JP3055497U - 造 花 - Google Patents

造 花

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JP3055497U
JP3055497U JP1998005349U JP534998U JP3055497U JP 3055497 U JP3055497 U JP 3055497U JP 1998005349 U JP1998005349 U JP 1998005349U JP 534998 U JP534998 U JP 534998U JP 3055497 U JP3055497 U JP 3055497U
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stem
fragrance
cartridge
flower
branch
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JP1998005349U
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Inventor
真人 上野
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真人 上野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は造花に関し、有底細筒状のカ−トリッ
ジの開閉弁を使用開始時にあけることによって内部の芳
香剤を吸い上げ体を通じて花体から放散させるように
し、且つ花体及び葉付き枝部を取外しできるように茎体
や枝接ぎ部に装着することによって組立て及び荷造りや
運搬に便利なようにする。 【構成】造花において、金属芯材(6)と吸い上げ体
(7)と合成樹脂製被覆材(8)で茎体(1)を成形
し、または前記の茎成形部材から芳香剤の吸い上げ体を
除いたもので茎体(1)を形成し、茎体(1)の上部ま
たは下部に細筒状の芳香剤入りカ−トリッジ(2)を内
蔵し、そのカ−トリッジ上部に開閉弁(21)を有する開
口部(2′)に接触する芳香剤の吸い上げ体(7)また
は吸い上げ体兼用の差し込み芯(4)を配置し、茎体
(1)の上部に花体(5)を吸い上げ体兼用の差し込み
芯(4)を介して装着し、当該茎体の一部に枝接ぎ部
(9)を成形してこれに葉付き枝部(10)を取外しで
きるように装着した構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は造花に関するもので、細筒状のカ−トリッジの開口部の開閉弁をあけ ることによってその内部に収容されている芳香剤を吸い上げ体を通じて花体に導 き、その花体から放散させるようにすると共に、芳香剤入りカ−トリッジを補充 交換を可能にし、且つ花体及び葉付き枝部を茎体から取外しできるにすることに よって組立て及び荷造りや運搬に便利なようにしたことを目的とする。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の造花において、茎体を通して芳香剤を花体から放散させる構 造を具備したものは、例えば、特開昭61−258006号、特開平5−132 807号公報記載の発明、実開平7−2427号、実開平3−30220号、実 開平7−43766号、実開平6−4022号、実開平2−3424号公報記載 の考案において知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の造花における芳香剤は花瓶や植木鉢等の容器や筒形容器に収 納している。そして前記の花瓶や植木鉢をはじめ容器は筒形容器も少なくとも茎 体より太いため、必ず茎体の根元側に設けられていた。従って、造花から芳香を 発散させるには、花瓶や植木鉢を必要としていた。そのため、造花全体に比べて 大型の別部材を必要としていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は従来の課題を解決すると共に考案の目的を達成するために提 供するものである。 本考案は、造花において、中心部に手指で折り曲げ形成ができる金属芯材と芳 香剤の吸い上げ体と合成樹脂製被覆材で茎体を成形し、または前記の茎成形部材 から芳香剤の吸い上げ体を除いたもので茎体を形成し、且つ茎体の上部または下 部もしくは中間部に細筒状の芳香剤入りカ−トリッジを内蔵し、そのカ−トリッ ジの上部に開閉弁を有する開口部に接触する芳香剤の吸い上げ体または吸い上げ 体兼用の差し込み芯を配置し、且つ茎体の上部に花体を吸い上げ体兼用の差し込 み芯を介して装着し、当該茎体の一部に枝接ぎ部を成形してこれに葉付き枝部を 取外しできるように装着したものである。
【0005】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面を以て説明する。1は茎体、2は茎体の上部または 下部もしくは中間部位において、茎体に内蔵した芳香剤入りカ−トリッジであり 、図示例は、細長い有底細筒の開口部2′に小球体または薄膜体の開閉弁21 を 有し、内部に芳香剤3を収容してある。 前記の芳香剤入りカ−トリッジ2は、万年筆に差し込むインキ入りのプラスチ ック製カ−トリッジを用い、その開口部2′に薄膜体(図1)または金属小球( 図3)を開閉弁21 として設け、孔をあけて開口部2′をあけ、使用時に小球を 中に落とし込んだりすることを可とする。 4は前記の芳香剤入りカ−トリッジ2の開口部2′に配置した吸い上げ体兼用 の差し込み芯であり、カ−トリッジ2からの芳香液を吸い上げ、または芳香液・ 芳香粉末・固形芳香材の芳香を吸い上げるために比較的目の粗いフェルト材料ま たは綿糸等の繊維材を用いるものとする。 5は吸い上げ体兼用の差し込み芯4に糊着もしくは縫着等によって一体的に装 着した花体であり、この差し込み芯兼用の吸い上げ体を介して茎体1の上部に装 着する。 6は茎体1の芳香剤入りカ−トリッジ2の部位を除く内部に設けた金属芯材で あり、その材質は両手指で自由に折曲げできる鉄線もしくは銅線等の針金を可と する。 7はその金属芯材を囲む芳香剤の吸い上げ体であり、その材質は前記吸い上げ 体兼用の差し込み芯と同質のものを用いる。前記の吸い上げ体は、図1および図 2にあっては、金属芯材6を中心に挿通するか、当該金属芯材を囲んで軸形を形 成してある。 なお、図1において、吸い上げ体7の上端に吸い上げ体兼用の差し込み芯4を 接触させる。また、図3にあっては、芳香剤入りカ−トリッジ2の開口部2′に 吸い上げ体兼用の差し込み芯4を接触するように配置してある。 8は金属芯材6またはこれを囲む吸い上げ体7を被覆して茎体1を成形する塩 化ビニ−ル製被覆体である。 なお、前記の被覆体8を上半部と下半部に分割して上半部に金属芯材6および 吸い上げ体7を設け、下半部に芳香剤入りカ−トリッジ2を内蔵したものを示す 。そして、分割した上下の被覆体の接合部を印籠状に差し込んで装着する。 9は茎体1の一部に成形した枝接ぎ部、10はその枝接ぎ部に取り外せるよう に差込み式に装着した葉付き枝部である。
【0006】
【具体的な組立例】
本考案に係る造花の組立例は次のとおりである。図1にあっては、金属芯材6 を吸い上げ体7で被覆し、さらにその周囲を直接塩化ビニ−ル製被覆体8で被覆 し、且つ被覆体8の上端の開口部位は金属芯材と吸い上げ体を欠除して上半部の 茎体1を成形する。また、茎体下半部には芳香剤入りカ−トリッジ2を内蔵した 被覆体の上部を印籠状に差し込んで結合する。 そして、花体5と一体化してある吸い上げ体兼用の差し込み芯4の先端部位を 茎体上部の被覆体8の内径部に挿入して吸い上げ体7の上端に接触させる。さら に、葉付き枝部10を枝接ぎ部9に差し込んで装着する。
【0007】 図3にあっては、金属芯材6を塩化ビニ−ル製被覆体8で被覆し、且つその上 部を当該金属芯材より長く延長して形成した筒状収容部に細筒状の芳香剤入りカ −トリッジ2を収容し、さらに花体5を一体化した吸い上げ体兼用の差し込み芯 4を差し込んでその先端部位を前記カ−トリッジの開口部2′に接触させる。そ して、茎体1の枝接ぎ部9に葉付き枝10を装着する。
【0008】 次に使用にあたって、芳香剤が粉末や固形の場合は、図1のようにカ−トリッ ジ2の開口部2′の薄膜体21 に孔をあける。これによって、カ−トリッジ内の 芳香が吸い上げ体兼用の差し込み芯4に浸透して花体5に到達し、且つその花体 の花芯部位から芳香が放散される。
【0009】 また、芳香剤が香水のような液体の場合は、図3のようにカ−トリッジ2の開 口部2′に掛止してある小球体21 を押下げてカ−トリッジ2内に落とし込んで その開口部を開けると、カ−トリッジ内の芳香が吸い上げ体7に浸透して、さら に吸い上げ体兼用の差し込み芯4に浸透して花体5に到達し、且つその花体の花 芯部位から芳香が放散される。 なおこの場合、吸水性繊維体40を用い、その基端部を吸い上げ体兼用の差し 込み芯4に結合し、先端部を液体に浸すことによって、毛細管現象を利用して香 水を吸い上げることもできる。 なお、花体5を差し込み芯兼用の吸い上げ体4を介して茎体1に装着し、且つ 葉付き枝部10を茎体1の枝接ぎ部9に装着して組立てられている。 なお、茎体1は図示例の直線形状のほか、金属芯材6を手指を使って折り曲げ て任意の体裁に形成する。
【0010】
【考案の効果】
本考案は上記の構成であるから、茎体に収納した細筒状の芳香剤入りカ−トリ ッジから花体まで最短距離を保つことができるので、香料が確実に花体から放散 することができる。そして、芳香剤がなくなったときは、カ−トリッジごと交換 して補充することができると共に、使用を開始するまでは開閉弁の閉塞してある ことによって芳香剤の芳香が洩れることがない。 この場合、図3のように芳香剤入りカ−トリッジを花体から距離をおいて装着 することも可能であるが、この場合でも茎体の太さを殆ど変わることなく成形す ることができる。 また、細筒状の芳香剤入りカ−トリッジが有底の細い筒体でできているので、 茎体に内蔵することができ、あたかも自然の花と同じように見えると共に、花瓶 や植木鉢を必要としない。従って、一輪挿し用の花を作ることができる。 さらに、茎体の一部に枝接ぎ部を設け、これに葉付き枝部を取外しできるよう に装着し、また花体も茎体に対して脱着できるように装着したことにより、組立 ておよび荷造りや運搬に便利である。 そして、茎体はその中心部に手指で自由に折曲げ形成できる金属芯材が設けら れていることによって、図示例の直線形状のほか、任意に折り曲げて体裁の良い 外観形状に加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る造花の斜視図である。
【図2】 図1の2−2線に沿う拡大断面図である。
【図3】 図1に示す造花の他の例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 茎体 2 細筒状の芳香剤入りカ−トリッジ 3 芳香剤 4 吸い上げ体兼用の差し込み芯 5 花体 6 針金芯材 7 芳香剤の吸い上げ体 8 被覆体 9 枝接ぎ部 10 葉付き枝部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部に手指で折り曲げ形成ができる金
    属芯材(6)と芳香剤の吸い上げ体(7)と合成樹脂製
    被覆材(8)で茎体(1)を成形し、または前記の茎成
    形部材から芳香剤の吸い上げ体を除いたもので茎体
    (1)を形成し、且つ茎体(1)の上部または下部もし
    くは中間部に細筒状の芳香剤入りカ−トリッジ(2)を
    内蔵し、そのカ−トリッジの上部に開閉弁(21)を有す
    る開口部(2′)に接触する芳香剤の吸い上げ体(7)
    または吸い上げ体兼用の差し込み芯(4)を配置し、且
    つ茎体(1)の上部に花体(5)を吸い上げ体兼用の差
    し込み芯(4)を介して装着し、当該茎体の一部に枝接
    ぎ部(9)を成形してこれに葉付き枝部(10)を取外
    しできるように装着したことを特徴とする造花。
JP1998005349U 1998-07-01 1998-07-01 造 花 Expired - Lifetime JP3055497U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005063067A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Hiroshi Tsuji 人工植物
JP2013537441A (ja) * 2010-07-12 2013-10-03 エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド エアフレッシュシステム

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