JP3056225U - ストレートパーマ用コーム - Google Patents

ストレートパーマ用コーム

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JP3056225U
JP3056225U JP1998005626U JP562698U JP3056225U JP 3056225 U JP3056225 U JP 3056225U JP 1998005626 U JP1998005626 U JP 1998005626U JP 562698 U JP562698 U JP 562698U JP 3056225 U JP3056225 U JP 3056225U
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JP
Japan
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comb
hair
perm
teeth
pedestal
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Application number
JP1998005626U
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English (en)
Inventor
義弘 佐々木
Original Assignee
ホーユー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーマ剤を塗布する際に毛髪に引っかかりに
くく、薬剤が頭皮に付着しにくいストレートパーマ用コ
ームを提供する。 【解決手段】握り柄の先端に台座を設け、台座面の一方
の側辺部に粗目のクシ歯列を、もう一方の側辺部に細目
のクシ歯列をそれぞれ設け、両側のクシ歯列を、それら
の先端間の方が基端間より先広状態に配置し、台座面の
両側の歯列の内側位置にパーマ剤付着用歯を設けたこと
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、くせ毛や縮毛を直毛化するストレートパーマに用いるコームに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ストレートパーマにおいて、パーマ剤を毛髪等に塗布する場合には 直接、手で塗布したり、手袋をはめたり、或いは櫛(コームともいう)を用いた りして行うのが一般的である。ストレートパーマ用のパーマ剤(以下、単に薬剤 とも言う)は通常、クリーム状、泡状、若しくはジェル状にされている。
【0003】 しかしながら、上記従来技術によれば、以下のような問題が挙げられる。例え ば、素手で毛髪に薬剤を塗布する場合には薬剤が直接手について、手が汚れたり 、手荒れ等の心配がある。これは、手袋を使用すれば防げるが、これでは素手の 場合に比べ、塗布時の感覚が得難く、毛髪に均等に塗布するのが困難である。更 に、薬剤が垂れ落ちて、手以外の箇所を薬剤で汚すことがあり、手袋をはめる煩 わしさもある。
【0004】 一方、コームを用いると手荒れの心配がなく、また手袋よりも均等に、楽に塗 布ができる。これには次のようにする。まず、コームに薬剤を載せる。そしてこ のコームにて通常のコーミング操作を行う。こうすると、薬剤の一部が毛髪に付 着し、コームで毛髪を梳くことにより、毛髪に付着した薬剤がのばされ、塗布が 行われていく。このとき、同時に縮毛がしごかれ、縮れが緩和される。最後にコ ームにて縮毛を引っ張って縮毛にテンションをかける。この一連の操作を繰り返 すと、縮毛が直毛に矯正されていく。この矯正には、パーマ剤による化学的な作 用もさることながら、コーミングによって縮毛をしごき、更にテンションをかけ て伸ばすという物理的な作用も重要な役割を果たしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、ストレートパーマ剤の塗布に用いられるコームは、歯の間隔(以下 「コームの目」或いは単に「目」と言う)の設定が難しい。すなわち、縮毛はコ ームの歯に引っかかり易く、毛髪を傷める可能性が高い。また、引っかかった箇 所に集中的に薬剤が付いてしまい、毛髪全体に均一に塗布できないこともある。 特に、ストレートパーマに一般的に用いられているコームは平板形状であり、薬 剤を載せた面を頭頂面に押さえつける様にして塗布を行うため、毛髪の根元ない し頭皮にパーマ剤が付着しやすく、毛髪を引っ張ってテンションをかける際に断 毛の原因となることがある。
【0006】 上記課題を解決するために、パーマ剤塗布用ブラシのブラシ台座の裏面に細目 のクシ歯を立設したもの(特開平9−187321号公報)が提案されているが 、ブラシ台座の裏面にクシ歯を設けているために、クシ歯によるコーミング操作 を行いにくいという問題がある。また、ブラシ台座に長い歯と短い歯を交互に配 列して歯列の先端側を荒目に、歯列の基端側を細目にしたもの(登録実用新案第 3038528号公報)も提案されているが、薬剤を塗布する際に毛髪が引っか かりやすいという問題がある。
【0007】 本考案は、パーマ剤を塗布する際に毛髪に引っかかりにくく、薬剤が頭皮に付 着しにくいストレートパーマ用コームを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、握り柄の先端に台座を設け、台座面の一方の側辺部に粗目のクシ歯 列を、もう一方の側辺部に細目のクシ歯列をそれぞれ設け、両側のクシ歯列を、 それらの先端間の方が基端間より先広状態に配置し、台座面の両側の歯列の内側 位置にパーマ剤付着用歯を設けたことを特徴とする。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案のストレートパーマ用コーム(以下、単にコームとも言う)は以下のよ うに使用される。まず、握り柄を把持し、台座のパーマ剤付着用歯が設けられて いる側に薬剤を載せる。次に、粗目のクシ歯列にて、薬剤を毛髪に塗布する。そ して、台座のもう一方に側辺部に設けられた細目のクシ歯列にてコーミング操作 を行う。
【0010】 したがって、薬剤の塗布には粗目のクシ歯を用いるので毛髪が引っかかりにく く、薬剤がある箇所に集中的に付着するのを防ぐことができる。また、薬剤は台 座面の中央部やパーマ剤付着用歯に付着していて、頭皮には接触しないので、頭 皮に薬剤が付着して断毛の原因となることもない。
【0011】
【実施例】
【0012】 以下に本考案の実施例を図面と共に説明する。まず、図1は本考案の第1実施 例としてのコーム1を示す斜視図である。図4に示すように、コーム1は主に、 略長方形の握り柄2の先端に略長方形の台座3を設け、台座面の右側辺部に粗目 のクシ歯列4を、左側辺部に細目のクシ歯列5をそれぞれ設けている。
【0013】 両側のクシ歯列は、図5に示すように、それらの先端間の方が基端間よりも先 広状態に配置され、台座面の両側の歯列の内側位置に丸棒形状のパーマ剤付着用 歯6を設けている。パーマ剤付着用歯6は図に示すように、台座面からクシ歯先 端までの高さを超えないように設けられている。
【0014】 このコーム1は以下のように使用される。まず、握り柄2を把持し、台座3の 、パーマ剤付着用歯6が形成されている側に薬剤7を載せる。次に図6と図7に 示すように、粗目のクシ歯列4を用いて毛髪8を梳りながら薬剤7を毛髪8に塗 布する。
【0015】 次に図8に示すように、細目のクシ歯列5を用いて、薬剤7を塗布した毛髪に テンションをかけて引っ張る。
【0016】 以上の操作を繰り返せば、毛髪全体に薬剤をムラなく塗布することができ、縮 毛は直毛へと矯正される。これは、従来の方法に比べ、毛髪に対する負担が少な い。つまり、薬剤7を塗布する際には粗目のクシ歯列4を用いるので、毛髪が引 っかかりにくく、さらに、薬剤7が頭皮に付着しないので断毛の原因となること もない。
【0017】 また、コーミングの際及び毛髪にテンションをかける際には細目のクシ歯列5 を用いるので、縮毛矯正のための物理的作用も十分に働かせることができる。
【0018】 以上、本考案の第1実施例として、ストレートパーマ用コーム1について説明 してきたが、本考案はこの実施例に何ら限定されるものではなく様々な態様で実 施し得るものである。例えば、粗目のクシ歯列4と細目のクシ歯列5を設ける位 置を左右逆にしてもよい。また、第2実施例に示すように、握り柄2を着脱可能 にして、粗目の櫛歯列4と細目の櫛歯列5の位置を好みに応じて自由に交換する ことができる。
【0019】
【考案の効果】
本考案のストレートパーマ用コームによれば、薬剤を毛髪に塗布する際には粗 目のクシ歯列を用いるので毛髪が引っかかりにくいので、毛髪が損傷しにくい。 さらに、薬剤が頭皮に付着しないので、断毛しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例であるストレートパーマ用
コーム1の斜視図である。
【図2】同ストレートパーマ用コーム1の左側面図であ
る。
【図3】同ストレートパーマ用コーム1の右側面図であ
る。
【図4】同ストレートパーマ用コーム1の底面図であ
る。
【図5】同ストレートパーマ用コーム1の正面図であ
る。
【図6】同ストレートパーマ用コーム1で薬剤を頭頂面
の毛髪に塗布してその毛髪を梳る状態の概略図。
【図7】同ストレートパーマ用コーム1で薬剤を頭側部
の毛髪に塗布してその毛髪を梳る状態の概略図。
【図8】同ストレートパーマ用コーム1で薬剤を塗布し
た毛髪にテンションをかけ、毛髪を引っ張る状態の概略
図。
【図9】本考案の第2実施例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ストレートパーマ用コーム 2 握り柄 3 台座 4 粗目のクシ歯列 5 細目のクシ歯列 6 パーマ剤付着用歯 7 パーマ剤(薬剤) 8 毛髪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握り柄の先端に台座を設け、台座面の一
    方の側辺部に粗目のクシ歯列を、もう一方の側辺部に細
    目のクシ歯列をそれぞれ設け、両側のクシ歯列を、それ
    らの先端間の方が基端間より先広状態に配置し、台座面
    の両側の歯列の内側位置にパーマ剤付着用歯を設けたこ
    とを特徴とするストレートパーマ用コーム。
JP1998005626U 1998-07-28 1998-07-28 ストレートパーマ用コーム Expired - Lifetime JP3056225U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1998005626U JP3056225U (ja) 1998-07-28 1998-07-28 ストレートパーマ用コーム

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JP3056225U true JP3056225U (ja) 1999-02-12

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ID=43190206

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JP1998005626U Expired - Lifetime JP3056225U (ja) 1998-07-28 1998-07-28 ストレートパーマ用コーム

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