JP3056449U - 箸 袋 - Google Patents
箸 袋Info
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- JP3056449U JP3056449U JP1998006378U JP637898U JP3056449U JP 3056449 U JP3056449 U JP 3056449U JP 1998006378 U JP1998006378 U JP 1998006378U JP 637898 U JP637898 U JP 637898U JP 3056449 U JP3056449 U JP 3056449U
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- Japan
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- chopsticks
- chopstick
- chopstick bag
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Abstract
(57)【要約】
【課題】箸を入れる箸袋、特に箸置きとして兼用できる
箸袋に関し、箸を抜くとそのまま箸置きとして使用で
き、しかも広告宣伝にも利用できるようにする。 【解決手段】箸が入るように袋状に形成された箸袋にお
いて、リング状に復元する線状のバネ体4を箸3と平行
方向となるように、箸袋の少なくとも先端側の領域1a
に埋め込んであり、箸3を挿入したときに、前記バネ体
4がその弾力に抗して伸ばされる構造となっている箸袋
である。
箸袋に関し、箸を抜くとそのまま箸置きとして使用で
き、しかも広告宣伝にも利用できるようにする。 【解決手段】箸が入るように袋状に形成された箸袋にお
いて、リング状に復元する線状のバネ体4を箸3と平行
方向となるように、箸袋の少なくとも先端側の領域1a
に埋め込んであり、箸3を挿入したときに、前記バネ体
4がその弾力に抗して伸ばされる構造となっている箸袋
である。
Description
【0001】
本考案は、箸を入れる箸袋、特に箸置きとして兼用できる箸袋に関する。
【0002】
箸置きとして兼用できる箸袋として、特開平6−121728号公報や実公昭 57−15748号公報などが知られているが、これらはいずれも箸を取り出し た後の箸袋を折り曲げたり、組み立てたりする、加工作業が必要となる。
【0003】このように、箸置きとして使用するには、複雑で特別な作業が必要 であり、面倒なため、箸置きとして使用しない人もいる。そのため、所期の目的 を十分に達成できない。
【0004】また、単に箸置きとして使用することのみを目的としており、広告 宣伝などに利用するといった工夫も足りない。
【0005】本考案の技術的課題は、このような問題に着目し、箸を抜くとその まま箸置きとして使用でき、しかも広告宣伝にも利用できるようにすることにあ る。
【0006】
本考案の技術的課題は次のような手段によって解決される。請求項1は、箸が 入るように袋状に形成された箸袋において、リング状に復元する線状のバネ体を 箸と平行方向となるように、箸袋の先端側の領域に埋め込んであり、箸を挿入し たときに、前記バネ体がその弾力に抗して伸ばされる構造となっている箸袋であ る。
【0007】このように、リング状に復元する線状のバネ体が、箸と平行方向と なるように、箸袋の少なくとも先端側の領域に埋め込んであるため、箸を挿入し た状態では、バネ体がその弾力に抗して伸ばされた状態となる。
【0008】ところが、箸を使用するために箸を取り出すと、箸の剛性から開放 されて箸袋が自由になり、前記バネ体のバネ力によって、箸袋がリング状に自然 に巻かれる。そして、このように巻かれた状態で立体状となるため、そのまま箸 置きとして使用できる。
【0009】請求項2は、請求項1記載のバネ体が、箸の挿入口側の端部が、リ ング状の巻き方向とは反対側に折り曲げられている箸袋である。このように、箸 袋に埋め込まれているバネ体が、箸の挿入口側の端部において、リング状の巻き 方向とは反対側に折り曲げられているため、箸袋から箸を取り出して箸袋がフリ ーとなった状態では、バネ体の折り曲げ部において箸袋も折れ曲がるため、箸を 置きやすくなり、箸を安定良く載せることができる。
【0010】請求項3は、請求項1または請求項2に記載の箸袋において、少な くとも、バネ体の入っていない領域に、広告その他の表示が行なわれている箸袋 である。箸袋において、バネ体の入っていない領域が箸の置かれる位置であり、 したがってこの領域が上向きとなり、食事する際に人目につき易い領域である。 請求項3の考案では、このように人目につき易い領域に、広告その他の表示が行 なわれているので、広告宣伝などにも有効利用できる。
【0011】
次に本考案による箸袋が実際上どのように具体化されるか実施形態を説明する 。図1は本考案による箸袋であり、箸を取り出した後の状態である。1は箸袋で あり、通常の箸袋と全く同様に、例えば紙などで、箸が入るように袋状に形成さ れている。
【0012】この箸袋において、先端側1aすなわち箸挿入口2とは反対側の領 域が、リング状に巻かれている。これは、箸袋に埋め込まれている線状のバネ体 の弾力によって巻かれたものであって、箸を入れた状態では、図2のように、箸 3の剛性によって、真っ直ぐに延ばされる。
【0013】図1のように、箸袋の先端側のほぼ半分程度の領域がリング状に巻 かれた状態において、箸袋の表側の上に箸3を載せ、箸置きとして使用する。
【0014】図2は図1の箸袋1に箸3を入れた状態であり、(1)は平面図、 (2)はA−A断面図、(3)は底面図である。平面図で見た場合は、通常の箸 袋と何ら変わりはない。表面のちょうど中間部当たりに箸が置かれるが、この領 域から箸入れ口2にかけての領域に、「レストラン○○」といった、広告などが 表示されている。
【0015】裏面1b、すなわち目立たない位置において、箸袋1の裏面1bの ほぼ前半、すなわち先端側のほぼ半分1aに、リング状に巻かれた線状のバネ体 4を延ばし、かつ箸3と平行状態となるようにして、カバー紙5を被せて積層接 着することで、バネ体4を埋め込んである。
【0016】このように、リング状に復元する線状のバネ体4が裏面に埋め込ま れた箸袋は、箸3を挿入した状態では、箸3の剛性のために、箸袋1は真っ直ぐ の状態となる。したがって、来客に箸を提供する場合には、このように箸袋1は 真っ直ぐになっており、見た目には、通常の箸袋と何ら変わらない。
【0017】しかしながら、食事に際して、箸袋1から箸3を取り出すと、箸袋 1は箸3による剛性から開放されてフリーの状態となるため、箸袋1は、リング 状に復元しようとする線状のバネ体4の弾力によって、瞬時にリング状に巻かれ 、図1のような状態となる。
【0018】図1のように、箸袋1のほぼ前半を単にリング状に巻いただけの形 状でも、箸置きとして十分に機能するが、図3のように、リング状の巻き方向と 逆方向に折れていると、箸3を置いた場合に、安定性が良くなる。つまり、箸が 落ちにくくなる。
【0019】図4は、このように箸を取り出した状態で、箸を置きやすいように 折れる実施形態の断面図である。図1、図2の場合と同様に、線状のバネ体4が リング状に巻かれた状態で、箸袋1の内部に埋め込まれているが、この線状バネ 体4は、箸挿入口2側の端部から約1cm程度の長さの位置4aにおいて、リン グ状の巻き方向とは逆向きに予め曲げられている。
【0020】したがって、箸を取り出して、箸の剛性から開放した状態では、箸 袋1のほぼ前半の領域1aがリング状に自然に巻かれると同時に、折れ目4aの 位置で、リング状巻き方向と逆側に折れ曲がり、その結果、箸袋1自体も同様に 折れ曲がって、図3、図4の状態となる。
【0021】このように曲がって窪んだ側を上側にして、その上に箸3を置くた め、箸を置いた場合の安定性が良くなる。なお、図2のように箸を入れた状態で は、リング状部と同様に折り曲げ部4aも、箸の剛性によって、真っ直ぐに延ば された状態となる。
【0022】図示実施形態では、線状のバネ体4は、箸袋の裏面中央に埋め込ま れているが、箸袋の両縁において、表紙1cと裏紙1dとを貼り合わせた構造も 多い。その場合は、箸袋の片側または両側の縁の中に線状バネ体4を挟んで貼り 合わせて埋め込むことも可能である。
【0023】バネ体4として線状体を例示したが、幅が例えば1mm程度の薄板 材からなるゼンマイ状体を用いてもよい。バネ体4の材質は、弾性に富んだ金属 が適しているが、合成樹脂製なども可能である。
【0024】以上の実施形態において、リング状に復元する線状のバネ体4を埋 め込む領域は、箸袋1のほぼ前半分の領域が適しているが、ほぼ半分より長くて も短くてもよい。
【0025】図1、図3のように、箸袋1の上に箸3を置いた状態では、リング 状に巻かれた領域1a以外の領域が人目につきやすい。このように、食事をする 者の目につきやすい領域に、例えば「レストラン○○」などのように、広告など を行なうことができる。あるいは、観光地などでは、ご当地の民謡の歌詞や方言 などを印刷しておくのもよい。広告などは、リング状に巻かれた領域に渡って表 示されていてもよい。
【0026】なお、リング状部1aの中に箸3を入れて置くこともでき、図3の 状態において、裏返しにして、上側に箸3を置いたりすることもできる。また、 リング状部1aを立てて、その中に爪楊枝などを立てて入れることもできる。
【0027】
請求項1によると、リング状に巻かれた線状のバネ体が、箸と平行方向となる ように、箸袋の少なくとも先端側の領域に埋め込んであるため、箸を使用するた めに箸を取り出すと、箸の剛性から開放されて箸袋が自由になり、バネ体のバネ 力によって、箸袋がリング状に自然に巻かれる。そして、このように巻かれた状 態で立体状となるため、そのまま箸置きとして使用できる。
【0028】また、箸袋にこのような工夫がなされているのを知らない客は、箸 を取り出した瞬間に、箸袋が自然にリング状に巻かれると、意表をつかれ、好奇 心がわき出すとともに、話に花が咲く。
【0029】請求項2によると、箸袋に埋め込まれているバネ体が、箸の挿入口 側の端部において、リング状の巻き方向とは反対側に折り曲げられているため、 箸袋から箸を取り出して箸袋がフリーとなった状態では、バネ体の折り曲げ部に おいて箸袋も折れ曲がるため、箸を置きやすくなり、箸を安定良く載せることが できる。したがって、箸が落ちにくくなる。
【0030】請求項3によると、食事する際に人目につき易い領域に、広告その 他の表示が行なわれているので、広告宣伝などにも有効利用できる。
【図1】 本考案による箸袋の実施形態を示す斜視図で
あり、箸を取り出した後の状態である。
あり、箸を取り出した後の状態である。
【図2】 図1の箸袋に箸を入れた状態であり、(1)
は平面図、(2)はA−A断面図、(3)は底面図であ
る。
は平面図、(2)はA−A断面図、(3)は底面図であ
る。
【図3】 本考案による箸袋の別の実施形態を示す斜視
図であり、箸を取り出した後の状態である。
図であり、箸を取り出した後の状態である。
【図4】 図3の実施形態の箸袋の断面図である。
1 箸袋 1a 線状バネ体が埋め込まれた領域 1b 箸袋の裏面 1c 箸袋の表紙 1d 箸袋の裏紙 2 箸挿入口 3 箸 4 リング状に復元する線状のバネ体 4a 線状バネ体の折り曲げ部 5 線状のバネ体を埋め込むカバー紙
Claims (3)
- 【請求項1】 箸が入るように袋状に形成された箸袋に
おいて、リング状に復元する線状のバネ体を箸と平行方
向となるように、箸袋の少なくとも先端側の領域に埋め
込んであり、箸を挿入したときに、前記バネ体がその弾
力に抗して伸ばされる構造となっていることを特徴とす
る箸袋。 - 【請求項2】 前記のバネ体は、箸の挿入口側の端部
が、リング状の巻き方向とは反対側に折り曲げられてい
ることを特徴とする請求項1記載の箸袋。 - 【請求項3】 前記箸袋において、少なくとも、バネ体
の入っていない領域に、広告その他の表示が行なわれて
いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
箸袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998006378U JP3056449U (ja) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | 箸 袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998006378U JP3056449U (ja) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | 箸 袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3056449U true JP3056449U (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=43190418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998006378U Expired - Lifetime JP3056449U (ja) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | 箸 袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3056449U (ja) |
-
1998
- 1998-08-04 JP JP1998006378U patent/JP3056449U/ja not_active Expired - Lifetime
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