JP3056048B2 - いびき検出装置 - Google Patents
いびき検出装置Info
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Description
するための検出装置に関する。
迷惑になることがあり、そのため、いびきの音を検出
し、その検出信号でいびきをかいている人の頭部の角度
を変えたり、振動や微弱な電気による刺激を与えるなど
して目覚めさせ、それによっていびきを止めるというこ
とが行われている。
きの音を検出するセンサを有し、このセンサが音を検出
していれば、睡眠者がいびきを発生しているという判定
を行って、睡眠者に刺激を与えるようにしていた。
有無だけで睡眠者がいびきを発生しているか否やかを判
定するようにすると、いびき以外の電話のベルやエアコ
ンの運転音などの雑音もいびきとして検出してしまうこ
とがあり、そのような場合にはいびきを発生していない
睡眠者に刺激を与えてしまうことになる。
よって単に音を検出し、それをいびきの音として判定す
るだけでは、上記センサが雑音を検出した場合に、その
雑音といびきとの区別ができないということがあった。
ので、その目的とするところは、いびきの音と雑音とを
確実に判別することができるようにしたいびき検出装置
を提供することにある。
に請求項1に記載された発明は、睡眠時に発生するいび
きを検出するための検出装置において、音を検出するた
めのセンサと、このセンサからの検出信号によって上記
音の強弱に基づく周期を算出する算出手段と、この算出
手段が算出した音の周期と上記検出信号のデューティ比
とのAND信号によってその音がいびきか否やかを判定
する判定手段とを具備したことを特徴とする。
生するいびきを検出するための検出装置において、音を
検出するためのセンサと、このセンサからの検出信号を
複数の周波数帯域に分離する分離手段と、この分離手段
によって分離されたそれぞれの周波数帯域の音の強弱に
基づく周期を算出する算出手段と、この算出手段が算出
したそれぞれの周波数帯域の音の周期と上記検出信号の
デューティ比とのAND信号によって上記センサが検出
した音がいびきであるか否やかを判定する判定手段とを
具備したことを特徴とする。
の有無と、その音の周期とで、いびきであるか否やかを
判定するため、いびきとそれ以外の雑音とを区別して検
出することができる。
る音を所定の帯域に周波数分離し、各帯域において音が
周期的に発生しているときに、上記センサが検出した音
がいびきであると判定するため、いびきと雑音とを判別
する精度を高めることができる。
説明する。図1はこの発明のいびき検出装置を示し、こ
の検出装置は音を検出する、たとえばマイクロフォンや
圧力センサなどの検出センサ1を有する。この検出セン
サ1は音を電気信号に変換して出力する。
プ2で増幅されて第1の周波数フィルタ3と第2の周波
数フィルタ4とでそれぞれの周波数ごとに分離される。
つまり、第1の周波数フィルタ3は上記検出センサ1が
検出した検出信号のうち、1kHz付近の周波数帯域あ
るいは全周波数帯域の信号S1 を通過させ、上記第2の
周波数フィルタ4は2〜3kHzの周波数帯域の信号S
2 だけを通過させるようになっている。
人の話し声、つまり肉声が含まれ、ウ−、ウ−というよ
うないびき音の周波数もこの周波数帯域に含まれる。い
びき音には、ウ−、ウ−というような音だけでなく、
ガ.ガ.ガというような破裂音が含まれることがあり、
そのような破裂音は2〜3kHzの周波数帯域である。
図2(a)はいびき音の1kHz付近の波形を示し、図
2(b)は2〜3kHz付近の波形を示す。
号S1 、S2 はそれぞれ第1、第2のレベル検出器5、
6に入力される。各レベル検出器5、6は、それぞれの
検出信号S1 、S2 の出力の変化、つまり強弱が検出さ
れる。
れの周波数帯域における検出信号S1 、S2 の出力の変
化は第1の算出器7と第2の算出器8にそれぞれ入力さ
れる。各算出器7、8では検出信号S1 、S2 の出力の
変化からその出力の周期を算出する。つまり、いびき音
は所定の周期で繰り返される。そのため、それぞれの検
出信号S1 、S2 の出力の強弱も所定の周期で繰り返ら
れることになる。
2 )、(T6 −T4 )、…となり、検出信号S2 のS周
期は、t1 、(t2 −t1 )、(t3 −t2 )、…とな
る。さらに、第1の算出器7は検出信号S1 の出力の周
期から出力がある時間とない時間との比、つまりデユ−
テイ比を算出する。ユ−テイ比dは図2(a)の波形に
おいて、d=(T2 −T1 )/(T3 −T1 )で示され
る。
、S2 の周期および第1の算出器7で算出されたデユ
−テイ比dは切換器9を介して判別回路11に入力され
る。上記切換器9は第1のモ−ドと第2のモ−ドとに設
定することができ、第1のモ−ドに設定すると、第1の
算出器7で算出された1kHz付近あるいは全周波数帯
域の検出信号S1 の出力の周波数とデイ−テイ比dだけ
が判別回路11に入力される。また、第2の切換えモ−
ドに設定すると、第1の算出器7で算出された検出信号
S1 の周波数とデイ−テイ比dおよび第2の算出器8で
算出された検出信号S2 の周波数が判別回路11に入力
されるようになっている。
と第2の検出信号S2 とが所定の範囲の誤差内で繰り返
されているときに、後述するようにそれらの検出信号S
1 、S2 がいびき音であって、雑音でないという判断を
し、睡眠者に刺激を与えるための駆動信号Dを出力する
ようになっている。
れるものの、その周期は誤差をもって繰り返されるか
ら、その周期にたとえば0.2〜2sec 程度の誤差があ
る音をいびき音と判別し、たとえば電話のベルの音、冷
蔵庫やエアコンなどの電気機器からの雑音などのように
周期に誤差がほとんどない音はいびきでないと判別する
ようになっている。
の検出信号S1 のデユ−テイ比dを一定時間、たとえば
10sec 測定し、その比が0.4 〜0.9 の範囲内であった
ときに、上記第1の検出信号S1 が雑音でなく、いびき
音であるという判定を、第1の検出信号S1 から算出さ
れた周期とのAND信号として選択できるようになって
いる。
ていびきを検出する場合について図3と図4のフロ−チ
ャ−トを参照しながら説明する。検出センサ1がなんら
かの音を検出すると、その音は電気信号に変換されてア
ンプ2で増幅され、第1の周波数フィルタ3と第2の周
波数フィルタ4とに入力される。各フィルタ3、4は所
定の周波数域の検出信号S1 、S2 だけを通過させる。
フィルタ3、4を通過した検出信号S1 、S2 は第1、
第2のレベル検出器5、6で出力の変化が検出されたの
ち、第1の算出器7で第1の検出信号S1 の周期および
デユ−テイ比dが算出され、第2の算出器8で第2の検
出信号S2 の周期だけが検出される。
、S2 の周期およびデユ−テイ比dは切換器9に入力
される。この切換器9で第1のモ−ドを選択した場合、
図3に示すように第1の検出信号S1 の周期とデユ−テ
イ比dだけが判別回路11に入力される。判別回路11
でデユ−テイ比dがAND信号として選択されていない
場合、この判別回路11では第1の検出信号S1 の出力
の周期が所定の誤差を含んで繰り返されているか否やか
だけによって検出センサ1の検出音がいびきであるかど
うかが判定される。
が所定時間以下であり誤差を含んで繰り返されている場
合、その音はいびき音であると判定されて判別回路11
からは駆動信号Dが出力され、周期に誤差が含まれてい
ない場合にはいびき音でないと判定されることになる。
それによって、周期的に繰り返られる電話のベルの音や
エアコンの運転音などをいびき音として誤認するのを防
止できる。
D信号として選択されている場合、第1の検出信号S1
の出力の周期が所定の時間以下であり、そして誤差を含
んでおり、さらにデユ−テイ比が所定の範囲内にあると
きにだけ、検出センサ1の検出音をいびきであると判定
することになる。このように、デユ−テイ比をAND信
号とすることで、周期だけによって判別する場合より
も、判別精度をさらに高めることができる。
場合、図4に示すように判別回路11には、第1の検出
信号S1 の周期およびデユ−テイ比dと、第2の検出信
号S2 の周期とが入力される。判別回路11でデユ−テ
イ比dがAND信号として選択されていない場合、上記
第1、第2の検出信号S1 、S2 の周期が所定の時間以
下であり誤差が含まれているかどうかが検出され、範囲
内である場合にはいびき音であると判定され、範囲外で
ある場合にはその音がいびき音でないと判定されること
になる。
と、第2の検出信号S2 の周期とによっていびきである
か否やかを判定すれば、検出センサ1が検出する音がい
びきであるかどうかを判定できるだけでなく、そのいび
きに破裂音が含まれている場合に、その音をいびきであ
ると判定することになるから、検出精度をさらに高める
ことができる。つまり、睡眠者の癖のあるいびき音を正
確に判別することができる。
D信号として選択されている場合には、第1、第2の検
出信号S1 、S2 の周期に加え、第1の検出信号S1 の
デユ−テイ比dが所定の範囲内の値でなければ、検出セ
ンサ1が検出した音をいびきであると判定しないから、
周期だけによる場合に比べてその判定精度を高めること
ができる。
ず、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であ
る。たとえば、いびき音を全周波数帯域あるいは所定の
周波数帯域ごとに時間計測し、有の時間デ−タと無の時
間デ−タをそれぞれ整理して記憶することにより、記憶
容量を大幅に節約した1チップマイコン型のいびき検出
装置を構成することができる。
センサからの検出信号の周期を算出し、その周期と上記
検出信号のディユーティ比のAND信号とによってその
音がいびきであるか否やかを判定するようにした。その
ため、センサが検出する音がいびきであるか雑音である
かを確実に判定できるから、電話のベルや家電製品から
の周期的な音などをいびき音と間違って検出するのを防
止できる。
出信号を複数の周波数帯域に分け、各周波数帯域の音の
周期と上記検出信号のディユーティ比のAND信号とに
よって上記センサが検出した音がいびきであるか否やか
を判定するようにした。そのため、1つの周波数帯域の
音だけでいびきであるか否やかを判定する場合に比べ、
その判定精度を高めることができる。
の波形図、(b)は同じく周波数が2〜3kHz付近の
いびきの波形図。
定する場合のフロ−チャ−ト。
定する場合のフロ−チャ−ト。
の周波数フィルタ、5…第1のレベル検出器、6…第2
のレベル検出器、7…第1の算出器、8…第2の算出
器、11…判別回路。
Claims (2)
- 【請求項1】 睡眠時に発生するいびきを検出するため
の検出装置において、 音を検出するためのセンサと、 このセンサからの検出信号によって上記音の強弱に基づ
く周期を算出する算出手段と、 この算出手段が算出した音の周期と上記検出信号のデュ
ーティ比とのAND信号によってその音がいびきか否や
かを判定する判定手段とを具備したことを特徴とするい
びき検出装置。 - 【請求項2】 睡眠時に発生するいびきを検出するため
の検出装置において、 音を検出するためのセンサと、 このセンサからの検出信号を複数の周波数帯域に分離す
る分離手段と、 この分離手段によって分離されたそれぞれの周波数帯域
の音の強弱に基づく周期を算出する算出手段と、 この算出手段が算出したそれぞれの周波数帯域の音の周
期と上記検出信号のデューティ比とのAND信号によっ
て上記センサが検出した音がいびきであるか否やかを判
定する判定手段とを具備したことを特徴とするいびき検
出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7040532A JP3056048B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | いびき検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7040532A JP3056048B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | いびき検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08233647A JPH08233647A (ja) | 1996-09-13 |
JP3056048B2 true JP3056048B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=12583082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7040532A Expired - Fee Related JP3056048B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | いびき検出装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3056048B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11896348B2 (en) | 2008-03-18 | 2024-02-13 | Circa Scientific, Inc. | Large surface area temperature sensing device |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5088221B2 (ja) * | 2008-04-24 | 2012-12-05 | Toto株式会社 | 水栓装置 |
JP5099604B2 (ja) * | 2008-12-22 | 2012-12-19 | Toto株式会社 | 水栓装置 |
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1995
- 1995-02-28 JP JP7040532A patent/JP3056048B2/ja not_active Expired - Fee Related
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