JP2501240Y2 - 置敷カ―ペットマット - Google Patents

置敷カ―ペットマット

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JP2501240Y2
JP2501240Y2 JP1991027063U JP2706391U JP2501240Y2 JP 2501240 Y2 JP2501240 Y2 JP 2501240Y2 JP 1991027063 U JP1991027063 U JP 1991027063U JP 2706391 U JP2706391 U JP 2706391U JP 2501240 Y2 JP2501240 Y2 JP 2501240Y2
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JP
Japan
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carpet
mat
peripheral edge
decorative
edge
Prior art date
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JP1991027063U
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Inventor
功雄 藤本
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Hayakawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Hayakawa Rubber Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、室内に土、泥、塵埃等
の汚れが入るのを防ぎ、かつ、意匠上すぐれた飾り縁を
もつ置敷カーペットマットに関する。更に詳しくは、置
敷カーペットマット上に貯った汚れが、マット外に出な
いように周縁部を高くした置敷カーペットマットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】置敷カーペットマットには、繊維のみを
編織したカーペット、ゴムラテックスでバッキングした
カーペット、ゴムまたはプラスチックシートで裏打ちし
たカーペットマットがあり広く用いられている。
【0003】これらカーペットマットのうち、人が歩行
中に乗った場合にすべらないように、又は自動車室内に
置敷して乗降の際、すべらないようにゴム又は軟質塩化
ビニル製のシートを裏打ちした製品が最近利用されるよ
うになった。
【0004】これらのカーペットマットは、カーペット
の基布2とゴムまたはプラスチック等の裏打ち材3を接
着剤等で貼り合わせる方法、または溶融圧着法により積
層した物を所要形状に裁断して用いるが、この状態では
カーペットの基布2と裏打ち材3との断面が見えるため
外観が悪いし、またカーペットの基布2の断面がほつれ
易いので以下に述べる方法により所定形状に裁断した物
の外周縁に添って、周縁部を縁取りして整形して用いら
れている。
【0005】A.毛糸様の太番手の糸を上糸6とし、普
通番手の糸を下糸7として、オーバーロックミシン(オ
ーバーエッチングミシン)を用いて周縁に、飾り縁取り
8を行い整形する方法。 B.軟質プラスチックフィルムのテープ、または軟質性
を持った繊維製テープ、その他軟質プラスチックの裏に
薄手布を積層したテープ類を用いて、ミシン針の直前に
これ等のテープを折り込みしてマット周縁部を包み込
み、ミシン縫成して縁取りして整形する方法。 C.コの字形状の断面を持った軟質プラスチックより紐
状の、コの字状縁取りモールを断面周縁に嵌めながらこ
れをミシン縫成して縁取りして整形する方法。 D.合成繊維よりなるカーペットの周縁切断部を熱プレ
ス、高周波ウェルダー等を用いて、溶融する整形方法。
以上のA,B,C,Dが実用されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前述のA,B.C.D
の従来方法により設けた周縁の縁取り部を持ったカーペ
ットマットは、図3に示すようにカーペット表面の毛足
の高さより、周縁の縁取り部8の方が低いので、室内に
置敷して用いると、周縁の縁取り部より、土、塵埃等が
こぼれ出て室内を汚す欠点がある。また、マットを室外
に取り出して掃除するためこれを取り出し途中に、土、
塵埃等がマットよりこぼれ落ちる欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、豪華さの要求
される物に用いられている、前記従来法(図3)に示し
た物の飾り縁取り8を図2に示すようにカーペットの毛
足より高くして前記欠点を改善すると共に、その外観を
更に豪華にしようとするものである。
【0008】前記の従来法の図3に示す物の前記の如き
課題を解決するため種々の試作を行っているうちに、カ
ーペットと裏打材とを積層して、所要形状に裁断した物
の表面の外周縁に添って、紐状充填材を配しながらこの
上より紐状充填材が芯になるように、オーバーロックミ
シン(オーバーエッチングミシン)を用いてかがり糸で
縫製することにより、カーペットの毛足面より周縁部を
高くした飾り縁を設けて外周縁を整形することが可能で
あり、更にこの飾り縁は従来より豪華となる室内用置敷
カーペットマッを提供し得ることを知見した。
【0009】本考案はカーペット2と裏打ち材3とを積
層して所要形状に裁断した後、該積層物のカーペット側
表面の外周縁に添って紐状充填材4を配し、該積層物の
周辺を該紐状充填材が芯となるように上糸6でかがって
縫製して飾り縁5を設け、該飾り縁5の上面をカーペッ
ト毛足面より高くしたことを特徴とする置敷カーペット
マットにある。
【0010】
【実施例】以下図面について、本考案の実施態様につい
て詳細に説明する。カーペット2の基布2Aと、加硫し
たシート状ゴムよりなる裏打材3とを接着剤を用いて貼
合せ積層して、これを図1に示す形状の裁断刃により打
抜裁断する。この物の外周縁に添って直径8mmの発泡ポ
リエチレン紐よりなる紐状充填材4をミシン針の直前に
設けたガイド冶具により前記の外周縁の表面に繰り出し
ながら、毛糸様の太番手糸を上糸6とし、普通番手糸を
下糸7として、オーバーロックミシン(オーバーエッチ
ングミシン)を用いて、図2に示すように紐状充填材4
が芯となるように縫成して図1に示すマットを図2に示
すようにカーペット2の表面の毛足の高さよりも高い飾
り縁取り5を形成し、これにより周縁断面が整形された
室内用置敷カーペットマット1を得る。
【0011】本考案において用いるカーペット2は天然
繊維、合成繊維の何れをも用いられる、またニードルパ
ンチカーペット、タフテッドカーペット等のいずれのカ
ーペットをも使用できる。本考案に用いる裏打材3は天
然ゴムおよび合成ゴムまたは軟質塩化ビニル等の軟質の
プラスチック等が使用できる。
【0012】カーペット2と裏打材3との積層方法は、
接着剤を用いた貼付法、またプラスチックの融着法、あ
るいは未加硫ゴムシートをカーペットと合わせて加熱加
圧する加硫と同時接着法のいずれでもよい。
【0013】本考案に用いる紐状充填材4はゴムまたは
プラスチックよりなるソリッドまたはスポンジの丸紐、
楕円形紐、半丸形紐と、またはこれ等の中空品が用いら
れる。また繊維ロープおよびプラスチックフィルムを縄
状とした紐類でもよい。本考案に用いるミシン上糸6
は、外観は毛糸状であるが、普通の毛編み毛糸よりは少
し細目で固く締り強度の強いものを用いる。
【0014】
【考案の効果】本考案による室内用置敷カーペットマッ
トは、図1と図2に示すように、カーペット2の表面の
毛足の高さより、周縁の飾り縁取り5の高さが高いた
め、室内に置敷して使用中にこの周縁より、土、塵埃等
がこぼれ落ちて室内が汚れるのが少なくなり、またマッ
トを掃除するため室外に取り出す途中にも土、塵埃が室
内にこぼれ落ちることが少なくなる作用効果がある。ま
た従来よりこの種の物は外観の豪華さの要求される物に
用いられているが、本考案のマットは、周縁の飾り縁取
り5の高さが高くなっているため一層豪華さを増す実用
上大なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案マットの一実施例の表面の斜視
図である。
【図2】図2は、本考案の図1に示す一実施例の飾り縁
取りとこの付近の構造との関係を示す断面図である。
【図3】図3は、従来品の飾り縁取りとこの付近の構造
との関係を示す断面図である。
【符号の説明】
1 自動車空内用置敷カーペットマット 2 カーペット 2A カーペットの基布 3 裏打材 4 紐状充填材 5 飾り縁取り 6 上糸 7 下糸 8 従来品の飾り縁取り

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーペット2と裏打ち材3とを積層して
    所要形状に裁断した後、該積層物のカーペット側表面の
    外周縁に添って紐状充填材4を配し、該積層物の周辺を
    該紐状充填材が芯となるように上糸6でかがって縫製し
    て飾り縁5を設け、該飾り縁5の上面をカーペット毛足
    面より高くしたことを特徴とする置敷カーペットマッ
    ト。
JP1991027063U 1991-03-29 1991-03-29 置敷カ―ペットマット Expired - Lifetime JP2501240Y2 (ja)

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JPH0524349U JPH0524349U (ja) 1993-03-30
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US4828898A (en) * 1985-05-03 1989-05-09 Bob Bailey Auto accessory floor mat
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