JP3055202U - ダストコントロールマット - Google Patents

ダストコントロールマット

Info

Publication number
JP3055202U
JP3055202U JP1998004504U JP450498U JP3055202U JP 3055202 U JP3055202 U JP 3055202U JP 1998004504 U JP1998004504 U JP 1998004504U JP 450498 U JP450498 U JP 450498U JP 3055202 U JP3055202 U JP 3055202U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust control
control mat
cut
base cloth
mat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998004504U
Other languages
English (en)
Inventor
和裕 湊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KLEEN-TEX, JAPAN, INC.
Original Assignee
KLEEN-TEX, JAPAN, INC.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KLEEN-TEX, JAPAN, INC. filed Critical KLEEN-TEX, JAPAN, INC.
Priority to JP1998004504U priority Critical patent/JP3055202U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3055202U publication Critical patent/JP3055202U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Carpets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 繰り返し洗浄・乾燥する際に生じる基布の構
成繊維のほつれ、それに伴うマット美観の損ね、商品価
値の低下を解消したダストコントロールマットを提供す
る。 【解決手段】 基布4にパイルが植毛されたものからな
り、その総ての端縁部6が溶融栽断されたカーペット素
材2とバッキング材5とから形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、店舗、事務所、工場等の建物の入口等に置き、建物内に靴底等に付 いた砂、泥、ダスト、水、油等が持ち込まれるのを防止するのに使用されるダス トコントロールマットに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、このよなダストコントロールマットは、レンタルという形式で貸し出さ れ、一定期間(例えば2週間)敷設後、回収され、洗浄・乾燥し、再びレンタル に供されている。 従来、ダストコントロールマットは、基布にタフト・フック・織り等によって パイルが植毛されたカーペット素材と、合成ゴム、合成樹脂又はそれらの混合物 のバッキング材とから構成されている。 この際、カーペット素材は回転刃や抜き型等によって裁断されている。又、バ ッキング材によるカーペット素材の裏打ち加工は、熱プレス機が用いるのが一般 的である。
【0003】 ダストコントロールマットは、上記の通り洗浄・乾燥が繰り返し行われるが、 それらが厳しい条件で行われるために、カーペット素材のパイルを植毛する基布 、特に織布を用いた基布の場合、基布の構成繊維にほつれが生じ、ダストコント ロールマットの美観を損ね、その商品価値を著しく低下させることが有った。
【0004】 この問題点を解決すべく、例えば、基布及びバッキング層の周縁を波型に裁断 したもの(実開昭61−164662号公報)、基布周囲の切断端縁と直交する ような切り込みが基布に設けられたもの(実開平4−64359号公報)等の考 案もなされているが、市中で見かける当該マットにおいては、上記の問題点は十 分に解決されているとは言えない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来のダストコントロールマットにおける上記問題点、すなわち、 繰り返しの洗浄・乾燥において生じる基布の構成繊維のほつれ、及びそれに伴う ダストコントロールマット美観の損ね、商品価値の低下を解消したダストコント ロールマットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、鋭意研究を行った結果、ダストコントロールマットのカーペット 素材の端縁部を溶融栽断することによって本考案の目的を達成し得ることを見出 だして本考案に到達した。 すなわち、本考案は、基布にパイルが植毛されたものからなり、その総ての端 縁部が溶融栽断されたカーペット素材とバッキング材とから形成されるダストコ ントロールマットを要旨とする。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案のダストコントロールマットを図面より説明する。本考案のダストコン トロールマット1は、図1及び図2に示すように、基布4にパイル3が植毛され てなるカーペット素材2とバッキング材5とから形成されている。そして、本考 案においてはカーペット素材2の総ての端縁部6が溶融栽断されているところに 特徴がある。
【0008】 パイル3は、タフテッド、フック等の従来の手法等によって基布4に植毛され る。パイル3の素材は、使用条件の厳しいダストコントロールマットであること から、原液着色ナイロンが好ましいが、他の合成繊維、天然繊維或いはそれらを 混用した素材でも良い。又、その形状は、ダストコントロールマット本来の性能 であるダスト保持性能からはレベルカットが好ましいが、カットアンドループや ハイカットローカットでも良い。更に、ダスト保持性能やボリュウム感・風合い から、植毛密度は1インチ当りのゲージ数及びステッチ数が5ないし12、パイ ル長さは4ないし15mmが好ましい。
【0009】 基布4としては、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ポリオ レフィン繊維等の合成繊維からなる織布若しくは不織不が使用されるが、耐熱性 及び寸法安定性が求められるダストコントロールマットであることから、その構 成繊維はポリエステル製であることが好ましい。又、織布の場合、その織り方に ついては、平織り、綾織り等、通常のもので良く、特に限定されるものではない 。
【0010】 本考案のダストコントロールマット1は、カーペット素材2の総ての端縁部6 が溶融栽断されている。カーペット素材2を溶融栽断してその端縁部6の一部、 特に基布4部が溶融固化した状態にする方法としては、ニクロム線等の金属線に よる栽断が好ましい。このような溶融栽断に用いられる金属線熱溶融栽断機は知 られており、本考案におけるカーペット素材2もそのような金属線熱溶融栽断機 を用いて溶融栽断することができる。該栽断機の金属製熱線は強度的には、太い もののほうが望ましいが、太すぎると裁断面のパイル3迄溶融し、逆にその端縁 部6の美観を損ねるこになるので、その太さは直径が0.1ないし2mm程度の ものが好ましく、溶融栽断する際の金属製熱線の温度は、基布4の素材により異 なるが、通常は250ないし1,000℃である。又、裁断は、裁断面のパイル 3表面の溶融を避けるために、基布4側から行うのが好ましい。 裁断は、上記金属製熱線による方法以外、ホットナイフや加熱可能な抜き型、 又は高周波ウェルダー、レーザーカット等による方法も可能である。
【0011】 上記のようにして溶融栽断されたカーペット素材2は、その基布4面に熱プレ ス等によってバッキング材5が裏打ち、成形加工されて本考案のダストコントロ ールマット1が形成される。バッキング材5としては、ダストコントロールマッ トに通常使用されている公知の合成ゴム、天然ゴムや、軟質塩化ビニル樹脂、ポ リウレタン、塩素化ポリエチレン等の合成樹脂等を用いることができるが、特に ニトリル−ブタジエンラバー(NBR)が、耐久性の点から好適である。これら のバッキング材は、必要に応じて、加硫剤、加硫促進剤、可塑剤、着色剤、老化 防止剤、充填剤、分散剤等の公知の添加剤を配合することもできる。
【0012】 バッキング材5で基布4をバッキングする方法としては、公知の方法が採用で きる。例えば、バッキング材としてゴム類を用いた場合、シート化したバッキン グ材と基布とを重ね合わせ、加熱、加硫させる。この際、バッキング材と基布と の接着性を高め、パイルの抜けを防止するために、基布のバッキング材との接着 面に予め、望ましくはバッキング材と同種の、例えばゴムラテックスを塗布した 後、バッキング材と基布とを接着しても良い。ゴムシートとしては、0.5〜2 .5mmの範囲の厚さのものが好ましく、加熱、加硫は130〜160℃の温度 範囲で行うのが望ましい。
【0013】 上記構成からなる本考案のダストコントロールマットは、以下の作用を有する 。本考案のダストコントロールマットでは、カーペット素材がその基布素材の溶 融点以上の温度で裁断されるため、基布の構成繊維同士が溶融接着した状態とな り、バッキング材で裏打ち加工後、市場に供され繰り返し洗浄・乾燥が行われて も、基布の構成繊維のほつれは発生せず、その美観を損なうこと無く、長く商品 価値を維持することができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案のダストコントロールマットは、繰り返し洗浄・乾燥を行っても、その 端縁部からの基布の構成繊維のほつれは発生せず、その美観を損なわず、商品価 値を長く維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のダストコントロールマットの中央部記
載省略の斜視図である。
【図2】図1のA−A線切断面の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 ダストコントロールマット 2 カーペット素材 3 パイル 4 基布 5 バッキング材 6 端縁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基布にパイルが植毛されたものからな
    り、その総ての端縁部が溶融栽断されたカーペット素材
    とバッキング材とから形成されるダストコントロールマ
    ット。
JP1998004504U 1998-06-22 1998-06-22 ダストコントロールマット Expired - Lifetime JP3055202U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998004504U JP3055202U (ja) 1998-06-22 1998-06-22 ダストコントロールマット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998004504U JP3055202U (ja) 1998-06-22 1998-06-22 ダストコントロールマット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3055202U true JP3055202U (ja) 1999-01-12

Family

ID=43189216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998004504U Expired - Lifetime JP3055202U (ja) 1998-06-22 1998-06-22 ダストコントロールマット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3055202U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5241919A (en) Applique including chenille, backing, polymer film, and stitching
JP2656372B2 (ja) 波うちを防止したレンタル用マット
US5169701A (en) Three-dimensional decoration and method of attachment
JP3011602B2 (ja) 寸法安定性に優れたダストコントロール用マット及びその製造法
US4871602A (en) Floor mat with band of higher density tufting
US6689443B2 (en) Mat construction incorporating recycled constituents and methods of manufacture
JP3055202U (ja) ダストコントロールマット
JP3038465U (ja) フロアマット用ヒールパット及びフロアマットとヒールパットとの組合せ
JP3329745B2 (ja) カーペットマット
JP2001514980A (ja) 密閉マット
US20060280903A1 (en) Floor mat for a motor vehicle
JP2501240Y2 (ja) 置敷カ―ペットマット
CZ20023981A3 (cs) Ochranný a/nebo ozdobný koberec, zejména pro automobilní vozidlo, a způsob jeho výroby
JP2008031582A (ja) 立毛布帛の縁部処理方法およびそれを用いた立毛布帛
JP4452570B2 (ja) 車両用カーペットおよびその製造方法
GB2028632A (en) Improved limb extremity covering constructions
JP2804432B2 (ja) 置敷マット
JP3592238B2 (ja) 自動車用カーペット
JPH0540486U (ja) 床 材
JPH09238816A (ja) 置敷用カーペットマットとその製造方法
JPH0721121Y2 (ja) 靴の中敷
JP2003245107A (ja) セパレートマット
WO1996041716A1 (en) A selectively attachable floor covering and method of making the same
JP3051521U (ja) ダストコントロールマット
JP2595608Y2 (ja) レンタル用靴拭きマット

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term