JP3055214U - ショベル機械用バケット構造 - Google Patents
ショベル機械用バケット構造Info
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- JP3055214U JP3055214U JP1998005012U JP501298U JP3055214U JP 3055214 U JP3055214 U JP 3055214U JP 1998005012 U JP1998005012 U JP 1998005012U JP 501298 U JP501298 U JP 501298U JP 3055214 U JP3055214 U JP 3055214U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ショベル機械のバケット本体の掬土位置に付
設したツース盤の基部とバケット本体先端部との間の間
隙を隠蔽するショベル機械用バケット構造を提供する。 【解決手段】 中央基部10より手前側にツース盤2の係
合凹部2'の左右のツース盤2の基部に被嵌する所定間
隔の上下のツース盤挾持部11を突設し、前記基部10より
前方にバケット本体Aの先端部に被嵌する所定間隔の上
下のバケット本体挾持部12を突設して隠蔽具3を形成
し、この隠蔽具3のバケット本体挾持部12をバケット本
体Aの掬土位置に付設した左右のアダプタ部材1間のバ
ケット本体先端部に被嵌し、係合凹部2'の左右のツー
ス盤2の基部を前記隠蔽具3のツース盤挾持部11に嵌入
しながら前記アダプタ部材1の係合凸部1'にツース盤
2の係合凹部2'を被嵌し固定手段aで固定して係合凹
部2'の左右のツース盤2の基部とバケット本体先端部
との間の間隙cを隠蔽するよう設けたものである。
設したツース盤の基部とバケット本体先端部との間の間
隙を隠蔽するショベル機械用バケット構造を提供する。 【解決手段】 中央基部10より手前側にツース盤2の係
合凹部2'の左右のツース盤2の基部に被嵌する所定間
隔の上下のツース盤挾持部11を突設し、前記基部10より
前方にバケット本体Aの先端部に被嵌する所定間隔の上
下のバケット本体挾持部12を突設して隠蔽具3を形成
し、この隠蔽具3のバケット本体挾持部12をバケット本
体Aの掬土位置に付設した左右のアダプタ部材1間のバ
ケット本体先端部に被嵌し、係合凹部2'の左右のツー
ス盤2の基部を前記隠蔽具3のツース盤挾持部11に嵌入
しながら前記アダプタ部材1の係合凸部1'にツース盤
2の係合凹部2'を被嵌し固定手段aで固定して係合凹
部2'の左右のツース盤2の基部とバケット本体先端部
との間の間隙cを隠蔽するよう設けたものである。
Description
【0001】
本考案は土木工事などに使用するパワーショベルやショベルローダなどのショ ベル機械のバケット構造に関するものである。
【0002】
パワーショベルやショベルローダなどのショベル機械のバケット本体Aには、 その掬土位置にアダプタ部材1の基部を溶接その他の方法により止着し、アダプ タ部材1の係合凸部1'に整地作業用のツース盤2の係合凹部2'を被嵌し、ロッ クピン部材などの固定手段aによりアダプタ部材1とツース盤2とを一体的に固 定し、これにより掘削した土砂や砂利や岩片などの整地や運搬車などへの積み込 みを行っていた。
【0003】 しかしながら、この従来タイプのバケット構造ではアダプタ部材1の係合凸部 1'にツース盤2の係合凹部2'を被嵌し固定手段aで固定したとき、図4のよう に必然的に係合凹部2'の左右のツース盤2の基部とバケット本体先端部との間 に間隙cが生じ、バケットで土砂や砂利などをすくった場合、これらがこの間隙 cからこぼれ落ちて見苦しいうえに作業能率が悪かった。
【0004】 本考案はバケット本体Aの先端部に付設したアダプタ部材1間に断面H型形状 で形成した隠蔽具3のバケット本体挾持部12を被嵌し、係合凹部2'の左右のツ ース盤2の基部を隠蔽具3のツース盤挾持部11に嵌入しながらアダプタ部材1の 係合凸部1'にツース盤2の係合凹部2'を被嵌し固定手段aで固定して上記間隙 cを隠蔽することにより上記欠点を解決したショベル機械用のバケット構造を提 供するものである。
【0005】
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
【0006】 中央基部10より手前側にツース盤2の係合凹部2'の左右のツース盤2の基部 に被嵌する所定間隔の上下のツース盤挾持部11を突設し、前記基部10より前方に バケット本体Aの先端部に被嵌する所定間隔の上下のバケット本体挾持部12を突 設して隠蔽具3を形成し、この隠蔽具3のバケット本体挾持部12をバケット本体 Aの掬土位置に付設した左右のアダプタ部材1間のバケット本体先端部に被嵌し 、係合凹部2'の左右のツース盤2の基部を前記隠蔽具3のツース盤挾持部11に 嵌入しながら前記アダプタ部材1の係合凸部1'にツース盤2の係合凹部2'を被 嵌し固定手段aで固定して係合凹部2'の左右のツース盤2の基部とバケット本 体先端部との間の間隙を隠蔽するよう設けたことを特徴とするショベル機械用バ ケット構造に係るものである。
【0007】
本考案の実施の形態を作用効果を示して実施の一例である図面に基づいて説明 する。
【0008】 バケット本体Aの掬土位置に付設した左右のアダプタ部材1間のバケット本体 先端部に隠蔽具3のバケット本体挾持部12を被嵌し、ツース盤2の左右のツース 盤2の基部を前記隠蔽具3のツース盤挾持部11に嵌入しながら前記アダプタ部材 1の係合凸部1'にツース盤2の係合凹部2'を被嵌し固定手段aで固定したので 、左右のツース盤2の基部とバケット本体先端部との間の間隙cがこの隠蔽具3 で上下より隠蔽されるため、バケットで土砂や砂利などをすくった場合土砂や砂 利などが従来のように間隙cからこぼれ落ちることがなくなり快適に作業が遂行 できて作業能率が向上するうえに、従来の固定手段aを介してアダプタ部材1に 固定されていたツース盤2が隠蔽板3によっても支承されることになり、固定手 段aの固定の負荷が減少するので固定手段aの損傷が著しく低減してツース盤2 がそれだけ強固に固定され、その結果としてツース盤2のガタ付きが著しく減少 し寿命の長いショベル機械用バケット構造となる。
【0009】
添付図面は本考案に好適な実施の一例を図示したものである。
【0010】 図示した図5は従来型のショベル機械用バケット構造を図示したもので、バケ ット本体Aの掬土位置にアダプタ部材1の基部を溶接その他の方法により止着し 、アダプタ部材1の緩やかな矩形角錐台形状の係合凸部1'にツース盤2の係合 凹部2'を被嵌し、固定手段aとしての駒部材5をツース盤2の長孔7を経由し て係合凸部1'に設けた長孔6に挿入し、駒部材5と係合凸部1'の長孔6と係合 凹部2'の長孔7との間にロック部材8を打ち込んでアダプタ部材1とツース盤 2とを一体的に固定する実施の一例を図示している。
【0011】 尚、図中符号51は厚板形状のブロック板体,52はブロック板体51の一側端 平面部にブロック板体51と一体的にモールドした弾性合成樹脂体,53は係止凹 部,81は前記係止凹部53に係合するロック部材8に設けた係合凸部である。
【0012】 中央基部10より手前側にツース盤2の係合凹部2'の左右のツース盤2の基部 に被嵌する所定間隔の上下のツース盤挾持部11を突設し、前記基部10より前方に バケット本体Aの先端部に被嵌する所定間隔の上下のバケット本体挾持部12を突 設して隠蔽具3を形成し、この隠蔽具3のバケット本体挾持部12をバケット本体 Aの掬土位置に付設した左右のアダプタ部材1間のバケット本体先端部に被嵌し 、係合凹部2'の左右のツース盤2の基部を前記隠蔽具3のツース盤挾持部11に 嵌入しながら前記アダプタ部材1の係合凸部1'にツース盤2の係合凹部2'を被 嵌し固定手段aで固定して係合凹部2'の左右のツース盤2の基部とバケット本 体先端部との間の間隙cを隠蔽する。
【0013】 係合凹部2'の左右のツース盤2の基部とバケット本体先端部との間隙cを本 隠蔽体3で隠蔽する手順について説明する。
【0014】 バケット本体Aの掬土位置に付設した一のアダプタ部材1とその右隣の二のア ダプタ部材1間のバケット本体先端部に一の隠蔽体3のバケット本体挾持部12を 被嵌し、一のツース盤2の係合凹部2'の右側のツース盤2の基部を前記一の隠 蔽体3のツース盤挾持部11の右側半体内に嵌入しながら一のアダプタ部材1の係 合凸部1'に一のツース盤2の係合凹部2'を被嵌して固定手段aで一のアダプタ 部材1に一のソース盤2を強固に固定し、次いで二の隠蔽具3のバケット本体挾 持具12を前記二のアダプタ部材1とその隣の三のアダプタ部材1間のバケット本 体先端部に被嵌し、二のツース盤2の係合凹部2'の左側のツース盤2の基部を 前記一の隠蔽具3のツース盤挾持具11の左半体に、同時に二つのツース盤2の係 合凹部2'の右側のツース盤2の基部を二の隠蔽具3のツース盤挾持部11の左半 体に嵌入しながら二のアダプタ部材1の係合凸部1'に二のツース盤2の係合凹 部2'を被嵌して固定手段aで二つのアダプタ部材1に二つのツース盤2を確固 に固定し、この作業をバケット本体先端部に継続して実施して係合凹部2'の左 右のツース盤2の基部とバケット本体先端部との間の間隙cを隠蔽具3で隠蔽す る。
【0015】
本考案は上記のように中央基部より手前側にツース盤の係合凹部の左右のツー ス盤の基部に被嵌する所定間隔の上下のツース盤挾持部を突設し、前記基部より 前方にバケット本体の先端部に被嵌する所定間隔の上下のバケット本体挾持部を 突設して隠蔽具を形成し、この隠蔽具のバケット本体挾持部をバケット本体の掬 土位置に付設した左右のアダプタ部材間のバケット本体先端部に被嵌し、係合凹 部の左右のツース盤の基部を前記隠蔽具のツース盤挾持部に嵌入しながら前記ア ダプタ部材の係合凸部にツース盤の係合凹部を被嵌し固定手段で固定して係合凹 部の左右のツース盤の基部とバケット本体先端部との間の間隙を隠蔽したので、 単にバケット本体先端部・左右のツース盤の基部間に隠蔽板を挾持状態で介在せ しめるだけでバケットで土砂や砂利などをすくった場合に土砂や砂利などが従来 のようにこの間隙からこぼれ落ちることがなくなり快適に作業が遂行でき、作業 能率が向上するうえに、従来の固定手段を介してアダプタ部材に固定されていた ツース盤が隠蔽板によっても支承されることになり、固定手段の固定の負荷が減 少するため固定手段の損傷が著しく低減してツース盤がそれだけ強固に固定され 、その結果としてツース盤のガタ付が著しく減少し寿命の長い構造簡単で組付解 体が容易で、且つ作業面ですぐれた効果を発揮するショベル機械用バケット構造 となる。
【図1】本考案の左右のツース盤2の基部とバケット本
体先端部との間の間隙cを本隠蔽板3で隠蔽した状態を
示す一部を切り欠いた側面図である。
体先端部との間の間隙cを本隠蔽板3で隠蔽した状態を
示す一部を切り欠いた側面図である。
【図2】隠蔽板3の斜視図である。
【図3】隠蔽板3の使用状態を示す斜視図である。
【図4】従来のバケット本体の掬土位置に付設したツー
ス盤の基部とバケット本体先端部との間に生じる間隙の
説明用斜視図である。
ス盤の基部とバケット本体先端部との間に生じる間隙の
説明用斜視図である。
【図5】従来型のショベル機械のバケット構造を示す斜
視図である。
視図である。
1 アダプタ部材 2 ツース盤 2' 係合凹部 3 隠蔽板 10 基部 11 ツース盤挾持部 12 バケット本体挾持部 A バケット本体 a 固定手段 c 間隙
Claims (1)
- 【請求項1】 中央基部より手前側にツース盤の係合凹
部の左右のツース盤の基部に被嵌する所定間隔の上下の
ツース盤挾持部を突設し、前記基部より前方にバケット
本体の先端部に被嵌する所定間隔の上下のバケット本体
挾持部を突設して隠蔽具を形成し、この隠蔽具のバケッ
ト本体挾持部をバケット本体の掬土位置に付設した左右
のアダプタ部材間のバケット本体先端部に被嵌し、係合
凹部の左右のツース盤の基部を前記隠蔽具のツース盤挾
持部に嵌入しながら前記アダプタ部材の係合凸部にツー
ス盤の係合凹部を被嵌し固定手段で固定して係合凹部の
左右のツース盤の基部とバケット本体先端部との間の間
隙を隠蔽するよう設けたことを特徴とするショベル機械
用バケット構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998005012U JP3055214U (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | ショベル機械用バケット構造 |
TW087114938A TW434355B (en) | 1998-03-16 | 1998-09-08 | Basket structure for scraper bucket machine |
KR1019980037332A KR100327514B1 (ko) | 1998-03-16 | 1998-09-10 | 셔블기계용버켓구조 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998005012U JP3055214U (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | ショベル機械用バケット構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3055214U true JP3055214U (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=43189228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998005012U Expired - Lifetime JP3055214U (ja) | 1998-03-16 | 1998-06-22 | ショベル機械用バケット構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3055214U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3479489B2 (ja) | 2000-03-09 | 2003-12-15 | 越後商事株式会社 | 掘削用機械のバケット体に付設される刃体 |
-
1998
- 1998-06-22 JP JP1998005012U patent/JP3055214U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3479489B2 (ja) | 2000-03-09 | 2003-12-15 | 越後商事株式会社 | 掘削用機械のバケット体に付設される刃体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |