JP3055253B2 - 車両用ドアの開閉制御装置 - Google Patents

車両用ドアの開閉制御装置

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JP3055253B2
JP3055253B2 JP3270980A JP27098091A JP3055253B2 JP 3055253 B2 JP3055253 B2 JP 3055253B2 JP 3270980 A JP3270980 A JP 3270980A JP 27098091 A JP27098091 A JP 27098091A JP 3055253 B2 JP3055253 B2 JP 3055253B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば乗用車のドア
の開閉を自動的にかつ安全に行なえるようにした車両用
ドアの開閉制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、観光バスあるいは路線バスにおけ
るドアの開閉は自動となっている。また、タクシーにお
いても後席左側のドアの開閉は自動で行われている。し
かしながら、タクシーのドアは自動ドアとは言え、運転
手の手動操作によって行われているのが現実である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、最近の乗用
車の高級化指向に伴って、乗用車のドアをサーボモータ
ーによって自動的に開閉させるようにしたらとの要請が
にわかに出始めている。サーボ系を応用して自動ドアを
制作しようとする場合、工作機械などと異なって精度は
あまり要求されないものの、反面、開閉動作時の安全性
が特に要求されることから、この要求に沿うような制御
プログラムを構築することが必要である。そこで、上記
のような事情に鑑みて成された本発明の第1の目的は、
停車させた車両の姿勢に拘らずにスムースなドアの開閉
を行なえるようにした車両用ドアの開閉制御装置を提供
することである。そして、その第2の目的は、ドアの干
渉と駆動系の断線とを未然に防止し、ドアの開閉安全性
及び開閉信頼性の維持を図る車両用ドアの開閉制御装置
を提供することである。そしてさらに、その第3の目的
は、万一ドアの開閉途中で何かと干渉した場合にはただ
ちにその開閉動作を停止させる一方、手動による開閉を
可能とする車両用ドアの開閉制御装置を提供することで
ある(特開昭58−76669号公報参照)。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、車両のドアを自動開閉させる開閉制御装置
であって、当該ドアを開閉駆動する駆動手段と、当該駆
動手段の過負荷を設定された基準値に基づいて検出する
過負荷検出手段と、ドア開閉時における当該車両の停車
姿勢を検出する姿勢検出手段と、当該姿勢検出手段によ
って検出された停車姿勢に応じて前記過負荷検出手段に
おける過負荷検出のための前記基準値を補正する補正手
段とを有することを特徴とする。また、本発明の車両用
ドアの開閉制御装置は、さらに、前記ドアの開閉過程に
おける現在位置を検出する位置検出手段と、当該位置検
出手段によって検出された現在位置に基づいて、前記過
負荷検出手段における過負荷検出のための前記基準値を
変更する変更手段とを有することを特徴とする。さら
に、本発明の車両用ドアの開閉制御装置は、さらに、
記ドアの開閉過程での異常の発生を検出する異常発生検
出手段と、当該異常発生検出手段によって異常の発生が
検出された場合には、前記ドアの開閉を手動で行なえる
ように前記駆動手段の動作を解除する解除手段とを有す
ることを特徴とする。
【0005】
【作用】このように構成した本発明は以下のように作用
する。まず第1の構成においては、駆動手段はドアを開
閉駆動する。過負荷検出手段は、この駆動手段における
負荷のかかり具合が設定された基準値に対して大きいか
小さいかを判断し、大きい場合には過負荷と判断する。
姿勢検出手段は、停車時の車両の停車姿勢を検出するも
のである。補正手段は、この姿勢検出手段によって検出
された車両の停車姿勢に応じて過負荷を検出するための
基準値を補正する。従って、駆動手段が過負荷であるか
どうかの判断基準は、車両の姿勢に応じて変化すること
になる。つまり、車両が傾いた状態で停車しているとき
にドアを開こうとした場合、その車両の傾き具合によっ
て駆動手段にかかる負荷の大きさが異なるが、このよう
な姿勢でのドアの開閉においても駆動手段の過負荷を正
確に検知できるように過負荷検出のための基準値がその
姿勢に応じて補正される。このため、車両の停車姿勢に
拘らずにドアの開閉時の過負荷を正確に検出できること
になる。
【0006】また、第2の構成においては、駆動手段と
過負荷検出手段との機能は第1の構成におけるものと同
一である。位置検出手段は、ドアの開閉位置を検出す
る。変更手段は、位置検出手段によって検出されたドア
の開閉位置に基づいて過負荷を検出するための基準値を
変更する。従って、駆動手段が過負荷であるかどうかの
判断基準は、ドアの開閉位置に基づいて変化することに
なる。つまり、車体側にはドアが閉じているときに防水
性を確保するためのウエザーストリップが取り付けられ
ているが、ドアが閉じる直前にはこのウエザーストリッ
プの反力が駆動手段にかかることになる。駆動手段はこ
の反力に抗してドアを駆動する必要があるから基準値を
一定のままにしておくとこの反力を過負荷と誤検出して
しまう場合がある。正常な状態で閉じようとしている場
合にこのような誤検出が起こらないようにするために、
また、ドアの開閉過程において過負荷を確実に検出でき
るようにするために、ドアの現在位置に基づいて基準値
を変更している。
【0007】さらに、第3の構成において、駆動手段の
機能は第1の構成におけるものと同一である。異常発生
検出手段はドアの開閉過程において異常の発生があった
か否かを検出する。この異常の発生とは、例えば駆動手
段に過負荷が生じた場合であるとか、ドア開閉の非常停
止指令がされたような場合である。解除手段は、この異
常発生検出手段によって異常の発生が検出されると、駆
動手段の動作を解除して手動開閉を可能とする。従っ
て、ドアの開閉時に異常が生じた場合には、ドアの開閉
が手動で行なえるようになり、緊急時の脱出が容易とな
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明にかかる車両用ドアの開閉
制御装置の制御系の概略構成図であり、図2は、ドアの
駆動系とこれに直接関連する制御系の概略構成図であ
る。DC電源1は、ドアの自動開閉を行なわせるための
電源であり、通常は車両に搭載されているバッテリーが
使用される。記憶装置2は、ドアの自動開閉のための動
作プログラムや後述する各種のセンサー等からの信号を
一時記憶するものである。傾斜センサー3は、車両の姿
勢を検出するセンサーであり、具体的には車両のロール
及びピッチの程度を検出できるものである。超音波セン
サー4は、ドアの開閉方向に障害物が存在するか否かを
検出するセンサーである。ポテンショメーター5及び1
5は、ドアの開閉位置を検出するセンサーであり、現在
ドアがその開閉軌跡のどこに存在しているかを検出する
ものである。なお、この検出はポテンショメーターによ
らずに後述するエンコーダーのパルス信号を用いても良
い。ドアの開閉指令は車室内または車室外から行なえる
ようにする必要があることから、その指令のためのスイ
ッチは車内スイッチ6と車外スイッチ7としてドアの内
側と外側にそれぞれ設けてある。図中には、それぞれの
スイッチとしてドア開スイッチ6a,7a及びドア閉ス
イッチ6b,7bを示してあるが、これらの他に非常用
スイッチも設けてある。リモコン8は、主にドアの開閉
を遠隔操作で行なうためのものであり、そこからの信号
は車両に搭載されている受信器9によって受信される。
1枚のドアの開閉は2つの駆動手段によって行われるよ
うになっているが、本実施例ではサーボモーターを用い
ている。第1軸を駆動させる駆動手段10は、その軸を
減速機11を介して駆動するサーボモーター12と、ド
アの完閉状態を維持するブレーキ23と、前述のポテン
ショメーター5と、主にドアの開閉速度を制御するため
のパルス信号を得るエンコーダー14とから構成され
る。第2軸を駆動させる駆動手段20も同様に、減速機
21,サーボモーター22,ブレーキ13,ポテンショ
メーター15,エンコーダー24とから構成される。そ
れぞれの軸に独立して設けられている前リミットスイッ
チ30,31及び後リミットスイッチ32,33は制御
不能に陥ったときにストッパーとして機能するオーバー
ラン検出用のリミットスイッチである。それぞれの駆動
手段10または20の動作は、DCサーボドライバー3
5または40によって制御される。ドアコントロールユ
ニット45は、各種のスイッチやセンサーからの入力に
基づいてドアの開閉を総括的に制御するものである。
【0009】ドアの駆動機構の概略の構成は図2に示す
ようになっている。ドア50とボディー51側とはアー
ム52によって連結されている。ボディー51側に取り
付けられた第1軸はアーム52をこの軸を回転中心とし
て回動させるように働き、また、ドア50に取り付けら
れた第2軸もやはりアーム52をこの軸を回転中心とし
て回動させるように働く。なお、このような駆動機構
は、図3(A)に示すように車両の両側のドアに対して
それぞれ独立して設けられている。それぞれの軸はこの
ように動くから、それぞれの軸を回転させる速度や最終
的な回転位置をそれぞれ独自に設定することで、従来と
は異なる態様でのドアの開閉が可能となる。例えば、図
3(B)に示すような態様でドアを開くことも可能とな
り、このようにすれば、狭い場所での乗降が非常に楽と
なる。なお、ドア50の外周面には図2に示すようにド
アの閉止時の防水性を維持するウエザーストリップ56
が取り付けられている。また、第1軸及び第2軸に設け
られているサーボモーターへの電流はDCサーボドライ
バー35,40からそれぞれ供給される。なお、図にお
いてはDCサーボドライバーは一つだけ記載してある
が、実際には図1に示すようにそれぞれの軸に対して独
立して設けてある。また、それぞれの軸に設けられてい
るポテンショメーターからの信号は、現在位置情報とし
てドアコントロールユニット45に入力される。なお、
図では便宜上この信号がドアコントロールユニット45
に直接入力されるようになっているが、実際には図1に
示したようにDCサーボドライバー35,40を介して
これに入力される。DCサーボドライバー35,40か
らはドアコントロールユニット45に向けて電機子電流
情報,つまりサーボモーターに供給されている電流情報
が、またドアコントロールユニット45からはDCサー
ボドライバー35,40に向けて停止あるいは続行の命
令がそれぞれ出力される。
【0010】図4は、図1に示した制御系のうち特にサ
ーボモーターを中心とするサーボ系の概略構成図であ
る。同図中の制限電流演算部25,ドライバー26,リ
ミッター27,F/V 変換器28及び現在位置カウンター
29はDCサーボドライバー内に設けられており、この
図においては1軸分のみの構成を示してある。制限電流
演算部25は、傾斜センサー3によって検出された車両
の姿勢またはドアの現在位置に基づきDCサーボドライ
バー内から出力される切換信号に基づいて駆動手段10
または20の過負荷検出のための電流制限値を演算す
る。これは、図5に示すように車両55が平坦路に停車
しているときと坂道に停車しているときとではドアの開
閉時に駆動手段にかかる負担が相違するため、これによ
る過負荷検出の精度低下を補償するためである。さらに
制限電流演算部25は、ポテンショメーター5及び15
によって検出されるドアの現在の開閉位置に基づいてそ
の電流制限値を変更する。これは図6(A)に示すよう
に、ドアを閉じるときには駆動手段はウエザーストリッ
プの反力に抗してドアを閉じようとするが、このときの
反力の大きさによっては、過負荷(何かと干渉してい
る)と誤検知することになってドアを閉じる動作が停止
してしまうことになるから、これを防止するために制限
電流値をドアが閉じる直前で大きな値に変更する。この
ようにしておけば、同図(B)に示すように通常のドア
の開閉途中で干渉した場合にはその干渉を駆動手段の過
負荷として検出できるからである。
【0011】ドライバー26は、DCサーボドライバー
内から出力された速度指令と検出されている現在速度と
を比較してサーボモーター12に出力すべき電流値を演
算してその電流を供給するものである。このドライバー
26には、ドアコントロールユニット45から緊急時に
出力されるサーボ解除指令が入力されるようになってい
るが、このサーボ解除指令が入力されるとドライバー2
6からは電流の供給が行なわれなくなる。この緊急時と
は、ドア開閉の非常用スイッチが操作された場合や後述
するリミッター27から過負荷検出信号が出力された場
合さらには超音波センサー4によってドアの開閉軌跡内
に障害物が検出された場合である。リミッター27は、
制限電流演算部25によって演算された電流制限値とド
ライバー26から出力されている電流値とを比較する。
その電流値が電流制限値を越えている場合には、リミッ
ター27から過負荷検出信号がDCサーボドライバーの
内部に出力される。この電流制限値は車両の姿勢やドア
の現在位置によって変化するのは前述の通りである。D
Cサーボドライバーは、この過負荷検知信号を受けてド
アコントロールユニット45にその旨の報告をする。こ
れに基づいてドアコントロールユニット45からドライ
バー26にサーボ解除指令が出力されることになる。ま
た、同時にブレーキ13の解除も行われる。従って、ド
アの開閉は手動で行なうことができるようになる。F/V
変換器28は、サーボモーター12の回転に伴って出力
されるエンコーダー14からのパルス信号をその周波数
に応じた電圧値に変換し、これを現在速度としてドライ
バー26に出力する。ドライバー26は、速度指令とし
てDCサーボドライバーから出力されている電圧値と現
在速度としてF/V 変換器28から出力されている電圧値
とに基づいて出力すべき電流値を演算する。つまり両電
圧値が一致するように出力する電流を調整する。現在位
置カウンター29は、エンコーダー14から出力された
パルス信号の数を数えてドアコントロールユニット45
に出力するものであり、ドアコントロールユニット45
では、ドアの基準位置からのパルス数に基づいてドアの
現在位置を算出する。なお、ドアの現在位置は、ポテン
ショメーター5及び15から出力される信号に基づいて
算出することも可能である。この場合には、これらのポ
テンショメーターの抵抗値に基づいてドアの現在位置が
算出されることになる。
【0012】図7乃至図9は、図3(A)に示す位置に
取り付けられている超音波センサー3の駆動機構を示し
た図である。この超音波センサー3は、ドアの開閉に応
じて自動的に回動するようになっている。図7(A),
(B)は、超音波センサー3をドアの開閉に応じて回動
させるための第1の機構を示している。同図(A)はそ
の機構を上面から見た図であり、また同図(B)はその
機構を側面から見た図である。超音波センサー3はセン
サーブラケット60に取り付けられ、センサーブラケッ
ト60はブラケット61に取り付けられている。センサ
ーブラケット60はブラケット61の支点62を中心に
90°回動可能となっている。ブラケット61はドア5
0のピラー側に取り付けられている。このブラケット6
0は、ロッド63,リンク64,ロッド65,リンク6
6を介してプランジャ67に接続されている。プランジ
ャ67はブラケット68によって支持される。プランジ
ャには、ばね69が取り付けられ、このばね69はブラ
ケット68との間でスナップリング68によって固定さ
れている。したがって、プランジャ67はシル71に突
き当たるまではばね69の伸長力によって図示実線位置
に位置され、これによって、超音波センサー3はドア5
0の外側の障害物を検知すべく(A)の図に示されるよ
うにドア50の内側から外側方向に回動することにな
る。ドア50が閉じると、プランジャ67の先端がシル
71に当たることになり、プランジャ67がばね69の
伸長力に抗して押され、これに伴って超音波センサー3
がその外側から内側方向に回動してドア50の内側に収
納される。
【0013】図8及び図9は、超音波センサー3をドア
の開閉に応じて回動させるための第2の機構を示してい
る。この機構も超音波センサー3をドアの開閉に連動し
てドア50の内側方向及び外側方向に回動させるもので
ある。超音波センサー3はブラケット60に取り付けら
れている。このブラケット60はシャフト72の回転中
心に取り付けられ、シャフト72はブラケット73によ
って支持されている。シャフト72にはピニオン74が
取り付けられており、このピニオン74にはラック75
が係合している。ラック75はブラケット76によって
支持され、このラック75にはばね77が取り付けら
れ、このばね77は一方のブラケット76との間でスナ
ップリング78によって固定されている。したがって、
ラック75はシル71に突き当たるまではばね77の伸
長力によって図示実線位置に位置され、これによって、
超音波センサー3はドア50の外側の障害物を検知すべ
く図8(A)の図に示されるようにドア50の内側から
外側方向に回動することになる。ドア50が閉じると、
ラック75の先端がシル71に当たることになり、プラ
ック75がばね77の伸長力に抗して押され、これに伴
って超音波センサー3がその外側から内側方向に回動し
てドア50の内側に収納される。
【0014】次に、本発明に係る車両用ドアの開閉制御
装置の一連の動作を図10から図13の動作フローチャ
ートに基づいて説明する。以下に説明するS2からS1
1のステップにおける処理は、ドアの駆動手段10及び
20が断線によって動作不能となるのを予知し、また、
その状態が発生したことを表示させるためのものであ
る。ドアを自動で開閉しようとする場合にはその駆動手
段に電力を供給するハーネスが必然的にドア側とボディ
ー側とに亘ることから、ハーネスが断線の機会にさらさ
れることなる。したがって、このような処理が断線予知
などのために必要となってくる。
【0015】まず、イグニッションスイッチがオンされ
るとドアコントロールユニット45はこれに接続されて
いる全ての機器などをイニシャライズする(S1)。次
に、ドアコントロールユニット45は、その内部に設け
られている断線検知用のタイマーをセットし(S2)、
このタイマーがタイムアップするまでドア操作スイッチ
からの信号を入力し、信号があるか否かを判断する(S
3)。つまり、図1に示す車内スイッチ6または車外ス
イッチ7のいずれかのスイッチが操作されたか否かをタ
イムアップするまで繰り返し見る(S4,S5)。この
間に信号が検出されれば後述のドア開閉ルーチンが実行
され、検出されなければS3からS5のステップが繰り
返し実行される。上記の処理が繰り返し行われ、断線検
知用タイマーがタイムアップすると、DCサーボドライ
バー35及び40から図4に示すようにブレーキ指令が
出力され、両駆動手段10及び20のブレーキ13及び
23がオンする(S6)。DCサーボドライバー35及
び40はブレーキがかけられた状態のままでサーボモー
ター12及び22を動作させて断線検知運転を行なう。
この断線検知運転は、断線検知を目的とした運転である
から、この場合にドライバー26に向けて出力される速
度指令は小さくて良い(S7)。このときに流れた電流
値はリミッター27を介してドアコントロールユニット
45に入力され、この電流値が規定以上であれば断線検
知のための運転を停止して(S8,S9)、サーボモー
ター12及び22のブレーキ13及び23をオフしてS
2のステップに戻る(S10)。一方、S8のステップ
において電流値が規定以上でなければ、サーボモーター
12及び22に至るまでの経路で断線が生じているか、
断線を生じる恐れがあると思われるので、ドアコントロ
ールユニット45は断線警報を出力する(S11)。S
6からS10のステップは断線検知タイマーがタイムア
ップした時にごく短時間の間に処理されるものであるか
ら、ドライバー26にはドアを開閉させる場合と同様の
速度指令を与え、リミッター27から出力される過負荷
検知信号の有無を判断して断線検知を行なうようにして
も良い。この場合には、断線検知用タイマーの設定時間
を長くするのが好ましい。なお、断線警報は、インスト
ルメントパネルに設けられている警告燈を点灯させるな
どして行なう。
【0016】次に、S5のステップにおいて信号ありと
判断された場合に処理されるドア開閉ルーチンの処理に
ついて説明する。このルーチンの処理が開始されると、
制限電流演算部25から出力される電流制限を15A
(アンペア)に設定し(S12)、傾斜センサー3によ
って検出されている傾斜角を入力する(S13)。制限
電流演算部25は、この入力した傾斜角に基づいて設定
した電流制限の補正演算を行なう。この補正演算は、例
えば図5(B)に示すような姿勢で車両55が停車して
ドアを開けた場合には、サーボモーター12,22の駆
動力はさほど必要はないし、また、何かと干渉してしま
った場合には、干渉物にかなりの力がかかった状態にな
らないと干渉が検出できないという不具合を防止するた
めである。逆に、上り坂で停車した場合には、ドアを開
くためにかなりの力が必要とされることから、干渉を起
こしているわけでは無いのに干渉の誤検出を起こしてし
まい、ドアを開くことができなくなってしまうようなこ
とを防止するためである。具体的には、制限電流演算部
25には傾斜角に対応する補正データが記憶されてお
り、傾斜角に対応した補正データを取り出して制限電流
の値を補正する。例えば図5(B)のように下り坂でド
アの開閉を行なう場合、ドア開の場合には補正データ0.
8 をかけて12Aに、また、ドア閉の場合には、補正デ
ータ1.4 をかけて21Aに補正する。ドアの開閉時には
電流制限としてそれぞれこの補正後の電流制限を用いる
(S14)。次に、入力した信号はドアを開く信号であ
ったのか閉じる信号であったのかが判断される(S1
5)。ドアを開く信号であった場合には、予め設定され
ている速度指令がDCサーボドライバー35,40から
ドライバー26に出力されることになる(S16)。ド
アが完全に開くまでは、ドライバー26は速度指令とF/
V 変換器28から出力される現在速度とを比較し、その
両速度が等しければそのままの電流をドライバー26か
ら出力し、現在速度の方が大きければ速度を低下させる
ためにその電流を減少させ、一方、現在速度の方が小さ
ければ速度を上昇させるためにその電流を増加させる
(S17〜S20)。このようにしてドアが開き始める
と、ドアコントロールユニット45は超音波センサー4
からの検出信号を入力する。なお、この超音波センサー
4はドアが開き始めると同時にドアの開く方向の障害物
を検出できるように自動的に設定されるようになってい
るのは、図7から図9に基づいて説明した通りである
(S21)。障害物が検出されなければリミッター27
はサーボモーター12,22に供給されている電流値を
入力してこの電流値を電流制限値と比較し、電流制限値
を越えていなければ、S16のステップに戻って以上の
処理を繰り返す(S22〜S24)。以上の処理を簡単
に説明すると、ドアを開く指令が有ると、まずサーボモ
ーターの過負荷検出のための電流制限が車両の姿勢に基
づいて設定され、所定の速度でドアが開き始まる。ドア
が開き始まると、その開く軌跡内の障害物を検知しなが
ら、かつサーボモーターの負荷状態を確認しながらドア
の開放動作が行われる。この処理はドアが完全に開くま
で、または予め設定されている開放状態になるまで継続
して行われることになる。
【0017】このドアの開放動作の途中でサーボモータ
ー12,22に供給されている電流が制限電流を越えて
しまったとすると、リミッター27からDCサーボドラ
イバーに過負荷検出信号が出力され、ドアコントロール
ユニット45はその信号が出力された時点でのドアの現
在位置を現在位置カウンター29のカウント数あるいは
ポテンショメーター5,15の抵抗値に基づいて入力し
て一時記憶する(S25)。同時に確認タイマーを起動
させてそのタイマーがタイムアップするまでの間に現在
DCサーボドライバー35,45から出されている速度
指令に基づいてタイムアップ時の現在位置カウンター2
9またはポテンショメーター5,15の値を演算する
(S26〜S28)。そのタイマーがタイムアップする
と、同様にして再度ドアの現在位置を入力して一時記憶
する(S29)。ドアコントロールユニット45はS2
5及びS29のステップにおいて記憶したそれぞれの現
在位置に基づいて実際の偏差量をそれぞれの軸ごとに演
算し、その偏差量がS28において演算された適性偏差
量にほぼ一致しているかどうかを判断し、適性偏差量で
あれば、過負荷は検出されているものの、干渉が原因の
過負荷ではないものと判断してS16に戻って上記の処
理を繰り返す。一方、適性偏差量でなければ、干渉が原
因でドアが適正量動かなかったものと判断してドアコン
トロールユニット45はドライバー26にサーボ解除指
令を、またブレーキ13の開放指令をそれぞれ出力し、
サーボモーター12,22への電流の供給を遮断すると
共に、サーボロック及びブレーキ13を解除する。これ
によって、駆動系はフリーの状態となり、減速機11,
21の粘性のみで支持されている状態となる。したがっ
て手動によるドアの開閉が可能となる(S30〜S3
2)。そしてこの干渉が生じたことは、開閉異常警報と
してインストルメントパネル等に設けられている警告燈
等によって報知されることになる(S33)。以上のS
31からS33までの処理は、超音波センサー4によっ
て障害物が検知された場合にも同様に処理されることに
なる。
【0018】以上のようにしてドアを開く処理が終了す
ると、S2のステップに戻り、次のドア操作スイッチが
操作されるまではS2〜S11のステップに示される断
線検知処理が行われる。そして、ドア閉の指令が出力さ
れると、ドアコントロールユニット45はドアの現在位
置を前述のようにして検出し(S34)、1軸と2軸は
所定角度内であるかどうかを判断する。つまり、図6に
示すように、ウエザーストリップの反力を受け得るドア
の位置にあるかどうかを判断することになる(S3
5)。今の状態においてはドアは開放となっているか
ら、その反力の影響は受けず、予め設定してある速度指
令にしたがってドアを閉じる処理が開始される。このと
きの電流制限は、やはり傾斜センサー3の検出に基づい
て補正された値が使用される。ドアが閉じる直前まで
は、ドライバー26は速度指令とF/V 変換器28から出
力される現在速度とを比較し、その両速度が等しければ
そのままの電流をドライバー26から出力し、現在速度
の方が大きければ速度を低下させるためにその電流を減
少させ、一方、現在速度の方が小さければ速度を上昇さ
せるためにその電流を増加させる(S37〜S39)。
障害物が検出されなければリミッター27はサーボモー
ター12,22に供給されている電流値を入力してこの
電流値を電流制限値と比較し、電流制限値を越えていな
ければ、S34のステップに戻って以上の処理を繰り返
す(S40,S41)。このドアの閉止動作の途中でサ
ーボモーター12,22に供給されている電流が制限電
流を越えてしまったとすると、リミッター27からDC
サーボドライバーに過負荷検出信号が出力され、ドアコ
ントロールユニット45はその信号が出力された時点で
のドアの現在位置を現在位置カウンター29のカウント
数あるいはポテンショメーター5,15の抵抗値に基づ
いて入力して一時記憶する(S42)。同時に確認タイ
マーを起動させてそのタイマーがタイムアップするまで
の間に現在DCサーボドライバー35,45から出され
ている速度指令に基づいてタイムアップ時の現在位置カ
ウンター29またはポテンショメーター5,15の値を
演算する(S43〜S45)。そのタイマーがタイムア
ップすると、同様にして再度ドアの現在位置を入力して
一時記憶する(S46)。ドアコントロールユニット4
5はS42及びS46のステップにおいて記憶したそれ
ぞれの現在位置に基づいて実際の偏差量をそれぞれの軸
ごとに演算し、その偏差量がS45において演算された
適性偏差量にほぼ一致しているかどうかを判断し、適性
偏差量であれば、過負荷は検出されているものの、干渉
が原因の過負荷ではないものと判断してS34に戻って
上記の処理を繰り返す。一方、適性偏差量でなければ、
干渉が原因でドアが適正量動かなかったものと判断して
ドアコントロールユニット45はドライバー26にサー
ボ解除指令を、またブレーキ13の開放指令をそれぞれ
出力し、サーボモーター12,22への電流の供給を遮
断すると共に、サーボロック及びブレーキ13を解除す
る。これによって、駆動系はフリーの状態となり、減速
機11,21の粘性のみで支持されている状態となる。
したがって手動によるドアの開閉が可能となる(S47
〜S49)。そしてこの干渉が生じたことは、開閉異常
警報としてインストルメントパネル等に設けられている
警告燈等によって報知されることになる(S50)。ド
アを閉じる動作が継続され、第1軸及び第2軸が所定の
角度内になった場合には、DCサーボドライバー35,
40から切換信号が出力され、車両の姿勢いかんにかか
わらずに電流制限値が30Aに設定される。このように
一律に30Aに設定するのは、ドアが閉じる直前では車
両の姿勢による影響をほとんど受ける恐れがないこと
と、過負荷となるような事態は起こり得ないとの考えに
基づくものである。また、15Aから30Aに変更する
ようにしているのは、ドアの閉じる直前,つまりウエザ
ーストリップの反力に抗してドアが閉じる領域では、制
限電流が15のままでは過負荷検出信号が出る恐れがあ
るからである。もちろんこれを見越して若干高めの電流
値に設定しておくことも考えられるが、このようにする
と、図6(B)のような干渉を生じた場合には、開閉異
常警報がされるまでにドアがかなり傷付いてしまうとい
う不具合を生じる。以上を勘案してドアの位置に応じて
制限電流の設定値を2段階に切り替えるようにしてい
る。電流制限の設定が終了すると、ドアが完全に閉じる
までS36からS50のステップを繰り返し処理し、ド
アが完全に閉じるとS2のステップに再び戻って断線検
知の処理を行なう(S52)。
【0019】以上の処理を端的に言うと以下の通りであ
る。ドアを開く指令がされると、傾斜が考慮された制限
電流値でドアの開放動作が開始される。ドアが動いてい
る間は超音波センサーによって障害物の有無が判断さ
れ、同時に過負荷の発生もその電流制限値に基づいて判
断される。そして、障害物が検知されたとき、負荷が検
知されたとき、非常停止スイッチが操作されたときには
非常停止処理が行われ、ドアの開閉を手動で行なえるよ
うにする。閉じるときの動作も基本的には同じである
が、障害物の検知を行なわないことと、トアが閉じる寸
前に制限電流値が15Aから30Aに切り替わって、ウ
エザーストリップ反力の影響による誤検出を生じないよ
うになっていることが異なる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、姿勢
検出手段によって検出された車両の姿勢に応じて過負荷
検出のための基準値を補正手段によって補正するように
したので、干渉などによる過負荷検出が姿勢の影響を受
けずに正確に検出することができるようになる。
【0021】また、位置検出手段によって検出されたド
アの開閉位置に応じてその基準値を変更するようにした
ので、ドアの開閉を過負荷の誤検出を伴うことなく行な
えるようになる。
【0022】さらに、異常発生検出手段によってドア開
閉の異常が検出された場合には、解除手段によって駆動
手段の動作を解除するようになっているから、異常発生
時には、ドアを手動で開閉できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる車両用ドアの開閉制御装置の概
略構成図である。
【図2】同装置の駆動系の概略構成図である。
【図3】(A)は、図2に示した駆動系の配置状態を示
す図であり、(B)は、ドアの開閉動作の一態様を示す
図である。
【図4】図1に示した装置の制御系の概略構成図であ
る。
【図5】(A),(B)は、平坦路及び坂道でドアを開
けた場合の負荷状態を説明するための図である。
【図6】(A),(B)は、ドアの開閉に伴うウエザー
ストリップ反力の影響を説明するための図である。
【図7】(A),(B)は、超音波センサーを取り付け
る第1の機構を示す図である。
【図8】(A),(B)は、超音波センサーを取り付け
る第2の機構を示す図である。
【図9】超音波センサーを取り付ける第2の機構を示す
図である。
【図10】本発明にかかる車両用ドアの開閉制御装置の
動作フローチャートである。
【図11】本発明にかかる車両用ドアの開閉制御装置の
動作フローチャートである。
【図12】本発明にかかる車両用ドアの開閉制御装置の
動作フローチャートである。
【図13】本発明にかかる車両用ドアの開閉制御装置の
動作フローチャートである。
【符号の説明】
3…傾斜センサー(姿勢検出手段) 4…超音波センサー 5,15…ポテンショメーター(位置検出手段) 10,20…駆動手段 12,22…サーボモーター(駆動手段) 14…エンコーダー(位置検出手段) 25…制限電流演算部(補正手段,変更手段) 27…リミッター(過負荷検出手段)
フロントページの続き (72)発明者 丸尾 宏二 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−254779(JP,A) 特開 昭56−31979(JP,A) 特開 平1−317828(JP,A) 実開 昭62−155187(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のドアを自動開閉させる開閉制御装置
    であって、 当該ドアを開閉駆動する駆動手段と、 当該駆動手段の過負荷を設定された基準値に基づいて検
    出する過負荷検出手段と、 ドア開閉時における当該車両の停車姿勢を検出する姿勢
    検出手段と、 当該姿勢検出手段によって検出された停車姿勢に応じて
    前記過負荷検出手段における過負荷検出のための前記基
    準値を補正する補正手段とを有することを特徴とする車
    両用ドアの開閉制御装置。
  2. 【請求項2】 前記車両用ドアの開閉制御装置はさら
    に、 前記ドアの開閉過程における現在位置を検出する位置検
    出手段と、 当該位置検出手段によって検出された現在位置に基づい
    て、前記過負荷検出手段における過負荷検出のための前
    記基準値を変更する変更手段とを有することを特徴とす
    請求項1記載の車両用ドアの開閉制御装置。
  3. 【請求項3】 前記車両用ドアの開閉制御装置はさら
    に、 前記ドアの開閉過程での異常の発生を検出する異常発生
    検出手段と、 当該異常発生検出手段によって異常の発生が検出された
    場合には、前記ドアの開閉を手動で行なえるように前記
    駆動手段の動作を解除する解除手段とを有することを特
    徴とする請求項1記載の車両用ドアの開閉制御装置。
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