JPH0540130Y2 - - Google Patents

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JPH0540130Y2
JPH0540130Y2 JP1987070035U JP7003587U JPH0540130Y2 JP H0540130 Y2 JPH0540130 Y2 JP H0540130Y2 JP 1987070035 U JP1987070035 U JP 1987070035U JP 7003587 U JP7003587 U JP 7003587U JP H0540130 Y2 JPH0540130 Y2 JP H0540130Y2
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fitting
tooth
shim
convex portion
fitted
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JP1987070035U
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JPS63181663U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は土木工事等に用いられるシヨベル機械
用バケツト構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種のバケツト構造として第6図のもの
が知られている。
この従来構造はシヨベル機械1のバケツト本体
2の掬土位置に取付体3を溶接により固定し、取
付体3にツース部材4を嵌合するとともに適宜な
固定手段5により固定して構成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来構造の場合シヨベル機械
を長時間、苛酷な作業条件で使用を続けると取付
体とツース部材との間の嵌合部分に摩耗が生じ、
摩耗による隙間によつてがたつきが生じ、このが
たつきにより摩耗が一層急速に促進され正確な作
業ができなくなるとともにツース部材の破損や離
脱が生じるという大なる不都合を有している。
このような欠点を解決する手段として取付体と
ツース部材との嵌合部にシム部材を介存せしめる
ことは実開昭59−43553号で提案されている。
しかし、従来法は単に緩衝材を装着しているに
過ぎず、嵌合のがたつきを是正するようなことは
できなかつた。
〔課題を解決するための手段〕
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
バケツト本体2の掬土位置に付設する嵌合凸部
7を有する取付体3と、該嵌合凸部7に嵌合可能
な嵌合凹部8を有するツース部材4とを固定手段
5により固定するバケツトツース構造において、
前記嵌合構造をテーパー嵌合構造に設け、嵌合凸
部7と嵌合凹部8との間に介存せしめるシム部材
13を複数本の切り込み溝13′により大きさを
拡大縮小できるサヤ構造に設け、取付体3の嵌合
凸部7にサヤ構造のシム部材13を被嵌し、シム
部材13にツース部材4を嵌合凹部8により被嵌
し、嵌合凸部7に設けた長穴9とシム部材13に
設けた切欠部14とツース部材4に設けた長穴1
0とに柔軟性を使用した駒部材11と駒部材11
を押圧して嵌入するロツク部材12より成る固定
手段5を嵌入して嵌合凸部7とシム部材13とツ
ース部材4とを一体的に固定したことを特徴とす
るシヨベル機械用バケツト構造に係るものであ
る。
〔作用〕
取付体3の嵌合凸部7にシム部材13を切り込
み溝13′の拡大作用を利用してツース部材4を
嵌合凹部8により被嵌し、シム部材13にツース
部材4を嵌合凹部8により被嵌し、嵌合凸部7に
設けた長穴9とシム部材13に設けた切欠部14
とツース部板4に設けた長穴10とに柔軟材を使
用した駒部材11を嵌入し、更にロツク部材12
を押入することにより、嵌合凸部7とシム部材1
3とツース部材4とを一体的に固定する。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示し、第
1,2図は第1実施例、第3図は第2実施例、第
4,5図は第3実施例である。
尚、前記第6図の従来構造と同一態様部分には
同符号を付して説明する。
第1〜2図の第1実施例のおいて、3は取付体
であつて、取付体3の基部にU状部6を形成し、
複数個の取付体3のU状部6をバケツト本体2の
掬土位置に嵌合して溶接し、取付体3の先端部に
先細の斜面を有する嵌合凸部7を形成している。
4はツース部材であつて、基部に前記嵌合凸部
7に嵌合可能な嵌合凹部8を形成している。
5は固定手段であつて、この場合取付体3の嵌
合凸部7に長穴9を形成し、ツース部材4に長穴
10を形成し、嵌合凸部7の長穴9にゴム製の駒
部材11を嵌入し、かつツース部材4の長穴10
及び長穴9にロツク部材12を圧挿入して構成さ
れている。
13はシム部材であつて、この場合嵌合凸部7
の先端面及び上下両側面の4面を被うサヤ構造に
形成され、切り込み溝13′を稜線部に設けるこ
とにより5個の構成片13a,13b,13c,
13d,13eを形成し、この構成片13b,1
3cには長穴9,10に合う切欠部14が形成さ
れている。
この第1実施例は上記構成であるから、長時
間、過酷条件下での作業により嵌合凸部7、嵌合
凹部8が摩耗して隙間が生じたら適宜圧のサヤ構
造のシム部材13を装着することができ、このた
め取付体3にツース部材4をがたつきなく確実か
つ強固に取付けでき、更なるシヨベル機械1の使
用によりシム部材13が摩耗したら新たなシム部
材13に交換でき、バケツト本体2、取付体3を
全部交換せずにシム部材13の容易な装着作業に
より新品同様の状態で再使用でき、経済性を著し
く向上できる。
第3図の第2実施例はツース部材の別例構造を
示し、この場合ツース部材4同士を互いに継合部
15により一体化し得るように構成したもので、
この構造に本考案を適用したものである。
第4,5図の第3実施例はシム部材13を2個
で構成し、摩耗の程度に応じて重ね組み合わせ使
用できるようにしたものである。
この第2、3実施例も第1実施例と同様の作用
効果を得る。
尚、ツース部材4、取付体3の構造が上記実施
例と異なるものにも適用できるとともに、固定手
段5も上記実施例以外のものもある。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く、嵌合凸部、嵌合凹部が摩
耗して隙間が生じたら適宜厚のシム部材を装着す
ることができ、このため取付体にツース部材4を
がたつきなく確実かつ強固に取付けでき、更なる
シヨベル機械の使用によるシム部材が摩耗したら
新たなシム部材に交換でき、バケツト本体、取付
体を全部交換せずにシム部材の容易な装着作業に
より新品同様の状態で再使用でき、経済性を著し
く向上できる。
この際、シム部材は複数本の切り込み溝により
大きさが拡大縮小できるサヤ構造になつているた
め装着・取り替えが容易に行われる上がたつき防
止作用も良好となり、また、その取り付けも柔軟
材を使用した駒部材とロツク部材とを併用した固
定手段を採用したから確実に取付体とツース部材
をがたつきなく固定し得ることになるなど秀れた
実用性を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は第1実施例の分解斜視図、第2図はその断面
図、第3図は第2実施例の分解斜視図、第4図は
第3実施例の分解斜視図、第5図はその使用状態
図、第6図は従来構造の斜視図である。 2……バケツト本体、3……取付体、4……ツ
ース部材、5……固定手段、7……嵌合凸部、8
……嵌合凹部、9……長穴、10……長穴、11
……駒部材、12……ロツク部材、13……シム
部材、13′……切り込み溝、14……切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バケツト本体の掬土位置に付設する嵌合凸部を
    有する取付体と、該嵌合凸部に嵌合可能な嵌合凹
    部を有するツース部材とを固定手段により固定す
    るバケツトツース構造において、前記嵌合構造を
    テーパー嵌合構造に設け、嵌合凸部と嵌合凹部と
    の間に介在せしめるシム部材を複数本の切り込み
    溝により大きさを拡大縮小できるサヤ構造に設
    け、取付体の嵌合凸部にサヤ構造のシム部材を被
    嵌し、シム部材にツース部材を嵌合凹部により被
    嵌し、嵌合凸部に設けた長穴とシム部材に設けた
    切欠部とツース部材に設けた長穴とに柔軟材を使
    用した駒部材と駒部材を押圧して嵌入するロツク
    部材より成る固定手段を嵌入して嵌合凸部とシム
    部材とツース部材とを一体的に固定したことを特
    徴とするシヨベル機械用バケツト構造。
JP1987070035U 1987-05-11 1987-05-11 Expired - Lifetime JPH0540130Y2 (ja)

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JPS63181663U JPS63181663U (ja) 1988-11-24
JPH0540130Y2 true JPH0540130Y2 (ja) 1993-10-12

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KR20170025119A (ko) * 2015-08-27 2017-03-08 두산인프라코어 주식회사 투스 어셈블리

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