JP3118560U - 芳香付き造花 - Google Patents
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Abstract
【課題】観賞用の造花に設けた香りの出す芳香剤装置がワンタッチ操作でメンテナンスが出来て、且つ此れらの芳香剤付き造花が原花に類似し茎体をよじ曲げてフラワーのアレンジを出来るようにすること。
【解決の手段】合成樹脂成型品または布材にて形成した造花1で、匂いの出る揮発芳香剤2の香種をカートリッジ体3に封入し該造花1の萼部材4或いは茎体部材5での造花の一部に設けたカートリッジ体受け6に該カートリッジ体3を着脱自在にし、香りをカートリッジ体3を介して造花1より放散出来る構成にし、且つ香りを実花香りと近似して観賞の出来る構成にする。
【選択図】 図1
【解決の手段】合成樹脂成型品または布材にて形成した造花1で、匂いの出る揮発芳香剤2の香種をカートリッジ体3に封入し該造花1の萼部材4或いは茎体部材5での造花の一部に設けたカートリッジ体受け6に該カートリッジ体3を着脱自在にし、香りをカートリッジ体3を介して造花1より放散出来る構成にし、且つ香りを実花香りと近似して観賞の出来る構成にする。
【選択図】 図1
Description
この考案は合成樹脂や布材などで観賞用に加工された芳香付き造花の改良に関するものである。
この種の従来の技術として、特開2001−140120での開示を図3で示すように造花1′は芳香付きでの造花で、芳香量を簡単に調整できるようにしたもので、即ち花差しA′に芳香剤2′の入った容器3′が固定され、此れらの芳香剤2′が漏れないように蓋部3b′によって容器3′が密封される、此れらの芳香剤2′蓋部3b′の中央に開口する穴を貫通する丸状フールト材の細長い茎状毛細管部材3a′の片方の端部に花状飾り部材4′が固定され、他方の茎状毛細管部材3a′が芳香剤2′の収容され密封された容器3′の底まで差し込まれる。
更に此のよう構成する一本の茎状毛細管部材3a′はパイプ状の茎状被覆管5′で覆われ、容器3′の芳香剤にしみ込んで花状飾り部材4′に装備する花びら1a′近傍まで香の放散漏れを防いでいるが、香の放散する茎状毛細管部材3a′の茎状被覆管5′の開口部に露出する空間部Bの面積を茎状被覆管5の押し圧に抗して上下方向に移動さることで空間部Bの面積を変えることで香りの放散度合いが調整される構成を述べている。
しかしながら上記する従来技術の場合は、造花の花びらは芳香剤のしみこんだ丸状フェルト材でパイプ状の茎状被覆管に覆われて支えられているため造花の花びらは常時太い直立パイプの為、実花での数枚の葉の付いた捩れた茎体の美観とは全く異なるので観賞用やご贈答などでの自分好の造花に創作アレンジ仕立の出来ないという課題がある。
そして又容器の芳香剤をしみ込んだ茎状毛細管部材の全長を長くするに従って芳香剤の放散部である空間部に浸透力が到達難等の課題がある。
更には容器の芳香剤はメンテナンスの出来ない構造のため芳香付き造花の機能を使用途中で短時間に失態してしまうという課題がある。
そして又香りの放散具合を調整する構造での茎状毛細管部材の貫通して上下に移動するパイプ状の茎状被覆管との隙間からの香りの放散もれや、更には芳香剤の容器詰め密封時点から使用者の手元に届くまでの流通期間でのタイムラグでの香りが自然放散して消耗してしまうなどの課題が残る。
この考案はかかる課題を解決するために、請求項1での考案は図1(a)で述べるように合成樹脂成型品または布材にて形成したこれらの造花1の花びら1aを中継する萼部材4或いは其れに接続してなる葉5bの付いた茎体部材5での造花1の一部に、個別に用意される揮発性芳香剤2の香種を封入したカートリッジ体3を着脱自在装着のできるカートリッジ体受け6を具備し、此れらのカートリッジ体3を介して花びら1aなどから香りを放散する構成である。
次に請求項1(b)ではカートリッジ体3の一実施例の形態を示すが、揮発性芳香剤2は底つき筒状容器にフェルト材の毛細管部材3aに浸液させ蓋3aを外すことで外部に放散出来るように詰め込まれるが、これらの揮発性芳香剤2は液状芳香剤とするが、ゼリー状での芳香剤では底つき筒状容器にフェルト状の毛細管部材3aを不要とし、此れらの芳香剤を密封する為の蓋部3bはアルミ箔での切り込み使いでの開口部の封印でも良い。(図示せず)
更に請求項1での考案を図2で述べる実施例ではゆりの花の花びら1aの開く前のぼみの萼部材4にカートリッジ体受6を一体化しカートリッジ体3に詰め込まれる揮発性芳香剤2はゼリー状での芳香剤が選択されたものであるが、カートリッジ体3の形態構成は造花1の茎体部材5に装着するなどでも良く、本実施例を特定するものでない。
次に請求項2での考案は前期する香りの放散する芳香つき造花でのカートリッジ体3に詰め込む揮発性芳香剤2の香りを厳選し造花1の実花の香りと近似した香料にした考案で、此れらを示す図面は請求項1に準じるものである。
本考案は、上述の通り構成作用するので次の優れた効果を奏する。即ち請求項1述べるように造花の花の香りを放散する芳香剤は個別に密閉されたカートリッジ体に詰め込まれ造花に具備するカートリッジ体受に着脱自在に装着されるので、必要時に差し込んで使え、香りが感じなくなった時点にスペアの新しいカートリッジ体のメンテナンスの出来長期間愛用の出来る芳香付き造花を提供出来る。
次に請求項2で述べるように造花の花の香りを実花に近い香りを放散することで生花の雰囲気での環境をかもしだすことの出来る芳香付き造花を提供出来る。
そして又カートリッジ体が花びらに近傍して香りが放散されることで香りが花びらにしみ込み長期間香りが持続する芳香付き造花を提供出来る。
そして又カートリッジ体が花びらに近傍して香りが放散されることで香りが花びらにしみ込み長期間香りが持続する芳香付き造花を提供出来る。
そして又茎部材を細い針金に着色での樹脂のコーティングで葉を装着し生花に似た折り曲げ自在で自分好みにアレンジができ、且つ市販などでの造花を組み合わせる等で豪華な芳香付き造花を提供出来る。
以下に図示の実施例に基づいて本考案を更に詳細に説明する。即ち図1(a)は本考案での第1実施例での全体を示す一部断面での斜視図で、合成樹脂成型品或いは布材にて形成した造花1はバラの花びら1aはソフトな布で本物のバラ似に裁断されて合成樹脂の萼部材4に組つけられるが、此れらの萼部材4の中央部に筒状で外周に弾発力を持たせた底付きのカートリッジ体受け6を一体化し、細長い針金を合成樹脂のコーティング加工で丸い茎体部材5と其れらにトゲや葉5bを連結した造作が本物に酷似した造花で、此れらの構成で数本のバラの造花1がアレンジされて花差しAに差し込まれる形態を示す。
そして前記するカートリッジ体受け6の筒状に整合して差し込み取り外しを花びら1aの外から簡単に操作の出来る個別に設けたカートリッジ体3が係合するが、此れらの底付きで筒状でなるはめ込み取り外しの出来る蓋部3b付きのカートリッジ体3の内部に揮発性芳香剤2とフェルト材の毛細管部材3aが収納されて蓋部3bで密閉したコンパクトなカートリッジ体3での形態である。
カートリッジ体3は常時カートリッジ体受け6に程よい固さで差し込まれ常備されるが、蓋部3bを外すことで収納された揮発性芳香剤2が花びら1aの隙間を通って外部に程よく香りを放散する仕組みである。
次に図1(b)は本考案での第1実施例での萼部材4或いは茎体部材5等に一体化したカートリッジ体受け6に整合して着脱自在での個別に構成するカートリッジ体3の一部断面での斜視図で、底付きの細長い筒状での其の開口部を取り外しの出来る蓋部3bで密閉され、其の中には液体の揮発性芳香剤2が詰め込まれ、詰め込まれた液体の揮発性芳香剤2が毛細管部材3aに浸液し徐々に開口部から浸液して香りの液体がこぼれる事ない構成とするが、詰め込む揮発性芳香剤2がゼリー状などの揮発性芳香剤2の詰め込まれたカートリッジ体3はフェルト材の毛細管部材3は不要の構成で、開口部にゼリー状が露出する形態でも良い。
次に図2は本考案での第1実施例での他の造花1ゆりの花での全体を示す一部断面での斜視図で、つぼみの萼部材4に一体化に設けた筒状のカートリッジ体受け6にゼリー状での揮発性芳香剤2が詰め込まれたカートリッジ体3が差し込み固定され開口部が下向きでの形態に最適な構成である。此れらのカートリッジ体3の香が時間と共に少しづつなくなるがその時点で新しいスペアーをメンテナンスする事が出来る構成とする。
此のように様々な花種の造花1に固有の香りをつけ部屋の雰囲気をかもしだし、或いは癒しの場を提供するのに広く利用されるが、揮発性芳香剤2の香料の進歩は著しい事で、造花1に組み合わせるカートリッジ体3の形態も造花1の一部材での美しさを狙う等のデザインに仕立てる等でフラワーアレンジを最適にするもので、当該カートリッジ体3の形状や機能、構成については特定するものでなく、造花1に揮発性芳香剤2を詰め込んだカートリッジ体3の香が放散可能で着脱自在にし、スペア、或いは詰め替えできるなどでメンテナンスを容易にし、造花1の付加価値を高める構成をポイントにするものでである。
A,A′ 花差し
1、1′ 造花
2、(2) 揮発性芳香剤(芳香剤)
3、(3′) カートリッジ体(容器)
3a、(3a) 毛細管部材(茎体毛細管部材)
3b,(3b′) 蓋部
4、(4′) 萼部材(花状飾り部材)
5、5′ 茎体部材(茎状飾り部材)
6 カートリッジ体受け
1、1′ 造花
2、(2) 揮発性芳香剤(芳香剤)
3、(3′) カートリッジ体(容器)
3a、(3a) 毛細管部材(茎体毛細管部材)
3b,(3b′) 蓋部
4、(4′) 萼部材(花状飾り部材)
5、5′ 茎体部材(茎状飾り部材)
6 カートリッジ体受け
Claims (2)
- 合成樹脂成型品または布材にて形成した造花(1)において揮発性芳香剤(2)の香種をカートリッジ体(3)に封入し該造花(1)の萼部材(4)或いは茎体部材(5)での造花の一部に設けたカートリッジ体受け(6)に該カートリッジ体(3)を着脱自在にし、香をカートリッジ体(3)を介して造花(1)より放散可能にしたことを特徴とする芳香付き造花。
- 前記するカートリッジ体(3)に封入する揮発性芳香剤(2)の香種を造花(1)の実花香りと近似してカートリッジ体(3)を介して造花(1)より放散可能にしたことを特徴とする請求項1記載の芳香付き造花。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005009795U JP3118560U (ja) | 2005-10-24 | 2005-10-24 | 芳香付き造花 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005009795U JP3118560U (ja) | 2005-10-24 | 2005-10-24 | 芳香付き造花 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3118560U true JP3118560U (ja) | 2006-02-02 |
Family
ID=43468840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005009795U Expired - Fee Related JP3118560U (ja) | 2005-10-24 | 2005-10-24 | 芳香付き造花 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3118560U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0587814U (ja) * | 1992-04-28 | 1993-11-26 | 日本電池株式会社 | 角型密閉式電池 |
-
2005
- 2005-10-24 JP JP2005009795U patent/JP3118560U/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0587814U (ja) * | 1992-04-28 | 1993-11-26 | 日本電池株式会社 | 角型密閉式電池 |
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