JP3056049U - ヘアーブラシ用帯電防止紐及びヘアーブラシ - Google Patents
ヘアーブラシ用帯電防止紐及びヘアーブラシInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヘアーブラシ等への装着など取扱いが容易で
かつ安価に得られるヘアーブラシ用帯電防止紐及び帯電
防止紐を装着したヘアーブラシを提供する。 【解決手段】 天然又は合成繊維からなる糸及び糸状と
された帯電防止材で編織された紐本体と、天然ゴム又は
合成ゴム等の弾性材からなる芯材とを備え、前記紐本体
が芯材の周囲を取り囲んで帯電防止材の一部が表面に露
出しかつ芯材の弾性により伸縮自在となるように構成さ
れている。
かつ安価に得られるヘアーブラシ用帯電防止紐及び帯電
防止紐を装着したヘアーブラシを提供する。 【解決手段】 天然又は合成繊維からなる糸及び糸状と
された帯電防止材で編織された紐本体と、天然ゴム又は
合成ゴム等の弾性材からなる芯材とを備え、前記紐本体
が芯材の周囲を取り囲んで帯電防止材の一部が表面に露
出しかつ芯材の弾性により伸縮自在となるように構成さ
れている。
Description
【0001】
本考案は、例えばブラッシングによる毛髪等の帯電を防止できるようにしたヘ アーブラシ用帯電防止紐及びこの紐を装着したヘアーブラシに関するものである 。
【0002】
ヘアーブラシには、ブラッシングによってブラシ毛及び毛髪側に帯電が生じる のを防止し、良好な整髪ができるようにしたものが知られている(例えば、実公 平4−40501号公報、実用新案登録第2726624号公報参照)。このヘ アーブラシは、把持部とブラシ取付部とを有するブラシ本体と、ブラシ取付部に 装着されたブラシ毛植設面に多数のブラシ毛を植設してなるブラシ体と、該ブラ シ体のブラシ毛植設面の幅方向両側に位置して設けられた帯状の帯電防止材とに より構成されている。
【0003】 そして、前記帯電防止材の装着は、ブラシ取付部の幅方向両端部の裏面側に、 凹溝を設けると共に、凹溝からブラシ取付部の表面側に通じる貫通孔を設け、帯 電防止材の先端部を貫通孔からブラシ取付部の表面側に突出させるように、帯電 防止材を凹溝に嵌入し、かつ棒状の固定部材を凹溝内壁と帯電防止材との間に挿 入して固定している。
【0004】
ところで、上記従来技術では、ブラシ取付部への帯電防止材の装着部分の構造 が非常に複雑であり、ヘアーブラシ全体の製造が面倒でかつ製造コストが高くな るほか、ブラシ体の掃除がし難いなどの問題があった。 本考案は、上記問題点に鑑み、ヘアーブラシ等への装着など取扱いが容易でか つ至極便利な、しかも安価に得られる帯電防止紐と、この帯電防止紐を装着した ブラシ本体側に何らかの加工をも要しないヘアーブラシを提供することを目的と している。
【0005】
本考案では、上記課題を解決するために、次の技術的手段を講じた。 即ち、本考案に係る帯電防止紐は、天然又は合成繊維からなる糸及び糸状とさ れた帯電防止材で編織された紐本体と、天然ゴム又は合成ゴム等の弾性材からな る芯材とを備え、前記紐本体が芯材の周囲を取り囲んで帯電防止材の一部が表面 に露出しかつ芯材の弾性により伸縮自在となるように構成されている点に特徴が ある。
【0006】 この場合、帯電防止材を構成する導電性の繊維(糸条体)は、銅、ニッケル、 ステンレス鋼等の導電性の金属繊維、又は銅などの金属を蒸着してなる金属蒸着 繊維、若しくは1価の銅イオンを吸着させた化学繊維内に金属銅を還元析出して なる繊維、或いは炭素複合繊維等からなり、これらの繊維を編組するのに適する 糸状としたものが採用されている。
【0007】 この帯電防止材の露出した帯電防止紐を、静電気が生じるヘアーブラシに装着 し、該ヘアーブラシにより毛髪等をブラッシングする場合、ブラッシングにより 毛髪が帯電しても、毛髪側に帯電した静電気は、前記帯電防止材の露出部分に毛 髪が接触することにより放電し、又は毛髪が帯電防止材に近接することにより、 帯電防止材と毛髪との間にコロナ放電が効果的に発生し、これによって毛髪に生 じた帯電をスムーズに緩和できる。
【0008】 なお、紐の編み方はゴム編、メリヤス編等のいずれでもよく、円形、だ円形、 長円形、角形等とすることができる。 本考案に係る帯電防止紐は、弾性を有し伸縮自在にされているため、弾力性を 増しかつ引張強度を高めて耐久性を向上させ、しかも、ヘアーブラシへの装着を 確実にすることができる。
【0009】 そして、本考案に係る帯電防止紐は、ヘアーブラシのブラシ毛群の最外周の基 部に対して前記芯材の弾性により伸長した状態でリング状に装着可能となるよう に、前記紐の両端が接続されて無端状とされ、これにより、ヘアーブラシ等帯電 防止をすべき物品への装着が容易になる。この場合、前記紐の両端部をクリップ リングにより挟着固定することで帯電防止紐をリング状としてもよい。
【0010】 本考案に係るヘアーブラシは、ブラシ毛取付部と把持部とを有するブラシ本体 を備え、前記ブラシ毛取付部に、多数のブラシ毛が起立状に設けられているヘア ーブラシにおいて、 前記ブラシ毛群の最外周の基部を囲むように、前記ヘアーブラシ用帯電防止紐 が弾性により伸長した状態でリング状に装着されている点に特徴がある。
【0011】 このヘアーブラシによれば、無端状とした帯電防止紐をブラシ毛群に外嵌する か、又は長尺の帯電防止紐をブラシ毛群の基部外周に巻きつけて結束或いは糸等 により連結することができる。また、前記帯電防止紐は、ブラシ毛取付部又ブラ シ毛群に接着または固着することが可能であるが、着脱自在とするのが好ましい 。
【0012】 即ち、帯電防止紐をヘアーブラシに着脱自在に装着すると、交換可能で使用者 の好みのもの(色・形)を選択使用でき、帯電防止紐がブラシ毛によるブラッシ ングの妨げになることはなく、ヘアーブラシの掃除の際取り外して掃除を容易に かつきれいにすることができるほか、帯電防止紐が汚れて洗濯の必要が生じたと き或いは新品との交換に便利である。
【0013】 しかも、ヘアーブラシ本体に、帯電防止紐を装着するための加工が全く不要で ある。なお、帯電防止材をブラシ本体又はブラシ体のブラシ毛植設面に埋設した 市販のヘアーブラシにも、帯電防止紐を装着可能である。 前記ブラシ毛群の最外周の基部を囲むように装着された前記ヘアーブラシ用帯 電防止紐が、ブラシ本体の把持部に添って延長配置されていれば、ブラシ本体1 Aの把持部12を持った手が帯電防止紐1に触れることにより、毛髪及びブラシ 毛に生じた静電気を人体を通してアースすることができる。
【0014】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1、図2は、本考案に係るヘアーブラシ用帯電防止紐1の第一実施形態を示 している。 この紐1は、天然又は合成繊維からなる糸2及び糸状とされた帯電防止材3と で編織された紐本体1Aと、天然ゴム又は合成ゴム等の弾性材からなる芯材4に より構成されており、帯電防止材3の一部が表面に露出している。
【0015】 前記帯電防止材3を構成する糸条は、銅、ニッケル、ステンレス鋼等の導電性 の金属繊維、又は銅などの金属を蒸着してなる金属蒸着繊維、若しくは1価の銅 イオンを吸着させた化学繊維(例えばアクリル繊維)内に金属銅を還元析出して なる繊維、或いは炭素複合繊維等からなっている。 前記紐本体1Aの編み方は、各種編機によることができるが、ゴム編、メリヤ ス編等の伸縮自在なものの方が好ましい。即ち、芯材4の伸縮を阻害せず、十分 にその機能を発揮させるように、紐本体1Aにも伸縮性を付与するのがよい。
【0016】 そして、紐本体1Aの断面形状は、円形(図2(a)(c)(d)参照)、長 円形(図2(b)参照)、だ円形(図2(e)参照)又は長方形(図2(f)参 照)等の任意の形状とすることができる。 また、芯材4は、その数を図2に示すように1〜複数本とすることができ、断 面形状を図2に示すように円形、正方形、矩形又はテープ状等とすることができ る。
【0017】 前記帯電防止紐1を、静電気が生じる物例えばヘアーブラシに装着して(図1 参照)、該ブラシにより毛髪等をブラッシングする場合、ブラッシングにより毛 髪が帯電しても、毛髪側に帯電した静電気は、前記帯電防止材3の露出部分に毛 髪が接触することにより放電し、又は毛髪が帯電防止材3に近接することにより 、帯電防止材3と毛髪との間にコロナ放電が効果的に発生し、これによって毛髪 に生じた帯電をスムーズに緩和できる。
【0018】 なお、第一実施形態では、紐本体1Aを天然又は合成繊維糸2と帯電防止材3 とで編織しているが、帯電防止材3のみで紐本体1Aを編織したものとすること ができ、さらには芯材4を使用しないものとすることもできる。 図3、図4は、本考案に係る帯電防止紐1の第二実施形態を示している。 この第二実施形態は、前記紐1が無端状(リング状)とされている点で第一実 施形態と異なっており、ヘアーブラシ(後述)への着脱が容易であるほかは第一 実施形態と同じ作用効果を奏する。
【0019】 前記帯電防止紐1の両端を接続して無端状とする場合、図4(a)〜(e)に 示す要領で連結することができる。 即ち、図4(a)は、芯材4の両端を紐本体1Aの両端よりも短かくし、紐本 体1Aの両端にまたがって補助芯体5(ゴム、金属、木材、合成樹脂等からなる 短尺棒)を挿入して相互に突き合わせ、これらを接着剤により接着し一体化して リング状の帯電防止紐1とするものである。
【0020】 図4(b)は、紐本体1Aの両端を夫々が互いに反対側となるように重ね合わ せ、接着剤により接着し無端状の帯電防止紐1とするものである。 図4(c)は、合成樹脂、金属等の接続短管6の両端に、紐本体1Aの両端を 対向状に挿入して突き合わせ、接着剤により相互に接着一体化し無端状の帯電防 止紐1とするものである。
【0021】 図4(d)は、紐本体1Aの両端を夫々が互いに反対側となるように重ね合わ せ、この重ね合わせた部分を糸等7により巻いて縛り、連結一体化して無端状の 帯電防止紐1とするものである。なお、この場合、接着剤を併用することができ る。 図4(e)は、紐本体1Aの両端を揃えて重ね合わせ、この重ね合わせた部分 を糸等7により巻いて縛り、連結一体化して無端状の帯電防止紐1とするもので ある。なお、この場合も、接着剤を併用することにより、接着強度をさらに増大 させることができる。
【0022】 図5、図6は、本考案に係るヘアーブラシ10の第一実施形態を示している。 このヘアーブラシ10は、ブラシ毛取付部11と把持部12とを有するブラシ 本体10Aと、前記ブラシ毛取付部11に直接植設されたブラシ毛10Bと、本 考案に係る前記帯電防止紐1とにより構成されている。 前記ブラシ本体10Aは、ABS樹脂等の硬質合成樹脂、木その他により構成 されている。また、ブラシ毛10Bは、ナイロン、ポリエステルエラストマー、 ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂材、金属条の導電体又は天然毛によ り構成され、前記ブラシ毛取付部11に形成した取付孔13を介して複数本ずつ 植毛面11Aに起立状に植設されている。
【0023】 そして、前記帯電防止紐1はリング状とされ、前記ブラシ毛10B群の最外周 の基部を囲みかつ植毛面11A端部に接するように外嵌装着されており、該帯電 防止紐1がその芯材4の弾性によりブラシ毛10B群を外周から締めつけている 。したがって、帯電防止紐1は、故意にこれを外ずさない限り、ブラシ毛11B 群から自然に外ずれることはなく、しかも、毛髪をブラッシングしても外ずれな い。
【0024】 また、前記帯電防止紐1は、前述のように伸縮自在に構成されているので、こ れを前記ブラシ毛10Bの基部に装着する場合は、該紐1を伸張させて輪を広げ ることによって、簡単に外嵌装着でき、交換、洗濯、掃除などで取り外す場合も 、帯電防止紐1を伸張させて輪を広げることにより、容易に取り外すことができ る。
【0025】 上記ヘアーブラシ10の第一実施形態によれば、帯電防止紐1がリング状でか つ伸縮自在であるから、ブラシ毛10Bへの着脱が容易で、しかも毛髪の帯電を スムーズに緩和し、安定したブラッシングができ、しかも帯電防止紐1がブラシ 毛10Bによるブラッシングの妨げになることもない。即ち、このヘアーブラシ 10を使用する場合、ブラッシングの際に毛髪が帯電しても、前述のように、毛 髪側に帯電した静電気は、帯電防止紐1の表面に露出した帯電防止材3に接触す ることにより放電し、又は毛髪が帯電防止材3に近接することにより、帯電防止 材3と毛髪との間にコロナ放電が効率的に発生し、これによって毛髪に生じた帯 電を緩和できる。
【0026】 また、前記ヘアーブラシ1を掃除するときは、帯電防止紐1をブラシ毛10B から取り外すことにより、掃除がし易くかつきれいにすることができる。 なお、前記ヘアーブラシ1は、市販の各種ヘアーブラシに帯電防止紐1を上述 のようにして装着することにより、本考案に係るヘアーブラシ1を完成させるこ とができる。即ち、ブラシ毛10Bをブラシ本体10Aに直接植設したヘアーブ ラシは勿論のこと、ブラシ毛をブラシ取付部にブラシ取付体を介して起立状に設 けたもの、さらには、帯電防止材をブラシ取付部或いはブラシ取付体に、又はブ ラシ取付部とブラシ取付体の間に組込んだ公知のヘアーブラシにも、前記帯電防 止紐1を装着することができる。この場合、前記帯電防止紐1は、そのリングの 大きさを各種ヘアーブラシの大きさに適応する寸法としたもの複数種を揃えてお くことで対応できる。
【0027】 図7は、本考案に係るヘアーブラシ10の第二実施形態を示し、第一実施形態 と異なるところは、帯電防止紐1が有端状でその両端部をクリップリング14に より挟着固定することでリング状とされている点であり、一本の帯電防止紐1と クリップリング14で各種サイズのヘアーブラシに対応させうる点以外は、第一 実施形態と同等の作用効果を奏する。この場合、長尺の帯電防止紐1を、ヘアー ブラシのサイズに対応させて所要寸法に切断して使用できる。
【0028】 図8は、本考案に係るヘアーブラシ10の第三実施形態を示し、他の実施形態 と異なるところは、有端状の長尺帯電防止紐1をブラシ毛10B群の最外周に巻 いて、該紐1の両端をブラシ本体1Aの把持部12のブラシ毛10A起立側でク ロスさせた後、反対側に回してから把持部12の端部に設けた孔15に挿入した 点であり、クリップリングが不要である点で第二実施形態より勝っている外は、 第二実施形態と同等の作用効果を奏する。
【0029】 なお、第三実施形態において、帯電防止紐1の両端部を、図8に2点鎖線16 で示すように、ブラシ毛10Bの反対側で結束することができ、これにより任意 長さの帯電防止紐1を容易にかつしっかりと装着することができる。 また、本考案に係るヘアーブラシ10は、帯電防止紐1に手を触れることによ り、毛髪及びブラシ毛に生じた静電気を人体を通してアースすることができる。 そして、帯電防止紐1は、帯電防止材3のみで編織したものは勿論のこと、芯材 4のないもの、或いは縄のように綯ったものでよい。
【0030】
本考案に係る帯電防止紐によれば、導電性の繊維からなる帯電防止材が、紐内 に一部を表面に露出するように組み込まれているので、静電気が生じる物体例え ばヘアーブラシ等に装着して、帯電をスムーズに緩和させることができ、しかも 、着脱が容易であり、安価に得ることが可能である。
【0031】 そして、前記紐本体内にゴム等の弾性材からなる芯材を挿入して伸縮自在にす ることで、静電気を生じる物体への着脱を容易に、かつ確実・強固にすることが できる。 本考案に係るヘアーブラシは、ヘアーブラシのブラシ毛群の最外周の基部を囲 むように、前記帯電防止紐が装着されたものであるから、ブラシ本体側或いはブ ラシ体に帯電防止材装着の加工が全く不要で、かつ着脱が至極容易であり、安価 に得ることができ、ブラッシングに際して帯電防止紐がブラシ毛によるブラッシ ングの妨げにならずスムーズに整髪でき、帯電によりパチパチという不快音が発 生したりブラシ通りが悪くなるのを防止できる。
【0032】 さらに、前記帯電防止紐を着脱自在とすることにより、ヘアーブラシの掃除に 際して帯電防止紐を取り外して行なえ、掃除を容易にかつきれいにすることがで き、帯電防止紐の洗濯もでき常に清掃に保持できるほか、新品や自分の個性に合 った帯電防止紐との交換が可能であるほか、市販の各種ヘアーブラシへの装着も できる。
【図1】本考案に係るヘアーブラシ用帯電防止紐の第一
実施形態を示す平面図である。
実施形態を示す平面図である。
【図2】(a)〜(f)はヘアーブラシ用帯電防止紐の
断面形状例を示す拡大断面図である。
断面形状例を示す拡大断面図である。
【図3】同ヘアーブラシ用帯電防止紐の第二実施形態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図4】(a)〜(e)は、第二実施形態におけるヘア
ーブラシ用帯電防止紐両端の接続要領を示す図面であ
る。
ーブラシ用帯電防止紐両端の接続要領を示す図面であ
る。
【図5】本考案に係るヘアーブラシの第一実施形態を示
す側面図である。
す側面図である。
【図6】図5の上面図である。
【図7】本考案に係るヘアーブラシの第二実施形態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図8】同ヘアーブラシの第三実施形態を示す平面図で
ある。
ある。
1 ヘアーブラシ用帯電防止紐 3 帯電防止材 4 芯材 10 ヘアーブラシ 10A ブラシ本体 10B ブラシ毛 11 ブラシ毛取付部 12 把持部
Claims (4)
- 【請求項1】 天然又は合成繊維からなる糸及び糸状と
された帯電防止材で編織された紐本体と、天然ゴム又は
合成ゴム等の弾性材からなる芯材とを備え、前記紐本体
が芯材の周囲を取り囲んで帯電防止材の一部が表面に露
出しかつ芯材の弾性により伸縮自在となるように構成さ
れていることを特徴とするヘアーブラシ用帯電防止紐。 - 【請求項2】 ヘアーブラシのブラシ毛群の最外周の基
部に対して前記芯材の弾性により伸長した状態でリング
状に装着可能となるように、前記紐の両端が接続されて
無端状とされていることを特徴とする請求項1に記載の
ヘアーブラシ用帯電防止紐。 - 【請求項3】 ブラシ毛取付部と把持部とを有するブラ
シ本体を備え、前記ブラシ毛取付部に、多数のブラシ毛
が起立状に設けられているヘアーブラシにおいて、 前記ブラシ毛群の最外周の基部を囲むように、請求項1
又は2に記載の前記ヘアーブラシ用帯電防止紐が弾性に
より伸長した状態でリング状に装着されていることを特
徴とするヘアーブラシ。 - 【請求項4】 ブラシ毛群の最外周の基部を囲むように
装着された前記ヘアーブラシ用帯電防止紐が、ブラシ本
体の把持部に添って延長配置されていることを特徴とす
る請求項3に記載のヘアーブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998005424U JP3056049U (ja) | 1998-07-21 | 1998-07-21 | ヘアーブラシ用帯電防止紐及びヘアーブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998005424U JP3056049U (ja) | 1998-07-21 | 1998-07-21 | ヘアーブラシ用帯電防止紐及びヘアーブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3056049U true JP3056049U (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=43190036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998005424U Expired - Lifetime JP3056049U (ja) | 1998-07-21 | 1998-07-21 | ヘアーブラシ用帯電防止紐及びヘアーブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3056049U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020223186A1 (en) * | 2019-05-01 | 2020-11-05 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Static discharge mitigation of power tools |
-
1998
- 1998-07-21 JP JP1998005424U patent/JP3056049U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020223186A1 (en) * | 2019-05-01 | 2020-11-05 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Static discharge mitigation of power tools |
CN113785667A (zh) * | 2019-05-01 | 2021-12-10 | 米沃奇电动工具公司 | 电动工具的静电放电缓解 |
EP3946790A4 (en) * | 2019-05-01 | 2023-01-11 | Milwaukee Electric Tool Corporation | STATIC DISCHARGE ATTENUATION OF POWER TOOLS |
US12023748B2 (en) | 2019-05-01 | 2024-07-02 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Static discharge mitigation of power tools |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |