JP3056292U

JP3056292U - 新聞等の収納バッグ

Info

Publication number: JP3056292U
Application number: JP1998005712U
Authority: JP
Inventors: 和美首藤
Original assignee: 株式会社フェリシモ
Priority date: 1998-07-30
Filing date: 1998-07-30
Publication date: 1999-02-12
Anticipated expiration: 2004-07-30

Abstract

(57)【要約】【課題】新聞等が満載になったときは、簡単容易に直
ちに紐で十字結びができるようにした新聞等の収納バッ
グを提供する。【解決手段】バッグ２０は、各側面内側の上部に、４
つ折り薄板１０の各側板上部を差し入れできるようにし
た差入部２７が設けられ、４つ折り薄板１０は、その各
側板１１、１２、１３、１４、の上端中央に、それぞれ
上縁からの切目１１０、１２０、１３０、１４０、を通
じて上穴Ｕ１、Ｕ２、Ｕ３、Ｕ４を設けられ、下端中央
には、それぞれ第1下穴１Ｄ１、１Ｄ２、１Ｄ３、１Ｄ
４と、これに切目１１１、１２１、１３１、１４１を介
して通ずる第２下穴２Ｄ１、２Ｄ２、２Ｄ３、２Ｄ４が
設けられてなるもの。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、新聞等を収納できるようにしたバッグに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、新聞等を収納できるようにしたものに、硬質合成樹脂製の収納箱があったが、この収納箱に新聞等を満載したときは、中身の新聞等を一たん取り出して固縛する必要があったほか、箱枠のため嵩ばる、比較的値段が高いなどの問題点があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、新聞等が満載になったときは、簡単容易に直ちに紐で十字結びができるようにした新聞等の収納バッグを提供するものである。また、本考案は、軽くて容易に移動でき、不用のときは折り畳んで置くことができる安価な新聞等の収納バッグを提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案新聞等の収納バッグは、上記課題を達成するため、図示するように、折り畳みできる箱形のバッグ２０と、バッグ２０の各側面内側に嵌入できるようにした４つ折り薄板１０とを備え、バッグ２０は、各側面内側の上部に、４つ折り薄板１０の各側板上部を差し入れできるようにした差入部２７が設けられ、前記４つ折り薄板１０は、その各側板１１、１２、１３、１４の上端中央に、それぞれ上縁からの切目１１０、１２０、１３０、１４０を通じて上穴Ｕ１、Ｕ２、Ｕ３、Ｕ４が設けられ、下端中央には、それぞれ第１下穴１Ｄ１、１Ｄ２、１Ｄ３、１Ｄ４と、これに切目１１１、１２１、１３１、１４１を介して通ずる第２下穴２Ｄ１、２Ｄ２、２Ｄ３、２Ｄ４が設けられてなり、紐３０を、第１側板１１の上穴Ｕ１の外側から内側に入れ、第１下穴１Ｄ１から外側に出し、第２下穴２Ｄ１の内側に入れ、バッグ底面２５に沿わして、対向する第２側板１２の第２下穴２Ｄ２から外側に出し、第１下穴１Ｄ２の内側に入れ、上穴Ｕ２から外側に出し、隣接する第３側板１３に沿わし、その上穴Ｕ３から内側に入れ、第１下穴１Ｄ３から外側に出し、第２下穴２Ｄ３から内側に入れ、バッグ底面２５に沿わし、対向する第４側板１４の第２下穴２Ｄ４から外側に出し、第１下穴１Ｄ４の内側に入れて上穴Ｕ４から外側に出し、４つ折り薄板１０の上部をバッグ２０の各側面内側上部の差入部２７に差し入れ、４つ折り薄板１０内に新聞等４０を累積してゆき、新聞等４０が満載になったとき、新聞等４０を紐３０でそのまま十字結びできるようにしたものである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案の実施の形態が図１乃至図８に示されている。本実施例の新聞等の収納バッグは、図１に示すように、折り畳みできる布製で、覆い２６付きの箱形バッグ２０と、その各側面２１、２２、２３及び２４の内面及びその底壁２５にほぼ一致して嵌入できるようにした、図２に示す、合成樹脂製又は厚紙製の４つ折り薄板１０とを備えている。４つ折り薄板１０は、４枚の側板１１、１２、１３及び１４を布製テープ１５を介して折り畳み自在にしたものである。各側板１１、１２、１３、１４は、その上端中央に、それぞれ上縁から切目１１０、１２０、１３０、１４０を通じて上穴Ｕ１、Ｕ２、Ｕ３、Ｕ４が設けられている。切目１１０、１２０、１３０、１４０を設けたのは、紐３０の出入を容易にするためである。また、各側板１１、１２、１３、１４は、その下端中央に、それぞれ第１下穴１Ｄ１、１Ｄ２、１Ｄ３、１Ｄ４を設けると共に、紐３０の出入を容易にするための切目１１１、１２１、１３１、１４１を通じて、その下方に第２下穴２Ｄ１、２Ｄ２、２Ｄ３、２Ｄ４を設けている。バッグ２０は、その各側面２１、２２、２３及び２４の内側上部に、４つ折り薄板１０の各側板１１、１２、１３及び１４の上部を差し入れれることができるようにした差入部２７を設けている。紐３０を図３に示すように、４つ折り薄板１０の側板１１の上穴Ｕ１の外側から内側に入れ、第１下穴１Ｄ１から外側に取り出し、第２下穴２Ｄ１の内側に入れ、底面２５に沿わして、対向する側板１２の第２下穴２Ｄ２から外側に出し、第１下穴１Ｄ２の内側に入れ、上穴Ｕ２から外側に出し、図４に示すように、隣接する側板１３に沿わして、その上穴Ｕ３から内側に入れ、図５に示すように、第１下穴１Ｄ３から外側に出し、第２下穴２Ｄ３から内側に入れ、底面２５に沿わし、対向する側板１４の第２下穴２Ｄ４から外側に出し、第１下穴１Ｄ４の内側に入れて上穴Ｕ４から外側に出しておく。次いで、４つ折り薄板１０の各側板の上部をバッグ２０の差入部２７に差し入れて、折り畳み、バッグ２０を直立させ、紐３０のもたつきやもつれを防止すると共に、４つ折り薄板１０内をすっきり見えるようにしておく。新聞等４０を４つ折り薄板１０内に満載したときは、図６に示すように、側板１２の上穴Ｕ２から側板１３の外側に沿つてその上穴Ｕ３から内側に入れたＬ字状の紐部分３２を上穴Ｕ２及びＵ３の切目からはずして、図７に示すように、これに上穴Ｕ１の切目からはずした紐始端部分３１を通して、上穴Ｕ４の切目からはずした紐終端部分３３と、図８に示すように結べば、十字結びが直ちにできる。

【０００６】

【考案の効果】

本考案によれば、バッグ２０の４つ折薄板１０内に入れた新聞等が満載になれば、紐３０で簡単容易に十字結びができる。また、本考案によれば、バッグ及び４つ折り薄板は軽量で容易に移動でき、不用時にはいずれも折り畳んで保管できる。さらに、本考案品は、極めて安価に製作できる利点がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施の形態を示すバッグの斜視図であ
る

【図２】図１のバッグに嵌入される４つ折り薄板の斜視
図である。

【図３】図１のバッグに図２の４つ折り薄板を差し入し
たときの説明図である。

【図４】図２の４つ折り薄板に紐を通すときの説明図で
ある。

【図５】図２の４つ折り薄板に紐を通すときの別の説明
図である。

【図６】図２の４つ折り薄板に紐を通すときの別の説明
図である。

【図７】新聞等を満載したときの紐結びの説明図であ
る。

【図８】新聞等を満載したときの紐結びの別の説明図で
ある。

【図９】新聞等を満載したときの紐結びの別の説明図で
ある。

【符号の説明】

１０４つ折り薄板１１、１２、１３、１４側板１１０、１２０、１３０、１４０、１１１、１２１、１
３１、１４１切目Ｕ１、Ｕ２、Ｕ３、Ｕ４上穴１Ｄ１、１Ｄ２、１Ｄ３、１Ｄ４第１下穴２Ｄ１、２Ｄ２、２Ｄ３、２Ｄ４第２下穴２０バッグ２５バッグ底面２７差入部３０紐４０新聞等

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】折り畳みできる箱形のバッグ２０と、バ
ッグ２０の各側面内側に嵌入できるようにした４つ折り
薄板１０とを備え、バッグ２０は、各側面内側の上部
に、４つ折り薄板１０の各側板上部を差し入れできるよ
うにした差入部２７が設けられ、前記４つ折り薄板１０
は、その各側板１１、１２、１３、１４の上端中央に、
それぞれ上縁からの切目１１０、１２０、１３０、１４
０を通じて上穴Ｕ１、Ｕ２、Ｕ３、Ｕ４が設けられ、下
端中央には、それぞれ第１下穴１Ｄ１、１Ｄ２、１Ｄ
３、１Ｄ４と、これに切目１１１、１２１、１３１、１
４１を介して通ずる第２下穴２Ｄ１、２Ｄ２、２Ｄ３、
２Ｄ４が設けられてなり、紐３０を、第１側板１１の上
穴Ｕ１の外側から内側に入れ、第１下穴１Ｄ１から外側
に出し、第２下穴２Ｄ１の内側に入れ、バッグ底面２５
に沿わして、対向する第２側板１２の第２下穴２Ｄ２か
ら外側に出し、第１下穴１Ｄ２の内側に入れ、上穴Ｕ２
から外側に出し、隣接する第３側板１３に沿わし、その
上穴Ｕ３から内側に入れ、第１下穴１Ｄ３から外側に出
し、第２下穴２Ｄ３から内側に入れ、バッグ底面２５に
沿わし、対向する第４側板１４の第２下穴２Ｄ４から外
側に出し、第１下穴１Ｄ４の内側に入れて上穴Ｕ４から
外側に出し、４つ折り薄板１０の上部をバッグ２０の各
側面内側上部の差入部２７に差し入れ、４つ折り薄板１
０内に新聞等４０を累積してゆき、新聞等４０が満載に
なったとき、新聞等４０を紐３０でそのまま十字結びで
きるようにしたことを特徴とする新聞等の収納バッグ。