JP3056340U - ハッカー入れケース - Google Patents

ハッカー入れケース

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JP3056340U JP1998005782U JP578298U JP3056340U JP 3056340 U JP3056340 U JP 3056340U JP 1998005782 U JP1998005782 U JP 1998005782U JP 578298 U JP578298 U JP 578298U JP 3056340 U JP3056340 U JP 3056340U
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pocket
hacker
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幹男 菊地
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有限会社三貴製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハッカー入れケースの補強ベルトによる
補強効果を強める。 【解決手段】 補強ベルト10をハッカー入れポケット
6(及び折り尺入れポケット7)の上部上に略隙間なく
這わせ、上記補強ベルトの両端を基板1と第1のポケッ
ト形成片4との固定部に縫着、リベット3によるカシメ
で固定するのみならず、中間部もリベット3によるカシ
メ等により固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ハッカー入れケース、特に皮革等からなる基板の上端部を裏側に折 り返して固定することによりズボンのベルトあるいは安全ベルトを通す輪状のベ ルト装着部を形成し、該基板の表面に、皮革等からなるポケット形成片の上辺を 除く三辺とその左右両辺の中間部を、縫着等によりハッカー入れポケット及び折 り尺入れポケットが形成されるように固定し、該ハッカー入れポケットの又はハ ッカー入れポケット及び折り尺入れポケットの略下半部上に、別のポケット形成 片の上辺を除く三辺を、チョーク入れポケットが形成されるように縫着等により 固定し、該ハッカー入れポケットの上部上に、又は、ハッカー入れポケット及び 折り尺入れポケットの上部上に、補強ベルトを当ててその両端を上記基板と上記 ポケット形成片との固定部に固定してハッカー入れポケットのみ、又はハッカー 入れポケット及び折り尺入れポケットを補強したハッカー入れケースに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
鉄筋コンクリートによるビルディングの建築には鉄筋同士を針金で結束する作 業が必要であり、その結束にはハッカーという工具(特開平7−102776号 公報参照 本公報においては「結束工具」という名称が使用されているが、これ も「ハッカー」の一種である。)が使用されており、作業員はそのハッカーの他 に折り尺、チョークを入れるハッカー入れケースをズボンのベルトあるいは安全 ベルトに掛け、それにはハッカー等の工具類を入れて現場に臨む。図3(A)、 (B)はそのようなハッカー入れケースの各別の従来例を示す斜視図である。図 面において、1は例えば皮革(普通の皮革の場合もあれば合成皮革の場合もある 。)からなる基板で、その上端部2はそれよりも下の部分より幅が狭くされてお り、裏側に折り返され先端が該基板1にリベット3によるカシメにより固定され てズボン等のベルトを通す輪状のベルト装着部を成している。4は例えば皮革か らなる第1のポケット形成片で、その上辺を除く三辺と左右両辺の中間部(中間 部とは真ん中とは限らず、両辺間のいずれかの部分を指す。)が上記基板1に逢 着されており、5は縫着部分を指す。6は該第1の形成片4と基板1によりその 間に形成されたところの上向きに開口するハッカー入れポケット、7は同じく折 り尺入れポケットである。
【0003】 8は例えば皮革からなる第2のポケット形成片で、ハッカー入れポケット6及 び折り尺入れポケット7の下半部上に[ 図3(A)に示す場合] 、又はハッカー 入れポケット6の下半部上に[ 図3(B)に示す場合] て上辺を除く三辺を縫着 等により基板1と第1のポケット形成片4との固定部に縫着により固定されてお り、第1のポケット形成片4との間に上向きに開口するチョーク入れポケット9 を形成している。
【0004】 10は例えば皮革からなる補強ベルトで、ハッカー入れポケット6及び折り尺 入れポケット7の上部を補強するものであり、その左右両端が基板1と第1のポ ケット形成片4との固定部に縫着及びリベット3のカシメにより固定されている 。従来のハッカー入れケースにおいては、この補強ベルト10は単に左右両端が 基板1側に固定されているに過ぎず、特に、ハッカー入れポケット6・折り尺入 れポケット7間に生じている溝11上においては基板1上の第1のポケット形成 片4との間に大きな隙間が生じていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のハッカー入れケースにおいては、補強ベルト10が単に左右 両端が基板1側に固定されているに過ぎず、特に、ハッカー入れポケット6・折 り尺入れポケット7間に生じている溝11上においては基板1上の第1のポケッ ト形成片4との間に大きな隙間が生じていたので、補強ベルト10による補強効 果が充分でなく、主としてハッカー入れポケット6に皮革の延び、形の崩れが生 じ、使用が進むにつれてハッカーが脱落しやすくなるという問題があった。とい うのは、ハッカーは鉄からなり、かなり重量があるので、合成皮革からなる基板 1と第1のポケット形成片4によりつくられたハッカー入れポケット6ではハッ カーの重みにより延び、形の崩れが生じ、補強が必要となるが、従来の補強ベル ト10による補強では補強ベルト10の中間部においてハッカー入れポケット6 との密着度が低く、補強効果が弱く、そのため必要な強さの補強が得られないか らである。
【0006】 本考案はこのような問題点を解決すべく為されたものであり、ハッカー入れケ ースの補強ベルトによる補強効果を強めることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1のハッカー入れケースは、補強ベルトをハッカー入れポケットの上部 上に、又はハッカー入れポケット及び折り尺入れポケットの上部上に略隙間なく 這わせ、上記ハッカー入れポケットのみ補強するものにおいては該補強ベルトの 中間部をハッカー入れポケットにリベットのカシメにより固定し、ハッカー入れ ポケット及び折り尺入れポケットを補強するものにおいては該補強ベルトのハッ カー入れポケット・折り尺入れポケット間上の部分を上記基板と第1のポケット 形成片との固定部にリベットのカシメにより固定したことを特徴とする。
【0008】 従って、請求項1のハッカー入れケースによれば、補強ベルトを補強されるポ ケットの上部に横方向に這うように形成し、その間に隙間が生じないようにし、 補強ベルトの中間部においてもリベットによるカシメによりポケット形成片に固 定したので、補強効果を強めることができ、延いてはポケットが延び、型崩れ等 してハッカー脱落が生じ易くなることを防止することができ、ハッカー入れケー スの寿命を長くすることができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案ハッカー入れケースは、基本的には、補強ベルトをハッカー入れポケッ トの上部上に、又はハッカー入れポケット及び折り尺入れポケットの上部上に隙 間なく這わせ、ハッカー入れポケットのみ補強するものにおいては該補強ベルト の中間部をハッカー入れポケットにリベットのカシメにより固定し、ハッカー入 れポケット及び折り尺入れポケットを補強するものにおいては該補強ベルトのハ ッカー入れポケット・折り尺入れポケット間部分を上記基板と第1のポケット形 成片との固定部にリベットのカシメにより固定したものであり、基板、第1及び 第2のポケット形成片は皮革又は合成繊維等により形成する。皮革の場合は、動 物等による自然の皮革であっても良いし、合成皮革であっても良い。ポケット形 成片は皮革、合成繊維により形成しても良いが、ゴムにより形成しても良く、ゴ ムの場合は、植物による自然のゴムであっても良いし、合成ゴムであっても良い 。
【0010】 補強ベルトは皮革(合成皮革も含む。)、ゴム又は金属、例えばステンレスに より形成する。補強ベルトは、ハッカー入れポケットと折り尺入れポケットの両 方を補強するようにしても良いが、ハッカー入れポケットのみを補強するように しても良い。というのは、折り尺はハッカーよりはかなり重量が軽く、補強の必 要性が低いからである。勿論、折り尺入れポケットの補強をもすることは特に差 し支えは生じない。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を図示実施例に従って詳細に説明する。図1(A)、(B)は本 考案ハッカー入れケースの各別の実施例を示す斜視図、図2(A)、(B)は補 強部の断面図である。本実施例は、図3に示す従来例とは共通点を有し、その共 通点については既に説明済みなので、詳細な説明を省略し、相違する点について のみ詳細に説明することとし、また、全図を通して共通する部分、部材について は同じ符号を付すこととした。
【0012】 10は補強ベルトで、皮革(普通の皮革の場合もあれば合成皮革の場合もある 。)、樹脂又は金属、例えばステンレスからなり、図1(A)に示す実施例にお いては、ハッカー入れポケット6及び折り尺入れポケット7を、図3(B )に示 す実施例においてはハッカー入れポケット6を補強する。
【0013】 先ず、図1(A)に示す実施例の場合について説明すると、補強ベルト10は ハッカー入れポケット6及び折り尺入れポケット7と、そのポケット6・7間の 溝11の上部上を隙間なく這うように沿わせ[ 図2(A)参照] 、その左右両端 を基板1と第1のポケット形成片4の左右両辺との固定部に縫着及びリベット3 によるカシメにより固定するのみならず、上記溝11上の部分にて補強ベルト1 0の中間部分2をリベットによるカシメで基板1及び第1のポケット形成片4に 固定してなる。
【0014】 本ハッカー入れケースによれば、補強ベルト10を補強されるポケット6、7 の上部に横方向に這うように形成し、その間に隙間が略生じないようにし、補強 ベルト10の中間部においてもリベット3によるカシメによりポケット形成片4 に固定したので、補強効果を強めることができ、延いてはポケット6、7が延び 、型崩れ等してハッカー脱落が生じ易くなることを防止することができ、ハッカ ー入れケースの寿命を長くすることができる。
【0015】 また、図1(B)に示す場合について説明すると、補強ベルト10はハッカー 入れポケット6の溝11の上部上を隙間なく這うように沿わせ[ 図2(B)参照 ] 、その左右両端を基板1と第1のポケット形成片4との固定部に縫着及びリベ ット3によるカシメにより固定するのみならず、補強ベルト10の中間部分をリ ベットによるカシメで第1のポケット形成片4のハッカー入れポケット6形成部 分に固定してなる。
【0016】 本ハッカー入れケースによれば、補強ベルト10を補強されるポケット6の上 部に横方向に這うように形成し、その間に隙間が略生じないようにし、補強ベル ト10の中間部においてもリベット3によるカシメによりポケット形成片4に固 定したので、補強効果を強めることができ、延いてはポケット6、7が延び、型 崩れ等してハッカー脱落が生じ易くなることを防止することができ、ハッカー入 れケースの寿命を長くすることができる。
【0017】 尚、図1(B)に示す実施例においては、正面から視て基板1に対してベルト 装着部2の向きが稍斜め(上に行く程稍左に寄るような斜め)に(例えば17度 程度)傾けられているが、これは作業者のベルトにハッカー入れケースを掛けて ハッカーをハッカー入れポケット6に入れたときにその重みによってハッカー入 れケースの向きが略垂直になり、そして、ハッカー入れケース及びベルトのハッ カー入れケース取付部にバランス良く均一に重みがかかるようにして作業者にハ ッカー入れケース及びハッカー等の工具類の重量による負担感をより少なくする ためである。図1(A)に示すハッカー入れケースにはこのような工夫は為され ていないが、このような工夫をするようにしても良いことは言うまでもない。
【0018】 このように、ハッカー入れケースは種々の態様で実施することができる。
【0019】
【考案の効果】
請求項1のハッカー入れケースによれば、補強ベルトを補強されるポケットの 上部に横方向に這うように形成し、その間に隙間が生じないようにし、補強ベル トの中間部においてもリベットによるカシメによりポケット形成片に固定したの で、補強効果を強めることができ、延いてはポケットが延び、型崩れ等してハッ カー脱落が生じ易くなることを防止することができ、ハッカー入れケースの寿命 を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)は本考案ハッカー入れケースの
各別の実施例の斜視図である。
【図2】(A)、(B)は図1(A)、(B)のハッカ
ー入れケースの補強ベルトによる補強部を示す断面図で
ある。
【図3】(A)、(B)は各別の従来例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1・・・基板、2・・・ベルト装着部、3・・・リベッ
ト、4・・・第1のポケット形成片、 5・・・縫着
部、6・・・ハッカー入れポケット、7・・・折り尺入
れポケット、8・・・第2のポケット形成片、9・・・
チョーク入れポケット、10・・・補強ベルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮革又は合成繊維等からなる基板の上端
    部を該基板の裏側に折り返し該基板の底面に固定してベ
    ルトを通す輪状のベルト装着部を形成し、 該基板の表面に、皮革乃至ゴムからなる第1のポケット
    形成片の上辺を除く三辺とその左右両辺の中間部を、縫
    着等により上向きに開口するハッカー入れポケット及び
    折り尺入れポケットが形成されるように固定し、 上記ハッカー入れポケットの略下半部上に、又はハッカ
    ー入れポケット及び折り尺入れポケットの略下半部上に
    皮革乃至ゴムからなる第2のポケット形成片の上辺を除
    く三辺を、該ハッカー入れポケットとの間に、又はハッ
    カー入れポケット及び折り尺入れポケットとの間に上向
    きに開口するチョーク入れポケットが形成されるように
    縫着等により固定し、 上記ハッカー入れポケットの上部上に、又は、ハッカー
    入れポケット及び折り尺入れポケットの上部上に、補強
    ベルトを当ててその両端を上記基板と上記第1のポケッ
    ト形成片との固定部に固定してハッカー入れポケットの
    み、又はハッカー入れポケット及び折り尺入れポケット
    を補強したハッカー入れケースであって、 上記補強ベルトを皮革、樹脂又は金属により形成し、 上記補強ベルトを上記ハッカー入れポケットの上部上
    に、又はハッカー入れポケット及び折り尺入れポケット
    の上部上に略隙間なく這わせ、 上記補強ベルトによりハッカー入れポケットのみ補強す
    るものにおいては該補強ベルトの中間部をハッカー入れ
    ポケットにリベットのカシメにより固定し、 上記補強ベルトによりハッカー入れポケット及び折り尺
    入れポケットを補強するものにおいては該補強ベルトの
    ハッカー入れポケット・折り尺入れポケット間上部分を
    上記基板と第1のポケット形成片との固定部にリベット
    のカシメにより固定したことを特徴とするハッカー入れ
    ケース。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003207842A (ja) * 2002-01-11 2003-07-25 Nikon Corp カメラ
WO2015129928A3 (ja) * 2014-02-27 2015-11-12 坂本 昭男 工具ホルダー

Cited By (2)

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