JP3055334U - レンジフ−ド点検口 - Google Patents
レンジフ−ド点検口Info
- Publication number
- JP3055334U JP3055334U JP1998005057U JP505798U JP3055334U JP 3055334 U JP3055334 U JP 3055334U JP 1998005057 U JP1998005057 U JP 1998005057U JP 505798 U JP505798 U JP 505798U JP 3055334 U JP3055334 U JP 3055334U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding door
- range hood
- inspection
- inspection opening
- door storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 レンジフ−ド設置場所の点検口において、点
検の都度、数多くのビス等の固定部材を取外し取付ける
必要のない簡単操作で点検に必要な室内を見ることので
きるレンジフ−ド点検口。 【解決手段】 点検口7は、基台11と引き戸12と当
該引戸を内部に収納可能の引き戸13と当該引き戸収納
部の係着部材14とを備えてなり、基台11に引き戸1
2を内部に収納した引き戸収納部13を取り付け、引き
戸収納部13の端部を基台11の端部に付設された係着
部材に係着しておき、点検に際し、引き戸収納部13に
おいて引き戸12を移動させることが可能となり、引き
戸収納部13から引き戸12を外部に引き出すことによ
り、点検口の開口を可能としてなるレンジフ−ド点検
口。点検口の隣に吊り戸棚等が面一に施工されていて
も、引き戸のスライドが可能で、レンジフ−ドの背側の
室内点検を行ない得る。
検の都度、数多くのビス等の固定部材を取外し取付ける
必要のない簡単操作で点検に必要な室内を見ることので
きるレンジフ−ド点検口。 【解決手段】 点検口7は、基台11と引き戸12と当
該引戸を内部に収納可能の引き戸13と当該引き戸収納
部の係着部材14とを備えてなり、基台11に引き戸1
2を内部に収納した引き戸収納部13を取り付け、引き
戸収納部13の端部を基台11の端部に付設された係着
部材に係着しておき、点検に際し、引き戸収納部13に
おいて引き戸12を移動させることが可能となり、引き
戸収納部13から引き戸12を外部に引き出すことによ
り、点検口の開口を可能としてなるレンジフ−ド点検
口。点検口の隣に吊り戸棚等が面一に施工されていて
も、引き戸のスライドが可能で、レンジフ−ドの背側の
室内点検を行ない得る。
Description
【0001】
本考案は、レンジフ−ド設置場所における点検口に関する。
【0002】
厨房、給湯に際し、レンジフ−ドが使用される。レンジフ−ド(Range Hood)には、浅形、深形等の各種レンジフ−ドがある。図4(B)に示すよ うに、例えば、システムキッチン1のガスレンジ2の上部にレンジフ−ド3を取 り付け、その上に、幕板4を設置することが行なわれている。当該幕板4箇所は 、当該レンジフ−ド3の背側の室内におけるファン5やダクト6の点検口にもな っている。当該幕板4には、化粧面材等が使用される。従来こうした点検口7は 、一般に、図4(A)に示すように、幕板の化粧面材4を、ビス8等にて、当該 面材4の裏側の木枠(図示省略)に固定することにより構成されていた。 尚、図4(A)にて、9は、パンチングメタル等から構成される放熱(断熱)部 材、10は、天井である。 その為、消防署による点検の際には、その都度、一回一回、固定しているビス 等の固定部材を抜いたり、締め付けたりすることを余儀なくされ、当該点検時期 は、厨房、給湯工事業者等にとって、時間のロスもあり、非常な不便を強いられ ていた。又、空調設備工事や電気工事等との関係でも、それら工事に支障を生じ たり、あるいは、当該工事を待って、上記ビス等による締め付け固定を中断して おくことが必要であったり、各種の不便を強いられていた。
【0003】
本考案は、かかる従来技術の有する欠点を解消できる技術を提供することを目 的としたものである。 本考案の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および 添付図面からあきらかになるであろう。
【0004】
本考案は、レンジフ−ド設置場所における幕板よりなる点検口において、当該 点検口は、基台と引き戸と当該引き戸を内部に収納できる引き戸収納部と当該引 き戸収納部の係着部材とを備えてなり、前記基台に、引き戸を内部に収納した引 き戸収納部を取付け、当該引き戸収納部の端部を前記基台の端部に付設された係 着部材に係着しておき、当該点検に際して、当該引き戸収納部の端部を当該係着 部材から持ち上げすることにより当該引き戸収納部において引き戸を移動させる ことが可能となり、当該引き戸収納部から引き戸を外部に引き出すことにより、 点検口の開口を可能としてなることを特徴としたレンジフ−ド点検口に係るもの である。
【0005】
以下、本考案の詳細を適宜その実施例を示す図面を参照しつつ説明する。 図1(A)および(B)は、それぞれ本考案の実施例を示すレンジフ−ド点検 口の動作説明図、図2は、(A)および(B)は、それぞれ本考案の実施例を示 すレンジフ−ド点検口の正面から見た動作説明図、図3は、本考案の実施例を示 すレンジフ−ド点検口における引き戸と引き戸収納部との説明図である。
【0006】
図1(A)に示すように、木枠11に、引き戸12を内部に収納した引き戸収 納部13を取付け、当該引き戸収納部13の端部を、前記木枠11の端部に付設 された係着部材14に係着しておく。 引き戸収納部13は、図3に示すように、コ字状断面を有しており、図示のよ うに、その溝部レ−ル内部に引き戸12が装着されている。当該引き戸収納部1 3は、例えば、プラスチック材料により構成される。 引き戸12は、例えば、合板よりなる化粧面材により構成される。当該引き戸 の端部には、図1(A)および(B)に示すように、把手部(爪)15を取り付 けておくと、当該引き戸12の開閉を容易にし、また、当該引き戸12への傷つ き防止にもなる。 当該係着部材14は、図1(A)および(B)に示すように、L字状断面を有 し、例えば、アルミニウムにより構成される。当該係着部材14は、引き戸収納 部13の端部に沿って取り付けられる。
【0007】 消防署による点検の際には、図1(B)に示すように、当該引き戸収納部13 の端部を係着部材14から持ち上げ、次いで、当該引き戸収納部13内部の引き 戸(化粧面材)12を、開ける方向にスライドさせると、図2(B)にも示すよ うに、引き戸(化粧面材)12により覆われていた木枠11の開口部16が現ら われ、レンジフ−ド3の背側の室内内部を見ることが可能となる。
【0008】 本考案上記実施例によれば、従来のように、点検に際し、その都度、一回一回 、固定している数多くのビス等の固定部材を抜いたり、締め付けたりすることが 必要なく、上記のような簡単操作で、当該点検に必要な室内を見ることができる 。また、一旦、引き戸を閉めておいても、上記のように容易に開けることができ るので、先の工事業者がその工事終了後に、後の工事業者の為に、その固定を中 断しておく、あるいは、後の工事者の到着を待つ等の必要がなくなり、工事に支 障を生じたりすることがないし、当該工事等に先だって必要な各種工事を、当該 点検口の開閉とは無関係に、自由に実施することができる。
【0009】 また、本考案による利点は、図2(A)に示すように、当該点検口7の隣に、 例えば、吊り戸棚17が面一に施工されていても、室内点検を行なうことができ るという点である。即ち、前記図1(B)に示すように、引き戸収納部13の端 部を係着部材14から持ち上げすれば、当該吊り戸棚17が面一に施工されてい ても、当該引き戸収納部13内部の引き戸(化粧面材)12のスライドは可能で あるので、それにより、レンジフ−ドの背側の室内点検を行なうことができる。
【0010】 以上本考案者によってなされた考案を実施例にもとずき具体的に説明したが、 本考案は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種 々変更可能であることはいうまでもない。
【0011】
本願において開示される考案のうち代表的なものによって得られる効果を簡単 に説明すれば、下記のとおりである。 すなわち、本考案によれば、従来例のように、点検に際し、その都度、固定し ている数多くのビス等の固定部材を締めたり緩めたりすることが必要なく、簡単 操作で、当該点検に必要な室内を見ることができ、また、一旦、引き戸を閉めて おいても、上記のように容易に開けることができるので、先の工事業者がその工 事終了後に、後の工事業者の為に、その固定を中断しておく、あるいは、後の工 事者の到着を待つ等の必要がなくなり、工事に支障を生じたりすることがないし 、当該工事等に先だって必要な各種工事を、当該点検口の開閉とは無関係に、自 由に実施することができる。 また、本考案では、点検口の隣に吊り戸棚等が面一に施工されていても、上記 操作により、引き戸(化粧面材)のスライドが可能で、レンジフ−ドの背側の室 内点検を行なうことができる。
【図1】図1(A)および(B)は、それぞれ本考案の
実施例を示すレンジフ−ド点検口の動作説明図である。
実施例を示すレンジフ−ド点検口の動作説明図である。
【図2】図2(A)および(B)は、それぞれ本考案の
実施例を示すレンジフ−ド点検口の正面から見た動作説
明図である。
実施例を示すレンジフ−ド点検口の正面から見た動作説
明図である。
【図3】図3は、本考案の実施例を示すレンジフ−ド点
検口における引き戸と引き戸収納部との説明図である。
検口における引き戸と引き戸収納部との説明図である。
【図4】図4(A)は、従来例の説明図、同(B)は、
レンジフ−ド点検口の説明図である。
レンジフ−ド点検口の説明図である。
1…システムキッチン 2…ガスレンジ 3…レンジフ−ド 4…幕板 5…ファン 6…ダクト 7…点検口 8…ビス 9…パンチングメタル(放熱部材) 10…天井 11…木枠(基台) 12…引き戸 13…引き戸収納部 14…係着部材 15…把手部(爪) 16…開口部 17…吊り戸棚
Claims (1)
- 【請求項1】 レンジフ−ド設置場所における幕板より
なる点検口において、当該点検口は、基台と引き戸と当
該引き戸を内部に収納できる引き戸収納部と当該引き戸
収納部の係着部材とを備えてなり、前記基台に、引き戸
を内部に収納した引き戸収納部を取付け、当該引き戸収
納部の端部を前記基台の端部に付設された係着部材に係
着しておき、当該点検に際して、当該引き戸収納部の端
部を当該係着部材から持ち上げすることにより当該引き
戸収納部において引き戸を移動させることが可能とな
り、当該引き戸収納部から引き戸を外部に引き出すこと
により、点検口の開口を可能としてなることを特徴とし
たレンジフ−ド点検口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998005057U JP3055334U (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | レンジフ−ド点検口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998005057U JP3055334U (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | レンジフ−ド点検口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3055334U true JP3055334U (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=43189345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998005057U Expired - Lifetime JP3055334U (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | レンジフ−ド点検口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3055334U (ja) |
-
1998
- 1998-06-25 JP JP1998005057U patent/JP3055334U/ja not_active Expired - Lifetime
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