JP3054768B1 - 衝撃反動振り子式チャイルドシート - Google Patents

衝撃反動振り子式チャイルドシート

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JP3054768B1
JP3054768B1 JP11145380A JP14538099A JP3054768B1 JP 3054768 B1 JP3054768 B1 JP 3054768B1 JP 11145380 A JP11145380 A JP 11145380A JP 14538099 A JP14538099 A JP 14538099A JP 3054768 B1 JP3054768 B1 JP 3054768B1
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Inventor
良太 善甫
Original Assignee
株式会社シー・ジー・エル
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Abstract

【要約】 【課題】 本発明は、自動車の座席に締着ベルトにより
固設するシート固定台枠の内側に、シートベルトと足掛
け部を装着したバケットシートを嵌合し、シート固定台
枠の両側上端とバケットシートの上端とを螺設して、バ
ケットシートの背面とシート固定台枠を介し複数個の開
閉弁を設けた吸気ジャバラを取り付け、自動車事故で幼
児の同乗者において、衝撃反動で起きる身体への負担
と、万一脱離となる危険性をなくすこと得る。 【解決手段】 自動車事故で幼児の同乗者において、衝
撃反動で起きる身体への負担と、万一脱離となる危険性
をなくすため、シート固定台枠を自動車の座席に締着ベ
ルトで固着し、その内側にシートベルトを装着したバケ
ットシートを嵌合し、シート固定台枠の両側上端とバケ
ットシートの上端とを螺着し、バケットシートの背面と
シート固定台枠を介して吸気ジャバラを取り付け、事故
の衝撃反動でバケットシートが振り子のように上方に揺
振して止め、万一、バケットシートが脱離となる危険な
場合となっても頭部から投げ出されないようにし、衝撃
が収まり次第、緩やかに通常位置に収まるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の座席に装着
する衝撃反動振り子式チャイルドシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバケット型チャイルドシートは座
席そのものに締着するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】いままで自動車の座席
に装着するチャイルドシートは座席そのものに締着する
バケット型のものが多くあり、交通事故において大きな
衝撃によりチャイルドシートを使用する幼児の身体への
負担と、万一脱離となる危険な状況となった場合は幼児
が頭部からフロントガラスへ投げ出される問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、シート固定台枠を自動車の座席に締着ベルトで固着
し、その内側にシートベルトと足掛け部を装着したバケ
ットシートを嵌合し、シート固定台枠の両側上端とバケ
ットシートの上端とを螺着し、バケットシートの背面と
シート固定台枠を介して吸気ジャバラを取り付けた防止
手段を設け、事故の衝撃時にその反動でバケットシート
が振り子のように上方に揺振となり、上方に揺振したバ
ケットシートに従動して吸気ジャバラが広がり吸気して
動作を止め、衝撃が収まり次第、緩やかにバケットシー
トが通常位置に収まるようになり、万一、衝撃脱離とな
る危険な場合となっても幼児が頭部から投げ出されない
ようになる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の衝撃反動振り子式チャイ
ルドシートでは、自動車の座席に締着ベルトにより固設
するシート固定台枠の内側に、シートベルトと足掛け部
を装着したバケットシートを嵌合して、シート固定台枠
の両側上端とバケットシートの上端とを螺着し、バケッ
トシートの背面とシート固定台枠を介し複数個の開閉弁
を設けた吸気ジャバラを取り付け、自動車事故で幼児の
同乗者において、衝撃の反動で起きる身体への負担と、
万一脱離となる危険性をなくす手段を設ける。
【0006】また、衝撃時振り子のように上方に揺振し
たバケットシートに従動して吸気ジャバラが広がり、吸
気ジャバラに蝶着した開閉弁が開き吸気ジャバラが吸気
して早く戻る反動を止め、衝撃が収まると、開閉弁の表
面に設けた多数の小さな通気孔から排気となり、緩やか
にバケットシートが通常位置に収まるようにしている。
【0007】また、シート固定台枠の上端外面にシート
カバー巻着収納具を取り付け、シート固定台枠の底部後
方となる両側に支持捧を嵌着し、シートカバー巻着収納
具から出るシートカバーの端に保持棒を取り付け、その
保持捧の両側面と支持棒の先端とを取り付けて、バケッ
トシート全体を覆うようにし、日除け又は離脱防止を設
けている。
【0008】
【実施例】次に発明の実施例について図面を参照して説
明する。まず図1に示す実施例では、L字形状のシート
固定台枠1の両側となる背部枠に締着ベルト2を取り付
け、シート固定台枠1の内側にシートベルト3と足掛け
部4を装着したバケットシート5を嵌合し、シート固定
台枠1の両側上端とバケットシート5の上端とを棒ネジ
6を挿通して螺着し、バケットシート5の背面とシート
固定台枠1を介して複数個の開閉弁7を設けた吸気ジャ
バラ8を取り付けている。
【0009】また、吸気ジャバラ8に設ける開閉弁7に
表面が小さな通気孔9を多数あけ、吸気ジャバラ8の内
部に蝶着している。
【0010】また、シート固定台枠1の上端外面にシー
トカバー巻着収納具10を取り付け、シート固定台枠1
の底部後方となる両側に支持捧嵌着孔15をあけて支持
捧11を嵌着し、シートカバー巻着収納具10から出る
シートカバー12の端に保持棒13を取り付け、その保
持棒13の両側面と支持棒11の先端とを取り付けてい
る。
【0011】また、本発明の構成はこれに限らず、用途
に合わせて構成を変化させても良いものである。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0013】自動車事故では同乗者に幼児がいるとき、
衝撃反動で起きる身体への負担と、座席からの脱離が気
になるが、本発明のシート固定台枠を自動車の座席に締
着ベルトで固着し、その内側にシートベルトと足掛け部
を装着したバケットシートを嵌合し、シート固定台枠の
両側上端とバケットシートの上端とを螺着し、バケット
シートの背面とシート固定台枠を介して吸気ジャバラを
取り付け、事故の衝撃反動でバケットシートが振り子の
ように上方に揺振して止め、万一、バケットシートが脱
離し最も危険な場合となっても頭部から投げ出されるこ
となく、バケットシートに身体が保護されて安心で、衝
撃が収まり次第、緩やかに通常位置に収まるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図 2】本発明の第二実施例を示す側面図である。
【図 3】本発明の第二実施例の要部を示す正面図であ
る。
【図 4】本発明の第三実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 シート固定台枠 2 締着ベルト 3 シートベルト 4 足掛け部 5 バケットシート 6 棒ネジ 7 開閉弁 8 吸気ジャバラ 9 通気孔 10 シートカバー巻着収納具 11 支持棒 12 シートカバー 13 保持捧 14 座席 15 支持棒嵌着孔

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート固定台枠の両側となる背部枠に締
    着ベルトを取り付け、シート固定台枠の内側にシートベ
    ルトと足掛け部を装着したバケットシートを嵌合して、
    シート固定台枠の両側上端とバケットシートの上端とを
    螺着となり、バケットシートの背面とシート固定台枠を
    介して複数個の開閉弁を設けた吸気ジャバラを取り付け
    たことを特徴とする衝撃反動振り子式チャイルドシー
    ト。
  2. 【請求項2】 前記吸気ジャバラに設ける開閉弁に表面
    が小さな通気孔を多数あけ、吸気ジャバラに開閉弁が
    着となることを特徴とする請求項1記載の衝撃反動振り
    子式チャイルドシート。
  3. 【請求項3】 前記シート固定台枠の上端外面にシート
    カバー巻着収納具を取り付け、シート固定台枠の底部後
    方となる両側に支持棒を螺着し、シートカバー巻着収納
    具から出るシートカバーの端に保持棒を取り付け、その
    保持棒の両側面と支持捧の先端とを取り付けたことを特
    徴とする請求項1記載の衝撃反動振り子式チャイルドシ
    ート。
JP11145380A 1999-04-14 1999-04-14 衝撃反動振り子式チャイルドシート Expired - Lifetime JP3054768B1 (ja)

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JP2002178811A (ja) 2000-12-14 2002-06-26 Takata Corp 子供用座席装置
JP3794691B2 (ja) * 2003-06-26 2006-07-05 日進医療器株式会社 車椅子の乗員保持構造

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