
は照射によって無菌化される。これらはまた無菌の固体
組成物を製造し、例えば凍結乾燥品の使用前に、無菌化
または無菌の注射用蒸留水または他の溶媒に溶解して使
用することもできる。非経口投与のためのその他の組成
物としては、ひとつまたはそれ以上の活性物質を含み、
常法により処方される外溶液剤、軟膏、塗布剤、直腸内
投与のための坐剤および膣内投与のためのペッサリー等
が含まれる。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳述するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
発明はこれらに限定されるものではない。
【0016】実施例1:リーシュマニア感染マウスに対
する効果 [実験方法]BALB/cマウスの尾根部にL.amazones
isを接種し、L.amazonesis感染マウスを作製し、感染後
6週間経過したマウスを用いた。この感染したマウスを
以下の4群に分け、感染病巣(尾根部)を経時的に写真
撮影し、その効果を皮膚病巣部の縮小度をもって検討し
た。皮膚病巣部の縮小度は潰瘍もしくは結節の長径を測
定し、投与前を100として8週間後の大きさを以下の
計算式で算出した。また、その結果を表1に示した。
する効果 [実験方法]BALB/cマウスの尾根部にL.amazones
isを接種し、L.amazonesis感染マウスを作製し、感染後
6週間経過したマウスを用いた。この感染したマウスを
以下の4群に分け、感染病巣(尾根部)を経時的に写真
撮影し、その効果を皮膚病巣部の縮小度をもって検討し
た。皮膚病巣部の縮小度は潰瘍もしくは結節の長径を測
定し、投与前を100として8週間後の大きさを以下の
計算式で算出した。また、その結果を表1に示した。
【0017】A群(コントロール群):溶解液(55%
エタノール・4.5%グルコース液)のみを週2回8週間
病巣局所注射 B群(コントロール群):溶解液(55%エタノール・
4.5%グルコース液)のみを週2回8週間腹腔内注射 C群(局注群):本発明化合物のナトリウム塩を溶解液
で溶解したものを30mg/kg週2回8週間病巣局所
注射 D群(腹腔内注射群):本発明化合物のナトリウム塩を
溶解液で溶解したものを30mg/kg週2回8週間腹
腔内注射
エタノール・4.5%グルコース液)のみを週2回8週間
病巣局所注射 B群(コントロール群):溶解液(55%エタノール・
4.5%グルコース液)のみを週2回8週間腹腔内注射 C群(局注群):本発明化合物のナトリウム塩を溶解液
で溶解したものを30mg/kg週2回8週間病巣局所
注射 D群(腹腔内注射群):本発明化合物のナトリウム塩を
溶解液で溶解したものを30mg/kg週2回8週間腹
腔内注射
【0018】皮膚病巣部縮小度=投与8週間後病巣の長
径/投与前病巣の長径×100
径/投与前病巣の長径×100
【0019】
【表1】 表1から、本発明化合物がリーシュマニア感染症マウス
の感染病巣を効果的に縮小することがわかった。また、
グループCのうち3例は皮膚病巣を完治していた。
の感染病巣を効果的に縮小することがわかった。また、
グループCのうち3例は皮膚病巣を完治していた。
【0020】
【製剤例】製剤例1 以下の各成分を常法により混合した後、溶液を常法によ
り滅菌し、1mlずつアンプルに充填し、常法により凍
結乾燥し、1アンプル中50mgの活性成分を含有する
アンプル100本を得た。 ・2−デオキシ−2−[(3S)−(9−フェニルノナノイルオキシ)テトラデ カノイル]アミノ−3−O−(9−フェニルノナノイル)−4−O−スルホ−α −D−グルコピラノース・ナトリウム塩 …… 5.00g ・55%エタノール ……100ml
り滅菌し、1mlずつアンプルに充填し、常法により凍
結乾燥し、1アンプル中50mgの活性成分を含有する
アンプル100本を得た。 ・2−デオキシ−2−[(3S)−(9−フェニルノナノイルオキシ)テトラデ カノイル]アミノ−3−O−(9−フェニルノナノイル)−4−O−スルホ−α −D−グルコピラノース・ナトリウム塩 …… 5.00g ・55%エタノール ……100ml
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 31/7024 A61P 33/02 C07H 13/04 CA(STN) CAOLD(STN) CAPLUS(STN) REGISTRY(STN)
Claims (2)
- 【請求項1】 式(I) 【化1】 で示される2−デオキシ−2−[(3S)−(9−フェ
ニルノナノイルオキシ)テトラデカノイル]アミノ−3
−O−(9−フェニルノナノイル)−4−O−スルホ−
α−D−グルコピラノースまたはその非毒性塩を有効成
分とするリーシュマニア原虫に起因する疾患の予防およ
び/または治療剤。 - 【請求項2】 リーシュマニア原虫に起因する疾患がリ
ーシュマニア症である請求項1記載の予防および/また
は治療剤。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9277656A JP3057226B2 (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | グルコピラノース誘導体を有効成分とするリーシュマニア症治療剤 |
DE69828526T DE69828526T2 (de) | 1997-10-09 | 1998-10-08 | Mittel gegen leishmaniasis, enthaltend glucopyrnosederivat als aktiven inhaltsstoff |
AT98947778T ATE286401T1 (de) | 1997-10-09 | 1998-10-08 | Mittel gegen leishmaniasis, enthaltend glucopyrnosederivat als aktiven inhaltsstoff |
BR9814815-0A BR9814815A (pt) | 1997-10-09 | 1998-10-08 | Agente para o tratamento de leishmaniose com um derivado de glicopiranose como ingrediente eficaz |
EP98947778A EP1031351B1 (en) | 1997-10-09 | 1998-10-08 | Leishmaniasis remedy containing glucopyranose derivative as the active ingredient |
PCT/JP1998/004537 WO1999018975A1 (fr) | 1997-10-09 | 1998-10-08 | Medicament contre la leishmaniose, contenant un derive de glucopyranose en tant que principe actif |
US09/529,333 US6444648B1 (en) | 1997-10-09 | 1998-10-08 | Leishmaniasis remedy containing glucopyranose derivative as the active ingredient |
AU94582/98A AU9458298A (en) | 1997-10-09 | 1998-10-08 | Leishmaniasis remedy containing glucopyranose derivative as the active ingredient |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9277656A JP3057226B2 (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | グルコピラノース誘導体を有効成分とするリーシュマニア症治療剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000063396A JP2000063396A (ja) | 2000-02-29 |
JP3057226B2 true JP3057226B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=17586474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9277656A Expired - Lifetime JP3057226B2 (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | グルコピラノース誘導体を有効成分とするリーシュマニア症治療剤 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6444648B1 (ja) |
EP (1) | EP1031351B1 (ja) |
JP (1) | JP3057226B2 (ja) |
AT (1) | ATE286401T1 (ja) |
AU (1) | AU9458298A (ja) |
BR (1) | BR9814815A (ja) |
DE (1) | DE69828526T2 (ja) |
WO (1) | WO1999018975A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101834202B (zh) * | 2010-04-13 | 2011-11-16 | 东南大学 | 降低热载流子效应的n型横向绝缘栅双极型器件 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1088553A4 (en) | 1998-05-06 | 2002-01-30 | Ono Pharmaceutical Co | IMMUNOSUPPRESSOR CONTAINING GLUCOPYRANOSIS DERIVATIVE AS ACTIVE INGREDIENT |
EP1095653A1 (en) * | 1998-06-16 | 2001-05-02 | Ono Pharmaceutical Co., Ltd. | Glucopyranose derivatives and preventives and/or remedies for hiv infection containing the same as the active ingredient |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0226381B1 (en) * | 1985-12-06 | 1992-02-05 | Ono Pharmaceutical Co., Ltd. | Novel glucopyranose derivatives |
GB8822052D0 (en) * | 1988-09-20 | 1988-10-19 | Neal R A | Compositions for treatment of leishmaniasis |
JP2985248B2 (ja) | 1990-07-17 | 1999-11-29 | ソニー株式会社 | スピンドルサーボ装置 |
CA2088128C (en) | 1992-01-31 | 2002-10-29 | Katsuhiro Imaki | Salts of glucopyranose derivatives and its intermediate |
US5496830A (en) * | 1994-09-14 | 1996-03-05 | Johns Hopkins University | Inhibition of hemoflagellates by camptothecin compounds |
-
1997
- 1997-10-09 JP JP9277656A patent/JP3057226B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-10-08 AT AT98947778T patent/ATE286401T1/de not_active IP Right Cessation
- 1998-10-08 EP EP98947778A patent/EP1031351B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-10-08 AU AU94582/98A patent/AU9458298A/en not_active Abandoned
- 1998-10-08 US US09/529,333 patent/US6444648B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-10-08 WO PCT/JP1998/004537 patent/WO1999018975A1/ja active IP Right Grant
- 1998-10-08 BR BR9814815-0A patent/BR9814815A/pt not_active Application Discontinuation
- 1998-10-08 DE DE69828526T patent/DE69828526T2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101834202B (zh) * | 2010-04-13 | 2011-11-16 | 东南大学 | 降低热载流子效应的n型横向绝缘栅双极型器件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69828526T2 (de) | 2006-02-23 |
JP2000063396A (ja) | 2000-02-29 |
WO1999018975A1 (fr) | 1999-04-22 |
EP1031351B1 (en) | 2005-01-05 |
AU9458298A (en) | 1999-05-03 |
EP1031351A4 (en) | 2001-04-18 |
DE69828526D1 (de) | 2005-02-10 |
US6444648B1 (en) | 2002-09-03 |
EP1031351A1 (en) | 2000-08-30 |
ATE286401T1 (de) | 2005-01-15 |
BR9814815A (pt) | 2000-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4588744A (en) | Method of forming an aqueous solution of 3-3-Bis(p-hydroxyphenyl)-phthalide | |
JPH0154324B2 (ja) | ||
EP0399051B1 (en) | Polyvalent antiinflammatory agent | |
JP3057226B2 (ja) | グルコピラノース誘導体を有効成分とするリーシュマニア症治療剤 | |
US7709534B2 (en) | Method of treating strongyloides infections and medicaments therefor | |
RU2143906C1 (ru) | Применение диметикона для лечения афт и стоматита | |
SPAETH et al. | Treatment of Trichinosis: Case Report | |
JPH06500537A (ja) | アテローム硬化症の治療のためのアリールヒドロキシ尿素化合物の使用 | |
JPH11106394A (ja) | グルコピラノース誘導体を有効成分とするリーシュマニア症治療剤 | |
US4892876A (en) | Method for inhibiting HIV and an pharmaceutical composition therefor | |
JP4580479B2 (ja) | 抗hiv感染症剤 | |
CA1265057A (en) | Ophthalmic topical agent for remedy of diseases of iris and ciliary body | |
EP0163683A1 (en) | Chromone-2-carboxilic acid derivatives as cardiovascular agents | |
US4436732A (en) | Medicated compound for treating diseases infected by virus of the herpes group | |
US3852454A (en) | Treatment of rheumatoid arthritis | |
US6455555B1 (en) | Anti-HIV infection agents and method for treating HIV infection | |
JPH04208223A (ja) | 肝臓疾患治療剤 | |
JP2816499B2 (ja) | 糖尿病治療剤 | |
JPS6111A (ja) | 脱髄性疾患治療剤 | |
JPS61134315A (ja) | 解熱鎮痛剤 | |
US4537908A (en) | Herpes II treatment | |
JPH0522687B2 (ja) | ||
JPH0561251B2 (ja) | ||
JPS58146509A (ja) | 医薬組成物 | |
JPH11130672A (ja) | 脂質過酸化抑制剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000314 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |